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下まぶた手術の合併症である外反や三白眼を植皮を用いて修正する手術を行っています。今回の方は20代前半の女性で、他院でグラマラスライン形成(たれ目形成)手術を2回も受けており、ご覧の通り、かなり重症な外反を起こしています。これは明らかに過剰な手術が行われたことによるかなりひどい状況です。皮膚が不足していることは明らかで、癒着だけを外したり(癒着解除術)、目尻の外側に引き上げる方法(Lateralcanthoplasty)といった従来からある方法では、決して改善しません。
前回に引き続き、下まぶた手術の合併症を治す植皮手術についてです。今回は下眼瞼下制術後に外反や三白眼になってしまった方の修正です。下眼瞼下制術とは、いわゆる垂れ目形成手術のことで、主に日本人をはじめとする東洋人に対し、目の大きさ(上下径)を広げることで吊り目を垂れ目にして優しい印象を与えることを目的とした手術で、日本の広比先生が考案し、世界で最も権威と信頼のある美容外科・形成外科学会誌であるJournalofPlastic&ReconstructiveSuregryに2011年に
おはようございます。新宿ラクル美容外科クリニックの山本厚志です。忙しい日が続いています。連日、沢山のご来院、大変ありがとうございます。本日もどうぞ宜しくお願いいたします。今日は、「下眼瞼下制術皮膚切開法(たれ目術・グラマラスライン形成)+目尻切開」の術後経過をご紹介いたします。症例は、20代女性です。目を大きく見せたい、とのリクエストでした。目尻切開で目の横幅を広げて、下眼瞼下制術でたれ目風にすることで、目を大きく見せて行きたいと思います。20代女性の手術前のご状態です。
20代の女性で、他院で垂れ目形成(グラマラスライン形成)手術を受けたのですが、三白眼(外反)が気になるとのことです。垂れ目形成(グラマラスライン形成)の手術は、下まぶたにある眼瞼牽引筋膜を固い瞼板へ固定することで、下まぶたを下方向に後退させる手術ですが、加減が非常に難しく、三白眼になりすぎたという悩みは少なくありません。そもそも本来は、"吊り目の悩みを正常な形にする"手術ですが、「垂れ目が可愛い」という流行とともに、"正常な目をあえて垂れ目にする"というように広がっていきました。私は、垂
目尻切開と切らないたれ目形成術(下眼瞼下制術、グラマラスライン)も合わせて行った症例の解説です。(症例写真へのご協力誠にありがとうございます)症例について20代女性。目を自然な感じで横にも縦にも大きくするため、目尻靭帯に固定する目尻切開術と、切らないタレ目術を組み合わせて行いました。また、右目の上瞼の眼窩脂肪を除去して、左右とも埋没法で二重にしています。目尻切開(目尻靭帯固定含む)¥275.000切らないたれ目¥120.120二重埋没法¥56.050右のみ上眼瞼脱脂
裏ハムラ法の応用系の目の下のクマ・たるみ取りのアプローチで、拡大経結膜的下瞼形成術+アキュタイトがあります。目の下の脂肪再配置の手術の一つで、裏側からのクマ取りができまして、表面ハムラ法からの皮膚切除しないでクマ取りができます。拡大経結膜的下瞼形成術+アキュタイトの利点をまとっめると↙・脂肪注入やヒアルロン酸注入なしでティアトラフ変形が解消する・靭帯の解放によって下眼窩と中顔面のスペースをつなげる*靭帯をリリースすることで長期的予後が安定する・目袋(眼窩脂肪)をつぶ状に再配置
私が手掛けている、目の周りの他院術後修正手術の代表的なものとして、二重まぶた修正、目頭切開修正、そして、下まぶた手術の合併症である外反や三白眼を植皮を用いて修正する手術があります。これまで何度もブログで書いているだけでなく、学会のシンポジウムなどで発表の機会があると、話していることとして、手術でたれ目を作り、目をより大きく見せる目的で行う下眼瞼拡大術(いわゆる、たれ目形成、グラマラスライン形成)後の合併症が多くなっています。具体的にはたれ目の程度が強すぎて三白眼になっていたり、ひどいものだと粘
下まぶたのたるみ取り手術(下眼瞼除皺術)の合併症である下眼瞼後退、三白眼の患者さんを紹介します。40代半ばの男性で、下まぶたのたるみ取り手術(下眼瞼除皺術)を受けた後に左右ともにまぶたが下がり過ぎて、常に目が乾き、つらい思いをされているとのことです。ご覧の通り、両目ともに中央から外側にかけての下まぶたが下がり過ぎ(下眼瞼後退)、瞳(黒目)の下に白目が見える三白眼の状態です。特に左は重症です。白目部分が赤いのは、まぶたが閉じ切らないために常にドライアイの状態になっているせいで、眼科で
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。さて、下まぶた手術の合併症を治す植皮手術について、以前ブログで紹介した患者さんが、昨年、3年半ぶりに、別の治療を希望で来院されたので、最近の写真をお見せいたします。20代の女性で、他院で垂れ目(グラマラスライン)形成手術を受けたのですが、特に左まぶたが下がっており、三白眼、外反の状態です。また、そのためにドライアイにも悩まされるようになったとのことです。この方に植皮による修正手術を行いました。植皮手術前
こんばんは今回は私が整形が好きな理由をまず。美容クリニックで働き出したときに私は痛がりだからきっと何もやらないなーと思っていたのもほんの一瞬。(笑)遂に胸に飽き足らずその後半年おき?一年おき?にあちこちのオペをするようになりました最初は自分のコンプレックスの部分だけ、を考えていたのですがあちこちやりたくなった理由はまあ勿論綺麗になりたい思いは強かったんですが1番の理由は術後の経過の説明をうまくするためです社畜の鏡🪞仕事に全力すぎるってよく言われるし自分でも引いてま
今回の症例も、グラマラスライン形成術(下眼瞼拡大術、垂れ目形成術)後の外反、兎眼(とがん)ですが、ごらんのとおり、かなり重症度の高い20代の方です。正面かなりひどい外反です。上目遣いにしています特に左の外反が強く、寝ているときも目が閉じないため、ドライアイの症状にも悩まされています。目つきがきつそうに見える吊り目の人のために考案された垂れ目形成の手術(下眼瞼下制術)のはずですが、手術が適さない人に行うと、このような悲惨な合併症が起きてしまうことが非常に多くあります。
以前韓国で目尻切開を行いましたが、すぐに戻って効果がなくなったので、目尻靱帯移動術を含め、再度目尻切開を行い、たれ目形成術(下眼瞼下制術、グラマラスライン)も合わせて行った症例の解説です。(症例写真へのご協力誠にありがとうございます)症例について20代女性。数年前、韓国で目尻切開術を受けています。目尻切開術を行っても効果がなかったため、当院では「目尻靱帯移動術」も合わせて行い、より効果の高い「目尻切開術」を行っています。また、さらに下三白眼にならないよう外側のみ「切らないたれ