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しばらく放置していたTPR-255です。状態は、テープが回転しないため、再生ができません。外径が丁度良いアイドラーを購入してみましたので、交換してみることにしました。再生以外は、良好です。この機種はカバーを外すのも大変です。コネクタ付配線を7本外します。アンテナ系5本を外して電源2本を外すと裏蓋が外れます。さらに内部基盤を取り出すには、ネジ7本と配線1本を外して取り出すことができます。ここまでたどり着くのも大変です。アイドラーです。交換用のアイ
色々考えましたがアイドラーの反対側でなくアイドラーがグリップしてないようです。また、違う作戦を考えます。
アイドラーの代用ゴムを買ってきました。厚みは1枚では薄すぎ、2枚だと多すぎ外形は、ベトベト分の厚さを考慮すると良い感じか?色々なパッキンがあったので、もっと最適なものがあると思いますが、今回はこれで行いました。パッキンの内径は17mmですが、16mmぐらいが良い感じです。このため、アクリル系の両面テープで厚みを調整してます。更に隙間の軸ズレを糸でサポートしてました。固定軸を左側に引いて、アイドラーを戻しました。入りました。留め金具を付
ゴムローラーは、アイドラーというらしい。これを目指して、分解していきます。マニュアルがないので、どこのネジを外したのか、わからなくなりそうなので、適当に外します。適当と言っても、適当な順番で記録して外します。ネジNo.6ネジNo.7ネジNo.8ネジNo.9ネジNo.10ネジNo.11ネジNo.12ネジNo.13(上側のネジのみ)ハンダ(黒線)ネジNo.14(このネジは、取外不要だった)外したネジは、わからなくならないように適当分
TPR-255の電池ボックスです。上側に1本、下側に4本の電池が入ります。下側の左右には、白の円筒形の電池ケースが付いてます。
カセットテープでチェックしました。ベルトは交換したので、回転するのですがカセットテープを進める側の回転軸の回転が遅いため確認したところ、回転を伝えるローラの回りに付いているゴムがベトベト状態で、ロスが発生しているのが原因でした。更にヘッド周りも、故障している模様です。ということで、カセット部の修理は、これ以上は厳しいので断念しました。
バンコード丸ベルトで交換完了あとは基盤と配線を戻してカセットチェックです。
AIWAのゴムベルトは品質が悪く劣化するとベトベト状態になってました。取替するベルトは長さを測ってバンコード丸ベルトで自作しました。
TPR-255のカセット用ゴムベルト交換するにはモータの前の基盤を外すためコネクター配線5個、キボシ配線4本、半田付け配線3本を外す必要がありました。AIWAの保守性は相当低いです。まるでプロトタイプのような感じです。
TPR-255のラジオ部分です。デザイン的には、機械的な感じです。
TPR-255の裏面配線です。アンテナや電源系の配線が、裏面の蓋に付いてます。
TPR-255のカセット用ゴムベルトの劣化は、見たことがない程ひどく「ベトベト」状態でした。ソニーやナショナルでは、このような状態を見たことがありません。コストダウンで安価なゴムを使っていたのでしょうか?
TPR-255の裏蓋をあけると、裏蓋と本体間に配線があり、配線の予長も少なく開けにくいです。
アイワのTPR-255です。コストパフォーマンスに優れ、当時38,800円。しかし、壊れやすく、使っているパーツの品質も良くなく、非常に保守しずらくいです。