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続き。西洋の体は足が球だから、常に揺れ動いているのがデフォルト(標準設定、初期設定)です。「動こう」という意志、意図が無くても体が先に動き出します。西洋は体が先で頭が後です。本来、今日バレエを始めたばかりの子供も大人も傾斜床でレッスンするべきです。なんなら美容バレエをやっている人こそ傾斜床でレッスンするべきです。傾斜床は体の癖を無くしやすいから。癖の無い体は若い体です。だから、海外留学や海外のバレエ団で踊ることを考えている人だけが傾斜床に慣れれば良いわけではありません。本当は全
続き。↓前にカンブレしているシーン。腰から背骨がぶら下がり、背骨から腕がぶら下がる。若いオーストラリア人バレエダンサーの体から完全に力が抜けて、パッシブな状態になってます。腕の形を固定もせず、張りもせず、寄せてもいない状態です。✂️腰から背骨がぶら下がり、背骨から腕がぶら下がる。8seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"BalletbarrewithMoniqueLoudièresandNicolaCurry"byN
足裏の筋肉を縮めると・・・(^_^;)これは誤解されている事が多いのでしょうが、足(つま先)を伸ばす時には足裏の筋肉は縮めようとするのではなく伸ばして使う様に意識するのが正しい方法です。こんな事を書くと、また解剖学をベースに教えている方に『間違っている』と言われそうですが、あくまでも『伸ばして使う様に意識する』と言っているだけで『筋肉が伸びている状態である』とは意味が全然異なります。言語への理解が足りないと意味を取り違えて会話が成り立たないので気を付けたいですね。つま先を伸ばす時
昨日のY先生基礎初級、センターレッスンで、振りがわからなくなり、走り去ってしまいましたまだ本当に初心者の頃を思い出しました。知らずに入った初級クラスでのこと(初級は初心者クラスだと思っていて、知らなかったのです)センターレッスンの、斜めに行く、ワルツのアンシェヌマン。できなくて、走り去ってしまい、ロッカールームでこれだから、できないレベルの人がくると迷惑!そう言われて、辛かったのを思い出しましたバドブレアントゥールナンなどで、ピルエットではなくても回転するパが入ると、足も方向も顔
Blog更新しました。ご褒美ディズニー2024ご褒美ディズニー2024-Ballet&DanceUNODUETREもうだいぶ昔のことのよう。。。東京新聞コンクールが終わり、プロクラスの子達は特に1年間よく頑張ったね〜〜〜とballet-dance-uno.com
下の記事に書いたように、上半身に上がってきたターンアウトによって上半身は必要なぶんだけ前に押し出され、体は自然とつま先重心になります。『ターンアウトによって「踵が踏めたつま先重心の体」が生成される。』続き。↓人間の体を真上から見た絵です。胴体を輪切りにしてます。「前」と書いてあるのが体の前側です。黒い点が股関節です。前回も書いたように、脚のターンアウトは矢…ameblo.jpその「踵が踏めたつま先重心の体」はロシアスタイルとフランススタイルの場合、それぞれ下の絵のようになります。前後左右
足を捻るのは間違い!先日ブロ友さんの記事に『土踏まず辺りから足を捻る様にアンドゥオールしたら踵が前に出て綺麗に見える様になるのでは?』と云う物がありました。↓『【大人バレエ】つま先って、、、の正解は』昨日の記事↓↓↓『【大人バレエ】つま先って』つま先って伸ばすの難しいわあ。汚い足ですみません。私の足です(*ノωノ)キャ長座して脚伸ばしてます。あんな酷いパデ…ameblo.jp鎌足を直す為に考えられた様ですが、実はこの方法だと鎌足が酷くなります。この様な考え方をしてしまう人は少
大人がバレエを習っても上手くなりにくい理由。②引き上げやまっすぐ踏むバレエのような、条件が改善出来ないバレエを習っている。最も条件の悪い先生がやっているのが筋肉で動くバレエです。条件が悪いと筋肉で動くしかありません。引き上げれば踏める人がやっているのが引き上げバレエ。しなりでは踏めないけど、踏むと引き上がる人がやっているのが床をまっすぐ踏むバレエです。条件の悪い順に書くと筋肉で踊るバレエ引き上げバレエまっすぐ踏むバレエしなりで踏むバレエとなります。条件の悪い人ほど外側の筋
皆様、このバレエの衣装の演目わかりますか?今度のコンクール、アトリエヨシノさんで借りる衣装です。正解はアルレキナーダ!です。日本でアレルキナーダと呼ばれていることに違和感を覚えます。Harlequinadeと書きますので、読むとしたらアルレキナーダ、英語ではハルレキナーダの方がカタカナ表記にした場合近いのかなと思います。略して「アレキを踊るの」なんて言ってしまわないように気をつけたいところですね!アレキ?なんだろう、それってことになります。日本では両方使用されていますが、やはり正し
まだまだ腰は痛み、腰を丸くしたり、前かがみになったり、前屈は全く無理ですストレッチも筋トレも何もできず…悲しい週末ぎっくり腰の原因を考えてみると元々弱い背筋群に負担がかかったり、ストレスが大きかったことも販売の仕事のストレス、やっぱり無理してやらなくてよかったですそれにしても、全く前屈ができないし、少し背中を捻ったストレッチをしようものなら、また、ピキッとなって固まってしまいます仰向けに寝たり、膝を抱えることも無理、とにかくまるくなれない!タックインが痛いので、タックインになりやす
続き。タンジュに出した足は機能が反転してないと遠くには行きません。反転とは、足の甲が足の裏になるということです。機能の反転した足とはこのような足です。動画はイザベル・シアラヴォラ。✂️機能が反転した足。足の甲を足の裏として立っている。27seconds·Clippedbyはさ·Originalvideo"LaBarre-IsabelleCiaravola"byalbrechtvideosyoutube.com曲線を描かないと遠くには行きません。これは
背中ギックリではないですが今週、月曜日に清掃の仕事の後、両膝と右の腰に痛みがあり、整骨院に行きました。火曜日にパドドゥクラスを受け、その時は膝も腰も痛くなかったですが、夕方から腰に違和感があり、だんだん痛くなってきました。そして初出勤の水曜日。歩けるものの、かなり腰が痛くなり、軽いギックリ状態。前屈も後屈もできなくて、特に前屈がだめな痛みになりました。実はそれもあり、ずっと立っているのも、しゃがんで作業するのも辛くて、仕事も予想以上に複雑なレジで、研修担当の方もイライラ…最悪な状態
あっという間の3時間でした!昨日、めるもバレエスタジオでの講習会に参加して下さった皆さん、配信をご覧になって下さった皆さん沢山学んで下さってありがとうございました。キネシオレッチの後“プリエ”と“バットマンタンデュ”しかやる時間はありませんでしたが、その後の質問疑問に答えたり、『何故踏み変え禁止なのか?』、正しい“バランセアントゥールナン”を教えてたりしていたら、あっという間に3時間経っていて本来のレッスン時間の2倍の時間を費やしてしまいました(^_^;)何故?どうして?と云う
『アウフタクト』が解らない(^_^;)私は義務教育以外の音楽教育を受けて来て居ないので音楽用語等に疎いです。『アウフタクト』と『裏拍』の違いが何か正確に理解していません。『アウフAuf』『タクトTakt』と云うドイツ語は普通に使っていたので意味は知っています。でも『アウフタクト』と云う音楽用語になると「弱拍からのスタートで日本では裏拍と同じになる事が多い」と云う説明もよく理解出来なくて・・・。もうこれは実践で音楽家の方に教えて貰うしか理解出来ないかも(^_^;)また“バットマ
※2019年10月24日に投稿したブログを加筆修正したものです。『愛と哀しみのボレロ』ラストのボレロシーン⚠️ネタバレ含みます⚠️『ボレロ』のシーンは最後に持っていくと提案したのはベジャール……成長したセルゲイ(ジョルジュ・ドン)の登場シーンで、ドンの輝くばかりのアポロ的なものを観せておいて最後の最後に、思いっきりディオニソスなドンを………ドンさんの観せ方をよくわかってる20世紀バレエ団の男性ダンサー達総動員しかしこの写真では、ベジャールの左右にいるミシェル・ガスカールとジャ
バレエ指導者優子とビートのトレーナー北の対談記事です。パーソナルレッスンでの出来事を喋ってます。優子、以下Y今日さ、パーソナルレッスンで○○さんがさ、すごいもう感動して、「とにかく嬉しい、嬉しい」って言うのね。なんでかって言うと、これ言っちゃうとスピリチュアル的な話に結びつけちゃう人が多いかもしれないんだけど、体がね、こわばる瞬間があるのね。例えば、うつ伏せになってもらって、こうやって、私が手技で股関節を良い位置に入れるでしょう。で、私がこうやって足を持って動かしていくじゃん。大体
続き。↓前回説明した股関節が骨盤の中心にある人=床が踏める人。↓その骨盤から下の部分です。中心の点の部分だけが固定された、自由に揺れるテーブルだと考えてください。中心の点=軸です。テーブルが骨盤です。↓軸が細いから大きな揺れがあります。上下の逃げ道があります。仙骨の縦ズレがあります。中心がスライドします。軸が細くて最も不安定だから、最もバランスが取れる。最も動ける体です。世界の一流ダンサーの体です。↓仙骨の縦ズレと同時に、赤矢印のような左右の回転の動きもあります。仙骨
カナダのビクトリアに留学している華ちゃんから嬉しい報告ですCanadaNationalBallet(カナダナショナルバレエ)のTeacherTrainingProgram(ティーチャートレーニングプログラム)のオーディションに合格したとのことです以前からバレエの先生が夢で、クラスでも自己研究がとっても得意な華。血はキライだけど解剖学は大好き(笑)周りに流されることなくコツコツと自分の身体と向き合い続けてきました。これからどうするのかはまだ未定とのことですが
続き。5番がスタート地点、前タンジュのフィニッシュがゴール地点とすると、足をS字で出すと軌道が長いです。だから脚は長く見えます。S字の伸ばし方は、公園のブランコで放り投げられてジャンプするような軌道です。ジャンプして着地のタイミングでつま先が伸びます。でも脚が振り子になっている人は少ないので、そのタイミングに関係なくつま先を伸ばしてしまう人がほとんどです。そして、曲線にはつま先の先の世界があります。だから結果的にS字で出すタンジュはすごく大きいのです。「小さいけど大きい」のが正し
“ルレヴェ”は床を押さない!バレrinaさんのブログで『ルレヴェは高い方が疲れない、低いと脹脛に負担が掛かる』と云う様な趣旨が書いてあったのですが、実は正しいルレヴェなら高さに関係なく疲れる事も脹脛に負担が掛かる事もないので、これについてお話したいと思います。https://ameblo.jp/bishkek/entry-12851545089.html『本物のルルべは脚を細くします!?』みなさまおはこんばんちは!久しぶりに4コマ書いた気がします。そして、答えのない内容でいつもすみ
今日は親子レッスンの日だったのですが、小学生が参加できなくなったので受講希望者を呼びかけました。すぐに希望される方からご連絡があり、大人初心者向けのレッスンに変更しました初対面でも偶然にも年齢層やバレエ歴が揃って和やかなレッスンになりました。新しく加わった方を干渉し過ぎず歓迎するという体勢はどこのレッスン場でも同じだなと感じます。大人バレエの輪が広がると嬉しいです
腰が治らないので、整形外科に行きました。腰椎圧迫骨折そして、骨粗鬆症が進行して、ボロボロでした。バレエは、できなくなりました。こんなに早く終わってしまうとは、思いませんでした。仕事も辞めました。ただ、辛くて、涙が出ます。最後に夢が叶って、本当によかったです。さようなら…
現在、バレエ界では多くの方が「土踏まずを上げて床をつかむ」ことが正しいと信じています。この動画を見れば土踏まずで床をつかむのは体の負担が大きいわりに弱い立ち方であることが理解できると思うので、ぜひ見てください。空手家の倉本成春さん(骨盤職人を考案した方)が取っ組み合いになった時に相手と、どのようにコンタクトするかについて解説しています。倉本さんの動画の内容を文章にまとめてみました。(開始から5分45秒まで)相手の体、例えば手首を「つかむ、にぎる」と「ふれる、ゆだねる」は似てるけどまったく
【床を踏む。に関するTwitterのツイート集】落とすだけ、持ち上げない。押すから上がる、自分から上がらない。ぶら下がっている感覚に、あらがわない。ぶら下がるがまま。パーソナルレッスンはまず、ぶら下がった動きが出来る位置に骨を移動する手技からスタートします。バレエは上げる作業はほとんど無い。下下下。足が軽いと浮いて不安になっちゃう。高い山から落ちる感じ。仰向けに寝て赤ちゃんのように上半身をデローンと。重力でストレッチ。バーレッスンは、ずっとストレッチをしている感覚になるのが
バーを気にするから余計気になる(笑)『バーと適切な距離を保つ為に足を踏み変える』『立ち位置を変えたらバーを持つ手をずらす』『バーが遠い近い』『バーを握らない』『バーに頼らない』『バーを押す』等など位置関係や持ち方等バーとの関係性について皆さん意識を凝らしている様ですが、どれだけバーの事を考えているのでしょうか?皆さんどれだけバーに恋い焦がれているのですか?未練を断ち切って独り立ちしましょう!な〜んて、まるで失恋から立ち直らせる時の台詞みたいになってしまいました(笑)さて、バーの事
またloveballetさんの記事が興味深いお話なのでリブログしてみます。皆さんも是非読んでみてください。私も昔から宇宙について語ってました。バレエと宇宙。バレエと宇宙:パッシブムーブメントスタジオビートの旧ブログ私は床を踏むというより、地球の中心を踏むという感覚で動いてます。そうするとトーラス体も大きくなるし、自然と動きが大きくなり、動きに余韻が出てくる。それは大袈裟にいうと宇宙とつながるってことだと思います。バーレッスンをしていても宇宙とつながるとblog.lived
モーリス・ベジャールとジョルジュ・ドンこの二人は実質夫婦だったのだと思っています。形などどうでも良くて、心が夫婦。ドンさんの最後の入院中、ベジャールは毎日病院に通い、ドンさんの病室にはベジャール用のひじ掛け椅子が置いてあったそうです。そして、ドンさんが亡くなった後のベジャールはかなり憔悴しきっていたという複数の人達の証言がまた、取材でドンさんのことを訊かれても、話したがらなかったり、逆にドンさんの事ばかり話したり。10年経った後の取材でも「この10年、ドンのことばかり考えている」
運動神経ではなく頭脳で踊る!バレrinaさんのブログからの引用ですが、『バレリーナに運動神経は必要ない!』とは本当にその通りだと思います。私個人としても球技や道具を使った競技全般は苦手でしたし、自転車を漕ぐのはバレエではあまり使わない筋肉を使うので直ぐに疲れてしまいます。知り合いには自転車に乗っていて上手く運転出来ずに側溝に落ちたと云う人も居ますが、そんな人でもバレエでは上手なんですよね。そして、そう云う話は枚挙に暇がありません。逆に体育は得意で運動神経は抜群なのにバレエでは全
基礎とメソードは別物!『ロジック』(論理、法則、系統だった筋道)立つ、歩く、跳ぶ、回る、静止する、踊りでもスポーツでも何をするにしてもロジックがありますが、何故ロジックが必要なのでしょうか?それは毎回同じ動きを確実に再現させる為です。例えば“ピルエット”を一回転、二回転、三回転、四回転と自ら回転数と回転速度をコントロール出来るのはロジックに則って身体を動かした結果なのです。バレエのロジックに則って身体を動かす為の方法が“アンドゥオール”や“引き上げ”、関節の“プリエ”等であり
白鳥グランアダジオ夢のオデット舞台はたくさん経験しましたが、9年目にして、初めて人から褒められました。いつも失敗しないところで失敗したり、決して上手にはできませんでしたが…夢が叶った瞬間でした…