ブログ記事3,143件
↑うちの子ラッキーのご飯です。私たちは、がんの子を多く診察しています。ほとんどの人に、食事療法をしてもらっています。がんの治療法もいろいろとあると思います。どれがいいのか?は飼い主さんが選ぶことになります(これがなかなか難しいのですが)。●私たちの治療法の特徴・免疫誘導する。・その子が持っているリンパ球に正常に働いてもらう。・上記のためにアリカリ性にする。などの理由から、食事療法をしています。●私たちの食事療法の特徴・体をアルカリ性に持って
診察が忙しいと、ついつい食事の手を抜きます。私は皮膚が弱いので、湿疹が出ます。思いあたることがあるので、食事の改善をすると、治ります。食べ物って、本当に大切だな、と実感しています。アメリカの公立病院のゲイジンガー・プログラムで、健康のために薬に代わる4つの食品を発表しました。・青魚オメガ3という脂肪酸を含んでいる。血圧を下げて、動脈硬化を防ぐ。・ブルーベリー抗がん剤作用が持つ抗酸化作用がります。・ブロッコリーグルコシノレートを含んでいます。アブラナ科
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクと牛乳の違いヤギミルクは、・脂肪分が少ない・タンパク質、カルシウム、ビタミンAなどの栄養素が豊富・低アレルゲン性であり、消化がしやすい・ヤギミルクに含まれるカゼインが牛乳のものと異なり、アレルギー反応を起こしにくいヤギミルクであっても
広島県福山市は3月11日、同市柳津町の野村鍍金(めっき)福山工場に入り込んだ猫が有害物質である六価クロムの槽に落ち、そのまま逃げたと発表しました。猫に触ると皮膚がただれるなどの症状が出るとして、市は注意と情報提供を呼びかけていると、中國新聞デジタルは伝えています。「獣医師が解説」“猛毒・六価クロム”まみれの猫が逃走猫の習性から事件を考える(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
私たちは、多くのがんの子の治療をしています。体を変えるようになるために、やはり食事は大切だと考えています。今日、ご紹介するのは、「タンポポ根のお茶」です。このお茶は、ワンコさまや猫でまでも大丈夫です。タンポポはダンデライオンとも呼ばれています。ユーミンの歌にダンデライオンってありますね。そのタンポポの根について。1、癌細胞と戦ういくつかの研究は、タンポポの根が癌の予防や治療に有効であることがわかりました。2011年にカナダのウィンザー大学で行われた研究では、タ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん2023年9月5日のブログで多中心型リンパ腫のワンコさまのことを書きました。【がん】食べているのに痩せてきたおかしいと思って病院通いをしていたらリンパ腫#リンパ腫このワンコさまの飼い主さんは、多中心型リンパ腫の飼い主さんと交流があるそうです。ワンコさまは、治療効果もよく1カ月少しで体表のリンパ腫はほとんど腫れていません。もちろん、元気で食欲もあります。私たちの治療は、がんは「炎症反応」であると思っている点が他の
↑魚のアラではないですが、アユを全部を煮て愛犬に与えていました。たちの病院では、がんや慢性疾患になれば、やはり食事は大切です。このブログの読者は、意識が高い方が多く、もふもふちゃんに魚のアラのスープを飲ませているとコメントをいただきました。そこで、今日は、魚のアラについて。●魚のアラとは?・魚の身は、全体の4割でその他はアラと呼ばれています。・頭や骨の周がアラと呼ばれています。魚屋さんに行くとアラがお手頃な値段で売っています。●魚のアラの栄養素とは?・コラーゲン・
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼
食事療法をしている私としては、がんの子は食事を見直す必要があると考えています。おすすめの食材は、甘酒です。麹の甘酒です。麹が入っています。今日は、麹の効果について。1、免疫力アップ腸内環境を整えることでも、免疫力を高めます。それに加えて麹には、βグルカンを含みます。βグルカンは、キノコや大麦などに含まれる多糖類の一つです。マクロファージ(リンパ球の一つ)を活性化するなど、免疫賦活作用があります。2、抗炎症効果腸内環境でも登場した酸性プロテアーゼは、免疫細胞の
私たちの病院では、命のスープを飲んでいる子がたくさんいます。今日は、「グルタチオン」について説明します。●グルタチオン・抗酸化物質です。・フリーラジカルや過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護します。●グルタチオンの多い食品・ホウレンソウ・キャベツ・シロナ,・キュウリ・カボチャ,・トマト・サヤエンドウ,・ソラマメ・エノキタケなどです。●飼い主さんの注意:グルタチオンは日本薬局方に収載された医薬品それで、かかりつけ医でもらうか、食品から取り
自壊した乳がん、肥満細胞腫、扁平上皮がんなどの皮膚に転移したがんは、化膿して独特のニオイがあります。そんなもふもふちゃんにおすすめなのは、ロゼックスゲルです。2015年に、嫌気性菌に効果がある抗生剤のメトロニダソールの外用剤であるロゼックスゲルが発売されました。「がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減」と広く使えます。においに関しては、上記のメトロニダソール外用剤を使用すれば良いのですが、あくまで対症的な方法ではありますが、ニオイなどは緩和されます。乳がん
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん初診の方にお願いです。いろいろながんの治療法があると思います。私たちの動物病院は、がんは慢性炎症だと考えています。炎症が取れないとがんは、寛解しないという理論で治療をしています。・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が2から3・尿のpHが7.5から8これになるように治療をしています。それで、以下のようなことをします。・食事療法・アルカリ化のサプリメント・重曹療法・丸山ワクチン・高濃度ビタ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん猫さまは、シニアになると慢性腎不全になりやすい動物です。そんな猫さまは、慢性腎不全にならなければ、長生きできます。事前に予防することはできないのでしょうか?腎臓には、血管が多く集まっています。そのために、血管を強くしておいた方がいいですね。そのために、以下のものは予防効果があります。・フルボ酸・珪素フルボ酸の中には、珪素も含まれています。珪素は、血管の新生を促し柔軟性のあるものに、してくれます。その他に
前日、猫さまの目ヤニ、涙の治療をしていました。飼い主さんから「ノンアルコールって書いてありますが、フェノキシエタノールってなんですか。これ使っても大丈夫ですか?」ということでした。答えは、このようなものは使わないで。目ヤニなどは、テッシュにお湯をつけて、何度も拭き取って欲しいです。●フェノキシエタノールとは*「エタノール」という名称が入っていますが、「アルコール」とは別の成分で、「グリコールエーテル」の一種*殺菌・防腐剤として化粧品によく入っているエタノールで
私たちは、毎日、がんの治療をしています。抗がん剤作用のある薬を使ってもなかなかがんが寛解しない子もいます。このブログを読んでいる方は、がんのもふもふちゃんの飼い主さんも多いでしょう。そして、動物病院に行き治療をしてもらっていると思います。なぜ、がんが寛解しないのか?そのひとつの原因は、栄養不足、ミネラル不足がある推測しています。タンパク質の不足は、血液検査でTPやALBを見るとわかりますが、ミネラル不足はわかりにくいです。そのため、ミネラル不足に気がつかないので
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年が過ぎたいちごちゃんいちごちゃんは、いまの治療は以下です。□食事療法□サプリメント療法□丸山ワクチンでステロイド剤も抗がん剤も使っていません。以下のような血液検査を叩き出しています。□SAA正常値□N/L比が、58.4/28.9で2.02ですばらしい値ですね。もちろん元気もあり、食欲もあります。2月の1度、血液検査をして、このようにチェックしています。リンパ腫でも、ストロイド剤も使わず、現在は抗
中央日報は、イタリアで生後15カ月の男の子が猛犬ピット・ブル・テリア2頭にかみつかれて亡くなったと伝えています。赤ちゃんを抱っこした母親と(赤ちゃんの)叔父が玄関から出た瞬間、2頭のピットブル・テリアに襲われたそうです。近くに叔父がいましたが、どうすることもできなかったのです。その犬の飼い主は、母親の友人ということがわかっています。大人の男性がいてもピット・ブル・テリアを静止できないものなのでしょうか。そのあたりを見ていきましょう。母親に抱かれた赤ちゃんがピットブルに襲われて死
職場に麹水を持っていき飲んでいますが、少し甘くって美味しいです。甘酒に比べると水なのでさらりとしているので、これから暑くなる日に熱中症予防としておすすめです。麹水の作り方は、以下に載っています。【食事療法】麹水を作って犬や猫にあげましょう#麹#がん#|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)以下の質問が届きました。スーパーで売っている米麹でいけますか冷蔵庫で保存して飲ます時にレンジで少し温めてもダメですか?
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃんキャットフードを入れてと催促している!私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察をしています。がんにならないようにするためには、がんになりやすい性質を知っていることです。「がんの性質」は以下の6つになります。1、がんは慢性炎症を引き金として発生する2、がんは解糖系を使ってブドウ糖をエネルギーに変える3、がんは塩分を取り組んで周囲細胞を酸性化する4、インスリンやIGF-1の過剰ががんを勢いづかせる
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんいちごちゃんは、2カ月に1度、血液検査で来院します。この5年間、再発も転移もありませんでした。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っています。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。私は観葉植物を育ています。それに少しフルボ酸を入れると、こんなに大きな葉をつけるようになりました。いちごちゃんだけでなくて、植物にも効果があります。
『がんに負けない食事療法』としての小魚の調理の仕方をご説明します。↑内臓、頭のある小魚を買ってくる。(今回は小イワシ)↑鍋に水を入れて沸かす。↑40度過ぎたら、魚を入れる。↑このあくは取らない。↑こんな感じですぐに火を止める。●作り方1、魚を水でさっと洗う・2、鍋に水を入れる。3、40度を超えると1の魚を入れる。4、グツヴツと煮ない。さっと。(あくは取らない)このように調理していただくと、血も入っているのでNa不足などになりませんね。●
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、サプリメントを出しています。多くは、人用のサプリメントでドクターサプリメントです。一緒にがんの治療の勉強をしている人のドクターがいいよ、というものを教えていただき、それが犬や猫に適用かどうかを考えてあげています。このブログの読者もサプリメントを与えている人は多いと思います。本当にそれは、信頼できるか難しいところですよね。今回の紅麹のサプリメントは、コルステロールを下げるもので、それは紅麹に含
以下に載っています。犬のガン予防ワクチンの臨床試験が進行中有望な結果と意外な効能-Yahoo!JAPANアメリカでは犬のガンのワクチンの開発が進められています。TheVaccinationAgainstCanineCancerStudy(VACCS=犬のガンに対するワクチン研究)と呼ばれるこのプロジェクトでは、アリゾナ州立大学、コロラド州立大学、カリフォルニア大学デイビス校、ウィスコンシン大学マディソン校によって臨床試験が進められており、犬のガンに対して
以前、このブログでEM-Xについて書きました。人には、効果があるので私も毎日、飲んでいます。【がん】EM-Xという清涼飲料水に抗酸化作用#がん#EM-X|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)そこで、切花にもEM-Xを入れてみました。ガーベラは、家に持って帰るとすぐにおじきしてしまいますが、EM-Xを入れると、こんなに生き生きとしています。量は、数滴たらすだけです。暑くなってきて、切花を長持ちさせるために、使っ
↑眼窩、鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん東洋医学では、梅干しは「陰」の食品で、酸性食品の「陽」を中和するので、よい食品といわれています。それで、私たちは、塩分や砂糖が入っていない梅のエキスの「ミサトール」を使っています。なぜ、酸性体質がよくないか?体が酸性だということは、水素イオンが、すなわちプロトンが多くなります。水素イオンが多くなると、酸素と結合するので、体が酸性になりがんができやすい体質になるからです。【私たちの治療】がんになったら、全
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
今日はサルベストロールについて。●ガン細胞を殺す天然成分『サルベストロール』とは?・一般的な植物に含まれるポリフェノールのような植物性栄養素・体内に取り入れるとガン細胞に取り込まれると抗ガン物質・もともとは植物が真菌(カビ)に攻撃されると、自身を守るために抗菌作用のある成分・植物が病原菌にさらされたとき、自分自身を守ろうとして作り出す●ガン細胞を体外に追い出す・サルベストロールは、ガン細胞特有の酵素「CYP1B1」と反応し、抗ガン物質に・そして、ガン細胞をア
自壊した犬の乳がんが内科的治療だけで、こんなによくなりました(飼い主さんの許可を得ています)私たちは、多くのがんの子を診ています。ご紹介するのは、自壊したワンコさまの乳がんです。このように自壊していましたが、トップの写真のようによくなっています。【がん】自壊した乳がんをどうするか?#乳がん#丸山ワクチン#有機ゲルマニウム|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)高さが図れないほどになり、縦、横の半分になっ
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、がんの治療の一環として、ほぼすべての患者に丸山ワクチンを注射しています。基本的には、一日おきに注射を行っていますが、飼い主さんが来院するのが困難な場合は、自宅で注射を行ってもらっています。初めは、飼い主さんが自分でペットに注射を打つことに抵抗を感じる場合もありますが、丸山ワクチンはがん治療に有効であり、多くの患者さんがその効果を実感しています。ただし、丸山ワクチンだけでがんを完治させることはでき