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______《掲示板》______お休みちう💤__________________〜小説のご案内〜(タイトルをクリックすると1話目にジャンプします)◆アメンバー申請についてはコチラ◆▼パスワードの確認はこちらから▼《連載中のお話》アイネクライネ:(45)あさイチ:(35)《長編》のついてるものは、別館にてアメンバーさん限定のパスワードが必要になります。
体育祭はいよいよ明日そのせいだろうか。学校全体が気忙しくも活気に満ちている教育実習も大詰め体育祭と最終日が重なっていて、俺自身バタバタしてて、ここんとこ校内で健ちゃんと出くわす頻度がグッと少なくなってるたまに見かけても、ゆっくり話もできやしないけどなんだろなへへ…満たされてんだよなぁ朝イチに顔合わせて、ほんのちょっとの時間だけどあの笑顔を独り占めするだけでエネルギーが、こう…体の中に満ち満ちてくるっつーか、溢
ポクポクポクポク…ポク経を読みながら、チラリと時計を見たそろそろ来る頃だなへへん~〜んふふふおっと、いかんいかんポクポクポクポク…ポク…ポクフッ…ふふ〜んあーもーっ!ダーメだっつってんだろ!仏様の前でニヤニヤ、ニヤニヤこの、ズンドコ坊主が!頬を叩いて自分に喝を入れた姿勢を正して、息整えて…よし改めて経を読み始めるん?今、足音聞こえたなん〜?んふ
♪ピッ…カチッ秒で目覚ましを止めた…嘘だろ重い瞼を少しだけ持ち上げるカーテンの隙間から差し込む光が眩しいどうやらホントに朝らしいあー全っ然寝た気しねぇんだけど昨日の夜は、いつも通りにベッドに入ったでも、結局眠れたのは…ついさっきのような気がするいやぁ、だってさ目ぇ閉じると、頭ん中に健ちゃんがひょっこりニッコリ現れんだもんんでもって、百面相みたいにくるっくる表情変えんの。俺に向かって
「違う違う違う!今のはぶつかっただけだからね!」あ、いや、そりゃまあ…ね?ぶつかった場所が場所だから?剛くんにしてみたら「だけ」じゃすまねぇだろうけどさ…ってあーあ。無かった事にしてすっ呆けようと思ったのに焦ってなに墓穴掘ってんだ、俺いや、だってさ、剛くんの目!「嘘ついてんじゃねーぞ、コラ」っつってんだもん。何も言ってないけど、聞こえんだもんよー不可抗力だったのは事実なんだ信じてくれよー「誰かにいきなり背中押されちゃってさ
どもご無沙汰してますMステ、songsバズリズムにミュージックフェアに少クラあー、忙しいな時間的にも、心的にも嬉しい・カッコいい・大好き・寂しい・(´;ω;`)ウゥゥの繰り返しでも、まぁsongs優勝!うん後半の冒頭2曲だけで、優勝!って思ったのに、ラストに羽根…もぉー…これ何コン?録画見て、編集して、リピしてそれ終わったら埼玉レポ見て、ご機嫌剛ち
㊗️長野博誕生祭👏🎁49歳🎂お誕生日おめでとう!あ、遅い?アタシにしては早い方w昨日は北の大地で、さぞかし盛り上がった事でしょう!ケーキ屋さんが空になるくらいねwライブの後、改めてみんなでお祝いとかしたのかなしてて欲しいなあ、そうそう今回のバースデー動画、締めはイノッチのあのキメ台詞でしたね←大辞典に入ってそうな予感wここぞという時に、便利なんだよなあのキメ台詞アタシも使ってる。コレ←ニュアンスね。ニュアンス
俺の左手が剛くんのシャツの襟元を掴んだグッと引き寄せて上から睨みつける「ぁあ?ふざけてんのはどっちだよ。俺に絡む暇あんなら、早く健ちゃんトコ行けよ」声を押し殺して、一気に捲し立てたなんつって心の中でね一瞬だけこんな時の俺は、ちょっとボンクラなフリをして、相手の言葉も自分の声も一旦全部腹ん中に落とし込む生来の気質か、修行の成果かそうやってひと呼吸置くと、大抵の事はそんな
健ちゃんが期待してた…って何を?洗面所鏡の前歯磨きしながら考えてみる話の流れからいったら健ちゃんは俺が健ちゃんに惚れてんのを「期待」してたって事…だよなえ?それってもしかして、健ちゃん俺の事…フッ…ハハッ!んな訳ねーだろ!快彦自惚れんなっつーのんー健ちゃんて、言葉のチョイスがちょーっと怪しい時あるからなちゃんと汲み取ってやんないと変に勘違いしたら、また健ちゃん困
健ちゃんの後を追うあれって…泣いた跡?剛くんと2人、仲良く戯れながら帰ってったのに、あの後なんかあったか?「けーんちゃん?」肩に手を置いて健ちゃんの顔を覗き込んだあんまり深刻ぶらずにいつもの調子で健ちゃんの肩がピクッと跳ねて、一瞬だけ合った目はすぐに逸らされたやっぱ、ちょっと腫れぼったいんだよなぁ「もぉ…近いよ」俺のほっぺたが手の平で押し戻される健ちゃんの指の間から見
朝いつも通りに起きていつも通りに本堂に向かうでいつも通り、雑念を払って経を読む予定だった廊下を歩いていて、ふと目に止まった一輪挿しの花が、俺の頭ん中の雑念をジワジワ呼び起こすポク、ポク、ポク、ポク…『弟みたいなもん』…かそう言ってみたものの俺に兄貴はいるけど、弟はいない訳で『弟みたい』ってのは、実際どんなポジションなんだろうもしも、健ちゃんがホントに俺の弟だったらと想像
「俺が?剛くんを?」ちょ、ちょっと待って、健ちゃん今の流れに、そんな要素あった?「だって…窓から落っこちた時、井ノ原くん剛の方ばっか見てたじゃん」…あぁ、まあ、見てた事は見てたけどえ?それだけ?「目の前に俺居るのに…俺の事なんか全然無視して『剛くん』とか言っちゃってさ」「いや、確かに、剛くんとは言ったけど、健ちゃんの事も見てたって!」そもそも、俺は健ちゃんを見てたんだし「もういいよ、誤魔化さなくたって。分かってんだ
ハグされた剛くんは特に驚くでもなく、されるがままに直立している「なに話してたんだよ?」あらら健ちゃんて、意外に妬きモチ焼くタイプ?ハハ…羨ましー健ちゃんの問いに、剛くんがフーッと息を吐いた「別に?お前がグジグジしてっから、ハッキリさせてやろうと思っただけ」「グジグジなんかしてないし」「ふーん、あっそ。じゃ、黙ってろ」首に回された手を解きながら、剛くんが俺を見た健ちゃんは腕を掴んで引き留める
前回のお話はこちら朝から何しても落ち着かないもんで話も全然オチがつきませんなんつって***********************帰り支度を済ませ、職員玄関に向かうちょうど、剛くんも帰るとこだったらしい生徒玄関から出てくのが見えた荷物を下に置いて植え込みのブロックに腰掛けて、スニーカーの紐を結んでる誰か待ってんのかな『誰か』とか言いながら、俺の目は健ちゃんの姿を探していた
職員室から聞こえてきた担任の声電話で誰かと喋ってる多分、健の母ちゃんだろまあ…熱出たとか、まだ調子悪いから休ませるとか、そんなとこかでもそんなら、もっと早く連絡してくる…よな「何か分かりましたら連絡ください。では、失礼します」『何か分かったら』?それって…電話切った担任が、フーッて溜息をついたまさかアイツ、家に居ない…とか?じゃ…ねぇよなハッ、無い無い俺ならともかく、アイ
やっべ思いっきりチャリ漕げねぇ足の事なんかすっかり忘れてて、朝、いつも通りの時間に家を出たあー、こりゃ遅刻だな諦めてゆっくり自転車を漕ぎ始めるま、いっか昨日より腫れは引いたけど、まだ湿布貼ってるし、何かしら言い訳できんだろコンビニの近くを通ると、昨日健の家で食べたのと同じアイスの横断幕が見えたアイツ、ちゃんとガッコ来てるかな来てるか…来てるよな昨日、全然元気だったし自転車漕ぐ
前回のお話はこちらアイネクライネ_31笑顔な、な、なぬ?6カ月も前やんけヤバこうなったらチカラ技で終わらせるしか…いや…考えてみたら、そんな力も技も無ぇわあったらとっくに終わってるもーん相変わらず迷路をさまよっておりますがそして、相変わらず寝落ちしまくりですが地道に前へ進んでるはず(多分)ってな訳で、本編***********************
腕を振り上げる上手いこと体が回転した窓枠を蹴った足が弧を描くどうやら俺は本番に強いらしいこんな所からバク宙なんかした事ないのに、なんとかなってるっぽい夕方に近い空逆さまになった家と木校庭の芝校舎の白壁あっという間に景色がひと周りしたよし。このまま足から着地…っ!!着地した途端、勢い余った体は地面の上でグルンともう一回転尻と腰
「健、先行ってるぞ」「あ、うん」呼ばれて向こうむいた健ちゃんが、もう一度俺を見上げて手を振った「じゃーね」っつってんのかなアハハ、口パクまで可愛いでやんの俺が軽く手を挙げると、健ちゃんはくるっと背を向けて友達の方へ駆けてったと思ったら、まーた振り返って手振ってるけーんちゃんスゲー嬉しいんだけどさぁもうコッチ向かなくていいぞこれじゃ俺、いつまで経っても仕事に戻れねーし…おいおいだーかーらー
どーも!ご無沙汰しておりますビリヤー動画にV狼に質問コーナー長かった水やり自粛期間を経てようやく潤って来た気がする今日この頃多分梅雨入りのせいではない←皆様いかがお過ごしでしょうかそして次はMステやっとやっと今現在の剛ちゃんに会えるそう思うと、嬉しいようなそれでいて怖いようなよもやガチムチが進化していまいとは思うけど…いや、信じよう最新が最高な筈だうん
「なにそれ…引くわー」口では文句を言っているけれど、剛はなんだか嬉しそう「そぉんな事言われたって…伸びちゃったんだもん。しょうがないじゃん?」文句を言われているのに、健もなんだか嬉しそう「それより…ね、これってー…んふ」健は剛の坊主頭を愛おしそうに撫でました「…なんだよ。ヤメロ」剛が払った健の手は、例の如くそのままクルンとUターンして、また剛の頭を撫で回します「言っとくけど、これはイメチェンだからな」剛
まずは本日作成のプレイリスト!短編の物も含めてお話のタイトル・サブタイトル等に使った曲を集めてみましたGIN'sThemesongselectionあ、しまった!シュガー・ナイトメア入れ忘れたでも、ま、いっか←訳)再編集めんどいw……どうでもいい?やっぱり?だよねw***********************(さて、と、朝ご飯の準備しようかな)
もうすぐ夕方の六時(どうかな…)健はちょっとワクワクしながら鏡の前に立ち、そっと帽子を脱ぎました(あ…れ…?)鏡に映ったのは朝とそう変わらない自分ワクワクしていた気持ちは、あっという間に萎んでしまいました(井ノ原くん、夕方までには元通りって言ってたのに)コンコンボンボン時計のフタを叩く音がしました「健くぅん、そろそろ晩ご飯にしない?」准くんの声と共に、ボンボン時計が時を告げました
挑発(せっかく剛が作ってくれた帽子なのに、あんなとこに…)剛が気を悪くするのも無理はないと、健は謝ろうとしました「剛…ゴメン。俺、落っことしたの気付かなくって…」「あ?ゴメンて、何?」剛は健の言葉を遮ると、苛立ったように顎をしゃくりました「いいから、コッチ来いって」健の後ろでは、黒がゆっくり立ち上がってウーンと伸びをしました前脚の先にチラリと見えた鋭い爪に、思わず剛の肩がピクっと跳ねます
「…ふぁ〜……ぅ…ん…」モフモフな黒ネコのお腹の上寝返りした健は、ベストポジションを探しているのかモゾモゾと頭を動かしましたお陰で黒は目が覚めてしまったみたいまだ眠たそうに「ふわぁ~」っと大きくあくびをしました息を吸って波打った黒のお腹に動かされて、健はまた寝返りを打ちましたその拍子に、脱げかかっていたフエルトの帽子が健の頭からポロリ黒い尻尾がそれを追いかけて、脱げた帽子をチョンと弾きました健から少し離れた所
◯角関係スキップしながらボンボン時計の前までやって来た健は、ニコニコの笑顔を黒に向けましたなのに黒ときたら、相変わらずの仏頂面ジロリと健を睨むと、スッと長野くんに視線を移しました視線の先はちょうどポケットの辺りさっきは少し開いていたボタンホールが、今は縫い付けたようにピッタリ閉じていますねぇ、大丈夫?心臓、シジミみたいになってない?(バッ…今、俺に話しかけんな!)あら、失礼健は懲りずに
ニコニコの健どうやら、誰かが准くんのマグカップをひっくり返したみたい21番地のリビングは上を下への大騒ぎ准くんは急いで台所からおしぼりを持って来て、テーブルの縁を押さえましたテーブルの上にあった白い紙は、もう半分くらいがコーヒーに浸っています「ヤベェ!ティッシュ、ティッシュ!」イノッチはティッシュを何枚も引っ張り出して、コーヒーめがけて放りましたあら、何してるのかしら?茶色ネコがひらひら落ちて来る
「どしたの?これ」長野くんは剛の手に握られた黒い毛束を指さしました真っ黒でつやつやしたそれには、なんだか見覚えがあるような無いような「あぁ…ちょっとな。んなことよりさぁ、これ、帽子みたくなんねぇかな?」剛は握った毛束を差し出して、長野くんを見上げましたちょっと甘えたような声子犬みたいにきゅるんとした瞳(ふふ…可ぁ愛い。剛ってば、何故か坂本くんにはこんな顔しないんだよなぁ)ちょっぴり優越感に浸ってい
20番地コンコン、コンコン「ん?」昌行おじさんは、読んでいた新聞を少し横にずらして窓に目を向けましたガラスの向こうで、小ちゃな影が軽く手を上げています「お、剛。どうした。早えーな」ひとりでこっちに来るなんて、珍しいこともあるもんだと思いながら、おじさんは窓を開けました「うっす。あの…長野くんは?」剛は挨拶もそこそこに、部屋を見回しました「あいつなら、今、料理中」
「健くん、おはよう。あ、剛くんも一緒だ。今日は早いね」「お前らは…ったく朝っぱらから。仲良しか!」ふふおはようイノッチ。今日も早いわねリビングでは、准くんとイノッチがテーブルの上に紙を広げて、何か相談をしていました「それ何?俺にも見して!」ポケットの中で掴んでいた手をパッと話して、健がイノッチの方へ駆け寄って行きました普段と全然変わらない健の様子に、剛はふうっと一息みんなのそばへは行かずに、ソ