「霊魂の分かれ出た流れというものは、一滴の水が水としての性質をすべて持っているのと同じように、万能の素質を秘めているものです。これが頭脳に流れ込み、根本の神柱である『生霊(いくたま)』と結びついて現れたものが『玉留魂(たまどめだま)』です。一般的にはこれを精神、心霊、霊魂、魂魄(こんぱく)などと呼んでいますが、この『玉留魂』というものは、まったくの仮の現象にすぎません。活動写真(映画)のようなものであり、古今未曾有の『大泥棒』なのです。この化け物のような存在を、自分自身の本当の心(本心)だと思い