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日本の人は絵を描くとき、太陽を赤で描くことが多いと思います。でも、太陽を赤で描く国は意外と少なくて、グローバルスタンダードは黄色とかオレンジ色も多い印象です。虹の色も日本では7色で描かれることが多いと思います。でも、アメリカは6色ですし、ドイツは5色、台湾は3色です。2色で描かれる地域もある。ものの見方というのは、所属するコミュニティによってこんなにちがうんですよね。ぼくらの「あたりまえ」は、ちょっとでも場所や時間
2013年フジテレビ系で放送されたドラマ『最高の離婚』は最高でした。2組のカップルを通して家族のあり方や結婚観をコメディタッチに描いた作品で、物語の舞台は、中目黒です。今回の「行ってきました」は、桜の季節に、『最高の離婚』の舞台目黒川周辺を散策してきました。▼早速、ドラマで出てきた東急ストア主人公の濱崎光生(瑛太)の実家のクリーニング店を継いでいるお嫁さんの結夏(尾野真千子)ですが、そのクリーニング店もあります。
近しい関係であっても、ことばを尽くすことをやめてしまえば、認識は少しづつずれてしまいます。距離が近くなればなるほど、「言わなくても分かるでしょう」と気持ちを伝えなくなることがあるけれど、でも、ほとんどのことは言わなければ分からないことだらけです。ことばの余白は、時にロマンチックでポテンシャルを秘めているけれど、そこに負の感情が埋まってしまうとどうにもならなくなってしまう。人はじぶんの気持ちがうまく伝わっていないと感じると
ほとんどの人が成功できないほど困難なものがあるとしたら、そのジャンルが長く続くことは、ほとんどないのだと思います。長く存在しているものは、それがいまもあり続けていることが、「やればできること」の証明になっています。たとえば寿司をにぎることがほとんどの人にとって困難なことなら、寿司屋はとうにこの世界から消えてなくなっています。ほとんどの人にとって「やればできる」ことだからこそ、時代をこえてあり続けている。なにかに心ひかれて
心をひらくということは、「なんでも話す」ということではなく、なんでも話せるという「信頼を持つ」ということなんだと思います。実際にことばにして相手に伝えるかどうかはさておき、どうしてもしんどくなったとき受け止めてくれる人がいるだけで人は強くしなやかに生きられる。弱音を言ったり、愚痴をこぼすことが心をひらくということではなく、正直(自然体)でいられることが心をひらいている状態にいちばん近い気がする。今日も「わくわく海賊団」に
じぶんの好きなことをたのしんでやっている人が、いちばんだと思います。たのしんでやるには、好きなことを好きでいることを認めて心地よく受け入れてくれる人が集まる場所にいることが大切です。周囲がなんと言おうとじぶんが好きならそれでいいと考えることもできますが、周囲に理解されないでやっている好きなことと、周囲から認められてやっている好きなことでは、どっちがよりたのしいかは明確です。「水を得た魚」というけれど、じぶんの好きな
評判がいいレストランに行くとおいしい料理が提供されます。そしてそれだけではなく、そこに集まるお客さんたちも、「ここでたのしい時間を過ごそう」そういう意識で訪れています。ですから、服装、ことば使いなど、その場にふさわしい振る舞いでレストランに訪れます。結果として、レストランにいい雰囲気をもたらしています。「ここでたのしい時間を過ごそう」これはつまり参加意識です。レストランでお金を払ったからいい時間が提供されるだろうという
・星の王子さまの冒頭で、"ぼく"が一枚の絵を見せて訊いてくる場面があります。「これこわくない?」「帽子がなんでこわいの?」「おとなは、みんなそういうよね。これは、象を丸呑みにしたウワバミの絵だよ。」最初は帽子にしか見えなかったこの絵も、一度この話を知ってしまうと、"象を丸呑みにしたウワバミ"にしか見えなくなってしまいます。この絵を帽子ではなく、"象を丸呑みにしたウワバミ"と一度認識してしまうと、もう他の解釈はむずかしくなる。