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図書館の絵本コーナーは最近かならず行って、なにか素敵な絵本はないかな~と探してます。あった。「Mou」作家はNaffy森の中のおうちで暮らす少女のところに、寒い冬の晩、一匹の不思議な生き物が訪ねてきて、一晩泊めてあげます。その後、その少女に不思議な事が起こるお話。ストーリーも絵もどちらもとても素敵で、夜と冬と森と生き物の世界がシンプルに描かれていて、静かな気持ちで読める絵本。こういう世界があるといいな。自費出版でスタートしたイラストレーターの作家さんだそうで、絵がとにかく
読了。名取佐和子氏の作品。初めて読んだ。文庫旅館で待つ本は(著)名取佐和子文庫旅館で待つ本は(単行本--)Amazon(アマゾン)こちらの図書は、表紙が大変魅力的。Naffy氏が装画を担当。Naffy氏は、楊双子氏の「台湾漫遊鉄道のふたり」も手掛けられていて、やはり素敵だった。舞台は、海の近くにある小さな旅館「凧屋」。この旅館には、「海老澤文庫」という図書スペースがある。この文庫には旧仮名遣いで書かれている古い図書しかない。「凧屋」の若女将は独特
Mou[Naffy]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}MouNaffyある日突然やってきた謎の生物ムーほっこり心温まる絵本です。もともとイラストレーターのNaffyさんが自費出版したものが、編集者の目に止まり学研から出し直されたものだそうです。全ページの絵が素敵ですまるで画集を眺めているようです。謎の生物ムーも可愛くて魅力的です突然やってきたはずなのに、気づくと離れがたい存在に…お子さんにもおとなにもおすすめMouAmazon(アマ
前回の絵本、『城の少年』の絵が素敵だったので、続けてNaffyさんの絵本を読みました。今回の絵本、『Mou』は、絵もお話もNaffyさんです。最初は自費出版だったそうですが、編集者の目にとまり、すべて描き直して出版された、Naffyさんのデビュー作とのことです。絵の感じは、『城の少年』を思い出させる、Naffyさんの絵ですやっぱり素敵お話も、スケールの大きい不思議な世界観があって、わくわくしながら読みすすんでいったので楽しかったです。奇妙ないきものが登場
私が絵本を好きな理由の一つは「絵」そのものが好きなこと。絵本を選ぶときも「この絵が好き!」というところから選ぶことが多いです。様々なタイプの絵の中で私が惹かれることが多いのは描かれたものの質感までも伝わってくるような作品。たとえそれが現実のものでないとしても絵を見ているだけでその作品の世界にすっと入っていけるのです。-----------今回ご紹介する絵本は、こちら。『Mou』(ムー)NaffyGakken森の中で病気のおじいさんと猫と一緒に暮らし
今回私が読んだ『城の少年』という絵本、とっても素敵な大人の絵本でした。吸血鬼の少年と、旅芸人のロマニーの少女とのロマンスを描いたものです。タイトルから、まさか吸血鬼のお話だなんて予期していなかったので、驚きながらも気品のある絵に引き込まれて、不可思議な世界を味わいました。作者の菊地秀行さん、『吸血鬼ハンター』や『魔界ブルース』などの人気シリーズで有名な作家さんでした。何も知らずに絵本を読みましたので、『吸血鬼ハンター』という小説が気になっていたところ、アニメ版を発見。
城の少年Amazon(アマゾン)1,760〜5,198円菊地秀行氏が描く吸血鬼の絵本。絵はNaffyさん。城に独り住む少年がロマニーの少女と出会い、自身の中からある衝動が沸き起こった結果は、儚くも切なく、そして少し温かいものを感じ取れる物語として描かれております。鍔広の帽子に黒いコートで青いペンダントをもつ若者ー菊地氏の代表作である〈吸血鬼ハンター〉シリーズの主人公と思しき人物も登場し(左手さんの登場はありませんが)、その若者の取る行動というのも彼らしくファン
学研プラス『Mou』Naffy・著を読み終わりました。トットという少女が主人公の物語で、森にある家で病気のおじいさんと二人暮らしをしています。ある夜、その家に不思議な訪問者が。見たこともない生き物ムーは、とても寒そうにしていて、トットは一晩泊めてあげます。翌朝、家を出るムーをトットが追いかけていくと色々と不思議な光景を目にします。家からは随分と離れてしまいましたがずっとムーの後を追っていくとある場所にたどり着きます。そこは…。幻想的な物
Naffyさんの絵、色使い、ライン、文章と絵の"配置"もとても心にとまりどの言葉をどう切り取って或いは広げるのか、隅々まで引き込まれました。菊地秀行氏の本は今まで一度も読んだ事がなくて初めて手にしたのがこちら(!)また読んでみたい、眺め入りたい、お二人の世界でした。『城の少年』菊地秀行作Naffy絵マイクロマガジン社2020年12月14日
去年の3月、郵政博物館でやってた個展に惹かれて行って、ずっと印象に残ってました。たしか自主出版だったのかな、そこでも絵本売ってたんだけど、展示で満足したし買わなかったのです。その後、学研から出版されたという情報は流れてきてて、いつも頭の片隅に引っかかりつつ、タイミングを逃して。最近待ち受けにしてたりもしてました。ちょうどポイント余ってたのと、相方が西野の絵本買ったのとで、私も買っちゃお~とポチりまして。Naffyさんの「Mou(ムー)」。右側の小さな生
先週ご紹介した1976年刊行の角川文庫「小さい人魚姫」が昨年復刊しました。今回はその新しい「小さい人魚姫」をご紹介します。「小さい人魚姫アンデルセン童話集」山室静:訳Naffy:カバーイラスト(KADOKAWA2018年8月刊)巻末に、復刊に際しての変更点として一部の表記を改めたとあります。「小さい人魚姫」の中では元の本では「乗り移る」という表記が「のりうつる」と平仮名に変わっていました。他は、旧作では漢字の多くに振られていたルビがほとんど削除されていました。
数日前にSNSで見かけて、ずっと気になってて、最終日に行ってきました。郵政博物館内のnaffyさんの個展へ。このポスターがどうしても気になって。少しダークな色合いであったかいイラストを描かれる方です。「MOU(ムー)」という絵本の原画?がずらりと展示してあって、お話を読みながら進んでいきます。登場人物全てがじんわりとあたたかく、不思議で素敵な世界のお話でした。郵政博物館の企画展、「THESTEAMPUNK螺子巻奇譚(ねじまききたん)」のメインビジュアルもnaffyさんが描
東急東横沿線に住んでいるため武蔵小杉にはお買い物などで時々出没します。その武蔵小杉駅に貼ってあったポスターに足が止まりました。黄色いポスター『アンデルセン展』。そこに配されたイラストに惹かれました。むか〜しむかし子どもの頃、絵本が好きで絵が好きで絵を描く人になりたかった私。主人を誘って出かけてきました。アンデルセンのお話は「人魚姫」「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「はだかの王様」「おやゆび姫」などなど...もちろん子どもの頃に一通り読んだお話ばかり。ちょっと悲しいラストだ