ブログ記事20件
製作した実機(SV-S1628D/UV211)の特性を測定してみました。さてさて、公称値通りの性能を発揮しているでしょうか?1.入出力特性周波数1KHz正弦波の入出力特性です。入力電圧が0.4Vを超えたあたりからポケットオシロで波形のゆがみが出はじめ、そのまま電圧を上げると10Wまで上がっていきました。出力は公称値通り出ております。ゲインは、26.5488[db](0.5W時)でしたのでこちらも公称値の性能が出てますね。公称ゲイン:845:23dB(8Ω)、211:26dB(
LTspiceでのシミュレーションの正確性を確かめるため、実機特性を確認したくなりました。実機の特性測定にフリーウェアのWG(WaveGene)とWS(WaveSpectra)を使用しましたが、最初に調べることが多く意外と使い方が大変です。下記にWindows10の環境下での測定前の設定と調整方法と事項をまとめました。1.必要なソフトウエアとデータファイルのダウンロード2.インストール3.歪率測定4.周波数特性測定1.必要なソフトウエアとデータファイルのダウンロード下記のサイ
初めてSV-S1628Dの回路図でLTspiceを使用して周波数特性分析を行ってみたが、公称値より結果が悪かったため、細部を調査。SV-S1628Dをシミュレーションしてみるhttps://ameblo.jp/winter-bear667/entry-12614282497.html結論から述べるとNFBの位相が反転していたことが原因だった。経緯を下記に記載する。ご注意このページは、LTspice初心者の私が勝手にSV-S1628Dの音質改良を目指し、勝手に解
以前に組み上げたSUNVALLEYAUDIOSV-S1628Dキット。少し手を入れ実験してみたいと思っているのだが昨今の感染症の問題もあり秋葉原が遠のいている。ふと、事前にシミュレーション・ソフトでいろいろと試せるのではと思い今日インストールしてみた。回路図を入力するだけで電圧や電流の値はもちろん、周波数特性や歪率なども計算することができるようなので回路の試作に役立ちそうです。LTspice高性能なSpiceシミュレーション・ソフトウェアダウンロード先LTspice|
一度臭い対策を施し、かなりの改善が見られたが、2時間以上通電すると少し臭いが気になる。配線ケーブルの耐熱不足か?新規にやり直すことも考えたが配線材料を調べているときに耐熱シリコンガラスチューブを見つけた。今回は既存の配線にかぶせることでもう少し様子を見ることにした。耐熱ガラスチューブ(グラスファイバースリーブ)エクシルチューブ内径2mmGLASSTUBE-2作業前の状態。UV211ソケット付近のケーブルに耐熱シリコンガラスチューブをかぶせる。作業後(左側)あまり関係なさ
SV-S1628Dのキットを製作してから気になっている事があった。通電してから1時間弱でアンプからの臭いが気になりだし、1時間半ぐらいで目がしばしばするような化学的な刺激を感じるのだ。通常新品の電化製品では温度上昇により多少の臭いはあるものだが半年以上たっても症状が変わらない。ネットを検索してみたが他にこのような書き込みはなく、私の作り方の問題がある可能性が大である。いったいどのくらいの温度上昇があるのだろう。UV211のソケットの通気穴付近と電源トランス上部の温度変化を計測してみ
アンプの完成から一ヶ月。ときどき211と845を差し替えて音の確認などしておりましたが、一ヶ月ほどしたころからいい感じで乗ってきたころに「バチッ」とノイズ音がするようになりました。シャーシを叩いてもノイズ音はしません。そうこうしているうちにノイズの出る間隔が短くなってきてしましました。動作中に真空管を1本ずつ叩いていくとLチャンネルの12AU7が原因と判明。早速裏蓋を開けて真空管周りを確認。ラグ版の1つにはんだ不良が見つかりました。ラグ版には抵抗やコンデンサのパーツと配線ケーブルを一か
配線作業完了!!アンプ製作も最終段階。各所の電圧チェックです。1000[V]測定可能なテスターを使っての電圧チェック。UV211のプレート電圧は802[V]スピーカーをつないでいよいよ音出し。ミュートのリレー動作の時間が異様に長く感じます。そしてその瞬間が。。。左右問題なく音が出ています。845に差し替えてのバイアス調整し、845でも動作確認しましたが問題ありません。やったー。この達成感は何とも言えません。気が付けば時計は4時を回っています。深夜(早朝?)のためあまり大き
裏返して配線するのでテーブルにあたるトランスの上部を養生しておきます。UV211のソケットは、配線間違いをしないように電極をマジックで記入。プレートの高圧部分は赤マジックで印を入れました。同じラグ版には、何度かに分けてケーブルや部品を差し込むことになりますが、後から部品を差し込むときに有効なのが竹串。はんだを溶かすと部品やケーブルを差し込む穴をあけてくれます。無我夢中で一気に配線してしまいました。(途中の写真を撮り忘れました)ラグ版付近はこんな感じに。
シャーシにトランス、ソケット、基盤やラグを取り付けていきます。トランスは直接ケーブルが出ているのでシャーシを通過して裏側に通すのですが、ケーブルがすれてショートしないように説明書では絶縁チューブをかぶせます。私は、この方法に加え自在ブッシュやゴムブッシュも追加しました。自在ブッシュは、丸穴以外の形状の穴にケーブルを通す際に使用するもので配電盤内の大きな穴や自動車などに使われたりします。今回は電源トランスのケーブル部分に下記のものを使用。ELPA自在ブッシュ16mmKG-016
ヒーターユニットを組立ます。まずは、取り付けるセメント抵抗などの足をリードベンダーを使って綺麗に折り曲げます。サンハヤトリードベンダーRB-5リード線、部品の簡易折り曲げ器これにより組みあがった後、足の角度が綺麗に揃います。(のはず)ブリッジダイオードの足もきれいに曲げます。コンデンサーの足もラグ版の幅に合わせて。。。リード線も取り付けて左右2組分組みあがりました。サンハヤトリードベンダーRB-5リード線、部品の簡易折り曲げ器Amazon(アマゾン)677
なかなか作業が進みません。キット購入後から1年が過ぎてしまいましたが、まだ音が出ていません。完成へ向け作業続行です。手順書に従い、電源基板の製作です。リードベンダーでダイオードや抵抗などの部品をホールの間隔に合わせて折り曲げておきます。サンハヤトリードベンダーRB-5リード線、部品の簡易折り曲げ器小さい部品から基板に挿しこみ、はんだ付けをしていきます。抵抗は抵抗値が同じでワット数が違うものがあり間違えてしまいました。一度外してやり直しです。作業に夢中になって途中から写真撮影
また時間が空いてしまった。今日はキットで使用するネジはまとめて袋に入っています。種類によって使用するネジの種類が違うため分別して小分けしておきます。長さや太さ、皿形、ナベ形など似ているねじがあるので注意が必要です。ちなみにネジは多めに入っていました。(ありがたやー)
ボリュームと一緒につまみの部品も交換することにした。オリジナルのつまみは、握り感はいいのだがラジオっぽいので好みのものに。。。秋葉原の店を回り気に入ったサトーパーツのものに変更。12ボリュームつまみの交換サトーパーツつまみK-52-KE-1http://www.satoparts.co.jp/JPN/item/K/K-52-KE-1/サトーパーツつまみΦ29黒シルバー(アルミ)指示線:黒シャフト径Φ6用K-52-KE-1Amazon(アマゾン)1,331〜
SUNVALLEYSV-S1628D真空管アンプキット製作記個人的な趣味ですが、音量調整のボリュームはクリック付きが好きなんです。そこでオリジナルと交換。こちらがオリジナルのボリューム。ボリュームは、ALPS製を選択。もちろんクリック付き。アルプス電気カーボンボリウムRKシリーズ1軸2連ステップ付A100KΩ0.05W27mmシャフト30mm:基板端子6φボリウムツマミAmazon(アマゾン)1,250円このボリュームを取り付けるためケースを加工。こ
SUNVALLEYSV-S1628D真空管アンプキットの製作ですが、しばらく時間が空いてしまいました。少し時間ができたので再開です。個人的な趣味なのですが、シャーシーコーティングをしてみました。完成後でも可能なんですが、組み立て前に全体をコーティングできるのはこの時だけ。以前はワックスなんかも使っていたのですが、今回は、今車でも使っているコーティング剤はミラリード(MIRAREED)を使用。この前塗装したトランスも全体をコーティング。このツルツル感が好きなんです。使用
SUNVALLEYSV-S1628D真空管アンプキットの電源トランス。上部に塗装のタレが目立ちます。完成後目立つ部分なので再塗装をしてから組み立てることにしました。トランスのネジは外さず、養生テープで回りを保護してサンドペーパーで上部を磨きます。金属の地肌が出たところで塗装の準備。再度養生をし、塗装です。スプレーで上部のみ塗装。3回塗装し、最後にクリアラッカーで仕上げました。御覧の通り、きれいなトランスの出来上がり。
これは購入前から気が付いていた事。フェアで視聴した時から電源トランスの塗装にタレがあった。私に送られたものは上部のみにタレがあり結構目立つ。完成時のクオリティーを上げるために塗装する事にしました。
キットのパーツを確認。不足品や輸送中の損傷はなさそうです。
待ちに待ったSUNVALLEYSV-S1628D真空管アンプキットが到着しました。今年のオーディオフェアで視聴したアンプです。以前からUV211のアンプを作りたくて情報や部品を集めていましたが、最終的にこのキットを購入することに決めました。これからこのキットの製作過程をブログに書いていこうと思います。SUNVALLEYSV-S1628Dキットhttps://www.kit-ya.jp/products/detail/970段ボール箱にはこのような注意書きが。メーカーの思いが