湯船から飛び出した私は、湯船に貯めた水を抜きながら、常備してあった「柿渋シャンプー」を左手に取って、頭に塗ってから両手で泡立て、湯船に入り直して、シャワーしながら洗髪しました。次に、備え付けの「柿渋ポディソープ」を全身に擦り付けて、手洗いしてから、シャワーして泡を落とすと、手摺りに掛けてあったバスタオルを手に取って、身体の荒拭きをしたのでした。もう1枚のバスタオルを首に掛けると、24度に設定した病室の、足拭き用のバスタオルの上に降り立ちました。その後は、足拭き用のバスタオルの上に胡座をかいて、身