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今回も「日帰り」「マイル旅」です。羽田発6:55のJAL便で徳島空港には8:15着、帰りは20:30発、目一杯時間が有効に使えます。朝と言ってもまだまだ暗い羽田空港明後日の22日が冬至なので、当たり前です。機内で寝ているうちに1時間ほどで徳島空港に到着。阿波踊りのモニュメントもクリスマスバージョンでした歩いてすぐのレンタカー屋さんに向かいます。借りたのは黒のヤリスヤリスで向かったのは「邪馬台国では辰砂が採れる」と魏志倭人伝に記載のある若杉山遺跡です。辰砂とは水銀朱とも呼ばれる硫
少し遅い夏休みを取りました。今日から3日間、阿波の国を探訪します。阿波の国?そう四国の徳島県です。「何を探訪するの?」ですが日本国の始まり、天皇家の成り立ちです。知っている人は知っている話ですが、日本国の始まりは阿波国、徳島というのは常識化しつつあります。(と言う僕もこの説にはまったのは最近の事ですが)邪馬台国とはもちろん阿波(徳島)を中心とした四国の事という理解です。それらに関する遺跡、神社などを巡るのが今回の旅行です。邪馬台国が九州だ、近畿地方だ、という話は正直、馬鹿馬鹿しくて
今日のメインイベントは剣山(つるぎさん)登頂です。生憎の雨模様ですが、本降りにならない事を願うばかりです。2年前に男体山登山を悪天候のために中断した記憶が蘇りました。朝靄のかかった四国山地朝ご飯は完食しました今日も夕ご飯まで食事無しの予定ですので、朝はしっかり頂きました。宿の「つるぎの湯大桜」を7:30にチェックアウト、約1時間の道のりで剣山へ向かいます。朝早かったので、昨日のような通行止めにも会いませんでした。8:30過ぎに剣山のリフト乗り場の駐車場に到着。この近くに劔神社
胸部はケロイドの好発部位です。ニキビが出来た後に徐々に皮膚が赤く盛り上がってきたそうです。典型的な胸部のケロイドです。写真のように「蝶ネクタイ」の形を呈しています。皮膚科でケナコルト(ステロイド注射)やドレニゾンテープ(ステロイドテープ)による治療を受けていたそうですが、改善しなかったようです。カウンセリングを十分に行ない、リスクやデメリットをお話しした上で手術療法を行いました。典型的なケロイドです原因は「ニキビ」「やけど」「ピアスの穴開け」「虫刺され」など様々ですが、体質的な要素
両上腕入れ墨のモニター患者様です。初回治療は2009年7月、その後2回目の照射が2010年1月でした。モニター契約だったにも関わらず13年も来院のなかった方でした。別件の相談で来院したので写真を撮らせてもらいました。2009年7月の治療前の状態2009年7月の治療直後の状態昔のQスイッチYAGレーザーは点状出血がありましたね。2010年1月の2回目治療前の状態まだまだ入れ墨は残っていますし、軽度の色素沈着もあります。2023年10月の状態数カ所、色素の残存している部分がありま
興味があって貨幣博物館の初見学です。東京駅から徒歩8分でした。東京駅八重洲口を出て常盤橋を渡って直ぐでした道路を挟んで向かい側は日本銀行本店こちらも見学可能ですが、予約制です。日本銀行分館の中に貨幣博物館はありました貨幣博物館、もちろんお金にまつわる博物館です入場無料、予約不要です。ただし、厳重な入館チェックがありました。空港のようなX線チェックです。貨幣博物館物の中に入る手前には3人のパネルが展示されていました。田中啓文氏のパネル田中氏は古銭の収集家、研究家で自前の銭幣
切らないフェイスリフトとして有名なサーマクールですが、中々モニターになって頂ける方がいませんでした。久しぶりのモニターです。蛍光ペンで格子状にマーキングしますメーカーで販売している「グリッドペーパー」で転写する方法もありますが、フリーハンドの方が一人一人に合ったデザインを描けるので僕は好んでいます。上眼瞼や有毛部、粘膜部位など以外は全て照射します。上眼瞼にも有効、というサーマクールアイというチップもありますが「全ての患者様で実感出来る訳ではない」ので宇都宮院では導入していません。使用
唇に出来る血管腫のことを特に「静脈湖」と呼んでいます。比較的、ポピュラーな疾患です。特に原因らしい原因がない事が多いようです。唇を強く噛んでしまった際に出来る「血豆」とは違って、時間が経っても消えません。当院での治療は「ロングパルスヤグレーザー」だけです。機種はアメリカのキュテラ社のXEOです。もう20年近く現役で稼働しているレーザーです。治療前の静脈湖唇の粘膜の下に血管腫が透けて見えます。ロングパルスヤグでスポットサイズ3mm、パルス幅10msec、照射出力は130Jで3
陰嚢に出来た血管腫のモニター患者様です。正式には「陰嚢被角血管腫」と呼びます。老化現象の一種と思っていましたが、そうとばかりも言えないようです。この患者様も30代でした。下着への出血で気付く事が多いのですが、原因ははっきりしていません。治療前の状態明らかに左側に被角血管腫が多く存在しています。この方のように左右差のある患者様も多いです。これも原因は分かりません。今回も使用したレーザーはキュテラ社のXEO、ロングパルスYAGレーザーです。左側の照射直後の状態黒い点々がレーザー
小陰唇縮小のモニターです。この方は小陰唇だけの肥大で、副皮やクリトリス包皮の余剰はありませんでした。型通りにデザインして余剰小陰唇を切除、6-0PDSという吸収糸でしっかり中縫いをかけて表面は5-0Rapidという吸収糸で連続縫合を行いました。治療前の状態元々の大きさもありますが、肛門側の小陰唇肥大は出産時の会陰切開の影響もあると思います。治療前のデザイン(黒いマーカーのラインより外側を切除します)小陰唇を全く無くしてしまうのではなく、最低でも左右で5mm幅程度は残すようにデザインし
顔脂肪吸引のモニター患者様です。事情により、最終的な検診は7ヶ月以上経ってしまいました。顔脂肪吸引は僕がお勧めする治療の1つです。腹部や太ももと違って「皮膚のたるみが殆ど無い」「3ヶ月後に必ず効果が実感できる」「ダウンタイムが48時間で済む」「傷が目立たず、抜糸不要」というメリットだらけの治療です。治療前の状態顔の下半分のたるみ、下垂が気になります。治療後、7ヶ月半の状態フェイスラインがアップしてたるみや下垂が目立たなくなっています。もちろん、その分若返った印象が得られています。
目の下の脱脂のモニター患者様です。40代、目の下の膨らみが気になっている、との訴えでした。いわゆる「目袋」が突出しています。原因は「皮膚や眼輪筋の張りがなくなった所に眼窩脂肪が突出している」という事です。目の下の膨らみが目立ちます極端ではありませんが気になりますよね点線部分の脂肪を除去します除去した眼窩脂肪左右3パートずつ除去しました。治療直後はシリコンシートで圧迫固定シカケアというシリコンシートです。これ、とても重要だと思っています。最低でも翌日の朝までは圧迫してもらい
最近、問い合わせが多い陰嚢の血管腫のモニター患者様です。正式には「被角血管腫」と呼びます。老化現象の一種と思っていましたが、つい最近に「10代の頃には既にあった」という患者様もいらっしゃいましたので、一概に老化とも言えないようです。女性でも陰部に出来る方がいます。原因ははっきりしていません。陰嚢の被角血管腫の治療前血管腫の数はそれ程多くは無い患者様でした。やはり「下着が出血で汚れていて気付いた」という方でした。血管の走行に沿って血管腫が見られます。治療直後の状態ロングパルスY
脂漏性角化症は脂性肌の男性に圧倒的に多い疾患ですが、この方は比較的若い女性でした。左コメカミに直径2cm以上の大きな隆起性のシミがある、という訴えで来院されました。鑑別診断としては「表皮母斑」「脂腺母斑」「ウィルス性疣贅」などが挙げられます。視診、触診、発症経過などから「脂漏性角化症」と判断して炭酸ガスレーザーでの治療を計画しました。単独の脂漏性角化症としては大きな部類です局所麻酔下に炭酸ガスレーザーで隆起部分を焼灼しました。5分程度の所要時間です。治療直後の状態真皮に僅かに角化
下眼瞼の脱脂の患者様です。美容皮膚科以外の治療で多少なりとも切開を加える手術では当院で最も多いと思います。この患者様も特に左の目の下の脂肪の膨らみが目立つ方でした。いわゆる「経結膜脱脂」を予定しました。まぶたの裏側の結膜だけの切開ですので、顔の表面には傷は残りません。治療前の正面点線でマーキングした部分の脂肪を除去する計画です実際に除去した眼窩脂肪右側は内側、中央の2ヶ所だけ除去しました。脂肪は3ヶ所存在するのですが、外側の脂肪は突出していませんでしたので、そのままです。手術
自分自身の脂肪を採取して、遠心分離したのちに注入するCRF注入の適応は様々です。今回は陰茎(ペニス)増大目的での注入です。治療前のペニス患者様は長さではなくて「太さが足りない」というお悩みでした。注入直後の状態少しだけ内出血が現れていますが、痛みは全くありません。痛みがないのが脂肪注入の利点です。豊胸の場合でも胸の痛みは全くと言って良いほどありません。左の太ももから脂肪を採取しています。注入箇所はペニスの根元に1カ所だけ、透明な溶ける糸で1針だけ縫っていますが肉眼的には分からな
第65回、そのうち箱根駅伝を追い越してしまうと思います。こちらは年3回、あちらは年1回です。設備の整った会議室でプレゼンや会議を行いました今回からは売り上げの増減の詳細や施術数の詳細が開示され、比較対象が広がりました。チェーン展開だからといって同一料金にこだわらずに、各院で独自性をもった料金体系に変えていく方向性が示されました。エレクトロポレーションのデモ顔面皮膚に特殊な微弱電流を流して、皮膚深部への薬剤の透過性を高める機器です。何と、皮膚表面から5~6cmの深さまで届く、というプ
陰部の血管腫のモニターです。場所は女性の大陰唇のあたりです。男性では陰嚢によく出来る血管腫で被角血管腫という名称が付いています。赤い盛り上がりが血管腫です大きさは様々です。原因は分かりません。ロングパルスYAGレーザー(キュテラ社XEO)で3mmスポットサイズ、パルス幅は10msec、出力は130~140Jで1カ所につき1〜2パス照射しました。ピリッとしますが全く局所麻酔無しで治療可能です。この患者様は小陰唇縮小手術と同時に行いました。照射直後の状態皮膚の色が変色しているのが
顔全体にメリハリを付けたい、より若く見せたい、という相談の患者様です。患者様のご希望は「前額部(眉上付近)の凹みをふっくらさせたい」「鼻根部(鼻筋)を高くしたい」「涙袋にヒアルロン酸を少しだけ入れたい」「ほうれい線をより目立たなくしたい」「上口唇をハッキリさせたい」とのご希望でした。カウンセリングの上で、ダウンタイムの少ないヒアルロン酸注入を行う計画を立てました。ヒアルロン酸注入部位へのマーキング前額部の眉上付近には「ジュビダームビスタボリフトXCを34G針で皮内に左右トータルで0.3c
今日は徳島県北西部の神社などを精力的に巡ります。今回の3日間の旅行では時間的に全然足りない事が分かったので、アクセスの悪い徳島県の北西部、吉野川北部を中心に巡る計画です。飛行機のフライト時間ギリギリまで頑張ります。先ずは朝ご飯を食べに食堂へ降りました。昨晩にスタッフの方から言われた通り冷蔵庫のトレーを取り出しました。食パンをトーストして紅茶を淹れただけの作業です。これで夕方まで頑張ります誰も居ない宿のフロントに鍵を置いてチェックアウトです。玄関を出たら隣家の方が門を開けてくれ
唇が薄くて気になる、という男性モニターでした。治療方法は口唇粘膜内へのヒアルロン酸注入です。使用したのは定番のジュビダームビスタボリューマXC、もちろん厚生労働省の認可を受けている製剤です。以下に注入方法を示します。注入する部位をマーキング(ペンで印をつける)します。口角の針の刺入部位に局所麻酔を行いますこの際に使用するのは34Gという市販の中では最細の針ですので、痛みも極小です。局所麻酔を行った部位に25G針で皮膚に穴を開けます皮膚に開いた穴からカニューレを唇の粘膜内に挿入しま
今年も元旦は岩手県奥州市水沢の実家です。全く雪はありません本当に記憶にないくらい暖かな元旦でした。池の水も僅かしかありません僕が子供の頃は結構大きな池だと思っていましたが。子供の目には小さなものが大きく見えるのでしょう。お風呂場の前には青竹がニョキッ、と生えていました庇に届いていました。昨年は生えていなかったと思うので、1年ですごい成長力です。仏壇にお節を供えて、お線香を姉弟妹5人分あげて帰ってきました。ご先祖様に感謝するのは縄文人でも一緒です。奥羽山脈は雪景色でした元旦
今年も多汗症治療のボトックス注射を背中に打ちました。今年は極細の34G針だったので、痛みも少なめでした。昨年はかなり広範囲に注射したのですが、今年は「背中の上部とうなじ」に限定しました。使用したのはアラガン社のボトックス、トータルで100単位を注入しました。白っぽい点々が注射跡です、痛々しいこれは昨年の注射後の写真です。今年よりもかなり広範囲でしたので副作用(別の部位からの発汗が増える)が少しだけ感じられました。通常は注射後48時間くらいから効いてきて7〜10日で最大限の効果が現れま
今日は横須賀に出かけました。2週間前の高崎市東善寺の流れです。小栗上野介がワシントンで見学してきた造船所、それを日本で設立しましたが、それが横須賀製鉄所(後の横須賀造船所)です。横須賀造船所は米軍基地内にあるので、直接には見学出来ませんが、その足跡を辿りました。JR横須賀駅横須賀は中学3年生の時以来の訪問です。まず訪れたのはJR横須賀駅前にあるヴェルニー記念館です。ヴェルニー記念館はJR横須賀駅のすぐ目の前です目の前はすぐ海で、入場無料でした。フランソワ・レオンス・ヴェルニー氏
AGAという言葉もすっかりポピュラーになりました。当院でも数十人のリピーターの患者様が定期的に薬を買いに来ているようです。カウンセリングで患者様と顔を合わせるのは初回だけの事が殆どです。当院のAGA治療は内服薬とミノキシジル外用薬(皮膚への塗り薬)の2本立てです。この患者様は当初はモニターでは無かったのですが、効果が著名なので後からモニター扱いに変更して頂きました。治療開始年齢は42歳でした。治療開始前の頭頂部頭皮が透けて見えている典型的なAGAです。頭皮そのものは異常なしと判断
今まで使用していた炭酸ガスレーザーが遂に故障したので、新製品を購入しました。韓国のレーザー機器メーカーのジェイシス社製品です。国産の美容医療用のレーザー機器製造会社はほとんどありません。主に「盛り上がっているホクロ」や「ミリウム」「脂漏性角化症(ゆうぜい)」などの治療に活躍します。EdgeONEというジェイシス社の機種この機種にはフラクショナルモード(スキャナーで皮膚に細かい穴を開ける機能)が付いています。このフラクショナルモードが付いていない機種は厚生労働省でも認可されていますが
またしても韓国のジェイシス社の製品を購入しました。TRI-BEAMという商品名のQスイッチYAGレーザーです。従来通りのパルス幅が5~10nm(ナノメーター)のQスイッチYAGレーザーです。最新のピコレーザー(パルス幅が一桁小さい0.5nm)ではありません。ピコレーザーは発売当初は「黒以外の色の入れ墨も消せる」という触れ込みでしたが、全くの嘘でした。3000万円くらいで購入したクリニックも多いと思います。TRI-BEAMは今更?と思う方もいるかもしれない機種です。導入の理由はパルス
最新の麻酔器、GE社のケアステーション620を導入しました。GEはアメリカの「ゼネラル・エレクトリック」社です。発明王のエジソンが創設者でもある歴史の古い会社ですので、聞いたことがある方も多いと思います。過去には冷蔵庫や食洗機などの白物家電や原子力発電所(メルトダウンを起こした福島第一原発もGE社製品でしたね)も製造していた総合メーカーでしたが、規模を縮小して現在は「発電分野」や「医療分野(麻酔器や超音波診断装置など)」「航空機エンジン」がメイン事業の会社として存続しています。操作は殆ど
ベッカー母斑とは「扁平母斑に毛が生えている」タイプの呼び名です。ちなみに母斑とはアザのことです。母斑細胞が存在することによって正常ではない色の付いた皮膚となっている状態です(回りくどくてスミマセン)扁平母斑は生まれつき、もしくは成長に従って現れてきますが、ベッカー母斑は生まれつきが殆どで、成長とともに毛が生えてくる、というパターンが一般的です。肩から上腕にかけて毛が生えています。これでは気にならない方が不思議です。この患者様の場合も茶色の扁平母斑が生れつきあって、中学生くらいから徐々に
耳たぶのピアスによるケロイドの患者様です。ピアスの穴を広げる「拡張器」を使用していたら穴の表裏にケロイドが出来てしまった、との事です。痛みや痒みなどの症状はありません。本来ならば切除して穴を塞ぐように縫合するのですが、この患者様は「とりあえずケロイドの出っ張りだけ無くなれば十分です」との要望だったので炭酸ガスレーザーで出っ張りだけを除去しました。最初の可能性がゼロではない事も了承していただいています。治療前の耳たぶ表面の状態治療前の耳たぶ裏面の状態裏面のケロイドの方が大きく目立ちま