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皆様、こんにちは本日は、「結局は『優しい』人が勝ち」について解説します突然ですが。あなたは次の究極の選択、一緒にいるならどちらを選びますか?(ここはあえて、恋愛対象が男性になったつもりで考えてみてください。)①イケメンだけど、冷たい人②イケメンではないけど、優しい人おそらく大半の方が②を選んだと思います。ここで一つ、こんな声が聞こえてきそうですね。「②の選択肢、イケメンではない人では生ぬるい!!ブサイクでなくてはダメだ」確かに。一理あります。でも今は、イケメンか否かとい
こんにちは本日は、「自分のためにおしゃれを」について解説致します※自己解釈のため、苦手な方はブラウザバック推奨💥よく、「気になる人を振り向かせたいから髪型やメイクを変えてみる」とか、「恋人をゲットしたいから洋服をオシャレなものにしてみる」とかいうお話を聞きますね誰かのために頑張れる人って、けなげで可愛らしくて応援したくなりますが、その反面……「もったいないなあ~~~!!!」と思ってしまいますせっかく自分を幸せにできる手段のひとつなのに、自分に役立てないなんてさて、どういうことかと言
突如左頬に与えられた痛みに、菜月(なつき)は我に返った。菜月の頬を打った花梨那(かりな)は、青白い顔をして菜月を睨んでいた。「……恐ろしい女ね。」あらゆる感情の入り交じった、花梨那の声。いまだかつて見たことのない彼女を、菜月はただ呆然と見つめるほかなかった。「……和雄さんは私の夫なのよ。」燃えるような花梨那の目には、菜月への憎悪がありありと感じられた。「……はあ、一体、一体どうすればいいの……?」しかし突然、花梨那は先程とは打って変わって弱々しく言葉を吐いた。その様子に、菜月は
こんにちは本日はこの場を借りて、「カラオケ」と「ボーカル」の違いを解説します🎤※自己解釈となりますので、苦手な方はブラウザバック推奨💥「カラオケ」と「ボーカル」の違いをシンプルに書き出してみますと、以下のようになります「カラオケ」①自分が楽しければ良い②のど自慢で良い「ボーカル」①自分が楽しめなくても良い②のど自慢では絶対ダメどういうことかと言うと「カラオケ」は歌を楽しく歌い、そのことで自分や一緒にカラオケに来た人たちが楽しむためのもの。そして歌が好きな人や、自分の歌声に
翌日。主人達の朝食の為、使用人たちが大広間前に整列している。元治(もとはる)と和雄(かずお)が既に到着していたその場に、ひとつの足音が近づく。「和雄さん………。」か細くも通る、芯のある声。足音の主である花梨那(かりな)は夫の名を呼ぶと、次の瞬間彼の胸に飛び込んだ。使用人の列の一番後ろに並ぶ菜月は、その光景に息をのんだ。元治も他の使用人たちも、言葉こそ発しなかったが、彼女の行動に動揺の色を見せた。しかし当の花梨那は周りの様子など意にも介さず、夫に抱きついたまま口を開く。「……あな
菜月(なつき)の自室。ベッドの中の菜月は、なかなか寝付けずにいた。繰り返し、今日の昼下がりの光景がよみがえる。愛する人とその妻の存在。あれほど叶わぬ想いだと言い聞かせたのに。諦めようとすればするほど、しがみつくのが恋なのか。やはり想わずにはいられない。愛するあの人のことを。「和雄(かずお)さん……。」思わずその名前を呼んだ、その時。菜月の部屋のドアをノックする音がした。「(……こんな時間にだれが……?)」菜月はベッドから降りて、ドアを開けた。次の瞬間、彼女は目を見開き息
その日の夜。夫婦の寝室につどう、花梨那(かりな)と和雄(かずお)。そろそろ寝支度をしようかという時分、ふいに花梨那が口を開いた。「ねえ……あなた。」彼女の後方のベッドに腰掛けて、本を読んでいた和雄が顔を上げる。「……なんだ?」眉ひとつ動かさない和雄は、妻を一瞥する。一方の花梨那は、あの柔らかな微笑みを浮かべて夫に言葉を続けた。「一つ、提案があるの。」そう言いながら、花梨那は夫の隣に腰掛ける。「……あの、女性の新人メイドさん、菜月さんって言ったかしら、彼女を私の屋敷の使用人に迎
「……素敵ね、本当に知的な方ですわ。」中庭から、花梨那(かりな)の声が聞こえる。挙式以来、屋敷には御曹司の妻である花梨那の姿があるのが日常となった。╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍ある日の昼下がり。菜月(なつき)が洗濯物を取り込みに中庭へ出向いたとき、彼女は目撃してしまった。中庭の真ん中のベンチに本を開いて腰掛ける和雄(かずお)と、その隣に腰掛け朗らかに彼に話しかける花梨那の姿を。花梨那が座っているその場所。その場所は……。かつて菜月が座っていた場所である。「(…
あれは………。あれは一年ほど前。花梨那(かりな)の嫁ぎ先が、神山(こうやま)家であるという話が舞い込んできた時期のこと。╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍「……到着でございます。」車の運転を担う使用人が、後部座席にいる花梨那と彼女の母親に声を掛けた。「ありがとう。」花梨那の母は笑顔で礼を言い、さっと車を降りて振り向く。「花梨那、楽しかったわね。また時間が取れたら行きましょうね。」母は花梨那に優しく語りかけた。その言葉に、花梨那は義務的に微笑み返す。それを見届けた母は
神山花梨那(こうやまかりな)。結婚前は院上寺花梨那(いんじょうじかりな)。彼女が今日までに、いかに裕福な家庭の令嬢として「ふさわしい」生き方を叩き込まれたか……。幼い頃に彼女の父親は亡くなった。病気だった。それでも、元から彼女の母親が会社の主な経営者であることは変わらなかった。1970年代という時代に、花梨那の母親は父親よりはるかに優秀だった。当時の花梨那は、そんな勇ましくて気高い母が大好きだった。そんな母の元で育った花梨那は日々、母親からあることを繰り返し言い聞かされていた
結婚式が終わった、その夜。花梨那(かりな)は和雄(かずお)の部屋の窓から外を眺めていた。対して和雄は、自身のベッドに腰掛け本を読んでいる。「……疲れたわね。」笑顔で振り向き、和雄に話しかける花梨那。「……。」和雄は彼女を見ることもなく、本に目を落としたまま何も答えない。そんな和雄をしばし無言で見つめてから、花梨那は和雄の隣に腰掛ける。そして先ほどの柔らかな笑顔を呼び起こし、彼女は和雄に話しかけた。「本当に本が好きなのね。」「……。」「それ、なんの本なの?」「……トルストイ
今日は、みなとみらいブロンテにて行われた「PrettyAshワンマンライブ現体制終了ライブ」に行きました。昨年閉店した「AKIHABARAバックステージpass」(以下「バクステ」と表記)所属のアイドルキャストで構成されるグループ「バクステ外神田一丁目」(現・「外神田いっちょめ」)のメンバーからプロデューサー(バクステではファンをこう呼んでいました)の投票によって選抜されたメンバーによるユニット「PrettyAsh」(以下「プリア」と表記)の、現在の体制での最後のライヴです(個人的には未だに
結婚式当日。晴れた空の下、屋敷の広い中庭に多くの人々が集う。花壇に囲まれた、レンガ造りの道。その先に白いタキシードに身を包む和雄(かずお)と、純白のウエディングドレスをまとった花梨那(かりな)が並んでいる。1970年代、この年はまだ人前婚と言って自宅で結婚式を行い、両親などを立会人とする結婚形態が主流であった。無論立会人は、和雄の父と花梨那の母が合同で担った。立会人たちに向かい、新郎と新婦が誓いの言葉を述べている。その間も、新郎側の席に参列していた正装のフォーマルワンピース姿の菜月
夕暮れはいつの間にか、漆黒の闇夜へと姿を変えていた。菜月(なつき)は自室のドアを開ける。開けたドアを背でもたれて閉めながら、彼女は先ほどの花梨那(かりな)の言葉を反芻する。「(………『家族』………)。」部屋の中は静寂に包まれている。だがそれと裏腹に、彼女の心の中には複雑な感情が、嵐のごとく渦を巻いていた。「(………『か・ぞ・く』………)。」今なら分かる。あの時花梨那と共にいた自分に、主人の元治(もとはる)が物悲しい目を向けた、その意味が。「和雄(かずお)さんは、あの人と……。」
元情報番組AD担当カラーはラピスラズリ💙リーダーのRURIKAです!PrettyAshワンマンライブRURIKAバースデースペシャルありがとうございました😭💕💕💕たくさんの方にご来場頂きワンマンを楽しんでもらえてお誕生日もお祝いしてもらえてとっても嬉しかったです!!!!<10月15日ワンマンセトリ>SEM1:STEADYM2:SayHelloM3:僕たちはイカロスじゃない-MC(自己紹介)M4:Ibelievemyheart/バクステ外神田一丁目(HAR
夜。応接間の一室。応接間の中央のテーブルを挟んで、左右にソファーが設けられている。ドア側のソファーに和雄(かずお)が座っている。そこに元治(もとはる)に招かれた花梨那(かりな)が、和雄の向かいの席へ案内される。ゆっくりと立ち上がる和雄。率先して元治が口を開いた。「和雄、こちらは院上寺(いんじょうじ)花梨那さんだ。花梨那さん、こっちは私の息子の和雄です。」花梨那は和雄に柔らかい微笑みを向けて、挨拶をした。「やっとお会いできましたね……。どうぞよろしくお願い致します。」「……
応接間前の廊下。向こうから女性と、一歩下がってメイドの菜月(なつき)が歩いてくる。「あなたはここに勤めて、もうすぐ一年なのね。一年も勤めたら新人さん、って感じじゃないわね。」柔らかく微笑みながら、女性は菜月に話しかける。「いいえ、私はまだまだです。もっと一人前の使用人になれるように頑張ります。」「……ふふ、頑張ってね。」女性の微笑みと励ましの言葉に、菜月の心は和らいだ。「はい、ありがとうございます。」そう答えた菜月にも、自然と笑みがこぼれる。と、菜月の視線の先には、この屋敷
屋敷の図書館。屋敷内の案内を頼まれた菜月(なつき)は、栗毛色の髪を持つ美しい女性と二人、図書館を訪れていた。「ここの図書館は本が多いのね。広さ的には、うちのとさほど変わらないのに。」女性が笑顔で、驚嘆の声を上げる。「(……やはりこの方は、お金持ちの家の人なんだな……。)」菜月が女性を見ながら考えを巡らせていると、不意に女性が菜月の方を振り返る。少し驚く菜月。「ここのお屋敷の皆さんは、読書がお好きなのかしら?」女性の“読書”という言葉に、菜月の脳裏には屋敷の御曹司・和雄(かずお)
夕日が鮮やかに、廊下の窓から差し込んでいる。「……こんにちは。」美しく華のあるその女性は、優しい微笑みを浮かべながら菜月(なつき)に挨拶する。「こ、こんにちは。」菜月はやや緊張気味に、女性に挨拶を返す。対峙する二人。目の前の女性の美しさに、菜月は思わず見とれてしまっていた。彼女の年齢は、菜月とさほど変わらなく見える。20代前半で、肩下までの栗毛色の髪が麗しい。一目で由緒ある家柄の出であることを物語る、上品さを身に纏っていた。「……このお屋敷の、新人メイドさん?」「はい、私が
す今日は、赤羽Renyalphaにて行われた「PrettyAshワンマンライブ「恋は毒だ」」に行きました。こちらは、「AKIHABARAバックステージpass」(以下「バクステ」と表記)から誕生したパンク&ロックユニット「PrettyAsh」(以下「プリア」と表記)の5回目のワンマンライブで、タイトルは今月30日にリリースされるシングルの表題曲から来ています。まずは事前物販。待機列に並んでいる時も、私は物販の内容を全く把握しておらず、会計1000円毎に1枚貰える特典券を使って参加てきる
日付は翌日。深夜三時。相変わらず、外は雨が激しく降りしきる。和雄(かずお)の部屋のベッドの上で、菜月(なつき)が一糸まとわぬ姿でうつぶせに寝入っている。頬には、涙のあとを残して。そんな菜月を、先に目覚めた和雄は無感情に見おろす。ふいに和雄の昨夜の言葉が、菜月を夢の中から揺り起こす。「「お前の望み、叶えてやろう。」」次の瞬間、菜月ははっと目を覚ました。┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅バスローブ姿でベッドに腰掛ける和雄の背に、菜月がすがりつく。「……地獄に落ちてしまいた
菜月(なつき)が和雄(かずお)に想いを伝えてからも、二人は時折、また以前のように、屋敷の中庭で落ち合っていた。菜月はそんな穏やかな日々が、いつまでも続くものだと思っていた。しかし、恐ろしいほどに。恋というものは時に、人を狂わせてしまう。┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅┅夏の暑さが嘘のように過ぎ去り、秋の涼しさに変わりつつあった、ある夜。和雄の部屋に、菜月はいた。彼女は窓の外の、激しい雨の様子を眺めていた。和雄は部屋のソファーに座り、本に目を落としている。「……すみません、
屋敷の中庭。夜風が止んで、いつの間にか漆黒の闇が広がっている。その中でもかすかに二人を照らすのは、高く昇った満月の月明かりだけ。叫んだ後、菜月は我に返り、和雄に背を向ける。「(……私は、私は勢いでつい、和雄さんに告白を……。)」菜月は赤面し、一人混乱する。「……大丈夫か?また熱か……?」菜月の背後から、和雄の声がかかる。「いや、あの、熱ではなくてですね、と、いうかそもそも、前のあの時も、熱はなかったんですけれども……。」「……?」和雄は無表情のまま、菜月の後ろ姿を注視する。
西洋式の豪勢な屋敷の中庭。夜風が静かに吹きつける。向かい合う菜月(なつき)と和雄(かずお)の姿。菜月は今まで秘めてきた胸の内を、目の前の和雄に無我夢中でぶつけ続けた。彼女は自分を抑えることができない。「好きで好きで、本当は毎日だってこの場所であなたとお会いしたいのに!」「……だが、しばらくお前はここに足を運んでいなかったな。」「だって無理だったんですもの!!」「………。」「私のようなしがないメイドが、このお屋敷の御曹司であるあなたと頻繁に会うことを、悪く思う人たちがたくさんい
夜。中庭。菜月は一人、静まり返った中庭にいる。「風が、気持ちいい……。」菜月は目を閉じて、風を感じた。「(本当は、ここに来てはいけないのかもしれないけど……。)」菜月は前を見据える。「(……やっぱり中庭が好き……。何よりここは、和雄さんと初めてちゃんと言葉を交わした場所だから……。)」菜月の目には、涙がこみ上げる。「………和雄さん……。」菜月は泣きながら、思わず言葉をもらした。「……会いたいです、和雄さん……。」「……何か用か?」菜月はその声に、我に返る。振り返ると、そ
屋敷外・中庭の端。洗いたてのベッドシーツを物干しに干しながら、沈んだ様子の菜月(なつき)。「(………あの、周りの人たちの反応………、怖かった………。)」菜月は仕事の手をとめる。「(……私は、浮かれていたのかもしれない。中庭で偶然和雄さんと落ち合って。それが嬉しくて嬉しくて。でも、御曹司ともあろうお方がこんな一メイドに声をかけるなんて、やっぱり異常なことなんだ。……もう、和雄さんとは二人で会わない方がいいのかもしれない……。じゃないと、また周りから変な目で見られてしまうかも……
今日は、秋葉原P.A.R.M.Sにて行われた「PrettyAshTothefuture202210番勝負FINAL」に行きました。こちらは、「AKIHABARAバックステージpass」(以下「バクステ」と表記)から誕生したパンク&ロックユニットPrettyAsh(以下「プリア」と表記)が昨年から10ヶ月に渡って行って来た企画のラストにして、4度目のバクステ店舗外でのワンマンライブです。今回は開場時間30分前に先行物販開始とアナウンスされていたので、それに間に合わせて会場に着きました。
豪勢な西洋式の屋敷のメイド・入野菜月(いりのなつき)は屋敷の御曹司・神山和雄(こうやまかずお)との会話で、自身の和雄への恋心に気づき赤面する。和雄からは発熱と誤解されつつ、彼女はその場を後にする。そんなことがあってからの、翌日の朝になる。╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍╍屋敷内・大広間への廊下。明くる日の朝、メイドたち使用人が大広間前に整列している。メイド長の後ろには、新人メイド・菜月の姿がある。朝食の用意が済むと、主人と御曹司を迎えるためにメイドたちは整列しているのであ
屋敷に勤めるメイド・菜月(なつき)は、屋敷の御曹司である和雄(かずお)の役に立ちたいと切望する。その思いを和雄に伝えると、それは「愛」だと言い当てられる。はっとする菜月に、和雄は言葉を続ける。「……昔、母が言っていた気がする。誰かのために何かをしたいと思うこと、それが愛、なんだと……。」和雄の言葉に、菜月はしばし呆然とする。しかし菜月は、次の瞬間赤面し出す。「(……と、ということは、私は和雄さんを、あ、愛している……!?)」菜月は心の中でそう叫んだ。そんな菜月に切り込むように、
私服で一人、中庭へ訪れる菜月(なつき)。中庭は相変わらずの、庭園とも呼べる美しき憩いの場である。菜月は本日、メイド業務は非番であった。「……誰もいない、か……。」そうつぶやき、菜月は中庭の中央にあるベンチに腰掛ける。「(……和雄さんの過去が、あんなに悲しいものだったなんて……)。」菜月の脳裏に、涙ながらに和雄(かずお)の過去を語る屋敷の主人・元治(もとはる)の姿が浮かんだ。「……和雄さん……。」菜月の口から思わず、和雄の名前がついて出る。「……何か用か?」菜月が驚いて顔を上