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現在、ひよこ座のレッスンがほぼ満席で(月曜日朝は空席あります!)、バレエ関係の人からはなんでまだスポーツクラブでも教えているの?と言われることがあります。「だって、スポーツクラブに来る人って、バレエすごくやりたいわけじゃないでしょ?」と言うのです。それを言ってくるのってスポーツクラブで教えたことがない人か、以前にやっていてやめた人。スポーツクラブは確かに会社のルールなどがあり完全に先生が自由にできるわけではありませんが、それは安全の基準があるわけなのでその中でルールにのっとって良いレッス
生徒からの質問です。「以前から習っている先生にドゥミポワントをするためにシューズを加工してみてはと言われましたがどうなのでしょう?」その先生の加工すると良いと思っている内容までは確認できていませんが、柔らかくしならせて馴染ませることは加工とは言いませんので、おそらくソールを削ったり切り込みを入れるなど手を加えることを指していると推測します。私はそういう加工には反対で、あまりにも固い場合は少し柔らかいソールをオーダーする、同じ方の柔らかめのソールとシューズを最初から選ぶ、など足の強さや使える
よくある質問、勘違い。【ピケターンの軸の膝が曲がってしまう】大人から始めたらこんなもん、と諦めてしまうのはもったいない。伸ばそうと頑張っているのにどうしても曲がってしまう人は、ピケターンの動きのイメージが間違っているのです。・一つ一つを大きく進む・プレパレーションで出した足の爪先までしっかり移動する。・絶対に軸の膝を曲げないように強く意識する。・しっかり回るまで立っていないといけない。これらはよくある間違い。動きのイメージ、何を意識して動くかで踊りは変わります。やり方を変えた
月曜日朝のクラスは『バレエ研究会』のようなクラス。アップのエクササイズで必ずルルヴェ(カーフレイズ)をやるのですが、生徒さん自身で正しいポジションにするのが難しい。ふと思いついて裸足でやってもらうことになり、各自の足の形も確認。MP関節の作りによってまっすぐがどういう感覚になるかは変わります。一人ひとりのまっすぐを確認してからルルヴェをしたら「わかりやすい!」と好評。いつも注意している『良いフォーム』のレベルがかなり上がりました!そのままバーレッスンも裸足でやってみようということに。
今回も生徒からの質問シリーズ。「ポワントのリボン、ストレッチするものとそうじゃないものどちらがいいんですか?」私はストレッチじゃない昔からあるサテンリボンをおすすめしています。理由は・ポワントのソールを引き上げるためにつけるものだから。(足にフィットさせる)・伸びないリボンはプリエのときは足首側、ポワントのときはクロスしたあたりが引っ張られてリボンが動きます。ストレッチのものは甲のところの伸縮だけになる。・サポート力の違い。特に筋力が足りなかったり立ち方を充分に習得していない人ほど
私が講師をしているバレエスタジオアクシスでは、トウシューズを履き始める年齢は12歳、中学生になってからです。SNSなどで、11歳、12歳でバリエーション踊りこなしているのを見ると「いつから履いているの?」と思ってしまいます私が担当するクラスのいま中学3年生の子達はコロナ禍、緊急事態宣言の影響で中学1年生の終わり13歳から履き始めました。先日、発表会が終わって中学2年生で初めて履いた子もいます。みんな、初日からエシャペ、ピルエット、ピケターンくらい軽くできてしまいます。私は小学生に上がっ
今日は久しぶりに長くお世話になっているピアニストさんとランチに。チーズと卵が好きです私のブログも見てくださっていて、身体のこと以外にも、カウントと拍子や音楽についても素晴らしいとお褒めの言葉をいただきました。嬉しいただね、やっぱり私のクラスに出ていても、日が浅い生徒には「カウントと拍子、ちんぷんかんぷんでした」と言われまして。。。むむ、たしかに。音楽を聴きながら手拍子してみて、でナチュラルにずれて本人は合っているつもりということがまぁまぁあります。ピアニストさんは指導もされてい
先日のインアクセントにつながるお話です。バレエピアニストさんのブログです。まずは一度読んでみてください。私の生徒さんと、普段からブログを読んでくださっている方は頷きたくなると思います。まずは拍子とカウントは別、ということ。つながりはありますが同じではありません。音楽の拍子はいろいろありますがバレエのカウントの数え方と拍子・小節は一致しないことも多いです。私もバレエの場合とピアノ、歌のときでは拍感の作り方が違います。ピアノは純粋に音、バレエは踊り、歌は歌詞があります。全身の動き、
こんにちは!コンクール記事Part.4になりました。これがシリーズ最終章です。笑Part.1〜3は過去記事ご覧ください。リンク貼ろうかと思ったけどしつこくなるのでやめた😅本番後、1週間もしないうちにジャッジシート(審査員の先生方の評価シート。いわゆる成績表的なものです)が届きました。本人に渡す用と指導者用。本人用は、ただ渡すだけでは意味がない(見方や捉え方が分からないだろうと思った)ので、渡す前に私が本番の動画と評価を見比べ「なぜこの項目の評価はこ
アラベスクの脚をもっと上げたかったら。バーレッスンでの正しいポール・ド・ブラがその第一歩です。後ろのカンブレ、正しくできていますか?間違った認識でやり続けてもその後の動きにつながっていきません。後ろのカンブレの間違い・背中を曲げる・たくさん曲げた方が良い・背中を使おうとする・天井を見る・お腹を伸ばす背中を使った感覚、お腹が伸びた感覚、角度をたくさん動かせる、は正しくできた結果で、最初から目指すとちょっと違う動きになってしまって、アラベスクにはつながりません。バーレッスンはセ
今日は指導はお休み。朝からレッスンを受けて、その後は合唱団の練習でした。レッスンではフラッペがいつもよりちょっと速め、グランワルツがゆっくり目。私は大丈夫ですが他の大人バレエの方は大変そうな人が多くて、どうしてそうなるのかを見させていただくと指導するときのヒントが見つかることもあります。あ、アレグロがゆっくりすぎて私も息切れしたのでした。先生ちょっと笑ってましたね(笑)今、婦人科にかかっていてホルモンのお薬を飲んでいるの影響でお腹周りがぽちゃぽちゃしているのでさすがに重かったです。
お待ちかね?三拍子の拍とカウントについて。四分の三拍子の踊りの際に、音楽のことを知らない生徒さんがわからないポイントが【1小節=1カウント】ということ。1、2、3、と数えると3つと思ってしまうのですね。3でひとまとまりです。また、裏拍の認識違いに注意。2、3、は裏拍ではありません。裏拍は1、2、3、の『、』のところです。音楽の種類によってアクセントが変わります。バレエでよく使われるものを書いてみました。ポロネーズ、決まったリズムがあるので書いておいたほうがよいとあとから気づき
私は大人でも子どもでも、レッスン中に怒ることはまずありません。アドバイス、注意はします。振り付けの説明をして、やってもらって、もっとよくなるために気をつけることや「もっとできるよ」といったことをよく話します。そんななか昨日は久しぶりに怒ってしまいました。X(Twitter)で軽く書いたところ思った以上に反応をいただいたのでこちらでも少し詳しく書いておこうと思いました。私はポワントクラスは、バレエシューズのレッスンの様子を見て断ることもあります。他の先生のところでは履いていると粘られる
今まで3歳から80代を指導してきて、大人のほうが痛みには敏感な印象です。子どもはポワントで全く痛くないかと言うと、人によりまして。はじめから合うシューズで、ポワントを履く前までにしっかりトレーニングできていたらあまり痛くないケースが多いです。教え先のバレエスタジオアクシスは12歳以上でポワントを履き始めます。まだ体重も重くなる前、脚がしっかりしているのであまり痛いという話は聞きません。私自身は小学1年生からポワントでしたので(昭和時代は多かった)、しかも37年前ですから今ほど種類がなく
「きちんと5番に」「5番に戻して」これらはよくレッスン中に耳にする注意だと思いますが、なぜそうしなければいけないのか考えてみましょう。足を基本のポジションに戻すときの扱い方で、初めて会った生徒が今までのどのようにレッスンしてきたのかわかるくらいには情報量の多い部分です。クラシックバレエの基本姿勢はまっすぐ立ち、脚はターンアウトし、引き上げをすることです。脚は常にターンアウトしているので、5番(その他のポジションも)に戻すときに頑張ってターンアウトするのは間違い。ちなみに6番ポジション
みなさまこんにちは!昨日今日とネットがつながらなくてアップできなかった~今日は外気温マイナス24度!体感気温マイナス30度という極寒の中学校まで送りに行きました。子どもは行くだけだけど私は往復なので途中で寒すぎて笑えてきました~来週からは少し寒さは和らぐみたいです。1週間で40度くらい気温違う。さて、長女は4年生の試験を終えまして成績が発表されました。マジ真ん中…良くも悪くもない。それはまた次回話すとしてそんな長女が
私のところにきてくれる人のほとんどが真面目に深く考えすぎるために力んでしまうタイプ。はじめましてから年単位の時間がたった人達の身体の状態が安定してきました。【引き上げ=全身を引き伸ばす】がわかってきたら、さらにクオリティを上げられます。『力を入れる』のと『使う』の違いを実感してもらうには感覚を練習していくしかなく、それが少しでも早くできるようにコンディショニングと筋トレでバランスを整えます。筋肉は自分で伸びることはできないので、力の入った感覚があるときは筋肉は収縮しています。本当に伸
この春、大人の生徒数名のポワントフィッティングをする機会がありました。また、ジュニアの生徒も自分で買ってきたポワントの型とサイズが合わない子が。お店でフィッティングしてもらった人まで合っていません。以前にも書いていますが、某国内メーカーのショップでフィッティングをしてもらうと、何故かきついシューズをすすめられます。踵の位置を合わせて足と並べて、シューズのほうが小さいのはきつすぎます。ポワントはそこまで無理して履くものではありません。・中で指が丸まってしまう・アテールで立ったときにつ
カウントの数え方。これまた長くなるので2回に分けます。まずは二拍子系から見ていきましょう。アナログですみませぬ…音程がなくリズムだけのこのような図を『リズム譜』といいます。左端の数字は下の数字が〇分音符、上の数字は1小節にその長さの音符がいくつ入るかを表わします。四分の四拍子は、1小節に四分音符が4つ入ります。赤い字は拍、点は裏拍、緑色がバレエのカウントの取り方の例です。同じ拍子の曲でも、メロディや曲調・テンポによって数え方が違います。四分の二拍子も拍と同じように数える場合と1
伊藤藍衣ですこのところ引き上げ&腹圧について何度も書いていますが、本当に本当に大事だからここをすっ飛ばさずに絶対に習得してほしい超重要ポイントなので、何度も何度も書いています。引き上げ&腹圧のかけ方をもう一度復習してみましょう!<引き上げ&腹圧のかけ方のおさらい>①ものすごーーーーーく息を吸って②肋骨がメキメキ広がるくらい胸郭のスペースを広くして③同時にウエストがシューっと細くなるように引き上げて
ひよこ座の大人の生徒は他のスタジオとの掛け持ちの人が多いので、他の先生の指導内容を耳にする機会が多いです。「〇〇をこうしてと教わったのですがどうなのでしょうか?」系の質問もよくあります。生徒たちがそのような質問をしてくるということは疑問に思っているということなので、その点理解してくれているな、と嬉しくなると同時に「そんな教え方で生徒はできるようにはならないよ!」と思うケースも多いです。バレエは全身を伸ばし、張り合ってバランスを取るので、1ヶ所だけ直そうとして変な力が入ると余計にバランスが崩
ずっとリハビリに通っていて、担当の理学療法士さんとも1年のお付き合いに。その間に大人、ジュニアに関わらずバレエでアキレス腱周辺を痛めて病院に来る人は多いと聞いた。まだまだ『ルルヴェ=踵を高く上げる』と教えている先生が多い。他の先生のレッスンの経験があり、途中から私のレッスンに来た人はその意識を変えることから始まることがよくある。踵を上げようとするとふくらはぎの筋肉が余計な収縮をして(過収縮、過緊張)、アキレス腱周辺に余計なストレスがかかったり炎症が起きたりする。そして重心は下がるので見
🌿大阪淀屋橋・北浜・本町・肥後橋、大人のためのバレエヨガ教室です🌿✨心も身体も健康に、きれいになるバレエヨガはじめませんか✨みなさま、こんばんは⭐︎実は今、ワガノワバレエ学校の最高学年の先生のレッスンを受けています。ワガノワに留学するレベル、もう既に留学しているジュニアちゃん達と同じクラスの指導者コースは、定員いっぱいで既に締め切っていたのと、今あまり自分のレッスンができていない私には自信がなかった事もあり、下のレベルで受けさせて頂いていたのですが、レッスン中