ブログ記事564件
スラミス・ヴュルフィング【メッセンジャーの存在】現在の『スカボロー・フェア』の歌詞は。「スカボローの市に行くのですか?」・・・と、誰かが誰かに訊ねるシーンから始まりますが。その訊ねられたほうの人は、スカボローに住むある人への伝言を頼まれていました。この伝言を頼まれた人のことを、「メッセンジャー」・・・と呼ぶことにしますが。この、メッセンジャーという存在は。スコットランドの『妖精の騎士』のバラッドにも。
ケープ・アン(アン岬)の風景※画像はこちらから【ケープ・アンと意味のないリフレイン】チャイルド・バラッドの『妖精の騎士』の中で、「メッセンジャー」が登場するものが、他にもありました。ヴァージョンJ・・・です。Nowyouarea-goingtoCapeAnn,FollomingkathellomedayRemembermetotheself-sameman.Ummatiddle,ummatiddl
https://youtu.be/0cmlp3OTgcEリッスンベイベ恥ずかしいのはわかるけどそれじゃ何も始まらないもう少しだけ近づいたらこの鼓動伝わるのかもリッスンベイベー夜はあっという間に太陽に飲み込まれるから波の音さえかき消せないほどこの孤独を確かめて誰も知らないこの夜を2人だけの海に沈めてサメと人魚で泳ぐのはどう?深いとこまで潜ってリッスンベイベ僕の心の声聞こえているなら教えて朝が来れば海の泡にそれでもいいと思うからリッスンベイベ僕の心の声
エリザベス朝の音楽をもう一つ。それはシェイクスピアと同時代に活躍した音楽家ダウランドの世俗曲で”Comeagain,sweetlovedothnowinvite"です。ダウランドは自分を常に嘆いていると標榜してどちらかというと暗くメランコリーな曲が多いのですが、この曲は失恋の歌にもかかわらず比較的明るい曲調なので取り上げてみました。”Comeagain,sweetlovedothnowinvite"JohnDowlandComeagain!
LawrenceOlder(1912-1982)【フェアへ行く】先日ここにあげた、こちらの歌。LawrenceOlder『Flim-a-Lim-a-Lee』(1964)この歌を歌っているローレンス・オールダーは、木こり。なのだそうです。彼のお父さんも木こりでした。ローレンスの歌う歌は、家族から教えてもらったり。あとは、木こり仲間から聴いたりしたものなのだそうです。ローレンス自身は、ニューヨーク
昔、放送されていた深夜食堂というドラマの中で使用されていた曲がタイトルの、prettygirlmilkinghercow( ゲール語題:CallínDeasCruítenamBó )です。個人的にトラッド系の歌曲はスコットランド系に好きなものが多いのですが。アイルランド系にもめちゃめちゃ好きな曲が幾つかありまして。その中の一つがこのCallínDeasCruítenamBóというわけで幾つかバージョンを集めてみました。最初はこちらの
※画像はこちらから【マサチューセッツの歌】『TheJournalofAmericanFolk-Lorevol.30』・・・の、P.283~P.285によると。19世紀の半ば以降、アメリカでは続々と、『妖精の騎士』っぽい歌が記録されていくようになったみたいですが。B.L.Jonesという人がミシガン州で記録したふたつの歌のうちのひとつは。「Whereareyougoing?」「I'mgoingtoLynn