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昨年購入したVASSのフルブローグ・ダービーです。つま先部分にボリュームのある東欧靴の象徴のような靴です。この靴は大阪南船場の「D-TESHOESTORE」で購入したのですが、メーカー側の事情により、今後はVASSから新たな入荷はないそうです。以前に石橋さんに聞いたところでは、家族経営ゆえに生産数に限りがあるとの理由だそうです。D-TEは国内唯一のVASS取扱店舗だっただけに残念でなりません。VASSはフルハンドソーン(いわゆる十分仕立て)による靴メーカーであり、世界でも類
数年前にシングルモンクの沼から抜け出したはずなのですが、あまりに美しいモノを見ると冷静ではいられません。VASSとしては珍しいシングルモンクストラップです。VASSは出し縫いまでハンドソーン(手縫い)です。あまりにも手間・コストがかかる作業ですので、既成靴では世界で唯一といっても過言ではありません。残念ながらストラップ留め具の根元にはラバーは配されていません。個人的にはこの部分にラバーを仕込んでいる靴の方がフィット感はよいと思うのですが、安易な様式に逃げないという作り手
1年前に購入したVASSのフルブローグ・ダービーです。アッパーの素材はグレインレザーとスムースレザーのコンビで、カラーはアンティークコニャックです。サイドからの写真です。アンティークコニャックといっても全く同じ色ではなく、グレインレザーの方が赤みが強いカラーです。VASSのフルブローグはこのようなパターンが多く、不思議にも飽きがこないような気がします。私の場合、コンビシューズはすぐに飽きてしまい、今までに何足も手放してきました。まだ1年しか経過していませんが、この靴とは長
革靴は紐靴とそうでない靴(ローファーやモンクストラップなど)に分かれ、紐靴も外羽根の靴(ダービー)と内羽根の靴(オックスフォード)に分かれます。内羽根の靴のうち、アッパーの革につなぎ目がなくブローギング(穴飾り)もないものを「ホールカット」と呼ぶのですが、私はこのタイプの靴に数年前から惹かれ続けています。2年前に購入したVASSのホールカットです。今まで購入したホールカットの靴は10足を超えていますが、その中でも最も気に入っている靴といっても過言ではありません。その理由を考え
先日購入したVASSの純正シューツリー(BPラスト)です。BPラストはつま先にボリュームがあるので、ぽってりしたシューツリーになっています。横から見ると、ツリーのつま先はかなり反り返っています。実際、BPラストの靴のつま先は反り返っています。ラストごとにシューツリーの形状を調整しているのは素晴らしいことです。靴に挿入した状態の写真です。Fラストと違ってスムーズに差し込むことができます。
先日、「D-TESHOESTORE」でオーダーしていたVASSのフルブローグが納品されました。当初の予定より1ヶ月ほど早かったですが、オーダーしてから5ヶ月ほどかかりました。VASSは家族経営に近い形態のメーカーですのでしかたありません。アッパーの素材はカーフで、スムースレザーとスコッチグレインレザーのコンビです。このスタイルがVASSのフルブローグの基本となっているようです。ラスト(木型)はVASSの主たるハウスラストである「BUDAPEST」です。ブダペストラスト
先日購入したVASSの純正シューツリー(P2ラスト)です。P2ラストは東欧靴らしく、つま先にボリューム感があります。カカト部分には球状の木材が取り付けられており、シューツリーの着脱は容易です。ただし、使用されている木材の品質はそれほど良くありません。ニスを塗らないと使い物にならないのかもしれませんね。シューツリーを入れた状態です。Fラストの着脱は難しいのですが、Pラストと同様に、なぜかツリーはスムーズに差し込むことができます。FラストはPラストやP2ラストと比べてつま先
ハンガリーの靴メーカー「VASS」のフルブローグ・ダービーです。数ケ月前に心斎橋のD-TEさんでBPラストのフルブローグをオーダーしたにもかかわらず、このP2ラストの赤茶色に一目惚れして思わずネットで購入してしまいました。考えてみれば、ミュージアムカーフは初めてのような気がします。コバの部分には出し縫いの糸が見えています。VASSはこの出し縫いも手縫いで行っているようで、世界でも数少ない「10部仕立て」のメーカーです。それ故、出し縫いのピッチは均一ではなく、出し縫いの位置にも僅
今年の春に購入したVASS(ヴァーシュ)のエプロンフロント・ダービーです。日本ではUチップと呼ばれる靴です。アッパーの素材は「HerbetKolde社」というオーストリアのタンナーによるスコッチグレイン(カーフ)です。この素材は傷が目立ちにくいだけでなく、シワの入り方もなめらかな気がします。この靴に使用されているソールは、ビブラム社のコマンドソールです。このソールはカカトの下の部分と一体となっていますので、カカトのみを交換することはできません。カカトがすり減って交換する
どうもです。Viragon(ヴァラゴン)と申します。名古屋市東区で靴修理の店を開いております。最近のブログは当店ホームページに掲載しております。靴修理ブログ-Viragon(靴修理ヴァラゴン)名古屋市東区の靴修理専門店(viragon-shoerepair.com)過去のブログは少しずつホームページ内に移植中ですので、しばらくはアメブロで過去のブログを見ていただくのがよいかと。(2021年12月以前のブログはアメブロで)Instagramもやっておりまし
「スーツに合わせるそれなりの靴を買いたいんだけど、どののメーカーの靴がよいの?」と聞かれることが時々あります。私が購入するのであれば、以下の好きなメーカーになるのですが、これから一足購入しようとする人には向きません。ジョンロブ:メインである7000ラストは少しロングノーズな気がする。エドワードグリーン:82と202など、ラストによりサイズ感が全く違うので、サイズ選びが難しい。ガジアーノ&ガーリング:国内で取り扱いはロングノーズのものが多い。ベルルッティ:ちょっと派手かなと思う。モ
先日購入したVASSの純正シューツリー(Pラスト)です。VASSのUチップは東欧靴らしいつま先にボリューム感のあるラスト(木型)を使用していることもあり、シューツリーもぽってりとしています。上がP(ピーター)ラストのツリーで、下がF(フィレンツェ)ラストのツリーです。Fラストはフィレンツェの巨匠ロベルト・ウゴリーニが手掛けたといわれており、東欧靴らしくないスマートなシルエットです。シューツリーを入れた状態です。Fラストと違い、なぜかツリーはスムーズに差し込むことができま
VASS(ヴァーシュ)ハンガリー高級靴。バーガンディSチップVIBRAMハーフソール+ヴィンテージスティールセット価格¥4400左右1足税込み価格です。誠にありがとうございます!【夏季休業のお知らせ】7/28金~8/1火SHOEREPAIRFACTORYBLENHEIMwww.blenheim.jp千葉県松戸市上本郷2202-1℡047-365-6222火曜定休日インスタグラム
先日、昨年の後半にオーダーしていたVASSのUチップが納品されました。靴の雑誌「LAST」第23号に掲載されていたモデルで、アッパーはスコッチグレインレザーです。ちなみに、Uチップというのは俗称で、日本でしか使われない呼称のようです。正式には「エプロンフロント(ダービー)」といわれています。このうち、この靴のように、つま先部分が左右の革パーツに分かれているものを区分して、「スプリットトゥ(ダービー)」ということもあります。使用している皮革は、D-TEの石橋さんによると、オースト
「運命力」なんて事を申しまして。もうすぐ36歳。高校一年の時の出席番号は36番。部活で骨折した回数は36回。小学校3年生の時の体重は36kg。コレは1kgの36倍に当たります。体脂肪率36%。本日タンスの角に小指をぶつける事36回。今財布の小銭は36円。6×6の答えは36。「森井くんは阿呆」と書いたら画数は36画。私の戦闘力は-36万です。そして本日ご紹介するのは何気に初めての木型。VASS(ヴァーシュ)の3636ラストです。私自身もコレほ
先日、LASTの24号が届きました。またしても重複手配で2冊届いてしまいましたので、誰かに差し上げようと思います。今回のテーマは「靴とテーラード・ウエア」でした。肝心の内容は微妙で、ちょっと背伸びし過ぎたように感じました。要するに、洋服と靴をどのように合わせるかということを問題提起したかったのだと思いますが、単に有名人にコメントをもらっているだけになっています。・中村さんや鴨志田さんのページはよかったが、そんな凄いスーツは普通の人は着れません。・D-TEの石橋さんは黒のオック
こんにちは!モリヒです!前回のお話の続きですが、日本で在留資格(ビザ)を得たい外国人の人が、行政書士などの専門家に頼らず、何とか自分で申請書を作れるようにできないかと、苦節2年試行錯誤し、VASSというシステムを開発しました。VASSはVisaApplicationSupportSystemの頭文字を取ったものです。このシステムは、外国人の方が母国語で説明を読みながら、ビザの申請書を自分で作成できるシステムなのですが、開発から1年くらい経ったとき、所属機関(外国人を雇用する会社)も一
VASS/BPLAST/ARTCOGNAC132,000円「茶色い妖精」なんて事を申しまして。今日は一方的に茶色強化月間みたいにしたいと思います。私の手持ちコーディネートの検討にご協力ださい。というのも、冬に着るブラウン系の合わせがなくて困って居ます。なんかここ最近毎回そんな話をしている気がしますが一向に対策をしていません。なので今回はVASSのブラウンに合わせたコーディネートを考えて話のネタついでに悩んで見たいと思います。
「針納め」なんて事を申しまして。またの呼び方を針供養などとも言い、折れ針、曲がり針、錆針など状態が悪くなった物を豆腐や蒟蒻などに刺して供養する行事で、西日本では12月8日に行う事が多いらしく、コトノカミのまつりの一種であるのだそうです。あんまり詳しい事は勉強不足で分かりませんが、新しい物に変えて事納めと事始めの示しをつけるという事であると解釈しています。本日でチェント・トレンタ南船場店は年内営業を終了とさせて頂きます。新年は2023年1月5日より初売りとなりますので、
「ゆく年くる年」なんて事を申しまして。明日は本年の最後の営業日となります。チェント・トレンタ南船場は新年は2023年1月5日より営業しております。年内は明日まで営業しておりますので、皆様是非とも遊びにいらしてください。私事ですが、ヴァー助の爪先にいい加減ヴィンテージスチールを貼ることに致しました。購入した瞬間に貼っても良いんですが、あくまで個人の見解ですが少し履いてからの方が良い気がして履き込んだ後に貼ることにいたしました。今年の締め括りになるお
BAFY41,800円「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」なんて事を申しまして。どっちが良いと思いますか?お客様へのご案内用として商品を見ていたのですが、私もニット欲しいんですよね。チルデンセーター自体持ってないので白も良いのですが、好きな色なので緑も良いと思うんですよね。昨日も雪が降りまくっていたりして寒い思いばっかりしているのでちょうどいいニットがあればとよく思っておりました。特にスーツを着ている時には、生地感的になかなかス
「ズボラファイター」なんて事を申しまして。先日蜜柑を買いに行きました。年末になると箱蜜柑の販売が多くなると思うのですが、今の所まだ売っているお店は少ない様です。それでもやっぱりこの季節は炬燵で蜜柑に限ります。まぁウチは炬燵ないんですけども。自宅から一番近いスーパー迄歩いて行きました。距離的には自宅から3〜4分くらいです。そちらのお店ではまだ箱販売は行っていないとの事だったので、もう少し離れたスーパー迄そのままの足で歩いて行きました。距離的には自宅から15〜18分くらい
「野蛮ハンマー」なんて事を申しまして。朝から雨が降っている日は、だいたいマンションの下に降りるまで雨に気がつかない。お陰で普通に何も考えてない靴を履いて来ちまったぜ。という経験をしている人は私だけではないという事を信じている。そんな2022年ベストオブ「いっけね!☆」大賞受賞級のおっちょこちょいな皆様に朗報です。もしそんな事態に見舞われても、コレさえやれば一発解決の必勝対応策を思いつきましたのでご紹介いたします。雨に濡れたり水に濡れたりする事を警戒するのであれば
この15~16日と何年かぶりの家族旅行に行ってきました。行先は淡路島の洲本温泉だったんですが、端的に言うと最高でした。やっぱりこの寒い時期に入る温泉は格別なものでして、心身ともにリフレッシュできた素晴らしい休みでした。しかしね、ゆっくりできたし仕事がんばろって思ったらこの寒さですよ。特に底冷えです。底の薄い靴なんか履いてると一気に足裏が...そんなこの時期にぴったりなのがこういったラバーソールの靴。これくらい分厚いラバーだと熱も逃げにくいので、暖かいかは別ですが冷たさは感じにく
「Ihaveadream」なんて事を申しまして。以前にこんなテーマでデザインされたスーツを販売していた事があります。それは人種差別撤廃を訴えたマーティン・ルーサー・キング・Jr.の演説の一文でした。まだまだ世の中が偏見と不平等で溢れかえっていた時の事、「成る可くして成る」事が当たり前だったご時世に、身分や人種の差別意識を脅威的な努力と信念で乗り越えて見事成り上がりをやってみせたという話が存在するのだと言います。そんなエピソードと、時代を動かしたキング牧
「白って200色あんねん!」なんて事を申しまして。よくある話なんですが、旦那さんのお買い物に文句を言いたい奥様のお話を良く伺います。特に靴についてはお好きな方は何十足も持っていて、断捨離して4、50足まで絞ったという話もよく聞きます。だいたい奥様から言われる事と言えば「ムカデか。」とか、「同じの何足あんねん。」とかです。お店でもVASSをお求め頂いたお客様にLa'szlo'をお薦めしたりすると、ご一緒にいらした奥様や彼女さんから「え、前のと一緒やん!」と言われるのはも
いつもブログを書くときはD-TEのカウンター内で書いてるのですが、そこからはシューシャインギルドの修理工房がよく見えます。なのでギルドの森井さんが作業している光景がよく目に入るわけで…今日なんかは大量の修理品を前に死んだ目をしながらも、丁寧に金槌をふるう彼を横目に書いております。さて今日は何書こうかなと過去のブログを見直してたんですが、そういやこの子の紹介をしてなかったなと気づきました。VASSのBPラスト、カラーはコニャックです。代表や石橋さんも履いてるし、店の看板にもなっ
先日購入したVASSのホールカットに付属していたシューツリーです。取っ手部分には丸い木の部材がつけられています。表面には薄くニスが塗られています。個人的にはニス仕上げではなく、無垢仕上げにしてほしいです。シューツリーを靴に装着した状態です。ガジアーノ&ガーリングの靴もそうでしたが、靴の中に入れるのに苦労するほどぴったりのシューツリーです。おそらく、ラスト(木型)ごとにシューツリーは作られているのではないかと思います。
「ゼェッコウチョォォウッ!!」なんて事を申しまして。私の中でマスクと聞いたら緑の顔した黄色いスーツのハイテンションが出てくるのですが、そんな映画とはイマイチ関係のない+39MASQの公式ブログを更新しました。是非ともご覧下さい。冒頭の記憶は封印しました【+39MASQのご紹介】|大阪のセレクトショップチェントトレンタ,オーダースーツ,南船場,セレクトショップ,PTTORINO,ピーティートリノ,PTTORINODENIM,ピーティートリノデニム,TAGL
革靴に関わってますと何度も聞くフレーズとして、「昔の靴の方がつくりや革の質が良かった」というものがあります。ヴィンテージ靴好きとしては「つくりは確かに今より丁寧、ただ革に関しては酷いものもあった」と返したくなります。そりゃ、ある程度履かれている靴で良い革の物は残って、悪い革の物は自然淘汰されていくよって話です。しかしながら、私の知ってるヴィンテージ靴は基本西欧の物ばかりで、東欧靴のヴィンテージは持ってなかったんです。なので、ブランド化などの諸事情でつくりを合理化せざるを得なかった西欧