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日比谷シャンテシネマで、毎日午前中一回のみ上映全編ドイツ語の本年度アカデミー賞作品賞ノミネート作品「関心領域(thezoneofinterest)」を見た。アウシュヴィッツの収容所の隣一枚の壁を隔てて暮らす家族の何気ない日常。静かな語り口の中にずっと続く不気味な緊張感。常に遠くに聞こえる様々な声、音、そして…匂い。異常な状況下で蝕まれて行く「無関心」と言う名の人間の狂気が恐ろしい。全ての「野獣」が狂暴とは限らない。状況が状況なら我々だっていとも簡単に「野獣」と化す…か
今日は久しぶりに映画へ映画情報はこちらから関心領域:作品情報-映画.com関心領域の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。「アンダー・ザ・スキン種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に手...eiga.com予習をしていかなければ分からない内容ですほんの少しだけ予習したのですが、ギリギリついていけたかなと思う感じでしたいつかamazonプライムでも配信されそうな気もするので、その時にまた
流れる不協和音アウシュビッツ収容所の壁を隔てたすぐ隣に住む司令官家族色とりどりの花が咲く、手入れされた広い庭温室やプールもある家はセントラルヒーティングを備え、広く、暖かい娘の部屋はとても可愛らしい内装司令官の妻は理想の庭や家を手に入れた隣から聞こえる音や焼却炉の煙突から上がる炎、もしかしたら匂いも…異常な環境も慣れてしまうとなんとも感じないのか少なくとも子どもの精神に悪影響があるだろう司令官に異動命令が出ても、そこに住み続けたいという妻離れてみると異常だったと気づく夫最
◽️◽️◽️以下、ネタバレあり注意◽️◽️◽️『関心領域』を観た。青空のもと、豊かな自然の中で。立派な庭のプールで。子供たちが楽しそうに遊び、キャッキャと笑い声をあげる。ヘス家の穏やかな日常。夫・ルドルフは家族のために真面目に働き、妻・ヘートヴィヒは家族の世話をし庭の手入れも欠かさない。まさに絵に描いたような幸せそうな家族。それなのに。観始めてから最後まで消えることのないぐっと胃を掴まれているような鈍い不快感。その理由は、ルドルフがアウシュヴィッツ強制収容所の所長
鑑賞日2024年5月24日(金)製作年2023年製作国アメリカ・イギリス・ポーランド言語尺105分公開日2024年5月24日(金)原題TheZoneofInterestレイティングG配給ハピネットファントム・スタジオスタッフ監督・脚本ジョナサン・グレイザー原作マーティン・エイミス音響ジョニー・バーン、ターン・ウィラーズ主なキャストクリスティアン・フリーデル:ル