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この〈修道女アンジェリカ〉は1幕物のオペラです。皆さんは舞台の"幕・場・景"を聞いたことがありますか?大まかに説明すると、①【幕】大きな区切り、幕が閉まることで時間の経過や場所の変化を表します。(例)朝→夜、地方→都会など②【場】"幕"の中での小さな区切り。同日の時間経過や場所、状況の変化などを表します。③【景】"場"の中でより小さな区切り。新イベント。新たな登場人物が出たり、新事実が明らかになったりします。ですが、この〈修道女アンジェリカ〉ではこの"景"を使わずに一つ一
歌姫トスカを射止める程のイケメン美男❣️(※二幕にてあのスカルピアも認める😂)今回は《マリオ・カヴァラドッシ》について一緒に紐解いていきましょう😙元々高貴なお家柄であるカヴァラドッシ家はローマにあったのですが、父ニコラが若い頃にフランスに渡り、妻マドモアゼルと出会いました🇫🇷その後、ヴォルテールの思想に興味を抱き、そして妻の叔父が革命思想者ということも相まって、そのままフランスに留まります😲形式上はローマの貴族とはいえ、マリオ・カヴァラドッシ(🇮🇹と🇫🇷のハーフ)はフランスで生まれ、
〜修道女アンジェリカここまでのあらすじ〜第1景「お祈り」夕方のお祈りの場面。ドラマの伏線「聖母マリア様、お祈りください。〈私達の死の時にも〉」…ということは誰かが死ぬドラマ?😱第2景「懲罰」修道院はルールを破った人に罰を与える。遅刻など悪いことをした修道女達に先生が罰を与える🙆🏻♀️🙅🏻♀️第3景「休み時間」黄金に輝く水を亡くなった修道女の墓にお供えをしようとすると、アンジェリカは「死んだ人にしても意味がない。それに修道女は願望を持っていけない」と言う。しかし、本当はアンジェリカ
突然ですが、ここで質問です🤠歌劇「ラ・ボエーム」のミミとロドルフォ、二人はクリスマスに運命的な出会いを果たします。その出会いは〈偶然〉か〈打算的〉かどう思われますか?🤔引用:鹿島茂著書「職業別パリ風俗」オペラを見始めた頃の私は「なんたる奇跡✨きっと偶然に違いない🥰」と思っていました😌当時の私は恋に恋していたのですね💕何故、突然こんな話をお伝えしたかというと、ラ・ボエーム※1830年、椿姫※1848〜50年(二月革命付近)はそれぞれ近い時代設定となっています🤔パリ風俗を語る上で好都
今回の目的地の一つはベルリンでした前のブログでEU内の国際線で向かった先は別の国ですややこしくてすみませんがその国に用事があり数日滞在後鉄道でベルリンに移動しましたベルリンではリッツカールトンに宿泊しましたとても便利な場所で画像のとおりランクは下のお部屋にしましたが広くて大満足でしたベルリンの前に行った国のホテルは高くて狭かったのですベルリンのリッツカールトンは手頃でしたベルリン滞在の最終日国立歌劇場でオペラを鑑賞しました演目はヴェルディのアイーダです若い頃
これは、高エネルギーの声の高音域の形を整える技術です。紛い物に注意!日本式オペラ発声の人には決して真似できない歌声になります。https://youtu.be/5alMQ1trzo4?si=QQYADkQ1evONnofIイタリアオペラの発声(カヴァードチェスト)で昭和歌謡を歌う2説明歌唱永田孝志お問合せmolto_piu_acute@yahoo.co.jpyoutu.be
文字通り、バスとバリトンのアリアを歌いました。バスバリトンがバリトンのアリアを歌うには、圧縮技術を会得し、熟達する必要があり、国内のメソッドでは、絶対に到達出来ない事が、論理と実践で証明されつつあります。その技術を発見し、教えているところは私のところのみです!https://youtu.be/QU5OWo85hiY?si=-fZ4b8VwkND0hlJjイタリアオペラのBassアリアとBaritonアリアを歌う説明歌唱永田孝志お問合せmolto_piu_acute@yahoo.c
昨年度に引き続き、今年度も『イタリアオペラの魅力』という公開講座(公開レッスン)を担当させて頂きました🇮🇹様々な作品を通して改めてイタリアオペラの魅力、奥深さを皆様と共有できて、私自身も勉強になり幸せな時間でした。受講生の皆さま、ピアニストの吉田彩さん、事務局の皆さま、ありがとうございました♪@東京二期会
◎東京・春・音楽祭2024ヴェルディ《アイーダ》(演奏会形式)2024年4月17日[水]14:00開演(13:00開場)@東京文化会館大ホール出演指揮:リッカルド・ムーティアイーダ(ソプラノ):マリア・ホセ・シーリラダメス(テノール):ルチアーノ・ガンチ※アモナズロ(バリトン):セルバン・ヴァシレアムネリス(メゾ・ソプラノ):ユリア・マトーチュキナランフィス(バス):ヴィットリオ・デ・カンポエジプト国王(バス):片山将司伝令(テノール):石井基幾巫女(ソプラノ):中畑有
METライブビューイング2023-24第6作「運命の力」を観てきましたこの作品は、ジョゼッペ・ヴェルディ中期の大作で、原作を元に作曲された初演版に改定を加えた「ミラノ版」が本作の元になっています。一言でいえば、愛と復讐をテーマとした壮大でドラマティックな悲劇ですが、印象的で耳に残る有名な序曲から始まり、数々の美しいアリア、重唱、合唱で彩られた美しい音楽と、主人公たちの愛と苦しみが強く心に迫ってくるような魅力的なストーリーのオペラで、私も大好きな作品の一つです。