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「あ~、うまい。」「ふふ、そうでしょ、俺の中華がゆ。オヤジからレシピ聞いたから確かだろ。沢山食べてよ」「自慢はいいからさ、頼んだものは?」「あ、そうだ、渡さないと。」自慢げに胸を張る相葉ちゃんを睨みながらニノが手を出す。その手の上にはいと乗せられたのは風邪薬だった。封を開けると、1包俺に渡す。「食べたら、これ飲んでまた寝るの、あんたは。」ニノが邪険に俺を立たせる。「相葉ちゃん、ありがと。ごめんね。正月早々こんなこと
翔1「お疲れ様でした。お気をつけて」俺は、深々と頭をさげて、走り去る車を見送った。銀座の高級クラブが立ち並ぶ一角。「お世話になりました。」「お疲れ様でした。これから飲み直しかしら?」隣で一緒に見送っていたクラブのママに、図星を刺されて俺は頭を搔きながら駅に向かって歩き出しだした。新規プロジェクトの立ち上げが決まり、顔見せを兼ねたミーテイングの後、会社近くのイタリアンレストランで食事会が開かれた。8名ほどの食事は和やかに進み、
「あの日、辞めたいって、あの人から聞いた時、ああ、ついに来たかって思った。ハワイであの人から過去の葛藤のことを聞いた時から、心の何処かであの人が突然いなくなってしまうんじゃないかって、怯えている自分と同居するようになったんだ。あの人が口から出したら、それで最後だって。」ニノが思い出したくもないって顔でボソボソと話す。いや、これはつぶやき?独り言なのかもしれない。すでに、ニノは俺の方を見ていない。自分の持つペットボトルを見つめている。まるでそいつ
翔まさか、こんなに早く会うなんて・・信じられない。そして、宣言どおりに俺は・・・・・言いなりになった。俺は一生、こいつに脅されていくのだろうか。背筋がぞっとして、体が震える。それにしてもあのサングラスの細身の男が、まさかアイドルだったなんて。それも、よりによって俺の初仕事の相手だなんて。いきなり振られた猿芝居。こいつの狙いはただひとつこのCMの仕事を取ること。わが社が行う一大プロジェクトの顔となれば多大な宣伝効果が約束される。
最終話目が覚めたら、辺りは明るかった。昨夜僕が海をみたベランダの窓は半分カーテンが開けられていて、そこから眩しい光が差し込んでいた。とても良い天気。ベッドから起き上がろうとしたら、ズンと腰が重くて・・後ろがなんか違和感で・・あっ・僕は昨夜・・翔君と・・思い出すとずいぶん恥ずかしいことをしたような気がする。でも、嬉しくて。いますぐ翔君に抱きつきたいって思った。今までの僕では考えられない・・衝動に驚いた。翔君のものに
バタンとドアが閉まり、カチャっとオートロックが懸かった。嘘だろう?どうして・・。貴方はごめんとしか言わなかった。俺が発した酷い言葉に怒るわけでもなく、言い訳をするでもなく。縋るわけでも・・・・なかった。それは、自分が悪いから?何も言い返せないってこと?俺を裏切って別な誰かを選んだから?彼女と幸せに?どういう意味だよ。本当に俺が、貴方を切り捨てて、彼女に乗り換えたとでも思っているのか。それで、俺を許せないってことなのか。そ
一番辛い部分になっています。ダメな方はスルーしましょう。智45「寝てた?ごめん。でないから切ろうと思った。」電話は松潤だった。用件はわかっている。あのネットの記事だ。でも、俺は知らんふりを決め込む。「松潤、何か用?なんかさ、疲れてたみたいで。今、電話で起きたところ。」「あっ、悪かったね。じゃあ、ゆっくり休んでよ、俺の用事は大したことじゃないからさ。」「なんだよ、用があ
翔彼女を横に、ベッドに入っても俺の頭の中は柳田院長の言った言葉が渦巻く。「彼を愛していたのではなかったのか?」頭を振って両手で顔を覆った。ふいに映像のように浮かぶ姿。ずっと昔から見ていた踊る背中・・いつも笑っていた顔。ベッドの中で俺を強く抱きしめながら見せる幸せそうな顔どうして、今こんなことを思い出すんだ。他の女と寝ているのに・・俺は貴方にあんなにも酷く傷つけられたというのに。もう、思い出さないでおこ
「翔くんてさ、やっぱり・・・・」涙を零しながら、話し出す貴方。しかし、その後が続かない・・俺がやっぱり?な、何?俺が原因なの・俺、わかんないだけど、ここでひるんではいけない。泣いているけれど、早く言わないと、恥ずかしくて言えなくなる・・「あ、あの・・そ、その・・実は俺・・こんなこと聞いたら、引くかもしれないけど・・聞いてくれる?」貴方を見上げながら、ぼそぼそと早口で言う俺を貴方は泣きながら見つめる。「まだ、何かあるの?
カズ1「はい、今度は全員で寝転んで、ハンバーガーにかぶりつく。」撮影監督の声のとおりに俺たちは、公園の芝生に見立てた床の上に寝転んで、包まれたままのハンバーガーをうまそうにかぶりつく芝居をした。「はいOK、じゃ、10分後、衣装に着替えて本番に入ります。」今日は全員でCM撮影。食品会社の仕事は好きだ。帰りにその商品をたくさんくれるから。お疲れ様でしたって花束もらってもさ、食えないからね。「俺はこんなジャンクフードは食わね
人工股関節に置き換えるまで6年寝てても痛くなり、2018.10両足人工股関節置き換えました。🍒3週間検診に行って来ました。股関節のレントゲンが写し出されていて😊思わずお写真撮っても良いですか?と🤗パチリ🤗綺麗にしっかり人工股関節が映っております。撮らせていただきました。一生大事にしまっておこうと😊先生から順調だね〜😊傷跡も綺麗だよ😊(手術テープも剥がしました温泉行って大丈夫だよ〜可動域もこの時期これくらいな問題ないね〜😊とさらっと終了😊順調と、診断され一安心です
翔ベッドに腰かけて俺は頭を抱えていた。開いたままのドアの先、風呂場からはシャワーの音が聞こえる。あの人のことでイラついて、衝動的に抱くとは俺らしくないことをしてしまった。それも、ゴムもつけずに・・・いまさら後悔しても間に合わない・・自己嫌悪からさらにあの人のことを恨んでいた。すべてはあの人のせいだ・・・。俺は、強く拳を握りしめて、ベッドを叩いた。「ありがと・・・・」「ごめん・・・」最後の会っ
潤柔らかな唇が、俺の胸の敏感な部分を捉えると、温かな舌が遊ぶように、動き回る。もう片方の尖りは、指の腹で撫でまわされてぷっくりとその存在を主張していた。「ぁ・・ン・・ン・はぁ・・・」気持ちよくて声が漏れる。「ン・・ふふ・・潤・・」リーダーが笑っている。あのふにゃとした微笑んだ顔が浮かぶ。いや、今はきっと、もっとエロい顔だ俺の胸の上に体を重ねてきたリーダーは裸だった。温かな肌の温もりが気持ちいい。リーダーの細くて
これは、コラボしたボーイフレンドを基に前後を加えてお話にしたものです。ですから、多少おかしいは目をつぶってくださいませ。題名どおりいちごです。、「ちょっとさ、おーのさん、これ見てよ。」ニノが差し出したスマホの画面には、YouTubeの動画「何?また釣りの動画?面白いのがあったの?」楽屋に入るなり、ドカッと、俺の座ったソファの横に腰を下ろすと、いきなり切り出す、ニノ。それには、某冠番組内の様子が上げられていた。
その3その日のミーティングは今までで一番スムーズに話が進んだ。多分最後のライブになるだろうことを、皆も感じているだろうに、誰も口には出さない。俺は、さよなら公演なんかしたくない。俺たちは解散したんじゃないんだから。休止・・・だから、いつもと同じスタンスでする。その気持ちをスタッフはわかっていてくれた。ただ、いつもと同じとはいえ、しばらくは表舞台から消えるリーダーを皆の記憶に留めて貰いたい。だから、ソロの歌唱とダンスがちょっと多い。でも、それ
「ありがとう」「お疲れ様です。明日は2時に行きますので。」「わかった。お疲れ様。」黒いワゴン車が走り去るのを見送ってから俺は、ワンブロック先にあるマンションを見上げた。「ここか・・」初めて見る貴方の住むマンションは、俺の住むタワーマンションの半分ほどの高さで、こぢんまりとして見えた。目立たないその雰囲気が貴方らしいと思える。俺の住んでいるのは、見るからにお高くて、あきらかに一般人は住んでないってわかる建物。努力を重ねて今の場所に立っているんだ、
「リーダー・・・・」「おーのさん、・・・・・。」「おーちゃん、・・・・・。」3人三様に問いかけてくるその後一呼吸置いて、君が最後に冷静な顔で俺を見た。「とにかく、話して。聞くから。」口調は優しいけれど、その目は、深い穴のように何も映していない。だってその言葉は俺に向けられたものではなく、他の3人に聞かせるためだけのもの。だけど、そう仕向けたのは俺。俺は、この決断が遅すぎたことを改めて思い知った。皆のあらしに対する想いをわかっている。
「や、やめ・・やめろ・・」これは絶対不味い。なんで俺反応しているんだ。おかしいだろう。ダメだ。俺は思い切り両腕で松潤の肩を押した。すると、あっけなく、松潤はドサッと仰向けに倒れた。力が入っていなかったってことか?「ハァハァ・・」大きく肩で息をする俺を横から切なそう顔で見つめる松潤。「大野さん・・。ごめん。」小さな声で謝る松潤を睨んだ。「おまえな。いきなりなんだよ。俺をからかってるのか?」「そ、そんなこと俺は・・気持ちよさ
翔「きゃあ~、智君。素敵」「タキシードがよく似合う。惚れ惚れしちゃうわ。あ~智君が息子ならよかったのに。」おいおい、実の息子を目の前にしてそれはないだろうしかし、俺もテレビの中の智に釘付け。タキシードをビシッと着こなしダンスで鍛えた立ち姿が美しい。緊張しているのか、ぎゅっと閉じた口元と、まっすぐ前を見つめる瞳が凛々しい。あ~今すぐにでも抱きしめたい。きゃあ~きゃあと騒ぐおふくろと華姉と同じだなと苦笑いがこぼれた。「
黙り込んだ俺から視線を反らすと、貴方は椅子から立ち上がった。「そんなの覚えてないか・・・だいいちさ、いい歳したおっさんを、智くんなんて呼べないよね。」「えっ・・・」貴方はつぶやくと、横のテーブルに置いた自分の小さな鞄を掴むと部屋を出ていった。一人会議室に残された俺は、さっきまで貴方が見ていた写真を手に取った。5人でポーズをとって、嬉しそうに笑った写真。いつものグラビア撮影の笑い顔じゃない、ほんとの笑顔。たった、5年しか経っていないけれど、
潤「下にいるんだけどこれから飲みにいかない?」「えっ」予想外な人物から予想外な誘いどうしたらいい?「今日は、松潤と飲みたい。ライブの振り付けのことで相談したいこともあるんだ。演出に絡むことだしさ、いいだろ、たまには俺に付き合ってくれない?」リーダーが俺を誘うなんて、青天の霹靂?もしや、あの不都合事件はこの前ぶれだったのかもと思えてくる。それくらい珍しいことで・・・俺がいくら誘ったって先輩がくるからとか、社長がくるからとかじゃないと重
今気が付きました。129抜かしてました。ごめんなさい。話の辻褄が合わなかったと思います。智そうだとしたら・・・僕は、いつも使っている鞄の中から、マナーモードにしたスマホを取り出した。チカチカと光っているスマホ。何回もの着信と、ラインが・・「翔からこんなに・・」「おまえに相談したかったのだろうな。よかった、気が付かなくて。面倒になるところだったな。いや、計算済みか・・」「うん、相談されたって困るから。」先生が確
今晩は、ざぼんです。「ずっと真夜中でいいのに」聞いたことある方もいると思いますが、この題名を見てお話書きたくなってしまって・・全く同じではまずいので?少し変えて、「このまま真夜中でいいのに」10時に上げます。そこで、お話についてのご注意を何点かこれはリアル設定のお話です。時期は翔さん婚前旅行がスクープされた日です。(完全無視でしたね)当然ニノの結婚発表後です。ということで、翔さん大好きな方またはニノ大好きな
まるで、お姫様を扱うように慎重に俺を運ぶ松潤部屋に入ると、さっきまで寝かされていたベッドではなく、ソファにゆっくりと降ろす。「ベッドは嫌だ・・よね、大野さん。ここで少し休んで。」申し訳なさそうに、俯くおまえ。「松潤・・」さっき俺が怒ったから、気を使っているんだ。介抱してもらったのに・・俺・・「ごめん・・トイレで倒れた俺を運んでくれたのに・・ありがと、松潤」俺は横になったまま、ぼそっとつぶやいた。途端におまえの顔が、明るくなる。
おはようございます。過ごしやすくなってきたのかなーと思い服装を変えてみると今日はまた暑くなるってそして週末はまた台風接近もう他人事じゃない色々備えましょうね前々記事で田んぼアートに行った記事を書いたけどその前にお昼ご飯ちょっと懐かしいものをいただきました2015年9月27日放送のマナブ荒川を下りながらたどり着いた川幅うどん車に乗せていただきとても助かりましたくらいちと読みますお店を出る時間はもう昼の部おしまいになり別に長居してたわけじゃないよ相葉ちゃんは①
パーソナルスタイリストのKurumiです富山県での骨格診断+ファッションコンサル、同行ショッピングのお問合せはこちらまで⇒★前回の続きです。国民的アイドルグループ・嵐を骨格診断してみよう嵐・大野智さんの骨格診断は・・・?勝手に診断しています。ご了承くださいm(__)m*写真は全てお借りしましたm(__)m続きましては、この方。櫻井翔くんご存知、嵐1のインテリ翔
この前に上げた説明をよく読んでから進みましょうその1「なんだこれ。」いつもの独り言が一段と大きく部屋に響く。だから、メンバーに話かけられているのか区別がつかないって文句をつけられるのだろう。俺は朝のルーティンであるスムージーをつくる手を止めてネットニュースに見入った。「くっそ、ニノの次は翔さんかよ」俺はスマホをソファに投げ捨てると、スムージーを一気に飲
翔ここは、俺が払いますといったのに、お前に払ってもらう理由はないと、きっぱりと宣言する教授に、押し切られた。「翔、次に五郎にあう時は俺の代わりに酒を付き合ってやってくれ。」支払いをする教授に聞こえないように伯父が囁く。「伯父さん・・・」さらりと口に出せるなんて・・・「はい、とことん付き合いますから、安心してください。」俺の返事に伯父は嬉しそうに微笑んで、教授が手招きする車に乗り込んだ。俺は車が見えなくなるまで立ち尽く
その2スタジオに着いたのは、昼過ぎ。今日は、俺の考えたステージセット案を検討する日。ドアを開けた時、レッスンスタジオの端に作った打合せスペースにはまだ誰の姿も見えなかった。「今日のミーティングは13時からだからな。ちょっと早かったな。」例のごとく独り言をいいながら奥にいこうとした俺は、視界の隅に黒いものを見た。もぞもぞと黒いものが立ち上がり、振りかえる。「あれっ、大野さん。いつからいたの?」それはリーダーだった。髪が乱れ、額に汗をにじませて
智夕食の準備は済み、シャワーも浴びて、僕は翔を待っていた。翔への説明はなんども反復したからセリフのようにスラスラ言える。大丈夫・・・。後もう一つの心配は・・皆からもらったお祝いの花たちのこと。水をあげながら、この子たちをどうしようかと悩んでいた。鉢植えたちはこれからもっと花が咲くだろうし、花束だってみな綺麗なのに。やっぱり、紀子さんにお願いしようかな。僕の代わりに面倒をみてくださいって。それにして