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30巻第267話「両投手の立ち上がり」その2の続きです。稲実との夏決勝戦、初回ツーアウト。ピッチャー降谷。「その2」の場面ではカワイイところも見せてくれました。4番バッター、稲実の大砲、山岡陸との対戦。山と岡と陸。山なりのホームランがんがん打ちたい人にぴったりのお名前。高校通算68本の本塁打。ひゃーこれは現実の高校野球でどれくらいすごいのか。清原を超えてる。https://sp.baseball.findfriends.jp/?pid=baseball_high
本日はact2「富士の麓」の感想。関東大会といえば、センバツベスト4位以上の薬師、そして春季大会で優勝・準優勝した稲実と市大がこの大会に出場することになりますね。なるほど、センバツで薬師がベスト4、青道がベスト8だった理由はこれか。春季大会では薬師vs稲実、青道vs市大と今までなかった試合を描きつつ、各々のリベンジは最後の夏までおあずけにできる。そして青道は関東大会に出場できないので、もうこの三校と当たることはないから、本筋から離れたところでチラッと各チームの現状を描ける。うーん、うまい
本日はact2【タイム】の感想。青道vs白龍の試合、まず先頭打者を仕留めたところからスタートです。普通のゴロでタイミングギリギリってヤバい気がするぞ。カットマンか!これは厄介やね。小湊亮介もそうでしたけど、2番打者でこのタイプは敵からしたら本当うっとおしくて素晴らしいと思うよ。ファールで球数を稼ぎ投手を疲弊させ、甘い球を仕留めたり四球を選ぶのも立派な戦術・技術ですからね。んで言ってるそばから高めに浮いたチェンジアップを捉えヒット。球数を稼いで失投を狙い撃ちか、敵ながらうぜぇ!wここで沢
「ダイヤのA」作者の寺嶋裕二先生からのメッセージが、コミックス32巻のあとがきにあった。「あと2冊で作品はいったん終了する予定です」沢村たちの物語はその後、続編で読めるのかもしれないし、読めないのかもしれない。2006年の連載開始から16年。先生は休みなく全力で走り続け、このまま同じように描き続けるわけにはいかなくなったのだろう。プロ野球の試合を観に行くこともできなかったなんて。寺嶋先生は、漫画家を辞めたわけではないようです。ネットの情報によると先生は48歳
本日はact2「バックアップ体制」・「捕手として」の感想。先週は更新できなかったので二本立てだよ。降谷は初回を三者凡退に切って落としました。山守学院は明るく楽しくノビノビと野球をするチームのようですね!方向性としては薬師高校に近いか。高めの直球に手を出すな低めの変化球に手を出すな監督としても選手としても相手投手を攻略する為に当然の心構えではありますが、真剣に野球に向き合って努力して結果を出している連中なら、それくらいは言わずとも理解しているでしょうしね。ミーティング等や試合前円陣でチーム
284話の投球で、成宮はついに目が覚めたようだ。対決した降谷にも、今後につながる大きな気づきがあった。そして、稲実キャプテン福井について。283話での私の考えには間違いがあったと思う。この3点について、書いていきます。まず、①成宮の変化について。この回、成宮は降谷を三振に仕留めた。ここが成宮の大きな転換点になった。次の段階へと上ったんじゃないかと私は思う。自己修正力。自己抑制力。チームを引っ張っていくリーダーシップ。そういうものにやっと目覚めたんじゃないか。
沢村がクリス先輩とバッテリーを組んだ試合の最後のバッター。大ケガで、選手生命の危機にいる財前君です。1年でエースで4番だった当時の能力を考えてみました。クリスといい財前といい、高校球界には無理をしてはいけないときに無理をして選手生命を失った選手たちもたくさんいて、その中には確かな原石もいたんだよなぁ・・・と考えてしまいます><;ダイヤのAコミック1-47巻セット(講談社コミックス)Amazon(アマゾン)3,165〜24,422円Amazon(アマゾン)で詳細
遂にバトンタッチ。降谷から沢村へ。頼もしい先輩や同級生に見守られて。良いなあ。まるでオリンピック陸上の400メートルリレーのようだと思った。トップスピードでバトンの受け渡しをするように、投手がベストの状態で交代する。降谷は最初からペース配分なく全力投球。6回裏にはまるでラストスパートでもするかのように最高の投球を見せた。沢村はもう随分前からブルペンでウォームアップ。準決勝で完投したばかりなのに。登板する7回裏からの投球数は少なくても、準備中の投球数を含めるとどれくらいになるのか。降
278話では、麻生のスーパープレーが、稲実に傾いていた流れを止めます。試合の流れは稲実から〜〜〜〜〜青道へ。稲実の4番打者、山岡に対して、青道の外野は深く守っていなかった。山岡の力を甘くみていた。しかし山岡の打球はフェンス際へ。それを麻生が走って飛んで見事キャッチしたけれど、頭からフェンスに激突(痛)。センター東条らが駆け寄る。東条って、女優の米倉涼子に似てない?麻生はボールを離さなかった。この麻生の奮闘で、球場の観客は大騒ぎ。麻生を称える声援と拍手が鳴
本日はact2【自分らしさ】の感想。先週までの青道vs山守戦から舞台は変わって、今週は東京代表vsウインドユース戦へ。成宮と御幸のバッテリー、相変わらず強気なリードでアメリカ打線に向かっていきます。負けず嫌いの成宮もそれに応えるように、球種を問わずガンガン投げ込み、何の危なげもなくポンポンとアウトを積み重ねて行きます。その成宮の躍動っぷりにウインドユースの面々もウキウキ。個人的には鉄仮面だったコンラッドがウキウキ顔だったのに草。【悲報】御幸、成宮の真・チェンジアップを取れない非常にマ
成宮が渾身の力で投げたチェンジアップを、降谷はあっけなく空振り、三振。降谷は高校トップ選手の凄さを目の当たりにし、もっと上の世界の人たちと戦いたいという気持ちになった。降谷の胸が「ドクン」と高鳴った。彼は感情が顔に出ないので分かりにくいけど、自分も上の世界に行きたい、行けるんじゃないかって想像して、ワクワクしてるようだ。それで投球が力み気味になった。キャッチャー御幸は落ち着かせるため、マウンドへ。落ち着いたら、さらにもうひと押し。忘れ物!取りに行く!この
今回はact2「復帰間近」の感想。先週は赤松が6回ついに登板したところでした。赤松、6者連続三振の鮮烈デビュー。先週僕は降谷と同じようなデビューを飾るとコメントで予想してましたが、だいたい予想通り。まあ先週末の「この日、彼の名が関東中に知られることになる」っていう言い回しが、降谷が横学相手に初登板した時と全く同じ言い回しだった故の予想だったんですけどねwまさか6者連続三振まで一緒とはなぁ。結局そのまま稲実が完勝。赤松、まさかのドロップカーバー。ついに丹波さんを継ぐ者が現れたか…!(
本日はact2「祝砲」の感想。沢村、左キラー打線の鳴田工業を抑え切る。【降谷がいない】&【エースの座を奪い取るチャンス】ということで今回の沢村はかなり力みがあったようで、この試合では変化球(ナンバーズ)があまり決まらなかったようですが、ストレートをコーナーに投げ込むことで押し切ったようです。プレッシャーを跳ね返せるメンタルを持つピッチャーほど心強い存在はいません。とはいえやはり体力的疲労と精神的疲労は別物なのか、あのスタミナオバケの沢村が100球弱でゼーゼー言ってるのはかなり珍しい光景です
今日はact2「黄金時代」の感想。二軍成績は4勝1敗。奥村は2勝した試合で4打点を挙げ、チームの勝利に貢献しました!そして一軍入りの可能性が極めて少なくなってきた2軍ベンチ外の3年生は、自ら率先してグラウンド整備に…みんな高校生やのにホンマ人間出来てるわ。これだけでも片岡鉄心を監督にしてる意義があるよね。部活にしろ仕事にしろ、厳しい環境で誰一人リタイア者が出ないのってチームメイト(同僚)と首脳陣(上司)の人格によるところは大きいからw案の定、沢村の活躍はメディアに大きく取り上げられ、その存
本日は「シーソーゲーム」の感想。6回ツーアウトから突如乱調した降谷と由井がバッテリーごと交代し、金田と奥村が出場したところまで進みました。おお、やるねえ。金田の初球ワンバンフォークをキッチリ止めました。プロ野球のキャッチャーとか見てても思うんですけど、指に引っかかったストレートや、ワンバンしたスライダー・フォークをキッチリ止めてくれる捕手の安心感は半端ないですからね。実際に投げてる投手なら尚更そう思うでしょう。逆にいえば、そういった低めの球を止められない捕手は「【捕手】だけど捕れない」
前話では、頭脳を活かした春市の高度な作戦により、倉持は二塁盗塁に成功した。280話で、さらに三塁に送れるかどうか。稲実ピッチャー成宮は、春市に向かって「追い込まれてんのはどっちよ。(打球を前に飛ばせるものなら)飛ばしてみろーー」この試合、稲実が先制し、1点リードしている。でも麻生の体を張ったプレーをきっかけに、今や流れは青道の方に。成宮にプレッシャーがかかる。成宮の球に喰らいつきながら、バッター春市は回想する。ファールをガンガン打ちながらの回想なので、打席でずいぶんと沢山
本日は100話「火をつけろ」の感想。2017年のプロ野球シーズン、日本シリーズも終わりましたねー。横浜は頑張ったよ。数日中に阪神ファン目線で今シーズンの感想でも。ベンチ入りメンバー発表は2週間後。ようやくこの時が来たか。ということは、今の一軍25人?の中から複数名がはじき出され、エースナンバーが決まるということ。相手はセンバツ出場校の山守学園と、昨年夏の甲子園出場校の西邦高校。これが事実上の一軍最終試験でしょうね。昨年でいう黒士舘ポジションかな。降谷が山守相手に、沢村が西邦相手に投
稲実の国友監督と、青道の片岡監督の、発言について。自分が以前書いた解釈は違うんじゃないかと思えてきた。この2人の監督は、私なんぞには想像もつかないほど「大きな愛」で選手たちを受け止め、包み込んでいるのだろうな、と思うようになってきた。稲実vs青道の決勝戦の前夜、国友監督は成宮を認める発言をした。「お前もよく立ち向かってる」自然に口から出た、という感じだった。「成宮の全てを受け入れている」その愛情から、湧き出た言葉なんだろう。監督は今まで選手たち、特に、長所も
今回は、青道逆転もさることながら、稲実のキャプテン福井の実状について掘り下げます。青道の攻撃。白州が三塁に、御幸が一塁にいる。バッター前園はセーフティスクイズ。三塁線に転がした。白州は生還。青道、逆転!あっという間の逆転。稲実の意表を突いたのは、セーフティだけでなく、前園が一塁でなく三塁方向に打ったことも?どなたか教えてください。逆転打者、前園の歓喜の雄叫び。↓何て言ってる?左側は「く」と「そ」?だから、ほとんどカットされたんですね。この次のページで、
今日はactⅡ46話「勝ってこそ」の感想。青道、敗北!なんとか1点は返すも反撃はここまで。天久は最後疲れを見せながらも、142球3失点完投勝利。決勝にコマを進め関東大会出場の権利を獲得したのは市大三高になりました。やはり予想通り青道は敗れましたか。最近はよく球数球数と色んな方面で言われますが、仮に打者1人に4球、1試合9安打喰らうと仮定しても、(4×27)+(4×9)=144実力が互角の相手と戦って完投するなら、140球くらいは普通にかかるものだと思ってるので、僕はしっかり登板間隔を開
沢村、せっかく登板したのに…目の下のクマがこれだけひどいと、ダメなんじゃないかと予感した。最初のバッターに対してストライクが入らない。チームのために何とかしようと、もがく沢村。先発した降谷から「最高の形で」引き継いだ。だからこそ「中途半端な投球はできない」と自分にダメ出しする。チームメイトからの優しい励ましが、嬉しいんだけど、かえって辛い。この部分、読むのがとっても辛かった。直視できない。でも、さすが沢村!いつもの深呼吸をし忘れたことに
283話で、稲実のキャプテン福井が多田野にだけ「トン」とボディータッチした↓のは、なぜだろうと、私はずっと考えてきた。福井はボディータッチの後も、表情を崩さなかった。明るく澄んだ瞳のままだった。迷いがないってことだよね。福井は、成宮の多田野へのパワハラを放置してきた様子。でも、このシーンで「トン」とボディータッチを多田野だけにした。これは。。。。?やっぱり福井は、辛い目にあってきた多田野を応援してるんだろうな。福井や多田野がチームで
御幸が成宮からの「稲実で一緒に野球をやろう」という誘いを断った理由。それは……同学年で成宮以上の投手はいないから。一番凄い投手である成宮を打ちたいから。それにしても、このシーンに多田野が割り込んでるの、笑った!一方、成宮は、成宮は御幸と同じチームでプレーしたかった。御幸と対戦することはそれほど望んでいなかった(御幸よりすごいバッターは他にいるし)。2人の気持ちはすれ違った。御幸がチャンスをジッと狙う姿はまるで肉食獣。子どもの頃からそう。
成宮鳴は子どもの頃から凄腕のスカウトマンだった。これはと思う選手を集めて最強のチームを作るという発想も凄いし、実現してしまう行動力も凄い。選手への指摘も的確で、即座に相手の心を掴んだ。まだ中学3年なのに!カルロスは成宮に声をかけられて稲実に進学した選手の1人。同じようにして集まったチームメイトたちに「侵食され、貪欲になっていく」切磋琢磨して能力が磨かれていく。それでも「足りない」「足りない…」野球でさらに上を目指しているから。それだけじゃなくて、精神的
本日は「頼んだぞ」の感想。小野、骨折で全治1ヶ月半。うーんこれは辛いのう。しかしボスは大会中の復帰を目指して戻ってこいとのこと。予選の段階から小野をベンチに入れるのか、それとも予選中は小野を外して奥村と由井をベンチに入れるのか。甲子園決まったら再度ベンチ入りメンバーを決められるんでしたっけ?(予選20人、甲子園18人)あんまりそこら辺は詳しくないので本職の方教えてください笑なんとここにきてスタメン全取っ替え。試合前は2試合ともスタメン固定と話していたボスでしたが、試合に負けると同時
稲実キャプテン福井は言う。「稲実は僕の憧れのチームなんだ」「憧れのチーム」って…。それは、本当は、自分がそのチームに所属していない場合に、言えるセリフだよ。ああ〜福井。君は部外者か。野球の実力がチーム最下層の福井にとって、稲実レギュラー陣は、自分とは違う世界の人たち。福井は、稲実でどんなに努力しても越えられない壁があることに入部後に気づいて、スター選手たちのファンに徹することにしたのかもしれない。悲しい。そんな福井がキャプテンに選ばれた。
今週は99話「競演」の感想。先週から東京選抜チーム編が始まりました。今回はちょっとボリューム多めで。まずは全選手が本職ではないポジションで守備練習。これは3日間という短期間で様々な選手に出番を与えるための練習でしょうか。投手→外野の守備練捕手→ファーストの守備練一塁手→サードか外野の守備練どれも複数ポジションを守ったりコンバートしたりする上ではオーソドックスですね。御幸は軽快な動きでファーストの守備をこなし、白河に感心されていました。白河は「捕手以外やりたくない奴だと思ってた」
今回は「集結」の感想。今の時間軸は5月30日なんですね。白龍戦が終わって3週間ちょいか。御幸ニキ、サッワから大量のハイチュウを差し入れ。だいたい田澤のせい(褒め言葉)今メジャーリーグでハイチュウが大流行していますが、そのキッカケとなったのが田澤純一ですね。田澤選手は日本プロ野球を経由せず直接メジャーに渡りアメリカで約10年プレイしていますが、メジャーでは若手やルーキーがお菓子を用意しなければならないルールがあります。そこでルーキー時代の田澤がハイチュウを用意すると空前のハイチュウ大ブ
さて選手権予選準決勝、青道の対戦相手は仙泉高校。ここのエースが…真木洋介!どんなスポーツでもそうなんですけどね、背が高いというのはそれだけで優位です。もちろん背の小さな大投手もいますが、日本のプロ野球投手の平均身長はおそらく180越えてるでしょうね…そんな真木のフォーム。これは非常に深いところなんです。仮に下半身の力をボールに100%伝えられるとしましょう、だとすればステップ幅は広い方が絶対に良いはず。でも広いステップからその力を上半身に伝えるためには非常に柔らかい股関節の回転が必要にな
さて色々ありましたが甲子園行きの切符を賭けて青道高校が決勝で戦う相手は稲城実業に決定。因縁のライバルとの対決は決勝戦で、これは野球漫画の王道のような気もしますが…これをあえて外してくる漫画家があだち充です。あだち充は多くの場合決勝戦の前に山場を持ってきて、決勝戦自体は簡略化することが多い傾向があります。つーわけで決勝を戦う稲実のメンバー。稲実の一番の強みは1.2.5.6番が2年生という事で来季以降も活躍が期待できる点です。強豪校っていうのはやっぱり3年生ばかりのチームは作ってこないんですよ