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じぶんの好きなことをたのしんでやっている人が、いちばんだと思います。たのしんでやるには、好きなことを好きでいることを認めて心地よく受け入れてくれる人が集まる場所にいることが大切です。周囲がなんと言おうとじぶんが好きならそれでいいと考えることもできますが、周囲に理解されないでやっている好きなことと、周囲から認められてやっている好きなことでは、どっちがよりたのしいかは明確です。「水を得た魚」というけれど、じぶんの好きな
じぶんのことばにしてなにか文章を書いてみると、じぶんがどこにピントを合わせてその「なにか」を見ているのかよく分かると思います。伝言ゲームがむずかしいのは、人それぞれのフィルターを通って解釈された文章というのが、それぞれ合わせているピントがちがうからだと思っています。ハワイと聞いて、きれいな海を想像する人もいれば、買い物天国と想像する人もいる。食事やダンスを想像する人だってきっとたくさんいるでしょう。文章にして書いてみる
評判がいいレストランに行くとおいしい料理が提供されます。そしてそれだけではなく、そこに集まるお客さんたちも、「ここでたのしい時間を過ごそう」そういう意識で訪れています。ですから、服装、ことば使いなど、その場にふさわしい振る舞いでレストランに訪れます。結果として、レストランにいい雰囲気をもたらしています。「ここでたのしい時間を過ごそう」これはつまり参加意識です。レストランでお金を払ったからいい時間が提供されるだろうという
なにかを決めるとき、「すべてが完璧な選択はありえない」と最初に決めてしまうことで、納得の選択ができるのだと思っています。どんなに慎重に、どれだけ時間をかけて選んだ答えも、完璧を求めた正解には、必ず不満が残ります。たとえば服を選ぶとき。デザインで選ぶのか、価格、素材、使い勝手と総合的に判断する選び方が一般的でしょう。しかしすべてに完璧を求めようと思えば、短所は排除されることになるわけで、結果として特徴のない平均的な服が選ば
なにがどうなるか予想できない不確実な世の中を生きるうえでは、「打率」より「ヒットの数」を意識してアクションを起こすほうがいいでしょう。打率というのは、凡打との比率のことなので、打率をあげることを意識すればできるだけ失敗を避けます。ですから、不確実な打席には、立たないほうがいいことも戦略としてあるはずです。一方で、ヒットの数というのは、凡打の数は関係ありませんから、打席にできるだけ立つほうがいい。空振りしようが凡打
こんな田舎じゃ夢もみられない。そんなことばを残して、東京へ向かった若者がいたのもいまはむかしでありまして、ネットさえ繋がっていればどこにいてもチャンスはある…そんな時代になりました。本社を地方へ移転する企業もあります。Amazonで頼めば東京に行かなくたってなんだって買える時代になりました。むかしにくらべて地方もインフラが整ってきたけれど、それでもやっぱり東京にしかないものがあります。たとえば、渋谷・新宿に行けば、
根拠もなにもないのだけれど、「雨の日が好きだ」という人っておしゃれな人が多い印象です。ほとんどの人にとって、雨はたのしくないものです。濡れるのも嫌だし、髪がボサボサになるし、傘もなんだか邪魔だし、雨の日が嫌という人は多いでしょう。この嫌で避けられないものに対して、「雨の日が好き」と言えるまでに視点を変換できるセンスが、おしゃれに感じる要因かもしれません。傘にこだわる。レインコートを可愛くする。長靴を特別なものにする。
どういうときに、うれしいと感じるのか。どういうことがあると、しあわせか。それを知っておくことは、大事なことだと思っています。ほんとうは責任なんておいたくなかったはずなのに、うっかり出世してしまったとか、バッシングに耐えられる強さを持たずだれもが知っている有名人になることは、周囲から見れば幸福そうであっても、本人はどうかは分かりません。いやならやめればいいと思うかもしれないけれど、こういう類の不幸は厄介で、一度手にするとなか
ほんとうに分かるには、やっぱり少し時間がかかるのだと思います。じぶんで噛み砕いて飲み込んでお腹に力を入れて、もう一度じぶんの中から「出す」という作業をしないと、ほんとうの意味で「分かる」には、たどりつけないのかもしれない。この消化にかかる時間は、おそらく人それぞれちがっていて、あっという間に消化してしまう人もたしかにいるとは思うけれど、少なくとも「食べ過ぎ」というのは、よくないのだと思うんですよね。情報過多のこの時代に、
2013年フジテレビ系で放送されたドラマ『最高の離婚』は最高でした。2組のカップルを通して家族のあり方や結婚観をコメディタッチに描いた作品で、物語の舞台は、中目黒です。今回の「行ってきました」は、桜の季節に、『最高の離婚』の舞台目黒川周辺を散策してきました。▼早速、ドラマで出てきた東急ストア主人公の濱崎光生(瑛太)の実家のクリーニング店を継いでいるお嫁さんの結夏(尾野真千子)ですが、そのクリーニング店もあります。
・星の王子さまの冒頭で、"ぼく"が一枚の絵を見せて訊いてくる場面があります。「これこわくない?」「帽子がなんでこわいの?」「おとなは、みんなそういうよね。これは、象を丸呑みにしたウワバミの絵だよ。」最初は帽子にしか見えなかったこの絵も、一度この話を知ってしまうと、"象を丸呑みにしたウワバミ"にしか見えなくなってしまいます。この絵を帽子ではなく、"象を丸呑みにしたウワバミ"と一度認識してしまうと、もう他の解釈はむずかしくなる。