ブログ記事467件
慢性疾患患者は例外なく低体温~その3、ATPを増やす低体温=ATP不足以下は、「すべての不調は自分で治せる」から引用、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー*ATPはどのようにつくられるのかATPは、細胞の大部分を占める細胞質と、その中にあるミトコンドリアという小器官でつくられます。エネルギーは糖や脂質からつくられるのはご存じですよね。もう少し細かく分解されると、それぞれ「グルコース(ブドウ糖)」「脂肪酸」となります。どの材料が使われるかどうかで、そのエネルギー代謝の経路が異な
ダイエットを希望されて受診された患者の治療症例;30代前半、男性。祖母と2人暮らし、独身。父親の経営するクリニックの理事をしている。自分の本を読んで、ダイエット希望にてH30.7当院を受診。175cm、125kg。痛風で薬を飲んでいる。少し前からプロテインを1日1回飲み始めたと言う。TG430、BUN17.7、フェリチン59。→高タンパク/低糖質食+プロテイン20g(60cc)*3。フェルム処方。B50、C1000、E400を標準量で開始。H30.8、123kg。プロテ
「呼吸」といえばミトコンドリア、これは真核細胞を特徴づける細胞小器官です。寄生性の好気性細菌が古細菌に入り込んで細胞内共生したものと考えられ、ATPを大量に生産し、真核生物の複雑化と多細胞化に貢献しました。以上のことは、以前、真核生物の誕生①と②に書きましました。今日は、「呼吸」の反応のあらましをプリントにまとめたものを紹介します。高校生の諸君には、これをよく読んだあとで教科書や問題集に戻ってもらいたいと思っています。すこし分かりやすくなっているはずです。まず、ミト
(超基礎編)燃料は糖質と脂肪酸であり、タンパク質は燃料としては当てにならない糖質制限を始める際には代替となる燃料、すなわち良質な脂肪酸の摂取量を増やす必要性がある。燃料として当てになる良質な脂肪酸とは、生クリーム、クロテッドクリーム、バター、ラードなどの動物性脂肪。生体膜成分としての脂肪酸としては、飽和脂肪酸+ω3脂肪酸を増やすことが必要。リノール酸、アラキドン酸などのω6脂肪酸も必須脂肪酸であるが、これ自体は過剰摂取の方が問題となるため、むしろ意識して減らす必要性がある。タンパク質
ミトコンドリアを活性化すればパーキンソン病は改善する症例:40代後半女性H23頃から足が出にくい、体が思うように動かないH24.2総合病院神経内科でパーキンソン病と診断された以後同院で治療を継続しているが次第に症状が進行している年々体の動きが悪くなっているため先々への不安、恐怖が強い処方はネオドパストン(100)2T(L-ドーパ)、ペルマックス2T(ドパミンアゴニスト)、エフピー1T(MAO-B)H26.6、当院でのグルタチオン点滴を希望され来院右足が前に出にくい、右手も動きが
OrganicHolisticLifeInstagram以前クエン酸が癌や抗老化に効果があるという記事、クエン酸で医者いらず-1日1個梅干し健康法をアップして、梅干しを食べるといいという話をしました。癌になった内科医が抗がん剤や放射線治療を拒否して、毎日クエン酸を薬として飲んでいたという内容でした。梅干しはクエン酸を摂取するのに手っ取り早い方法なのですが、毎日梅干しはご勘弁という方に朗報です。梅干し以外のクエン酸梅干し以外でクエン酸を簡単に摂取できるのは、アップルサイダー
ATPセットが完成したのが2年前でした。ーーATP激増(ブースト)、サプリメント4点セットATPセット、1年前に初登場。ーーー(まず最初に初心者向けの解説、上級者はスルーして下さい)ATPはエネルギー通貨であり、体を動かすにも、頭を使うにも、呼吸するにも、心臓を動かすにも、食物を消化吸収するにも、各種ホルモンを合成するにも、必要。ATPが十分ある=元気に過ごせる。ATP不足=病気を発症。さらなるATP不足=死。エネルギー代謝を再度復習、グルコースの嫌気性解糖、グルコース→
B1とナイアシンは最も重要ビタミンB群はチームとしてエネルギー代謝の補酵素として働きます基質-代謝酵素-補酵素、という組み合わせで代謝が進みます補酵素が不足すると代謝が滞りますB群の中で、B1とナイアシンが最も重要と考えます何故なら、ピルビン酸→アセチルCoAの補酵素であるからですこの代謝が滞るとグルコースはクエン酸回路に入れませんhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/772092122907114?pnref=storyも
戦後の日本人は「Fe不足の刑+Mg不足の刑」となり頭が働かなくなっている1)欧米では自国で販売する小麦粉にFe入れている。日本は小麦粉の90%以上を輸入しているが、Feを入れていない。Feの入っていないパン、麺を大量に食べて、Fe不足になっている。2)子供はCa過多の牛乳を強制的に飲まされ、大人も牛乳は骨を強くすると信じ込んで飲んでいる。Ca過多でMg不足になっている。3)1960年~1997年にはNaしか入っていない精製塩(食塩)のみになったため、Mg不足になっている。1997年
母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児になる15-50歳の女性の80%は鉄不足があります。当院の患者の男女比は、25%:75%と圧倒的に女性が多い。幼稚園児を連れて受診される女性も多い。先日気づいたこと、それは母親が鉄タンパク不足ならその子供は多動児であること。泣いたり、愚図ったり、叫んだり、走り回ったり、飛び跳ねたりで、じっとしてません。この子、小学校に入ればじっと座って授業を受けることができないだろうな、と推測されます。そういう子は、ADHD、LD(学習障害)などと診断される
クエン酸回路と補酵素ピルビン酸→アセチルCoAの補酵素、B1、B2、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、αリポ酸クエン酸回路の補酵素、B群、Zn、Mg,B群=B1、B2、B3、B5、B6、B9(葉酸)、B12そのほかコエンザイムQ10電子伝達系=Feつまり、ピルビン酸の元となるグルコースを減らせば、B1不足になりにくいしかし、Feが不足すれば全てが上手く回らなくなる糖質制限+Feが最も重要次に、ナイアシン、Zn、Mg次に、B50コンプレックスhttp://mariya
クエン酸はガン細胞の増殖を抑える!!有機JAS認証有機栽培かぼす果汁100%180ml×3本セット大分有機かぼす農園https://item.rakuten.co.jp/onsenken-oita/j4589410330076s3/クエン酸を摂取するにはかぼすがお勧めです。しかも農薬が使われていない有機栽培でなければなりません。以前は、梅干しをお勧めしていたのですが、梅を漬ける際の塩に大きな問題があります。食卓塩で漬けた梅干しには・・・化学精製塩としての毒性が残ります
分子栄養学入門-15、ATPはどのようにつくられるのかATPがつくられるエネルギー代謝は、これまでの著書でも解説してきましたが、とても重要ですので、少し難しい内容ですが本書でも説明いたします。このATPは、細胞の大部分を占める細胞質と、その中にあるミトコンドリアという小器官でつくられます。エネルギーは糖や脂質からつくられるのはご存じですよね。もう少し細かく分解されると、それぞれ「グルコース(ブドウ糖)」「脂肪酸」となります。どの材料が使われるかどうかで、そのエネルギー代謝の経路が異な
ミネラル処方の効果ミネラル処方=フェルム(Fe)+プロマックD(Zn)+マグミット(Mg)今まで鉄タンパク不足の女性には、高タンパク/低糖質食の指導、ジェイゾロフトなど2-3種類の薬+フェルムを処方していた改善が思わしくない人にはZnを追加処方していたが、今ひとつ効果が実感できなかった2ヶ月前から、Mgも含めた3種類のミネラル処方を始めた(薬の数が多くなるので、きちんと了解して同意された方限定ですが)これはなかなか良いですZnのみでは効果がなかった人もZnとMgとセットで処方すると
2021年3月末に前立腺全摘手術をダヴィンチ手術で行い273日経過しました昨年の今ごろは12月23日にMRI検査をし検査結果は陽性「針生検をしないと確定できないが陽性」と告げられ、人生最もツラい日々が始まった頃でした死について考え夜中必ず目覚め、完全に睡眠不足に結果、1月7日に針生検1月14日に前立腺がん(GS3+4=7、T1a~c)告知しかし、告知されたことでモヤモヤが晴れ前向きにやるしかないと開き直りその日からぐっ
「ミネラル処方」は「ミラクル処方」?Mgについて集中的に勉強しましたまず、Mgの基礎知識として、MgはCaの拮抗元素Caは筋肉収縮、Mgは筋肉弛緩Ca拮抗薬の適応は、高血圧症、狭心症Mgは血管の筋緊張を緩めるMgは冠動脈の攣縮を防ぐMgは天然のCa拮抗薬Mgは食物の精製過程で最初に削り落とされる元素骨を強くする目的でCaが付加された食材が増えているため、Mg不足になりやすい「マグネシウム健康読本」、「奇蹟のマグネシウム」、より病気の予防、健康維持目的なら、Mg100~20
※高校生物のレベルでの解説になります「電子伝達系」は呼吸の反応の最終段階です。前段階の「解糖系」と「クエン酸回路」は、何のために起きているのかが分かりにくいけれども、「電子伝達系」の幕で最後のオチまで聞くと、呼吸のストーリーの全容が分かってようやく腑に落ちます。「ミトコンドリアはこれがやりたかったんだ…」、と、いうのは「ATP合成酵素を回す」ことなんですよねー。だったら最初からATP合成酵素の話をしてくれりゃあいいんですが、教科書や参考書の紹介は最後です。まあ、順に説明す
最も重要な代謝酵素:ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体は、ピルビン酸をアセチルCoAに代謝する酵素アセチルCoAは好気性解糖(クエン酸回路+電子伝達系)の入り口アセチルCoAに代謝されないピルビン酸は乳酸に代謝される(嫌気性解糖)つまり、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体は生体にとって最も重要な代謝酵素http://kusuri-jouhou.com/creature1/kaitoukei.html補酵素として、B1、B2、ナイアシン、B5(パントテン酸)
梅干しと酸素カプセルは大のお勧めです。お知らせ今現在、メルマガイベントやってます。^^https://ameblo.jp/64152966/entry-12800414620.html5月8日月曜日深夜0時まででお申込み受付期間~終了となっています。宜しくお願い致します。^^クエン酸はガン細胞の増殖を抑える!!https://ameblo.jp/64152966/entry-12744053212.htmlよくリンパ経由でガンが転移したと言われますが、そもそも、血液が汚れ
放送大学の先生が、今は俯瞰(ふかん)科学が重要だと言っていました。俯瞰というのは鳥瞰(ちょうかん)ともいいまして、鳥が高いところから地上を見ているような視点をもって、客観的に大局を見定めることです。20世紀の、あらゆる学問分野の業績を、横断的に体系づけてまとめる時代に入ったとも言っていました。で、私も影響されたのか、昨年、光合成と呼吸について、俯瞰的にまとめたプリントを作っていました。今日はこれを紹介したいと思います。高校で生物を教えていると、生徒の頭の中で「光合成」と「呼
バターを食べると糖質過食要求が消失する回転式本部のケトプロ食はバター積極的摂取を推奨しています1日量30~200ghttp://www.kaiten.jp/syokuji/butter.html自分も3ヶ月前からバター食を継続し、空腹感を感じなくなり体重も減少しましたhttps://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/820394501410209?pnref=story一ヶ月前から患者にもバターの積極的摂取を進めていますすると、”バターを
前からずっと描こうと思っていた、「解糖系」の学習プリントです。やっとできました。化学の構造式に慣れていないうちは、この図が役立ってくれるはずです。うまくいけば、「解糖系」の反応は、高校生物のレベルなら、屁の河童になります。キャラクターをよく見たら下に進んでください。ブドウ糖が呼吸基質として細胞に入ってきたところから始めましょう。「解糖系」の目的は、「ブドウ糖」を「ピルビン酸」に変えることです。まず、ATPがブドウ糖を分解していきます。(お断り炭化