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MyFavoriteThingsジョン・コルトレーン生涯の愛奏曲です当時この曲は無名でしたのでコレトレーンのオリジナルと思った人も多いと聞きますそれも当然と思えるほど全く唯一無二なオリジナリティを感じさせる演奏です気心知れた者同士の当意即妙の名人芸から生まれる”ジャズのまとまり”の枠を越えた演奏となっていますMyFavoriteThingsミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」59年ではメリー・マーチンが映画化された時にはジュリー・アンドリュースが歌った美し
HelenMerrillwithCliffordBrownもう六十年以上も前の1954年12月に録音されたものでヘレン・メリルのファースト・アルバムですアルバムの原タイトルは「helenmerrill」でクリフォード・ブラウンは共演者と云うわけです彼はこのアルバムと同じエマーシー・レーベルから54年8月にダイナ・ワシントン同年12月にサラ・ヴォーンの録音にも参加しています選曲はスタンダード一色ガーシュインコール・ポーターロジャース&ハートB・ホリディメル・トー
今日は今にも雨が落ちてきそうです明日はどうやら終日雨のようです100枚目のアルバムになりました二月の始めからスタートして季節も冬~春から初夏のような陽気そして梅雨の季節を迎えて約三ヶ月半ですか少しオヤスミをいたしましたがヨレヨレですがナントカたどり着いたようです昨日と同じ第一位ですWaltzforDebbyビル・エヴァンスはこのライブ・アルバムが生涯嫌いだったと云われていますそれは客のほとんどが彼らの演奏を聴いていないからだと聞いたことがあ
今日はどんよりの曇り空入梅も近いですね今日と明日予定のアルバムは共に第一位ですKindofBlueこのアルバムは50年代末期ほぼ一年ぶりにマイルス・バンドのレギュラー・グループで行われたレコーディングです歴史的にはいわゆる”モード奏法”を確立した最重要作品として世界的評価を得ているこの空前の顔ぶれ堂々たる演奏かもしだす気品と風格マイルスが残した超一流のモダン・ジャズの作品としていまだ色あせていない今日のJAZZはマイルス・デイビスのアルバム
今日は地元の小学校の催事に参加しました皆元気に挨拶のしっかりと出来る子たちばかりでしたね今日は第三位ですこのアルバムを含めての残り三枚は極めつけの秀作ですから順位付けは難しいですねSaxophoneColossus「テナー・マッドネス」の吹込みから三ヶ月後に録音されたこのアルバムはロリンズの傑作中の傑作でしょう典型的なワン・ホーン・ジャズのフォーマットで吹き込まれたアルバムですがそれでいてロリンズのワンマン・アルバムではなくフラナガン(P)~ワトキンス(
今日はあっという間に五月の最終週ですね休日はいかがお過ごしですかお仕事の方ご苦労様です第四位ですExplorationsこのアルバムは「ポート・レイト・イン・ジャズ」の一ヵ月後の録音でスコット・ラファロ(b)~ポール・モチアン(ds)とのコンビによる作品ですが前作ほどの派手さがなかったため注目されるのが遅れましたしかしむしろこのアルバムの方が二作目と云うこともあって三人の緻密な絡み合いや内面的な相互の触れ合いの深さでは優れているように感じられます今日
今晩は暑いですね入梅のお話も聞こえてきましたね休日のお天気はどうでしょうか第五位ですSomethin'Elseキャノンボール・アダレイはジャズ界きっての”人の良い苦労人”でした数々の挫折を経験しながらも沢山の素晴らしいアルバムを残しています「キャノン・ボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ」B・エヴァンスがサポートした「ノウ・ホワット・アイ・ミーン」等は秀作として名を残していますこのアルバムも契約の関係上”キャノン・ボールの名義にした”のはマイルスの
今日はよく晴れて爽快な日です...........でも熱中症には要注意ですよ第六位ですGroovyレッド・ガーランドは遅咲きの名ピアニストの一人です彼は最初クラリネットを吹いていましたが後にピアニストに転じ第一線級に登場してきたのは二十二歳のときでしたやがてビバップを肌で感じ決定的な注目を集めることになったのは1955年のマイルス・デイビス・バンドへの参加でしたこの時すでに三十二歳でした同グループにあってポール・チェンバース(b)P・ジョー・ジョンズ
今日は今日は一日中雨です今年の”紫陽花”は早くも満開のようです第七位ですCoolStruttin'この100枚シリーズをスタートさせる一週間位前にこのアルバムを載せましたがベスト10についてはどうしようか迷いましたがやはり外せませんプロデューサー(ブルーノ-ト)のアルフレッド・ライオンは”作曲”を重視しましたソニー・クラークに対してもその演奏以上に”作曲家”としての才能を紹介しています売り上げや世評に反してレコーディングが異常に多いのはライオンの思惑であったよ
今晩は良いお天気が続いていますが明日から下り坂のところもありそうです八位です'RoundAboutMidnight”名演”と云われるものにマイルスの係わり合いは非常に多い挙げていけばこのベスト10の大半はマイルスの名が連なることもありえますしかし1969年の「ビッチェズ・ブリュー」辺りから変化があり七十年代には空白(75年~81年)と云うより初めて味わう挫折が訪れるやはりマイルスは60年前後が素晴らしいと思うのであります四十年代にセロニアス・モンクが書
今晩はと云うには外はズイブンと明るいですこの時間帯は結構忙しい方もおみえですねお邪魔します今日は第九位ですTheSceneChangesTheAmazingニューヨークで活躍し晩年はパリに本拠を移し生活をしていた運命を予感したかのように故郷ニューヨークに戻り四十一歳で生涯を終えたそこは若き日のバド・パウエルがパーカーガレスピーモンク等と活躍をした52丁目でした幾多のピアニストに多大の影響を与え”モダン・ジャズ・ピアノの父”と云われました
今晩は今日は近くの公園を散策してきました風があって心地よい時間を過ごすことができましたあと十曲になりましたここからは私なりの百曲中の”ベスト10”にしました第十位ですBlueTrainマイルス・コンボを解雇されたのを機にコルトレーンはセロニアス・モンクに師事しますモンクから音楽理論やサックスの技法を学ぶことになるわけですこのアルバムの作成された57年は彼は大きな音楽転機に立ち一大飛躍を遂げた記念すべき年であったようですようやくにしてファンも増えレコー
今晩は爽やかな一日でした夕方は一枚羽織らないと少し寒い位ですね休日の夜いかがお過ごしですかお仕事の方はご苦労様ですChetBakerSings常々思うことに”歌を見つけなければもっと素晴らしいトランペット・プレイヤーになったことでしょう”...とチェットの代表作といえばこのアルバムを挙げる人は多いこのアルバムの録音当時(1954年)マイルスより上手いと云われていました力を抑制するのではなく力を"消去”したトーンの探求はベイカーによって成就さ
今晩は私の部屋の室内環境は気温二十八度湿度六十五%ですでも寒い日よりマシですPortraitinJazzビル・エヴァンスののベスト・アルバムはと問えば十人中十人がこの作品を挙げるでしょう愛される理由それは高度なインタープレイを奏じるピアノ・トリオの極致にあるでしょう録音は1959年12月28日でエヴァンス三十歳の時のものですこの年の秋にマイルス・バンドを辞め独立して最初のアルバムでありまた夭折の天才ベーシストスコット・ラファロとの初顔合わせの
今晩はあと十三曲と云うところで足踏みでした残りのアルバムの顔ぶれはおおよそ見当がつきますね更新の時間帯がズレましたがキッチリ最後までやりますねCliffordBrownandMaxRoachatBasinStreetローチ~ブラウン・クインテットのテナー奏者はソニー・スティットからテディ・エドワーズハロルド・ランドと変動し、最後にソニー・ロリンズを迎えたかくしてブラウン~ロリンズ~ローチと云う三大巨星を揃えた豪華なライン・アップによるレギュラー・グループと
今晩は一日中聴いていました久しぶりです止められているお酒を少しだけ飲みました旨いねWeGetRequests邦題:プリーズ・リクエストヴァーブ・レーベル期のピーターソン・トリオは約七年続きアルバムを集中して出しているクラシックを習得していて卓越したテクニックを披露しますしたがって駄作がないこのアルバムはジャズ・ファンのみならずポピュラーなものとして未だに売れ続けていますアナログ時代好きな曲を聴きながらオーディオ・チェックには欠かせないアルバムでしたピー
今晩は昨日は各地で大荒れの様相でした今日はいかがでしたか朝一番に帰省していた家族を名古屋駅まで送ってきましたまた半年後を楽しみにしていますThecompleteEllainBerlin:MacktheKnife1960年2月13日エラ・フィツジェラルドのヨーロッパ公演は超強行軍過密スケジュールのなか会場となった西ベルリン・ドイッチュラント・ハレに一万二千人の観客を前にしてゴキゲンでした曲の間でエラは何度ともなく「サンキュー」を繰り返しますこの日から
今晩は夕方になってようやく晴れてきました明日は「こどもの日」ですねこのごろ思うのですが「こいのぼり」を見かけませんOpenSesame一時期フュージョン病にとらわれ軽い演奏をし成功をした病を治したのは「ウイントン・マルサリス」の出現である”二十歳前後の若者があざやかな演奏をし人気者になった”心中穏やかにあらずフレディはメインストリーム・モダンのスタイルに帰ってきたこのアルバムはフレディ・ハバードの初リーダー作です二十二歳と云う若々しいエネルギーで突進する
今晩は連休初日の夜いかがお過ごしですかお仕事の方ご苦労様です大気が不安定な日が続きそうです特に広い処での行楽にはお気をつけくださいねTheBluesandtheAbstractTruthブルースの真実録音は61年ですが発売は七八年後だった記憶が在りますまたエリック・ドルフィーのリーダーアルバムとしてリリースされていましたしかし作・編曲自らも演奏をしていることライナーにもネルソンが”ブルースそれがこの作品の全ての素材であった”と記しているように
今晩は雨降ってますね明日からまた連休ですお天気もソコソコで車の事故が多いようですから気をつけてくださいお出かけの方”行ってらっしゃい”お仕事の方”ご苦労様です”NowHeSings,NowHeSobsこのアルバムの録音が1968年J・コルトレーン死去の翌年ですもう聴くものがないと云うか”モダンからフリーへの転換期”の足音がする......そんななかジャズ界のスーパー・スターの出現もセンセーショナルなものでしたそれまでは地味なアルバムしかリリ
今晩は暑かったですね用事で名古屋まで出かけました三十度近くあったような気がしますでも寒いよりはズッと良いですTenorMadnessビ・バップ以降のテナー・サックス奏者の代表的巨人としてまたモダン・ジャズ黄金期の牽引者として必ず名の挙がるこの二人は性格も演奏も全く異なっていましたがお互いに尊敬しあう親友同士でしたしかし同じ時代に活躍していたにもかかわらず共作はこのアルバム一枚のみです1956年5月24日この日はソニー・ロリンズの為のレコーディングで
今晩はお天気が下り坂のようですでも一時だけで三日からは好天が続きそうですSmokin'attheHalfNoteウエス・モンゴメリーは1964年ヴァーブの名プロデューサークリード・テイラーにスカウトされいわゆるイージー・リスニング・ジャズの先駆けともいえる”ウイズ・ストリングスもの”を録音するそんな中ひときわ映えるコンボ演奏アルバムを世に送り出す「ウイントン・ケリー・トリオ~ウエス・モンゴメリースモーキン・アット・ザ・ハーフ・ノート」ここではウイン
今晩は良いお天気に恵まれました少し汗ばむほどでしたお出かけはどうでしたかMalWaldronマル・ウォルドロンと云えば圧倒的な名盤「レフト・アローン」ですビリー・ホリディの晩年期の伴奏ピアニストであったマルが彼女への哀悼の情を見事に捉え演奏をしたものです哀切感溢れるジャッキー・マクリーン(as)の参加しているアルバム(下記参照)が大本命です然しながらこのアルバムからの「レフト・アローン」をYouTubeへのUPは不可能な状態ですウカツデシタ今夜のJAZZは
今晩は休日の夜如何お過ごしですかお仕事の方ご苦労様です今夜で八十枚を載せましたあと二十枚というところですMulliganMeetsMonkこのアルバムの魅力は智将マリガンと野生ピアニスト・モンクとのぶつかり合いでしょうマリガンのジャズに対する考え方はワン・ホーンでエゴむき出しに吹きまくるより常に共演者との協調性を意図とした演奏が多い過去適切な共演者を選びそつなく演奏をしているしたがってこのモンクとの共演がどうなったのかが最大の興味でした今夜のJ
Moanin56年ホレス・シルバーがメンバーを引きつれメッセンジャーズから独立するアート・ブレーキーの暗黒時代とも形容される低調な時期が続く58年にベニー・ゴルソン(ts)を音楽監督に迎え当時”天才少年”の名をほしいままにしていたリー・モーガン(tp)をまたファンキーなピアノを身上とするボビー・ティモンズ(p)も参加したここにわが国にファンキー・ブームを巻き起こした大ヒット・アルバムであるとともにメッセンジャーズの人気を世界的なものにした傑作の誕生となる今夜のJAZZは
今晩はいよいよ連休がやってきますね家族旅行帰省家でノンビリ......も良いですねGetz,&Gilbertoこのアルバムには振り回されましたジャズ専門誌は大絶賛するも「ジャズ?」の声も在るなか先ずは”スタン・ゲッツのアルバムですからジャズでしょう”とその程度の認識でしたまたFMの試験放送では「A・ジルベルト」の歌声が絶えず流れていた記憶が在りますゲッツの名をポピュラーなものにしたアルバムですゲッツの詩情が輝いていてジルベルト夫妻やジョビンと云った
今晩は昨夜は大荒れの天候でした先日植えた苗も折れたりしてほぼ全滅ですModernArtファーマーがB・ゴルソンC・フラーと組んでジャズテットを旗揚げしたのが59年ですその前年に吹き込まれたのがこのアルバムで云ってみれば予告編でありましたこの秀作はファーマーとゴルソンによる”ゴルソン・ハーモニー”にありますメッセンジャーズ時代に確立したといわれるこの”~ハーモニー”に加えB・エヴァンスの参加も大きい上質の演奏は2ホーン+3リズムと云うフォーマットの上で限りな
SonnyClarkTrioアルフレッド・ライオンは「早くしないとヤツはクスリのヤリ過ぎでクタバル」と云ったとか56年にブルー・ノートに登場してから怒涛の勢いでリーダー・アルバムを録ってゆきますまた目まぐるしく数々のセッションに参加し名サイド・マン振りを発揮するも三十一歳で早逝するこのアルバムの支持される理由はバド・パウエルによって切り開かれたバップ・ピアノをある意味で分かり易いハード・バップ・ピアノに翻訳したところにあるようです同時に誰でも原曲を思い浮かべることができ
GiantSteps1958年コルトレーンはマイルスの下に復帰したそして”モード奏法”の洗礼を受けるインプロビゼーションの新たな可能性を示唆されつつコルトレーン自身のコンセプトに適合した自己のバンドの結成をもくろんでいたアトランティックと二年契約を結び59年に吹き込まれたのがこのアルバムです名声を確立したと云えるこのアルバムおいてアイラ・ギトラーが評した”シーツ・オブ・サウンド”が完成されている状態で録られていますシーツ・オブ・サウンドとはハーモニーをいかに早く連続し
Cookin'withtheMilesDavisQuintetこのアルバムを含めてCookin'Relaxin'Workin'Steamin'の4タイトルを二回のセッションで完成させてしまうと云う神業的録音が1956年に行われたと聞こえはよろしいが単に「マイルスの都合による何物でもないと」常々思うので在りますマイルスは次の契約先のCBSへの完全移籍条件としてプレスティッジに残された契約枚数をこなすJ・コルトレーン(ts)R・ガーランド(p)P・チェンバース