ブログ記事26件
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、ムシムシする樹林帯で思い出すと、涼しくなる話。(お盆時期に書くと怖いので今書く!)ある年の7月上旬、梅雨の晴れ間でした。ふもとの予報は明日が雨でしたが、上では昼前から降り始めました。楽しい尾根歩きのはずが、ガスで全く景色が見えず、冷たい雨。山頂の道標を拝んだあとは、早々に避難小屋を目指しました。昼過ぎに小屋に到着すると、学生のグループが軒先にいました。バリルートで来たが、仲間の1人が肩を傷めて停滞中、これから下山す
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、山小屋で高齢者3人組に、説教されたはなし。100名山に近い小屋に平日に泊まると、宿泊者の年齢層が高いです。私の寝床の隣には、女性3人組が並びました。68歳が2人、72歳が1人。ショップが催行する登山ツアーで知り合い、仲良くなったそうです。話題がココヘリに及び、私は加入していないので、そのように話しました。そうしたら、言われました。登山者の常識でしょ!!その後、1人がスマホの充電が2
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、表題そのままのはなし。新緑の季節に、2000mちょいに位置する山小屋に泊まりました。大型連休後だったので、定員の1/3程度の人数でした。下山してトイレに立ち寄った際に、痒みで気づきました。太ももの外側と肘に、赤いポチポチが数個。いっしょに泊まった友人も、背中とお腹に同じポツポツが2〜3個あり、かゆい!言います。確かに、モーレツにカユイ!!ダニーかノッミか、どっちかだよね!と仮説を立てて、温泉に入る前に
旅する筋肉会社員ソラです。2024年4月、避難小屋3泊の、ソロ屋久島縦走よもやま話。白谷雲水峡から入り、白谷小屋→鹿之沢小屋→淀川小屋→紀元杉バス停まで。世界遺産の森で3泊4日、素晴らしい体験でした。宮之浦岳、永田岳を登った日は、快晴、初夏のような気候でした。10日近く雨が続いた晴れ間でした。雨が多い屋久島で、本当にラッキーでした。↑前日は初夏の陽気泊まった鹿の沢小屋は、自分を含めて4人。20時ごろに外に出ると、満天の星空!!未明は氷点
旅する筋肉会社員ソラです。2024年4月の、避難小屋に3泊した、ソロ屋久島縦走よもやま話。白谷雲水峡から入り、白谷小屋→鹿之沢小屋→淀川小屋→紀元杉バス停まで。世界遺産の森で素晴らしい体験でした。今回は「縄文杉トレッキングツアー」って、簡単じゃないよね?と思った件。縄文杉や宮之浦岳を目指すルートで、あまり発信されていない重要な情報があります。それは、ルートのほとんどが、杉板の歩道もしくは階段、という事実。↑屋久島の登山道覚悟してください世界遺
旅する筋肉会社員ソラです。2024年4月、避難小屋3泊の、ソロ屋久島縦走よもやま話。白谷雲水峡から入り、白谷小屋→鹿の沢小屋→淀川小屋→紀元杉バス停まで。世界遺産の森で3泊4日、素晴らしい体験でした。↑2日目午前中までは、こんな景色今回は、準備などいろんな話。屋久島へは、鹿児島南埠頭から高速船「トッピーロケット」を使いました。片道12000円、約2時間半です。乗船手続きで「揺れない場所の窓側」と伝えると、1階中央窓側を取ってくれます。見
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、登山道から少し逸れたところに健在した、集落の廃火葬場について。私はオートバイでは山間部のダートに入りませんが、グラキンを履いたクロスや、当然ながら登山では、未舗装路に入ります。ある地域の小さな山を散策していたときに、建物が見えました。たぶん、そうだろうなと思って近づいたところ、使われなくなった火葬場でした。建物自体は比較的新しいので、周辺自治体の広域斎場が整備されるまでの間に、建て直しをしたかもしれません。都市部で
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、登山靴の手入れについて。山行から戻ったらまず、インソールを外して、靴底をキレイに洗います。インソールはネットに入れて、洗濯機にポイ。靴の汚れがひどい時は、靴紐を外して(ネットに入れて洗濯機にポイ)靴全体の汚れを落としてから、専用クリームと防水スプレーを使います。靴を手入れするときに、ソールの状態、傷のつき方、インソールのヘタリ具合をチェックしましょう。機能性インソールに変更している方は、踵の色が変わり、足の形に凹ん
旅する筋肉会社員ソラです。3泊4日で早月尾根と剣山荘を往復する、剱岳山行記⑤です。5時起床。久々に5時まで寝ました。山に入って4日目の朝です。すでに早月のテン場に残っていたのは、私だけでした。昨夜は冷え込み小雨も降ったので、テントのフライには水滴。↑北アのエアレスキューで伝説となった、東邦航空の吹き流し行動食の残りを朝食がわりに食べている間にも、小屋泊の方々が下山していく話し声が聞こえます。6時頃に劔岳を超えて陽ざしがテン場にふりそそぎます。
旅する筋肉会社員ソラです。3泊4日で早月と剣山荘を往復、劔岳登頂を2回楽しむ、剱岳山行記④です。【山行3日目剣山荘→早月テン場】3時起床。本日の剱岳の天候は曇り。同室の方々と別れを告げて、4時に出立。別山ルートで剱岳を登り返し、早月のテン場を目指します。ガレ場の登山道は漆黒の闇。5時半をまわると、ヘッドランプは不要に。途中で小雨が降りだしますが、カッパを着る人は少数でした。高地3日目になるとすっかり身体が順応して、腹式呼吸を意識していればはげしく息が切れるこ
旅する筋肉会社員ソラです。3泊4日で劔カニ盛り(タテ、ヨコ、ハサミ)を堪能する、山行記です。【山行2日目カニのハサミ・よこばいDAY】3時起床、4時過ぎ出立。今日は剣山荘まで。長旅なので、気を引き締めてかかります。ヘルメットにライトを装着して、樹林帯を慎重にすすみました。途中でご来光次第に岩稜帯となり、ポールは使わずに4本足で登っていきます。呼吸を意識して、体力温存をはかります。山頂から剣山荘への下りに、いかに足を残すか。これが、今日最大のミッショ
旅する筋肉会社員ソラです。3泊4日で、早月尾根と別山尾根の両方を楽しむ、剱岳山行記②です。【山行1日目】朝4時30分、既に馬場島荘と、登山口に近い場所は満車。一番下の駐車場に停めました。昨日のアブに懲りたので、クルマのドア開閉は最小限。↑樹林帯からスタートプラティパスに1ℓ、ボトルに600CC。本当は2ℓ担ぐ予定でしたが、荷を軽くしたくて1ℓ減らしました。こういうことは、しないほうがいいと、あとで痛感することになります。『試練と憧れ』の碑がある、剱岳鎮魂の社に
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、剱岳から無事におりてきましたよ、という話。1日目:馬場島→早月テン場2日目:早月テン場→剣山荘3日目:剣山荘→早月テン場4日目:早月テン場→馬場島ショップツアーでもやらないようなゆったりプラン。山で過ごす時間を多くとったらこうなりました。盛夏の早月尾根は、高山植物の宝庫です。足元の草花に気を配る余裕もなく、レースでも仕事でもないのに、タイムを気にしながらガツガツ登って「百名山、カウント一丁アガリ」というのは、やりたくない
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、地図アプリは便利だけれど、積極的に交流したくないなーという話。地図アプリを使うと、標準コースタイムに対する割合が『%』で表示されます。130%なら3割速い、90%なら1割遅い、という判断をします。地図アプリユーザーの中には、コースタイムを縮め、短いタイムを公表して賞賛を得ることを目的としている方々が、いらっしゃいます。常識を伴わない方もいて、タイム短縮のために登山道外の危険な箇所トラバる、捨てロープで崖を降りる人までいます。
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、下着に『某リズム長袖』を使ったら、汗冷えして寒かった、という話。最近の『某リズム』は薄くなったし、運動しても使えるんじゃないの?という軽い気持ちで、実験。当日、上半身だけ着用。ちなみにそれ以外のインナーおよびウェア・装備はすべて、ガチな登山用です。いつも通り、2000m級の山に、テント1泊の予定で入りました。季節外れの気温上昇で、ふもとの街は夏日。テン場は標高1500m前後にあり、午前中に設営、夕方戻るプラン。
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、頭の良い同僚が、科学で証明できない分野を、全否定する話。私は数年前に、雪山(アイゼンとピッケルを使う山岳登攀)を、キッパリとやめてしまいました。ある年の初冬、とある山頂に立ったときのこと。『いつまでも登っていると、そのうち下りられなくなるよ』左耳のそば、男性とも女性ともつかない声でした。驚いて振り返りましたが、そこに人なんていません。あれ?ゴーグルの風切り音?一瞬、そう思いました。
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、準備した単独行は、言われるほど危険ではないですよ、という話。私の遊び仲間は、普段は単独行ですが、互いを信用して、技量を認め合っていて、だからこそ、年に数回ですが、一緒に行動することができます。野遊び哲学=リスクに対する感度が、似たものどうしと言えます。ですから「これだけ居れば誰かが持ってきてるでしょ」と言って、装備を間引く人は絶対にいません。過去に、急きょ仲間に加わった人が、地図アプリさえ入れて来ませんでした。さ
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、自分についてきたであろう『なにか』さんに、おかえり願った話。身体の調子が良くない日が続きました。医学的には「更年期障害」「頚肩腕症候群」で、片づけられちゃいそうです。しかし、思い当たることがあったので、翌週に、アプトの道の上にある神社へ「ご挨拶」に行くことにしました。この神社は、長野と群馬の県境に建っていて、長野県側を「熊野皇大神社」群馬側を「熊野神社」といいます。熊野系の神社は「八咫烏(やたがらす)」と、関係が深
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、下山途中の、ちょっと薄気味悪い出来事。展望のある場所で小休止をとっていたら、若い女性3人組に話しかけられました。下山ルートを聴かれたので、登山口と、車で温泉に寄れるから、と言ったのが間違いの始まり。えー、車なんですねぇ。私たち、住んでるのが東京の△△と◯◯なんです。車持つの大変で。△△と◯◯なら、カーシェアいっぱいあるじゃない?使ったら?でも、免許がぁ(笑)なんだかおかしな雰囲気にな
旅する筋肉会社員、ソラです。今回は、雲取山でご来光を拝んだ話。三峰神社からの往復山行。登り約8時間、下り約6.5時間(休憩込み)。霧藻ヶ峰の休憩所は、特定日しか営業していません。普段はトイレや水場のない環境ですが、静かな山行を満喫できます。地蔵峠を過ぎたあたりから、凍土と岩のミックスになり、チェーンスパイクを装着。白岩小屋で、下山してきた方と、楽しい「冬山あるある」談義。白岩山前後は、狭い場所もあり、気を抜けません。下山時は、
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、群馬県のハイキングコースが怖かった、という話。旧国鉄線に沿って歩くことができて、途中には重要文化財の鉄道遺構があります。関東屈指のリゾート地に近く、特に紅葉の季節が人気です。峠をロードバイクで登ったことがあるので、次は歩いてみたいと思いました。このハイキングコースは、上と下に、慰霊碑があります。上側は、国鉄職員に対して。下側は、鉄道普請の労働者に対して。それは、コースの折り返し地点である、旧信号場跡で起きました。第3代、
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、11月初旬に、カラクルSが納車された話。↑赤のアクセント都内のお店で、8月16日に注文。『納車はクリスマス時期でも、いいかな〜』と思っていたら、連絡が来ました。納期遅れのお詫びに、カラクルの青いハンドタオルつき。畳み方、展開方法、輪行袋の使い方、注意事項、防犯登録、ユーザー登録...。とても丁寧に、時間をかけて説明してくださいました。大型量販店で買わずに、正解でした。↑
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、乗鞍エコーラインで、動脈血酸素飽和度を測ってみた話。2000m付近の紅葉が見頃の時期で、前日に松本泊。20時にチェックインして、4時にアウト(笑)駐車場に着くと、すぐにエンジンを切り、防寒して朝食タイム。この段階で駐車場は7割埋まっていて、6時には、ほぼ満車になりました。7:00出発、標高1500m。さっそく測ってみましょう。↑普段の安静時値は99%なんですけど…標高1500mで、こ
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、eTrex35jを室内トレーニングで活用する話。eTrex35j本体で、フィットネス項目を設定。私はカルボーネン法を使った数値を入力します。ゾーニングは自動。次に、本体と心拍計を同期させて、運動開始!!↑負荷は徐々に上げます↑短時間、強度はやや高めに◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇体調が良くない時は、同じ負荷でゾーン5に突入。苦しい...。「おかしいな」と思ったら、運動をやめるか、負荷
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、eTrex35jで、台風と共に急激に下がる大気圧を測ってみた話。9/17㈯の昼間は、大気圧が1000Paを超えていました。9/19㈪の大気圧を、時系列でならべてみます(単位:Pa)7:00⇒995.210:00⇒991.411:00⇒990.314:00⇒987.116:00⇒985.8↑どんどん下がってます(+_+)◇◆◇◆◇◆◇◆◇気圧で体調が左右
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、eTrex35jに入れるルートを、BaseCamp上で作る話。一般道は、軌跡をトレースすればほとんどの場合、うまく引けます。厄介なのが、高速道路のランプ部分。道路が何層にも重なっているので、どこをクリックしても、うまくいかない場合があります。そんな時は無理せずに、小分けに保存して引けばOK。最後に、保存したルート全てを選択して編集→詳細→『ルートの結合』を選択。自動でルートが結合されて、ルートを引かない区間
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、睡眠トラッカーアプリを使ったら、5日間で15GB近く持っていかれた話。私は陰謀論者ではありませんが、位置情報や生体データを24時間、リアルタイムでアプリに送る事は、怖いなぁと思っています。なので、スマートウォッチを持たないのですが。「睡眠系アプリが楽しい」という記事を読んで興味を持ち、iPadだけで使えるアプリの無料バージョンを使ってみました。そうしたら、表題の件です。AppleStoreからDLしましたが、何をどれ
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、eTrex35jのナビと、一般的なカーナビを比較した、個人的な感想。まず、Garminは、オートバイ用のナビzūmo396をラインナップしています。それを承知で、手元のeTrex35jを、ナビに使ってあーだこーだ言っている、暇人です。しかも、OSMを使って。ご承知のうえ、お付き合いください。結論から言うと、オートバイでも十分使えると思います。OSMを使ったeTrex35jナビ(自分で引いたルート)で気になったこと。①
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、eTrex35jにルートを取り込んだら、正しく表示されるか確認しましょうという話。おそらく距離が200kmくらいから、eTrex35j上では『後半が切れて表示』されます。理由は『データのポイント数が10000を超えた部分は、デバイス本体に表示されない』という、eTrexシリーズ共通の仕様のため。ポイント数を10000以下にすれば、カットされることなく表示されます。BaseCamp上での表示を鵜呑みにして、本体に送信した後に確認
旅する筋肉会社員ソラです。今回は、Garminタイマーとも言える、電源ボタンについて。eTrexシリーズで、最も壊れやすいのは、電源ボタン。ここがダメになって、買い替えたという記事が多いです。Garminに限らず、むかしお世話になったSONYのナビも、電源ボタン陥没で、終了。早い人は、4年で兆候が現れるそうな。これはいかん!ということで、ちょこっと対策を。物理的な摩擦を少しでも和らげるために、合成ゴムと相性の良いシートを貼り付け。自