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WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査は有用な検査ですが、実施にあたっては以下のようなデメリットや注意点があります。1.心理的な負担検査は通常1〜2時間かかり、子どもにとって疲労が大きくなります。集中力を要する課題が続くため、特に注意の持続が苦手な子どもや不安の強い子どもは、途中で疲れてしまい本来の力を発揮できない可能性があります。また「テスト」という状況自体がプレッシャーとなり、緊張で実力が出せないケースもあります。2.レッテル貼りのリスク数値化された結果が一人歩きし、「IQ○○の子」
私は長年、WISC-V検査を実施し、結果と実際の学業パフォーマンスのギャップに悩む親御さんを数多く支援してきました。WISC-V検査のFSIQ(全検査知能指数)や一部の指標が平均以下(例:85〜95程度)なのに、学校の勉強には全く問題なく、むしろ良い成績を取っている子どもは意外と少なくありません。これは「知能が低い」わけではなく、検査と現実の学業が測っているものが異なるためです。以下に主な理由を説明します。まず、WISC-Vが測るのは「認知機能のピークパフォーマンス」で、学校の勉強は「
こんにちは、ちーぼーです暖かい人気も多くなってきて、春を感じるこのごろですね11月頃行った(検査時6才1ヶ月)、WISC-Ⅳの結果について、概要を記録しておこうと思います。具体的な数値は代替検査(通常の検査が困難だったため、代わりに同じレベルの問題を違うやり方でやること)が多く、正確なIQの数値は出せなかったとのことでした。なので、ざっくりと記述分類(平均、平均の下、低い)で記しておこうと思います。全検査・・・代替が多く算出不能言語理解・・・・平均の下ー平均知覚推理・・・・
こんにちは、ちーぼーです結果報告は夫婦で伺いました夫は担当の先生とは初めましてでしたが、今後の方向性を伝える場だったので、二人で正解でした。結果を受けて特別支援学級(息子の通う小学校ては情緒学級)に進むか通常学級にするか方向性を決める時間でもありました。もともと年長になる頃から、預かり型の療育は10人前後の小集団で、落ち着いて二年半過ごしてきた経緯があったので、特別支援学級に進むことに、夫婦で同じ気持ちではいました。しかし、夏に受診したかかりつけの発達クリニックでは、先生から息
こんにちは、ちーぼーです検査を受けることは、本人には「先生とお勉強しにいこう」と説明をして、向かいました。本人は、やる気満々で、担当の先生に出会うと手をつないで、私にバイバイと手を振り別れました。いつもの早口で、たくさん先生に話しかけて検査室に向かう姿に、またキュンとしてしまう私でした当日は、先生の教示「問題の提示や、やり方を示してくれること」を理解することが難しかったようで、途中から疲れてしまったようで大変だったと、これまたお疲れの先生それでも、検査中は「今日の僕は何点?」「今日の
東大目指す発達障害児発達障害の診断から3回目のWISC検査年齢が上がって凸凹も少なくなっているかなと淡い期待をして結果を見てガッカリ精神科のドクターから大きくなっても凸凹はそのままだからねそれが発達障害僕もそうだからと言われ、なるほどと親子で納得今回はIQ130超検査の先生が、うちの病院だとこれ以上の数値が出せなくて、、、ごめんなさいと謝られたいいんです凸凹はそのままだとわかったので最近は子ども自身が服薬の重要性を理解してきた飲み忘れた日は頭の中がすごくごちゃごちゃする
WISC検査の結果もわかり、じわじわと「発達障害」というものを理解し始めました。病名を聞いたことがあったし、身近にも該当する子がいましたが、まさかうちの子が発達障害と言われるなんて夢にも思いませんでした。それと同時に、今まで育てにくいと思っていたのは障害だったから。私の育て方が悪いわけじゃないんだ。と、安堵したことも確かです。次どうすれば良いの?WISCの結果はわかったけど、次どう行動すれば良いんだろう?発達障害の子って、どう育てれば良いの?全く未知の分野す
日本において、子どもの総数(15歳未満人口)は43年連続で減少しており、2024年4月1日現在で1401万人と過去最少を更新しています。これは主に少子化の進行によるもので、合計特殊出生率が1.15と過去最低を記録し、結婚・出産の遅れ、子育て負担の増大、経済的不安が背景にあります。一方、発達障害児の数は急増しており、文部科学省の調査では通常学級在籍の小中学生の8.8%(約3人に1人学級規模で1人)が発達障害の可能性を示し、特別支援学級の在籍者も平成19年度以降毎年6,000人増加、通級指導利用
私が住んでいる地域は、学校から申し出があった場合は無料でWISC検査を受けることができます。検査は、指定された日時に親子で向かいます。たしか、朝から行い、検査が終わり次第遅刻して登校しました。WISC検査の様子まずは、親と心理士さんとで面談です。出生時、小さい頃の様子、家庭環境など細かく聞かれました。その後、親は別室に待機して、子供と心理士さんと1時間半程度検査を行いました。検査と言っても、ブロックを使って遊びの延長で発達傾向を見抜くなど、子供の負担になりに
WISC-V(ウィスク5)検査でPSI(処理速度指標)が低い子は「見る→判断→動かすばやさ」が極端に遅いため、「スピードが命」「時間制限厳守」「同時に複数の作業」の仕事はほぼ即うつ・即クビになります。逆に「自分のペースでじっくり」「正確さが評価される」「時間に追われない」仕事では驚異的な集中力を発揮します。1位検査・検品・品質管理(半導体・医薬品・食品)1個ずつ丁寧に見て不良品を弾くだけ。遅くても正確なら昇給・賞与アップ。大手メーカーで年収600~900万円も普通。2位手作業職人(
WISC-V(ウィスク5)検査でFRI(流動性推理)が低い子は「新しい問題への対応」「ルール変更」「柔軟な発想」が極端に苦手です。「コンサル」「起業家」「研究者」「クリエイター」など「未知の課題を解決する仕事」はほぼ地獄。逆に「ルールが完全に決まっていて、毎回同じ手順を繰り返す仕事」では驚くほど安定して活躍します。1位公務員(特に地方公務員・事務職)マニュアル・前例が完璧にある。異動しても「前任者の引き継ぎ資料」で完結。年収500~800万円+超安定。2位銀行・信用金庫・JAの窓口
WISC-V(ウィスク5)検査で言語理解指標(VCI)が低い子どもは、言葉の説明・読解・抽象概念が極端に苦手です。「普通の会社員」「営業」「教師」「弁護士」のような「言葉が命」の職業はほぼ地獄になります。逆に、言葉を最小限にし、手や体、視覚、感覚で勝負できる仕事は驚くほど活躍できます。1位自動車整備士・バイク整備士実車を見ながら触って直す仕事。マニュアルは図解中心でOK。国家資格を取れば年収600~800万円も現実的。2位調理師・パティシエ・パン職人レシピは「見て真似る」「味見し
WISC-V(ウィスク5)検査で処理速度指標(PSI)が低い子どもは、「見る→判断→動かす」の一連の動作が極端に遅く、周囲から「トロい」「のろま」「やる気がない」と誤解され続けます。IQが高くても「時間内に終わらない子」になり、日常生活が驚くほど苦痛になります。1.朝の準備が地獄の30分着替え・朝食・歯磨きで毎朝30~40分かかる靴ひもを結ぶのに2分以上→小6でもマジックテープ靴ランドセルに教科書を入れるだけで5分固まる親が「早く!」と怒鳴る→パニックでさらに遅くなる悪循環2.
WISC-V(ウィスク5)検査でワーキングメモリ指標(WMI)が低い子どもは、「頭の中に一度に保持できる情報量」が極端に少なく、日常生活が「常にメモリーオーバーフロー状態」になります。IQ全体が平均以上でも「言われたことをすぐ忘れる」「2つ以上のことを同時にできない」ため、周囲から「やる気がない」「ボーッとしてる」と誤解されやすいです。1.家庭内で毎日起こる悲劇3ステップ以上の指示が絶対に覚えられない→「宿題やって→お風呂入って→パジャマに着替えてね」→宿題だけやってテレビを見始める
WISC-V(ウィスク5)検査で流動性推理指標(FRI)が低い子どもは、「新しい状況での問題解決」や「ルールの応用」が極端に苦手です。IQ全体が平均でも「初めてのこと」ができない子」になり、日常生活で驚くほどつまずきます。保護者が「頭が悪いわけじゃないのに…」と混乱する典型パターンを列挙します。1.ルール変更に全く対応できない鬼ごっこで「今日は毒鬼追加」と言われても理解できず、毎回泣く家庭内のルールが少し変わると(例:ゴミ出しの日が変わる)パニックになる学校の時間割変更や臨時休校で
WISC-V(ウィスク5)検査で言語理解指標(VCI)が低い子どもは、IQ全体が平均でも「言葉の理解・表現」が極端に苦手です。この特性は学校の勉強だけでなく、日常のあらゆる場面で深刻なつまずきを引き起こします。ベテランの臨床家が、保護者が見逃しがちな「生活上の具体的な困難」を列挙します。1.家庭内コミュニケーションの壁親の長めの指示が理解できない→「宿題やって、お風呂入って、歯磨きして寝なさい」が「宿題やって…?」で止まる抽象的な表現が通じない→「ちょっと静かにして」「あとでね」
WISC-V(ウィスク5)検査で処理速度指標(PSI)が高い子どもは、視覚情報の処理や手作業が驚くほど速く、テストやドリルで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。この「スピードの才能」を正しく活かせば、学年トップレベルの効率的な学習が可能になります。ベテランの臨床家として、処理速度指標(PSI)高めの子の最適な学校勉強法を解説します。1.処理速度指標(PSI)が高めの特徴と学校での強み処理速度指標(PSI)は記号探し・符号・絵の抹消で測る「視覚処理+運動速度」。高い子は、①同じ時間で2
WISC-V(ウィスク5)検査で流動性推理指標(FRI)が高い子どもは、抽象的思考や問題解決力が優れ、学校の算数や理科で活躍しやすいです。この強みを活かせば、創造的な学習が可能になり、全体的な学力が向上します。ベテランの臨床家として、流動性推理指標(FRI)が高めの子の学校勉強戦略を解説します。早期活用が鍵です。1.流動性推理指標(FRI)高めの特徴と学校での強み流動性推理指標(FRI)は行列推理やバランスで測る流動的知能で、新しい状況での論理的解決を評価。高い場合、未知の問題に
マイペースで行動がゆっくり、周囲の集団ではいつも遅れを取ってしまうそんなお困り感があるお子さんは結構多いと思われます。そのようなお子さんはなぜそうなっているのかをまずは確認してあげることが大切ですまずはWISC検査(知能機能検査)の処理速度指数で表される情報を取り入れて行動に移すまでの能力が苦手なお子さんは状況を確認して行動に移すまでに時間がかかってしまいます本来この処理速度は本人の感覚的な物もあるので自分で急ごうと思っても急げなかったり目で確認して手を動かす目と手の協応性など
WISC-V(ウィスク5)検査で言語理解指標(VCI)が高い子どもは、語彙力や抽象的思考が優れ、学校の国語や議論で活躍しやすいです。この強みを活かせば、学習意欲が高まり全体的な学力が向上します。ベテランの臨床家として、言語理解指標(VCI)が高めの子の学校勉強戦略を解説します。早期活用が鍵です。1.言語理解指標(VCI)高めの特徴と学校での強み言語理解指標(VCI)は類似、単語、知識、理解で測る言語能力。高い場合、言葉の意味把握や概念説明が得意。学校で読解、作文、プレゼンが輝
WISC-V(ウィスク5)検査で処理速度指標(PSI)が低い子どもは、作業の速さが苦手で、学校のテストや課題で時間切れになりやすいです。しかし、適切な方法で勉強を進めれば、質を重視した学習が可能になり、ストレス軽減につながります。ベテランの臨床家として、処理速度指標(PSI)低めの子の学校勉強戦略を解説します。早期支援が鍵です。1.処理速度指標(PSI)低めの特徴と学校での課題処理速度指標(PSI)は記号探しや符号で測る視覚処理速度。低い場合、手先の作業や情報処理が遅く、算数の計算
WISC-V(ウィスク5)検査でワーキングメモリ指標(WMI)が低い子どもは、短期記憶や情報処理が苦手で、学校の多様な科目で集中力が続かず苦労しやすいです。しかし、適切な勉強法で記憶をサポートすれば、学力向上と自信獲得が可能。ベテランの臨床家として、ワーキングメモリ指標(WMI)低めの子の学校勉強戦略を解説します。早期介入が重要です。1.ワーキングメモリ指標WMI)低めの特徴と学校での課題ワーキングメモリ指標(WMI)は数字の逆唱や絵の記憶で測る作動記憶力。低い場合、指示の保持や
WISC-V(ウィスク5)検査で流動性推理指標(FRI)が低い子どもは、問題解決や論理的思考が苦手で、学校の算数や理科でつまずきやすいです。しかし、適切な戦略で学習を進めれば、自信を養い学力を伸ばせます。ベテラン精神科医として、FRI低めの子の学校勉強法を解説します。早期対応が鍵です。1.流動性推理指標(FRI)低めの特徴と学校での課題流動性推理指標(FRI)は行列推理やバランスで測る抽象的推理力。低い場合、新しい状況への適応や複雑な問題解決が難しく、数学の証明や科学実験で苦労し
WISC-V(ウィスク5)検査で言語理解指標(VCI)が低い子どもは、語彙力や言語概念の形成が苦手で、学校の国語やコミュニケーションでつまずきやすいです。しかし、適切な方法で勉強を進めれば、強みを活かし学習意欲を高められます。ベテランの臨床家として、言語理解指標(VCI)が低めの子の学校勉強戦略を解説します。早期介入が鍵です。1.言語理解指標(VCI)低めの特徴と学校での課題言語理解指標(VCI)は類似、単語、知識、理解の下位検査からなり、言語理解力や概念形成を測ります。低い場
学校の先生がWISC-Ⅴ検査(ウェクスラー知能検査)を勧めるのは、「子どもの学習・行動の困り感」を客観データで把握し、合理的配慮・支援計画を立てるためです。しかし、保護者が「絶対に受けさせない」と拒否するケースは臨床現場で頻発します。その心理的・社会的・制度的要因を解説します。【要約:保護者が拒否する6つの理由】「ラベリング恐怖」(診断=烙印)「普通であること」への執着「検査=欠点探し」の誤解「プライバシー・記録残存」への不安「学校への不信感」「費用・時間・心理的負担」1.
WISC-Ⅴ検査は、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月を対象とした標準化された知能検査で、全検査IQに加え、5つの主要指標(言語理解、視空間、流動性推理、ワーキングメモリ、処理速度)を算出します。結果は平均100、標準偏差15で、信頼性・妥当性は高いものの、親御さんが「納得できない」と感じるケースは臨床現場で頻発します。その心理的・構造的要因を臨床家の立場から解説します。【親が納得しない5つの理由】「数字」と「子どもの実感」のギャップ「IQ=将来」の誤解検査当日の「コンディション」影響「診
《発達障害ラボの動画講座》https://www.wisc4.info/WISC-V(WechslerIntelligenceScaleforChildren-FifthEdition)検査の結果において、指標得点(言語理解指標:VCI、視空間指標:VSI、流動性推理指標:FRI、ワーキングメモリ指標:WMI、処理速度指標:PSI)の差が大きい、つまり「ディスクレパンシー」が顕著な場合、子どもが「生きづらい」と感じる理由は、認知能力の不均衡が日常生活や学習、対人関係に影響を
《発達障害ラボの動画講座》https://www.wisc4.info/WISC-V(WechslerIntelligenceScaleforChildren-FifthEdition)検査における「ディスクレパンシー(discrepancy)」とは、検査結果の各指標間やサブテスト間で得点に顕著な差が生じることを指します。臨床心理の専門家として、発達障害や学習障害の評価でこの概念をよく扱いますが、ディスクレパンシーは子どもの認知プロフィールの理解や支援計画の立案に重要な手
《発達障害ラボの動画講座》https://www.wisc4.info/WISC-V(ウィスクファイブ)検査の全検査IQ(FSIQ)が低くても、学校での勉強についていける場合があるのは、認知能力以外の要因や個別の強みが学習を支えるためです。以下、その理由を説明します。1.指標ごとのバラつきの影響全検査IQ(FSIQ)は、言語理解指標(VCI)、視空間指標(VSI)、流動性推理指標(FRI)、ワーキングメモリ指標(WMI)、処理速度指標(PSI)の平均値であり、
行動がいつも遅くて困っています。そんな声をよく聞きますやるべきことはわかっているのに行動に移すのがゆっくり行動に移してからもゆっくり「早く・早く」といつも叱ってしまいますとのことなぜ、ゆっくりになってしまうのでしょう実は人間にはその人それぞれのリズムがあります(処理速度)そのリズムの速さは生まれつき持っているものなんです気持ち的にわざとゆっくりしていることもあるかもしれませんがいつも急ぐことができないゆっくりさんはそのリズム自体がゆっくりなんです。WISC検査で確認することができ