医師国家試験とは
医師国家試験は、毎年2月に実施されている医師免許を取得するための国家試験です。所管は厚生労働省医政局で、医師法第9〜16条に定められています。医師国家試験の受験資格は「医学の正規の課程を修めて卒業すること」が前提となっています。難易度の高い医学部に合格して卒業するだけの知識を備えていることが必須なので、医師国家試験の合格率はどの大学の医学部も90%前後を維持しています。合格率は高くても、総合的にみて他のどの国家資格より難易度は高くなっています。試験内容は「臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能」という範囲で、出題科目は限定されていません。すべての科目を総合的に混ぜた総合問題形式になっています。医師国家試験を目指す大学生の奮闘記のブログなどがあります。