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第89話「地獄の再会」放映日:1974/3/29ストーリー一係室に鮫島刑事の夫人である玉枝(北あけみさん)が来訪していた。玉枝は小さな飲み屋を経営しながら、息子と生活することを決意し、刑事の妻に戻る気は無かった。島は喫茶店にて、鮫島(藤岡琢也さん)を復縁させようと説得していた。鮫島は山田署へ転勤してから初めて警視総監賞を貰い、経緯を青木孝文刑事(勝野睦浩)さんに説明していた。青木刑事も警視総監賞を貰い、故郷の父親に見せるつもりでいた。青木には母親がいなかった。鮫島は青木刑
第86話「勇気ある賭け」放映日:1974/3/8ストーリー山村の情報屋(吉中正一さん)から、青木敏夫という男が日本に帰ってくるという情報が入った。青木(高森玄さん)はかつて、拳銃を乱射して藤堂や人々を殺傷していた。藤堂は市民を巻き添えにした責任を感じていた。藤堂と山村は警視庁港署を訪れた。捜査第一課長(綾川香さん)も青木が密入国するという情報を掴んでいたが、時期とどの船を使ってくるのかは分からなかった。警戒網を張ると青木が上陸をしない可能性があるので、刑事を港に潜入させ、確
第163話「逆転」放映日:1975/8/29ストーリー山村は暴力団とも縁が深い金融ブローカーの今井忠雄(34歳)殺害の重要参考人として権藤義一(52歳)(西村晃さん)を取り調べていた。権藤は住所が渋谷区大門2丁目3-6、大正13年(1924年)生まれ、城北署所属の警視であると述べた。権藤は山村に掴んでいる情報を全て伝えるように尋ねた。権藤は目的のためには手段を選ばない性格で、藤堂も恐れていた。権藤は今井を知っており、今井を暴力金融の典型なダニのような性格だと言った。権藤に
第278話「刑事嫌い」(通算第488回目)放映日:1977/11/25ストーリー簡単に鍵を開け、現金だけを強奪し、物色した形跡を必ず元通りにするという窃盗事件が頻発していた。手口は空き巣の犯行とは思えず、そのために発見が遅れ、捜査が後手に回っていた。類似事件はこの半年間に4件あり、半年前から古田有三(江幡高志さん)という男が七曲署管内に引っ越していた。古田は窃盗、詐欺、恐喝の合計前科8犯で、20年間釈放されては服役されることを繰り返す強かな性格であり、今までずっと北署管内を荒
第482話「ラッサ熱」(通算第692回目)放映日:1981/11/6ストーリー今日、竹本のおじ夫婦が1週間の懸賞海外旅行から帰国し、竹本宅で竹本と加代(石井富子さん)と一緒に食事をすることになっていた。竹本はおじからの電話で、成田空港で乗客の1人がラッサ熱を発病し、患者周辺の20人の乗客とスチュワーデスが隔離されたことを知った。20人以外の乗客も全員自宅待機の要請が出され、症状監視付きの状態だった。ラッサ熱は予防法も治療法もまだ確立されておらず、死亡率が高く、日本に上陸したら
第183話「金庫破り」放映日:1976/1/16ストーリー藤堂は金庫職人の堀田鶴吉(大滝秀治さん)に、犯罪の予防と金庫破りの手口の解明のための講習会の一環で金庫を開けさせていた。堀田は大掛かりな金庫を1分13秒で開錠することに成功した。藤堂は島に、堀田が金庫を破る瞬間をカメラに撮影させていた。山村は堀田を連れて小料理屋「雪ぐに」で一緒に酒を飲んだ。かつて堀田は山村に不審尋問でしつこく食い下がられ、逮捕されていた。午前3時20分、サラリーマン金融の金庫が破られる事件が発生し
第33話「刑事の指に小鳥が…」放映日:1973/3/2ストーリー島は妹の京子(三谷文乃さん)と外出していた。京子は1歳上の作曲家志望の音楽大学生と結婚することを宣言し、島に父親を説得するよう伝えた。京子は島から、作曲家志望なら苦労すると伝えられたが、気にしていなかった。島は知人の漫画家の谷口夫妻の話をした。夫の谷口浩三は2,3年前(1970年~1971年頃)までは売れっ子の漫画家だったが、アルコール中毒になり、妻の澄江がパートで養っている状態であった。谷口澄江(吉行和子さ
第427話「小さな目撃者」(通算第637回目)放映日:1980/10/10ストーリー立花真弓(4歳6ヶ月)(山本亜季さん)は、新宿区矢追町2丁目6番地にある自宅を出て、藤堂が講師を務める、矢追団地の防犯講習会を訪れた。藤堂は参加者の主婦から、自宅の前で酔漢が大騒ぎをしている場合でも、110番通報をしてもいいのかという質問を受け、もちろん構わないと答えた。真弓は講習会の会場に入り、既に出席していた、母親の立花紀子(28歳)(下村節子さん)と同席した。紀子は買い物から帰宅したところを、1
第300話「男たちの詩」(通算第510回目)放映日:1978/4/28ストーリー藤堂は三井ビル前の広場を訪れ、物思いに更けていた。藤堂は、石田邦夫(35歳)(加地健太郎さん)という男が自分を8mmカメラで撮影していたことに気づいた。石田はトラックに乗り、逃走した。藤堂は石田を追跡しようとしたが、付近のビルから警察官にライフルで狙撃されてしまった。藤堂は犯人が警察官であることを確認したが、昏倒した。藤堂に、北山署の署長に栄転するという噂があった。石塚と田口は一係室に出勤し
第96話「ボスひとり行く」放映日:1974/5/17ストーリー藤堂と石塚と柴田は三田村鉄工を訪れ、社長の三田村平吉の面会を要求した。しかし6人の工員(野瀬哲男さん、清水宏さん)は藤堂たちに反抗的な態度をとった。三田村社長(信欣三さん)が顔を出し、工員に仕事に戻るように命じた。藤堂は三田村に対し、未遂の事件を犯した息子の辰雄を差し出すように要求したが、三田村はいないと否定した。藤堂は三田村が嘘をつかないのが信条であることを知っていた。三田村は藤堂に隠れ家の鍵を差し出し、隠れ
第696話「正面18度」(通算第390回目)放映日:1986/5/23ストーリー午前6時前、澤村は起床した際、首を寝違えてしまったことに気付いた。澤村は左に首を回すことが出来ず、正面に回すのは18度が限界だった。曙ローンの社員の徳久常行(36歳)(野口貴史さん)と、徳久の弟分は安井一郎(室田日出男さん)の自宅に、取立てのために向かっていた。安井は徳久の扉を叩く音で目を醒まし、自宅内に息を潜めた。弟分は徳久の命令で、安井の自宅の扉を斧で破壊した。徳久と弟分は安井宅に侵入し、
第20話「そして、愛は終った」放映日:1972/12/1ストーリー早見は射撃訓練をしていた。田園美術大学4年生の清坂貞文(23歳)(沢田研二さん)は、青い寝袋を持って「川村きよ」の部屋の前まで行った。清坂は金を預かってきたと話すと部屋に入った。清坂はきよ(69歳)(千石規子さん)が祈りをしている最中にロープで絞殺したが、きよが抵抗したため、眼鏡のレンズが割れてしまった。清坂の叔母の九条絹子(三条泰子さん)がきよの部屋を尋ねたが、返事が無かった。清坂は眼鏡店に眼鏡を引き取ら
第226話「天国からの手紙」放映日:1976/11/12ストーリー光百貨店納品所から、ウイスキー50ケースの箱が、不審なトラック2台に乗った犯人グループによって盗まれる事件が発生した。事件が通報され、野崎と石塚と田口が出動した。犯行の手口は*1台目のトラックがウイスキーを目隠しする。*2台目のトラックが1台目のトラックの陰に隠れて駐車する。*ウイスキーを積み終え、2台目のトラックが発車し、続いて1台目のトラックが発進する。というものだった。アルバイトの学生は作業に追われて
5月2日(木)赤坂「クローフィッシュ」にて『井上堯之さんを偲ぶ夜』第1部1.青春の蹉跌のテーマ【井上堯之】2.あなたといる時そんな時【スパイダース】3.ガラスの聖女【スパイダース】4.花・太陽・雨【PYG】5.もどらない日々【PYG】6.一人(IStandAlone)【井上堯之】7.傷だらけの天使【井上堯之バンド】8.天使の憂鬱【井上堯之バンド】9.天使の情景M2
地井武男さん地井武男(ちいたけお)本名:地井武男1942年5月5日生まれ、2012年6月29日、満70歳没。千葉県匝瑳郡八日市場町(現:匝瑳市)出身の俳優、タレント。所属事務所:俳優座→どりいみい7→沢井プロダクション→サイプロダクション石原裕次郎や赤木圭一郎に憧れ、1963年、俳優座養成所へ第15期生として入所。1966年、養成所を卒業。1968年、岡本喜八監督『斬る』(東宝)で映画デビュー。1970年、武田敦監督『沖縄』で映画初主演。刑事ドラマ
第660話「デューク刑事登場!」(通算第355回目)放映日:1985/8/23ストーリー殺し屋はライフルの照準を、社長専用車内の、小野興業社長の小野龍太郎(新井量大さん)に定めていた。小野の運転手の平井達也(27歳)(荒井大介さん)は落とした万年筆を拾おうとした際、殺し屋の銃弾が左肩に命中してしまい、負傷した。小野興業に七曲署捜査一係が駆けつけた。井川は狙撃の標的が小野ではないかと思っていた。西條と澤村は狙撃地点を調査し、ライフルの弾丸の薬莢を発見した。西條は殺し屋が近距
第29話「奪われたマイホーム」放映日:1973/2/2ストーリー山村は高子(町田祥子さん)の買い物の付き添いをしていた。山村は途中で「男(福野茂夫)を捕まえてください!」と叫ぶ、寺川君江(本山可久子さん)を目撃した。山村が福野(38歳)を追跡したところ、福野は葉村ビルに逃げ込んだ。山村は葉村商事に強引に侵入したが、誰もいなかった。葉村社長(高品格さん)は誰も来ていない、正当な商売をしていると述べた。山村は引き上げた。君江は心臓発作で中央病院に入院した。君江の娘の寺川悦子
第275話「迷路」(通算第485回目)放映日:1977/11/4ストーリー当直中の田口と岩城は殺人事件の通報を受け、現場のグリーンコーポに急行した。発見者の管理人(辻村真人さん)は今月分の管理料を徴収しに来た際、扉が開いていたのを不審に思って部屋に入り、被害者の富田啓司(46歳)の遺体を発見していた。富田は半年前に夫人と離婚して以降、独身だった。岩城はゴミ箱の中から、矢追信用金庫の帯封を発見した。富田は商事会社の営業部長であり、強奪されたのは封筒に入っていた現金だった。富
第718話「そして又、ボスと共に」(通算第412回目)放映日:1986/11/14ストーリー澤村と太宰は午後1時から開催される射撃大会に、意欲を燃やしていた。澤村は午後11時30分、新宿駅東口に太宰と落ち合うことにした。午前7時40分、一係室に、富士見町のアパート「椿荘」にて、自動車窃盗犯の恩田三郎(杉欣也さん)を目撃したという匿名の密告電話が入った。澤村は出発寸前、太宰からマグナムを手渡され、太宰にケーキ屋を教えてくれるように頼んだ。澤村は椿荘から逃走する恩田を追跡したが
第115話「一枚の名刺」放映日:1974/9/27ストーリー島と三上はおでん屋「のんべえ」で酒を飲んでいた。島は明日非番だった。三上は隣に座った同郷人のサラリーマンの客(永谷悟一さん)と意気投合し、名刺交換をしたが、島に勘定を済まされた。島は三上に、みだりに名刺を渡さないように注意した。三上は島を焼鳥屋に誘った。男が橋爪家のベルを鳴らして、橋爪靖子(48歳)を呼び出し、名刺を渡して中に入った。男は橋爪を絞殺し、300万円相当の貴金属を強奪した。殺人事件が通報され、山村
第219話「誘拐」放映日:1976/9/24ストーリー宮田明(17歳)(高橋淳さん)は矢追公園前の停留所でバスを降り、レストラン「サンドリア」に入ろうとした寸前、阿部(藤井つとむさん)と柴田(みやけみつるさん)に身柄を取り押さえられた。明は逃走を試みたが、阿部と柴田に暴行を加えられ、乗用車の車内に押し込められた。阿部は排水溝の近くに腕時計を落としていた。牧早苗(高間恭子さん)は歩道橋を通行中に誘拐事件を目撃し、電話ボックスから通報した。非番の山村は自宅で、養子の洋一と遊んで
太陽にほえろ!第36話3月23日危険な約束脚本:市川森一、山田正弘、監督:山本迪夫この作品はショーケン兄さんが主役。脚本も良かった。アニキは、この脚を書いた市川森一を気に入って、傷だらけの天使でも頼んだのではないかと、、、いわゆる、グランドホテル方式(映画や小説、演劇における表現技法の一つ。ホテルのような一つの大きな場所に様々な人間模様を持った人々が集まって、そこから物語が展開する方式の)で、共同脚本の山田正弘とあれやこれやディスカッションをしながら、創ってい
第400話「スコッチ・イン・沖縄」(通算第610回目)放映日:1980/3/28ストーリー五代は滝と対面し、手島安夫(森大河さん)ではないことを確認した。五代は滝に拳銃を向け、所持品を調べようとしたが、一瞬の隙をつかれて拳銃を蹴り飛ばされ、拳銃を奪われた。滝は五代に、他人の体を探るときにはもう少し慎重に捜査するように助言した。滝は五代に、自分の身分と名前を名乗った。野崎は山田署にて、伊東刑事課長(森幹太さん)と林刑事係長(多田幸男さん)と、2人の本庁幹部(相原巨典さん、大木
第476話「ラガー刑事登場!」(通算第686回目)放映日:1981/9/25ストーリー刑事を退職した五代は沖縄に帰る直前、石塚と一緒に酒を飲んでいた。五代は石塚に、買い替えようと思っていたが、刑事を退職したことで使わなくなった運動靴を手渡した。五代は後任の刑事のために、何かを残したかった。五代の後任として、野崎の昔の同僚の一人息子でもある、竹本淳二(22歳)(渡辺徹さん)が城南署から転任し、10月1日付で着任することになった。竹本の父親は5年前(1976年頃)、ヤクザに刺さ
第655話「左ききのラガー」(通算第349回目)放映日:1985/7/5ストーリー竹本は喫茶店にて折原(須永慶さん)と会い、折原の息子の折原圭太についての相談を受けた。圭太は竹本が入院中に出会った少年で、病室に遊びに来ては野球の話題をしていたが、一昨日の検査で骨肉腫であることが判明し、右腕の切断を余儀なくされてしまった。折原は圭太が野球の大好きな子供であるため、悲しみに暮れていた。竹本は右腕を失っても、生命を失うよりは増しであると考えていたが、圭太は手術を断固拒否し、昨日から
第279話「愛と怒り」(通算第489回目)放映日:1977/12/2ストーリー田口はバスで通勤中、いつも矢追3丁目の停留所からバスに乗る、立花冴子(立枝歩さん)という女性に思いを寄せていた。田口が立花を見かけて10日が経過していた。田口は立花に話しかけようと決心したが、七曲署前の停留所で降りざるを得ず、立花に話しかけられなかった。一係室に通勤中の石塚から、田口が通勤に利用していた「新宿西口発四谷行」の宿51のバスが、七曲署前から二つ先の矢追橋停留所で爆発したという連絡が入った
第218話「殿下とスコッチ」放映日:1976/9/17ストーリー滝と田口は営業時刻前のバーに入った。滝はバーテンに指名手配犯の吉沢の居場所を尋ねた。田口は2階の部屋で吉沢を発見した。滝はバーテンの確保を田口に任せ、吉沢の部屋に突入した。滝は吉沢の拳銃を蹴り落とし、素早く吉沢に拳銃を突きつけた。田口はバーテンを犯人隠匿と逃亡幇助と公務執行妨害罪で逮捕した。田口は滝に、犯人をかぎ分ける動物的な勘があると感心していた。野崎と石塚は捜査の基本を地道な努力の積み重ねと認識していた
第618話「コンピューター計画」(SP)(通算第312回目)メモ*「太陽」スペシャル第3弾で、2時間SPとしては第1弾。*水木悠が初登場。今回は七曲署捜査一係への補佐役としての登場で、捜査一係に正式に着任するのは少し後の「マイコン刑事登場!」となる。*黎明期のコンピューターが時代を感じさせる。コンピューターの初登場は厳密に言えば今回ではなく「落書き」。*今回のスケールアップ版が「七曲署全員出動・狙われたコンピューター」。*水木は今までの刑事にいない、今でいうマニア気質の真
第217話「スコッチ刑事登場!」放映日:1976/9/10ストーリー城北署の刑事の滝隆一(沖雅也さん)は、待ち合わせのために新宿中央公園へ向かう宮本弘子(津田京子さん)を尾行していた。山村は神棚に、町民が三上のために贈った千羽鶴と、三上の愛用していたテンガロンハットを飾った。宮本は新宿を歩いていた。滝は反対側の道路から宮本を尾行していた。宮本は新宿中央公園に到着し、中岡進(北条清嗣さん)と落ち合った。中岡の姿を見た滝は横断歩道を上り、階段を下りて宮本のもとに急行した。宮本
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