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↑うちの子ラッキーのご飯です。私たちは、がんの子を多く診察しています。ほとんどの人に、食事療法をしてもらっています。がんの治療法もいろいろとあると思います。どれがいいのか?は飼い主さんが選ぶことになります(これがなかなか難しいのですが)。●私たちの治療法の特徴・免疫誘導する。・その子が持っているリンパ球に正常に働いてもらう。・上記のためにアリカリ性にする。などの理由から、食事療法をしています。●私たちの食事療法の特徴・体をアルカリ性に持って
私たちは、多くのがんの子の治療をしています。体を変えるようになるために、やはり食事は大切だと考えています。今日、ご紹介するのは、「タンポポ根のお茶」です。このお茶は、ワンコさまや猫でまでも大丈夫です。タンポポはダンデライオンとも呼ばれています。ユーミンの歌にダンデライオンってありますね。そのタンポポの根について。1、癌細胞と戦ういくつかの研究は、タンポポの根が癌の予防や治療に有効であることがわかりました。2011年にカナダのウィンザー大学で行われた研究では、タ
診察が忙しいと、ついつい食事の手を抜きます。私は皮膚が弱いので、湿疹が出ます。思いあたることがあるので、食事の改善をすると、治ります。食べ物って、本当に大切だな、と実感しています。アメリカの公立病院のゲイジンガー・プログラムで、健康のために薬に代わる4つの食品を発表しました。・青魚オメガ3という脂肪酸を含んでいる。血圧を下げて、動脈硬化を防ぐ。・ブルーベリー抗がん剤作用が持つ抗酸化作用がります。・ブロッコリーグルコシノレートを含んでいます。アブラナ科
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん初診の方にお願いです。いろいろながんの治療法があると思います。私たちの動物病院は、がんは慢性炎症だと考えています。炎症が取れないとがんは、寛解しないという理論で治療をしています。・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比が2から3・尿のpHが7.5から8これになるように治療をしています。それで、以下のようなことをします。・食事療法・アルカリ化のサプリメント・重曹療法・丸山ワクチン・高濃度ビタ
がんのもふもふちゃんを多く診察しています。定期的に血液検査をします。「血液検査って本当によくわかるのですね」といわれます。電解質やマグネシウムも測定しますので、この1カ月、あまり食べさせていないものは、やはり数値が低いです。今日はマグネシウムの話を。●マグネシウムの働き・マグネシウムは補酵素・300種類以上の酵素の働きを助けていています。・エネルギー産生、栄養素の合成・分解過程など。・カルシウムと拮抗して筋収縮を制御・血管を拡張させて血圧を下げる。・血小板の凝集
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん私たちの動物病院では、がんの子にはなるべく「フルボ酸」を飲ませてもらうようにしています。食事療法をやっている私たちは、フルボ酸に入っているミネラルが大切と考えているからです。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っていました。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるということです。【フルボ酸とは】フルボ酸は、植物などが土中の微生物により分解されたできた腐植
極端に怖がる子は、やはり脳に原因があったようです。抗不安薬を飲ませることも大切ですね。極端に怖がりな犬、原因の「ビビリ脳」とその改善方法とは?|ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト(newsweekjapan.jp)
『がんに負けない食事療法』としての小魚の調理の仕方をご説明します。↑内臓、頭のある小魚を買ってくる。(今回は小イワシ)↑鍋に水を入れて沸かす。↑40度過ぎたら、魚を入れる。↑このあくは取らない。↑こんな感じですぐに火を止める。●作り方1、魚を水でさっと洗う・2、鍋に水を入れる。3、40度を超えると1の魚を入れる。4、グツヴツと煮ない。さっと。(あくは取らない)このように調理していただくと、血も入っているのでNa不足などになりませんね。●
毎日新聞によりますと、野良犬から生まれた6匹のきょうだい犬の中の一人の里親がSNSできょうだい犬を探し、4年後に「再会」を果たしたと報じられています。その6匹の犬たちは、ハスキー犬のようなグレーの背中に白いおなか、ふさふさのしっぽで、指から離れた場所にある爪「狼爪(ろうそう)」が2本ある特徴が共通しており、位置や形も似ているそうです。【動物行動学】犬は同腹のきょうだいと再会して喜ぶのか?きょうだい犬会のメリット(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
猫さまもワンコさまも高齢になってくると、慢性腎不全の子が増えます。腎臓は一回、破壊されると再生しにくい臓器です。(私たちの動物病院では、幹細胞培養上清液の治療をしています)そのことをよく理解して高齢なもふもふちゃんと暮らしてください。そこで、いちばんおすすめなのは、アゾディルです。アゾディルは、犬や猫の腎臓の健康をサポートするためのサプリメントです。【アゾディルの効果】アゾディルには、窒素老廃物を栄養源として利用できる3種の善玉菌が含まれており、これらの菌が血中から
麹を取ることで、免疫細胞が快適に動くことは知られています。リンパ球の数が少ない子には、麹を食べると免疫細胞が動いてくれます。『麹親子の発酵はすごい!』の中から、麹水の作り方を材料・米麴100g・水500g用意するもの・お茶などを入れる不織布のパック(大きめのもの)・麦茶などを作るポット作り方1、米麹をパックに入れる2、ポットに1を入れる3、冷蔵庫に8時間入れるとできあがり注意・できあがった麹水を3日以内に飲み切り・冷蔵庫で保存・同じ麹を3回
低分子フコイダンは、抗がん剤作用がある物質ですが、それ以外の効果としてアレルギー症状の緩和があります。低分子フコイダンは花粉症などのアレルギーを緩和するといわれています。【アレルギーはなぜなるのか?】花粉症の場合は、花粉が体に入ると抗体と呼ばれる攻撃物質が作られます。この抗体が体内の肥満細胞に着くと、花粉症にかかるスイッチの役割をしてしまいます。このスイッチを花粉が刺激していくことにより、肥満細胞に含まれているヒスタミンなどのかゆみを起こす物質をまきちらすことで、花粉症特有の症
↑口腔扁平上皮が寛解して3年以上たっているワンコさま私たちは、毎日、がんのもふもふちゃんを見ています。今日は、口腔内扁平上皮がんの子の初期の症状を説明します。ある犬の飼い主さんは、「舌を以前より、よく動かす。前歯をよく舐める」と言われて、歯石取りをしました。飼い主さんが、言われた前歯は2本抜けていて、1mmほどの腫瘍があり、その辺りは触ると出血傾向でした。【扁平上皮がんの初期症状】・触ると血が出る・赤くただれている・触ると嫌がる・舌の動きが以前と違う
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が5年以上寛解していちごちゃん先日、他院で肝臓がんで「何もすることがない」と言われてたと、来院されました。数件の動物病院を回られているようでした。確かに手術はできないかもしれません。しかし、放置しておくと、黄だんや肝性脳炎になる可能性があります。このようなことになると、・食欲不振・けいれんなどの症状を起こす可能性が高いです。そこで以下のような治療ができます。・高濃度ビタミンンC点滴・丸山ワクチン・有機ゲルマニウム(アサイゲルマニウム)内
私たちは、がんの子を多く診察しています。がん細胞は、低酸素状態になり、従来の細胞が使うATP回路を使わず、解糖系を使います。それで、がんになれば、糖質のものはよくないといわれているのです。がんになれば、がん細胞のまわりがアルカリ性になり、酸素がうまくいけば、悪化しにくいのです。そのために、水溶性の珪素を飲むと血管を作る材料になります。血管の内皮細胞に活性化して、新しい血管を再生する力があります。若々しい血管が再生されるのです。このため、人では脳梗塞、高血圧、心
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年以上になるいちごちゃん私たちの動物病院は、食事療法をしています。血液検査をしながら、体の中を観察しています。水分不足になると、脱水などにもなりますし、BUNが高値にもなります。それは、わかっているのだけれど、水をあまり飲まないので、どうしたらいいのか?悩むところです。・カツオ出しを混ぜて、フードに入れる(いちごちゃんは、こうされています)。・がんでない子は、鳥の骨で出しを取って、それをフードにませる・葛や片栗粉などでとろみをつける・
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が寛解して5年のいちごちゃんがんの子や慢性腎不全の子などは、あまり積極的にほしがらない子が多いですね。食べないからといって、ほっておくと弱ります。それでは、どうすればいいか?●シニア、慢性疾患、がんの子の飼い主さんのできること・少量で頻回・水分の多いもの・豆乳を薄める・ハンドミキサーで砕いて、水分を加える・人肌の温度で18歳と7カ月のラッキーは、自分で食べることができないので、口元に運んでいました。たくさんの量を食べさせることはできないので
私たちは、毎日、がんの治療をしています。がんは、高齢になってからなる子が多いので、フードを変えるのは難しいですね。そのうえ、猫さまは好き嫌いがはっきりしています。そのため、魚だけのタンパク質のフードを選ぶことはたいへんです。猫さまは、慢性腎不全を持っている子がいるので、余計にフード選びには、頭を悩ませますね。それで、市販で買える魚だけの腎不全用のキャットフードを今回は、紹介します。フォルツァディエチ(FORZA10)リーナルケアもし、購入が難しい場合はご相
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院は、がんの子は、食事療法もしています。がんを治療するにあたって、なぜ、がんになるのかをお話しながらやっています。たとえば、尿のpHを7.5以上のアルカリ性にするそれ以外にも好中球/リンパ球の比が2から3になる。などです。うちの動物病院でがん治療を熱心にした人は、尿検査や血液検査の重要性をよく理解しています。がんでない子の尿検査や血液検査は、本当に正常値なのです。先日、がんの子でない
私たちの動物病院では、がんの子を多く診察しています。抗がん剤作用のある薬をつかっているのに、なかなか効かないという子もいます。その場合は、以下のようにします。・尿のpHをアルカリ性にする・高濃度ビタミンンC点滴それと、デドックスをしています。・竹炭の内服(リンが含まれていますので、かかりつけの獣医師と相談してからつかってください)・EM-Xの内服多くの病気は、「不足」か「過剰」によって起こります。「不足」は栄養素などのミネラルも不足している子が多いです。
フルボ酸を1週間に1度、1000倍に薄めた与えたら、こんなに大きな花がフルボ酸を1週間に1度、1000倍に薄めた与えたら、こんなに大きな花が私たちの動物病院では、がんの子にはなるべく「フルボ酸」を飲ませてもらうようにしています。食事療法をやっている私たちは、フルボ酸に入っているミネラルが大切と考えているからです。私は「いちごちゃんが、なぜ5年も寛解しているのか?」のスライドを作っていました。それでひとつわかったことは、いちごちゃんは、毎日、「フルボ酸」を飲んでいるという
↑眼窩鼻腔内リンパ腫が4年以上寛解しているいちごちゃん私たちの動物病院では、がんの治療の一環として、ほぼすべての患者に丸山ワクチンを注射しています。基本的には、一日おきに注射を行っていますが、飼い主さんが来院するのが困難な場合は、自宅で注射を行ってもらっています。初めは、飼い主さんが自分でペットに注射を打つことに抵抗を感じる場合もありますが、丸山ワクチンはがん治療に有効であり、多くの患者さんがその効果を実感しています。ただし、丸山ワクチンだけでがんを完治させることはでき
前日、猫さまの目ヤニ、涙の治療をしていました。飼い主さんから「ノンアルコールって書いてありますが、フェノキシエタノールってなんですか。これ使っても大丈夫ですか?」ということでした。答えは、このようなものは使わないで。目ヤニなどは、テッシュにお湯をつけて、何度も拭き取って欲しいです。●フェノキシエタノールとは*「エタノール」という名称が入っていますが、「アルコール」とは別の成分で、「グリコールエーテル」の一種*殺菌・防腐剤として化粧品によく入っているエタノールで
職場に麹水を持っていき飲んでいますが、少し甘くって美味しいです。甘酒に比べると水なのでさらりとしているので、これから暑くなる日に熱中症予防としておすすめです。麹水の作り方は、以下に載っています。【食事療法】麹水を作って犬や猫にあげましょう#麹#がん#|まねき猫ホスピタル院長獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし(ameblo.jp)以下の質問が届きました。スーパーで売っている米麹でいけますか冷蔵庫で保存して飲ます時にレンジで少し温めてもダメですか?
桜が満開になり、最高気温が20度を超える日もあります。この時期になれば、そろそろ暖房器具を片付けます。もちろん、ストーブなどは気温が高くなってくると片付けても大丈夫です。その一方で、猫の好きなこたつは片付けていいのかを動物行動学の観点から考えてみましょう。結論からいいますと、こたつ1年中、置いておいた方がいいです。【動物行動学】「こたつ」の片付けどき猫が大好きなこたつをいつまで置いておく?(石井万寿美)-エキスパート-Yahoo!ニュース
私たちは、毎日、がんの子を治療しています。そのなかで、寛解する子とそうじゃない子がいるわけです。がんは「炎症反応」だと考えて治療をしています。そのため、尿のpHを7.5から8にしないと、私たちの治療では寛解しないです。そして、いくら魚のフードを食べさせていてもそれでかんになったのでしたら、そのフードはよくないので、かかりつけ医と相談して、魚だけのタンパク質のフードに変えてあげてください。基本的には、私たちは、アレルギーの処方食をおすすめしています。食事は大切です。病
以下の質問をいただきました。乳製品はよくないとのことですが、ヤギミルクも良くないですか?暑い時もあまりお水を飲まないので、ヤギミルクをあげています。がんの子に関しての話です。(ヤギミルクが悪いわけではありません。)ヤギミルクと牛乳の違いヤギミルクは、・脂肪分が少ない・タンパク質、カルシウム、ビタミンAなどの栄養素が豊富・低アレルゲン性であり、消化がしやすい・ヤギミルクに含まれるカゼインが牛乳のものと異なり、アレルギー反応を起こしにくいヤギミルクであっても
一人暮らしをしていた高齢の飼い主が、施設に入ることになりました。この高齢者が飼っていた雄のスコティッシュフォールド・コパちゃん(仮名)の行き先が問題になりました。コパちゃんの元飼い主のケアマネージャーさんは「この猫は11歳と高齢で、それに加えて慢性の腸炎と心臓疾患を持っているので、保健所に行けば殺処分になる可能性が高い。なんとか新しい飼い主を見つけてあげることはできないか」と模索しました。それを聞いてある動物愛護団体が引き取ってくれたそうです。そこからの連絡で、医療従事者のHさん姉妹
私たちの動物病院では、がんは炎症反応で、炎症を押さえないといけないと考えています。そのため・尿のpHが7.5から8・CRPが正常・SAAが正常・好中球/リンパ球の比を測定しています。炎症を押さえるためには、やはり食事やサプリメントになります。なるべく化学式合成されていないものを使いたいと思っています。最近は、低分子フコイダンを使っています。もちろん、海藻アレルギーの子には、使えないのですが、それ以外の子には、海藻なのでほぼ副作用がないです。フコダイン
私たちは、毎日、がんの治療をしています。他の動物病院と違って、がんは炎症反応だと考えています。・尿のpH7.5から8・CRP正常・SAA正常・好中球/リンパ球の比が2から3これに入ると炎症が収まって、がんは寛解に持っていけます。【EM-Xとは?】EMは、開発者である比嘉照夫(ひがてるお)琉球大学名誉教授が、好気性微生物と嫌気性微生物の共存という形で実現しました。それは、土壌が地球環境につかれています。EM-Xは、そのEMを清涼飲料水にしたものです。【飼