ブログ記事93件
このブログには、・translation・films&dramas・information・column・logの5つのカテゴリー(テーマ)を設定しているのですが、それとは別に関連記事をまとめて表示するタグをつけてみました。「新着」タブでタグ検索すると、タグつきのすべての記事が表示されるようになっています。とりあえず、今回はこの6つを追加。#monty_python_cahierdechocolat:モンティ・パイソンのこと#jpl_cahierdechocolat:ジャン=ピエ
昨年に続いて「かんぺ大賞」に参加してみました。作品賞:『フィッシャー・キング』テリーG監督作としてはだいぶスウィートな作品で、幸福感にあふれたシーンもいくつもある。監督ご本人はお気に入りシーンのひとつとしてダンスシーンを「apositive,peaceful2024filledwithcreativity&magicalmoments」というコメントとともに元旦にポストしていた。ちなみに、私のお気に入りは中華料理店のシーン。ViewthispostonInsta
2023年のふり返り。BGMはBBCのSoundsofthe60sのNewYear’sEveSpecial。日本は大みそかの夜だけど、ヨーロッパはまだ午後。january年が明けてからポストした2022年のふり返りとドライアイが原因で目が充血したこと。この2つしか記事を書いていない。アナログの日記もまだ書いてない頃なので、それ以外のことはほとんど不明(記憶にもない)。ただ、Lettsのスケジュール帳にちょろっと書いてあるメモを見ると、色々と迷っていることがあったもよう。febr
今年初めて観た映像作品の中から、特に好きだと思ったもの。今年の新作、旧作どちらも含みます。すべて順不同。ランキングではありません。鑑賞方法は、映画館、ソフト、配信なんでもあり。リンクは作品の感想など。favourite10films◾️モンティ・パイソンノット・ザ・メシア(NotTheMessiah:He'saVeryNaughtyBoy)映画『ライフ・オブ・ブライアン』をもとにしたオラトリオ(オペラ)。去年はこれで年越し。最高だった。ジョン(とグレアム)不在ながらも、
6月のこと。今買わなくてもいいものや持っているものと同じようなものなど、やたら買い物してしまう。ただ、全部間違いなく自分の好みやテイストのものなので、失敗ではない(言いわけ)。仕事の関係でスケジュールが一時的に不規則になる。時間的、量的にも通常より多め。それ自体は別にいいし、むしろありがたい。ただ、仕事以外の時間をどうもむだに過ごしてしまいがち。そういう自分にいらつくし、ますます自分が嫌いになる。思い立って、大々的な部屋の片づけを始めた。もういいかなと思うものや一時の気の迷いで買ったような
イエジー・スコリモフスキ監督の最新作。主人公はロバのEO(イーヨーと何か関係はあるのだろうか?)。基本、EOのロードムービーで、彼に関わる人々がやってきては去っていく。EOはあくまでふつうにロバなので何も話さない。人間のセリフもそれほど多くはない。でもまったく飽きない。なんせEOの瞳の演技が素晴らしい。parmdonkeyに値すると思う(実際はEOを演じたロバは6頭いるそう)。スコリモフスキ監督はレオをかっこよく撮ってくれる監督だと私は思っているのだけれども(『出発』や『Dialogue20-
[ORIGINAL]Unecagnotteouvertepourl’acteurJean-PierreLéaudqui«traverseunepassedifficile»ParYvesJaegléLe13juin2023à20h11,modifiéle14juin2023à22h34https://www.leparisien.fr/culture-loisirs/cinema/cinema-une-cagnotte-ouverte
ちょっとまだ頭が混乱しているのですが、おおまかな話だと、今、ジャン=ピエール・レオが「身体的にも精神的にも厳しい状況」で、支援を必要としていて、クラウドファンディングのサイトが立ち上がった、ということのようです。リターンについては特に何も書かれていないので、純粋に募金ということだと思います。ただ、今現在20,362.84ユーロ(約3090万円)で目標額の15,000ユーロをすでに達成し、「あと31日」となっているものの、すでに終了しています。レオ自身からのプレスリリースも出ていました。Un
ずっと観る手段がないレオ出演作品のひとつだった『TheLionHasSevenHeads(DerLeoneHaveSeptCabeças)』が、なんとMUBIで配信開始に!!もう何年越しかなっていうくらいの念願が叶って嬉しい〜。画像を見る限りではかなりの謎映画だったけど、実際観てもかなり不思議な作品だった。政治色の強い時期のゴダール映画を思い出すような印象……と思ったら、監督のグラウベル・ローシャはジガ・ヴェルトフ集団の『東風』に出演している人だった。舞台はアフリカ。そこに住
初見でないので自分の2022年ベストには入れられなかった“フランソワ・トリュフォーの冒険”の“アントワーヌ・ドワネルの冒険”(ややこしい)も入れられる!ということで、“2022年かんぺ大賞”に参加してみました。リンクは作品の感想などです。作品賞:『ジャバーウォッキー4Kレストア版』2021年にモンティ・パイソンに出会ってから人生変わったといっても言い過ぎではない私にとって、そのあとすぐにこれを映画館で観られるというのは「何かの贈り物か?」と勝手に思いたいぐらい嬉しくて、観ている間はとにか
昨年、ゴダールが亡くなったとき、彼の映画の中で自分が一番好きだと思うものを観ようと思って、3本観た。これ以外にも好きな作品はたくさんあるけれども、今選ぶとしたらこの3つになる。まだ観たことがない作品もあるので、これから変わることもあるかもしれない。とりあえずの3本。『中国女(LaChinoise)』これは私の中では、熱にうなされるみたいにみんなでさんざん盛り上がって、極端な行動にも走ってしまうけど、夏が終わるとともにその熱は潮が引くように冷めていき、そこには無力感と気だるい虚無感が残った…
この作品はこれまでに観たことがなくて、今回初めて観た。こんなにすぐにエンドロールになった映画は初めてかもしれないというくらいだった。もちろん上映時間が短いわけではなく、体感としてほんとうにあっという間だったという意味で。とにかく“野生の少年”ヴィクトール(ジャン=ピエール・カルゴル)がどんな反応をし、どんな変化があるのかが気になってしかたがなくて、何も見逃さないようにしたいとスクリーンを凝視している間に時間が一瞬で過ぎていた。音への反応や発声、言語の習得過程については特にとても興味深かった。ヴィ
ゴダールが亡くなった。イギリスのガーディアン紙の報道より。「AFP(フランス通信社)が報じたところによると、妻のアンヌ=マリー・ミエヴィルに付き添われ、スイスの『自宅で安らかに』亡くなったとのこと。仏リベラシオン紙は、匿名の家族のことばを引用し、ゴダールの死は、スイスでは合法とされているほう助によるものだと伝えている。『彼は病気ではありませんでした。率直に言って、疲れていたのです。ですから、彼は終わらせる決断をしました。これは彼の決断であって、そうであると知ってもらうことが彼にとってたいせつ
『映画というささやかな商売の栄華と衰退(Grandeuretdécadenced'unpetitcommercedecinéma)』。フランスのテレビ局TF1で、“Sérienoire”シリーズの1本として製作、放映された1986年のテレビ映画。主な登場人物は3人。映画監督ガスパール・バザン(ジャン=ピエール・レオ)は映画の仕事がなくて、最近はビデオ(テレビ)の仕事に甘んじている。ガルパールの友人で、製作会社ARBATROSFILMSの社長/プロデューサーのジャン・アルメレイラ
カンヌ映画祭でジャン・ユスターシュ監督の『ママと娼婦』(1973年の審査員特別グランプリ受賞作品)の4K復元版の上映があって、そこにレオとフランソワーズ・ルブランが出席していました。カンヌの公式Twitterアカウントがその時のレオのコメントの動画をアップしてくれています。Alookbackat…LaMamanetlaPutain!In1973,thisfilmbecameaCanneslegend,underhissesandapplause.La
ダニエルとジュヌヴィエーヴのふたりは海辺の町ドゥーヴィルでヴァカンスを過ごし、ヴァカンスが終わると水平のダニエルは港町のブレストに、ジュヌヴィエールはパリに戻る。手紙を交わしながら、別々の場所で過ぎていくそれぞれの生活と気持ちの変化が描かれていく。常にどこか心ここにあらずな感じのダニエルといたってまっとうな美しい働く女性ジュヌヴィエーヴ。ダニエルを演じるのはダニエル・ムスマン、ジュヌヴィエーヴはジュヌヴィエーヴ・テニエ、と登場人物はみんな実名になっている。監督のギィ・ジルもダニエルの友人「ギィ」
今年初めて観た映像作品の中から、特に好きだと思ったもの。今年の新作、旧作どちらも含みます。順不同。ランキングではありません。鑑賞方法は、映画館、ソフト、配信なんでもあり。リンクは作品の感想などです。favourite10films◼️ファーザー(TheFather)どんな映画なのかよく知らない状態で観た。驚きや不安や謎が少しずつ積み重なっていって、最後にすべてが明らかになったときに押し寄せてくるせつなさ。色合いや光、ほんの少しはさまれているショットなども含めて、とても美しい映画だと思
『TheOddJob』をまた観ていた。海を越えてきたVHSのパッケージを眺めながら、捨てちゃったりしないで売りに出してくれてありがとう……!と元オーナーの人にしみじみ感謝。それにしても良いデザインのパッケージ。なんで写真でなくてイラストなのかは知らないけど、可愛いからいい。私が把握してる限りでは、この映画のVHSのパッケージデザインは3種類ある。中でもこれがだんぜん良い。これがここにあるのが嬉しい。そういえば、ふと気づいたことが。私は、フライング・サーカス前後のパイソンズにみょうなconte
2年越しのある殺人事件を解決しようとしている探偵のイシドール(ジャン=ピエール・レオ)とその恋人アリエル(オーレル・ドアザン)、パイロット(クロード・ブラッスール)とその妻(ナタリー・バイ)、ボクサーのプロモーター(ジョニー・アリディ)とマフィア(アラン・キュニー)……彼らを中心に色んな人たちがからまったり、すれ違ったり、離れたりという物語。物語といっても話の筋書きはあるようなないような。まあゴダール映画なので。でも終わり方はちょっと意外で、最後まで観たら一瞬でふわっとした気持ちになって、そこで
ジャン=ピエール・レオとアンナ・カリーナの「宝島」。やっと観られた!……けど、言語は英語のこの作品、『UneAventuredeBillyleKid/AGirlIsaGun』と同じく、レオの声は吹き替え。そ、そうなのかー。アンナの声は本人かな。レオは主人公の少年ジョナサン一家が経営しているホテルの宿泊客で、アンナはジョナサンのママ。ママとはいえ、そこはアンナなので怪しげでつかみどころのない感じが美しい。レオとアンナが一緒のシーンはなし。ちょっと残念。それにしても、わかるよう
ジャン・ユスターシュ監督のレオ出演(主演)作品は2本。『サンタクロースの眼は青い』のほうは何度も観ているけど、こっちはDVDを購入したときに1回観ただけだったかもしれない。3時間40分と長めの作品でもあるし。前に観たときよりずいぶんおもしろく感じた。こんなにおもしろかったっけ!っていうくらいに。そして、やっぱりとにかくレオがかっこいい(最近これしか言っていない気が)。この映画では、レオはレオでありつつも、いつものわたわたした感じは抑えめ。オリジナルな価値観とことばを持っていて、それでいて常にどこ
レオを好きになったとき(かなり昔……)から、ずーっと観たい観たいと思いつつ、国内リリースがなくて観るに至っていなかった作品。国内盤はあいかわらず出ていないけど、昨年リージョンフリーのプレイヤーを買ったので、その辺何も気にせず買えるようになった(なんのことはない、このBlu-ray&DVDボックスはUSだったので日本のプレイヤーでも全部再生できましたが。そういうこともある)。ボックスには、12時間55分の『OUT1:NOLIMETANGERE』、4時間24分に短く編集されたバージョン『OU
たまたまとあることからIMDbのゴダールが監督した全作品を見ていたら、ウディ・アレンへのインタビューを収録したドキュメンタリーがあることを知った。ゴダールがウディさんのことを「monami」と言っていたり、ゴダールが英語を話すのを初めて(たぶん)聞いたり、ウディさんはいつもの調子でつらつらしゃべっていたり。そういったものがゴダール的に編集されている26分間。大大好きなふたりのやりとりはただただ楽しい。トリュフォーは私が作品を観始めたときにはすでに亡くなっていたし(おととしようやくお墓参りできま
[ORIGINAL]RobertPattinson’sWorstAuditionEverIsaWeirdOnehttps://www.backstage.com/magazine/article/robert-pattinsons-worst-audition-ever-69742/ロバート・パティンソンの最悪のオーディションはかなり奇妙なものだったPhotoSource:NathanArizonaロバート・パティンソンの驚くべきキャリアの過程はこれまでにも多く伝
2月14日はMUBIのバースデイを祝って1日無料視聴できる日ということだったので、『Out1:nolimetangere』を観ることにした。ずーーっと気になりつつも、なかなか鑑賞できずにいた作品。まずは、とにかく!レオが!可愛い!かっこいい!んですよ。最高。画面の向こうは、その中に入りたいんだよ〜っていうくらい大好きな世界。1970年制作の1971年の作品なので、レオのヴィジュアルもパリの街もファッションもどストライクの時期。とはいえ、一気に観るにはやっぱり多かった。全部で13時間弱。で
高校生のアンドレアが、偶然目にした美しい女性、ジュリアに恋をした。でも、彼女には婚約者と精神疾患があって……というお話。舞台はイタリアだけど、まず最初のカットで映る瓦屋根の建物の光景に日本を思わせるものが少しあって、一瞬「あれ?」となる。教室内の机とイスも日本の学校のものとほぼ同じつくりのもので、はるか遠いまったく違う文化の場所の物語なのに少しノスタルジー。心の中に涼やかな風が吹き抜けていくような印象が残ったのは、学校で始まって、学校で終わるということもきっと関係している。アンドレアとジュリアは
[ORIGINAL]RobertPattinsonontheMaleGaze,PlayingaPsychopath,andtheStatusofHisManyUpcomingArthouseMoviesEricKohnJun22,20181:04pmhttps://www.indiewire.com/2018/06/robert-pattinson-interview-damsel-mia-wasichowska-1201977644/ロバー
“映画衣装の密かな愉しみ”第6回『TENETテネット』が公開になりました。映画衣装の密かな楽しみ第6回:衣装が伝える『TENETテネット』の“リアリティ”https://jp.ign.com/clothes-on-film/47958/feature/6-tenet細かいところまでたくさん詰め込んだので、まずはぜひ本編を読んで下さい……!最初とにかく思いつくままに書いたときと比べると、半分くらいの長さになっていたりします。ここでは、記事ではカットした小ネタ(?)のようなもの少しと感
“アンディー・ハーディ”シリーズ全作品を観たくて、でも国内で発売されているDVDがなくて、ついにリージョンフリーDVDプレイヤーを導入。ジャン=ピエール・レオにはまったときからずーっと時々思い出してはぐずぐず考えていたけれど、レオの作品はまあまあ国内盤もあるので買うまでに至っていなかった。アンディシリーズは国内ではまったくソフトが出ていない。しかもUSモノならシリーズ16作品を半分ずつに分けた2枚でコンプリートできるDVDも出ているじゃないか!ということで、ちょっとまじめにプレイヤー探しをして
今年初めて観た映像作品の中で好きだと思ったもの。旧作、TVシリーズなども含みます。■ストレンジャー・シングス(StrangerThings-Season1〜3)※NetflixTVシリーズ今年ハマったドラマ、その1。続きが気になって仕方がないストーリーも、芸達者で可愛いストレンジャーキッズの成長を見るのも、アダルツもティーンズも含めてキャストたちの仲良し具合も、膨大な量の小ネタを知るのも、とにかく楽しい。80年代の世の常識みたいなのを見るのもおもしろい。そういえば、監督のダファーブ