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では、本題というべき京阪と叡電の「(狭義の)直通化」に話を進めたいと思います。その障壁となるのは「車両規格の違い」「連結両数の違い」「鞍馬線の50‰勾配」「電圧の違い」といったところです。まずは車両規格ですが、京阪線は最大で車体長18,700mm(先頭車両は18,900mm)、台車中心間距離12,600m、車体幅2,780mmです。一方、叡電は車体長15,700mm、台車中心間距離10,200m、車体幅2,690mmです。ちなみに、京阪の石山坂本線用の600形・700形は車体長15,
ここまで続けて載せてきた大津線の写真。今回は京津線から。その京津線といえば急カーブ。ところで、京津線の中でR(半径)の一番小さいカーブはどこか知ってます?大谷-上栄町駅間の制限20km/hのR45?いえいえ、浜大津駅からすぐのR43。ではなく・・・、Rが一番小さいのはここ。上栄町駅から併用軌道に入る部分。R40でした。一番小さいのは箱根登山鉄道のR30ですか。
「大津線」とは、京阪電気鉄道の京津線(御陵―浜大津間7.5km)と石山坂本線(石山寺―坂本間14.1km)の総称であり、京阪本線をはじめとする「京阪線」と区別されます。かつての京津線の営業区間は京津三条―浜大津間11.1kmでしたが、1997(平成9)年10月11日、京都市営地下鉄東西線の開通に合わせて京津三条―御陵間が廃止され、京阪線から孤立する形になりました。路線図はこちら翌12日以降は、京津線の列車が御陵から東西線の京都市役所前まで直通するようになりました。現在は太秦天神
京阪は、大津線以外にも赤字路線を抱えています。それは、2008(平成20)年に大阪市内で開業した中之島線です。2009(平成21)年度の中之島線の赤字額は推定16億円であり、同じ年の大津線(13億円)よりも大きくなっています。中之島線には、終点の中之島からさらに西九条やユニバーサルスタジオジャパン(USJ)方面へ延ばす構想が以前から存在しましたが、先日これが形を変えて再浮上してきました。京阪の発表によれば、中之島から西九条ではなく九条まで延長して地下鉄中央線に接続し、大阪市がカジノを
京阪大津線(京津線:御陵―びわ湖浜大津7.5km・石山坂本線:石山寺―坂本比叡山口14.1km)と、京都市営地下鉄東西線(太秦天神川―六地蔵17.5km)の路線図です。参考書籍のご案内【鉄道デザインの復興計画】(詳細)アンチ水戸岡派必読の書データ本:324円(税込)/紙本:756円(税込・送料別)【寝台車と食堂車の復興計画(前篇)】(詳細)データ本:324円(税込)/紙本:715円(税込・送料別)【寝台車と食堂車の復興計画(後篇)】
2両連結化とパンタグラフ化を終えた80形が安定した活躍を続ける一方で、大津線には変化の足音が確実に迫っていました。すなわち、京都市営地下鉄東西線の建設です。1988(昭和63)年3月に東西線二条―醍醐間の鉄道事業免許が申請され、4月には三条京阪―御陵間の建設を担当する京都高速鉄道(株)が設立されています。東西線の開業後は、京津三条―御陵間が廃止され、代わりに東西線へ乗り入れを行うことになりました。同時に、京津三条―四宮間を活躍の舞台とする80形は、全車が廃車されることが決まりました。名鉄岐阜線