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地震波の解析その1フーリエ変換です。
数値積分法その6床のねじれを考慮する場合です。
数値積分法その5多層の増分解析です。
数値積分法その4弾塑性解析で用いられる増分による式になります。
線形加速度法に続いて、数値積分法その3平均加速度法、衝撃加速度法、段階加速度法、ニューマークのβ法です。
数値積分線形加速度法その2変位です。
数値積分法の概要と、線形加速度法の加速度までです。
電算機を使用した多質点系の固有値、固有周期の計算法です。
多質点系の振動その4マトリックスを利用した計算と、刺激関数等です。
多質点系の振動は、わかりにくいので、2質点系の計算例です。
多質点系の振動その2自由振動から、固有周期、固有モードです。
多質点系の場合は、行列を使用します。
1質点系の振動その4(続)減衰振動です。
1質点系の振動その3減衰振動です。
1質点系の振動その2自由振動です。
最初に、1質点系の振動から
動的解析とは、振動解析のことをいうが、社会人になってからは、すぐに内容を忘れてしまうので、備忘録的にまとめた資料を複数回にわたり掲載する。耐震計算の基本となるもので、理論は、耐震計算のみならず、床振動、機械振動でも共通であるが、ここでは、耐震計算をイメージしてまとめてある。
フーリエ変換、フーリエ逆変換と簡単に書いているが、地震波を理解するだけならば、とりあえず、数学の理解を後回しにする方法もある。高速フーリエ変換は、EXCELのアドオンで簡単にできるし、EXCELのマクロも、専門書や、インターネットからダウンロードできる。ただ、地震波のフーリエ変換では、わかりにくいことが、4つほどある。一つめは、高速フーリエ変換では、高速化のために、バタフライ演算を行うことから、地震波の点数を2の階乗にする必要がある。例えば、地震波の点数が1000点だとすると、1
時刻歴地震応答解析では、サイト波も使用する。地震応答解析は『特解』で、解析に使用した地震波に限定された結果にしかならない。その地震波と同じ揺れは2度と起こらないため、多様な地震波で解析する必要がある。サイト波とは、建設地の断層破壊モデル、地盤構造等に基づいて、作成された人工地震波で、告示波と併用されることが多い。以前は、サイト波と告示波合わせて3波、観測波3波という組み合わせが多かったが、海溝型地震に加えて、活断層や、長周期地震動が問題となる最近では、観測波3波、告示波3波、サ
建設省告示1461号第四号イに定められた解放工学的基盤における加速度応答スペクトルを、建設地表層地盤の増幅を適切に考慮して作成した地震波を『告示波』という。解放工学的基盤は、一般的に、せん断波速度が、400センチメートル毎秒の地震波をいい、せん断波速度は、建設地で行うPS検層という調査で計測する。告示では、の加速度応答スペクトルを示している。「自分で地震波を作成する」というと、大それたことに感じるが、最近では、さほど難しいことではない。フーリエスペクトルは、加速度ではなく、速度応答
地震応答解析で使用する地震波は、観測波に加えて、告示波とサイト波がある。これは、観測された地震波ではなく、コンピューター上で作る地震波となる。その説明の前に、簡単に地震波の性質から。地震波は、一見、不規則に見えて、位相と大きさを変えた、さまざまな周波数の波の足し算で表現できる。各周波数ごとにa×sin(θ+φ)で表され、φは位相で、波の基点のズレをいう。建物の被害に影響する地震波性質は、各周期の波の大きさと、地震の継続時間ということになる。なお、a・sin(θ+φ)は、A
地震応答解析で使用する観測波は、大地震用(レベル2)として、50センチメートル毎秒で基準化される。(財)日本建築センターが配布している地震波のうち、下記の3波が、採用されるケースが多く、標準3波といわれる。(財)日本建築センタービルディングレター(1986年6月号)「高層建築物の動的解析地震動について」エルセントロNS地震(場所)ImperialValley地震M6.4(ElCentro)発生日時1940年5月18日20時37分最大加速度341.70センチメートル
建築基準法第20条第1号に掲げる建築物は、建築基準法施行令第81条第1項に定める基準に従った構造計算、すなわち、建築物の各部分に連続して生ずる力及び変形を確認する計算を行う。法令の表現で、非常にわかりにくいが、一般的に、超高層建築物、免震構造、制振構造は、時刻歴地震応答解析を行う。時刻歴地震応答解析は、コンピューターの中で、計算により、実際に記録された地震波、地盤の特性を反映した人工地震波、地域の条件(断層モデル、地震活動等)から計算された模擬地震波等を、建物に作用させる振動