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昨日のセミファイナル。昨年の全日本新人王にして、つい先日ユース王者になったばかりの梶野翔太が早くも日本タイトルに挑戦。王者は奈良井翼。このクラスは1000万円賞金トーナメント、堤駿斗、力石政法、尾川堅一の方が目立っているだけに、国内3王者の一角として存在をアピールしたい所。初回、梶野はひたすら前進。一回り大きい身体で奈良井を押し込みガードの上からでもパンチを打ち込む。2.3ラウンド、奈良井はサイドに回り込もうとするが梶野の圧力は弱まらない。4ラウンド、梶野は奈良井をコーナーに押し込む。
昨日、大橋ジム主催の1000万円トーナメントの出場メンバーが発表された。この企画が発表された時、松本圭佑の為の大会だと思っていた。だが強豪もチラホラ。残念なのは地域3王者(波田、齋藤、奈良井)、日本の3トップ(尾川、堤兄、力石)の不出場。実質、国内7番手を決める大会かも。それでも個性的な選手が並んで興味深い。出場すれば断トツの優勝候補であろう元世界王者様に「出ないのですか?」と聞いたら「この年齢で1年間拘束されるのはちょっと………」と話されていた。注目は松本Jr、渡邊海、亀田
昨日のDAZNメキシコ興行メインイベント。力石政法との決定戦に快勝し、IBF王者になったエドゥアルド・ヌニョスの凱旋防衛戦。対するクリストファー・ディアスは伊藤雅雪とWBOSフェザー級タイトルを争った事で日本にお馴染み。その後、シャクール・スティーブンソン、エマヌエル・ナバレッテ、アイザック・ドクボエと言った名前のある相手に敗れている。初回、意外にもディアスがジャブを突いてプレッシャーをかける。ヌニョスは様子見。ヌニョスの方が大きいと思ったが、意外と体格差はない。2ラウンド、ヌニョス
DAZNサウジアラビア興行セミセミ。堤駿斗が日本人として初めてサウジアラビアのリングに上がる。世界上位ランカーとは言え、レイモンド・フォードやフィリップ・フルゴビッチより試合順が後だとは思わなかった。これは驚いた。相手のケイス・アシュファーはパンチはないが、アマチュア経験豊富なサウスポーの技巧派。堤、とんでもなくデカイスクリーンを背に入場。少し表情が固い気がする。初回、アシュレーのハンドスピードが速い。堤はボディを叩いて動きを停めようと前に出る。2ラウンド、堤の右でアシュレーはバラ
先週土曜日の後楽園ホールメインイベント。OPBF王者波田大和が神足茂利との防衛戦に臨む。ホールで生観戦を嗜むファンにはよく知られているが、どちらもファンサービスの良い好青年ボクサー。チケットはよく売れている。リングの上とは関係ないが………。初回、長身の神足に対し、サウスポーの波田は思い切り踏み込んで距離を詰める。互いに利き腕のストレートをヒットさせるが、波田の方が深く刺さる。2ラウンド、波田の左ストレート、右フックがヒット。神足は正面に立ちすぎている。もう少し外を取りたい。3ラウン
一昨日のひかりテレビ興行メインイベント。初回、渡邊の切れ味鋭い右で齋藤は大ダメージ。一気のラッシュで齋藤は2度のダウンを喫する。齋藤、いつストップされても不思議でない状態が続くが生き残る。2ラウンド、渡邊は打ち疲れたのか足が動かない。齋藤は渡邊をロープに詰めて滅多打ち。僅か3分で形勢逆転。3ラウンド、齋藤のラッシュが続く。渡邊はロープを背負いっ放し。齋藤の連打は止まらず見兼ねたレフェリーがストップ。齋藤、大逆転KO勝ち。渡邊、結果論だが初回でスタミナを使いすぎた。本来、半身に構えて長
横浜ダブル世界戦の一角。試合順はセミだがこちらの方が楽しみなボクシングファンは多いと思う。力石政法が待ちに待った世界戦。対するは驚異のKO率を誇るエドゥアルド・ヌニェス。初回、互いに長い距離から打つタイミングを伺う。力石はリングを広く使うがやや下がらされている印象。2ラウンド、ヌニェスはプレッシャーを強める。ボディを叩き力石の足を停めようとする3ラウンド、力石は左右に動きながらヌニェスの手が止まった時に左右フック、アッパーを放つ。ただ、見ている時間が長く、常に前に出ているヌニェスに比べ
明日、力石政法がエドゥアルド・ヌニェスと空位のIBFSフェザー級王座をかけて戦う。ABEMATV組から最大手連合に移籍していきなり王座決定戦出場。少し複雑な気持ちはある。ヌニェスの勝ち星は全てKO勝ち。ワンパンチの強さと言うより詰めの鋭さで築いたKOの山に思える。チャンス時に見せる連打は振りは大きいが思い切りがよく、レフェリーストップを呼び込みやすい。長身サウスポーの力石は足を止めず、ヌニェスに手を出させない事が肝要に思う。力石は見事な逆転KO勝ちをしたマイケル・マグネッシ戦、府立で
WOWOWオンデマンドで生配信されたカリフォルニア興行のメインイベント。所要で生配信では見れなかったが幸い試合当日の深夜、結果を知らずに鑑賞出来た。かつて井上尚弥との対戦を熱望した事で日本でも知名度のあるエマヌエル・ナバレッテが指名挑戦者チャーリー・スアレスの挑戦を受ける。初回、開始ゴングと同時にスアレスが攻める。ナバレッテは冷静にブロックし、長い1-2で対抗。ナバレッテの右でスアレスの膝が落ちる。2ラウンド、スアレスは打ち合いに挑む。ナバレッテも手を返す。勢いはややスアレス。
トリプルタイトルマッチのメインイベント。渡邊海は自ら返上したタイトルの再獲得を目指す。この返上や剥奪したタイトルの決定戦に出るパターンは現IBFクルーザー級王者ジェイ・オペタイアも同じ事をした。対する石井龍誠は名門金子ジムの選手。昔は金子ジムの応援って足踏み音が大きくて凄かったな………なんて懐かしい事を思い出す。初回、渡邊はいつも通り極端に斜に構えて左を突く。サウスポーの石井は距離が遠く、やりにくそう。2ラウンド、渡邊の超ロング右ストレートが石井にヒット。ラウンド終了間際、石井はダ
昨晩の後楽園ホールメインイベント。波田大和の初防衛戦。相手は歴戦の雄渡邊卓也。初回、波田はプレッシャーをかけるが手数が少ない。サウスポー相手に渡邊は距離が遠い。2ラウンド、波田の左ストレートで渡邊は失速。左ボディからのラッシュでダウンを奪う。3ラウンド、渡邊は攻勢に転じる。ラウンド終盤、波田の左ボディストレートがヒット。4ラウンド、波田の左ストレートが次々ヒット。渡邊はバランスを崩す。レフェリーはストップするタイミングを伺っている。中間採点はフルマークで波田。5ラウンド開始と同
今週で年内の仕事も終わりますが一年が終わると思うと何ともいえない気持ちになりますねしっかり仕事を終わらせて年末は格闘技を楽しみたいと思います(笑)大晦日のWBA世界Sフライ級タイトルマッチのアンダーで体重超過の謹慎明け初戦を戦う堤駿斗選手の試合前特集動画を見ました↓↓↓最近ABEMAで配信される世界戦前の選手の練習を元世界王者畑山隆則さんが見に行くシリーズ、結構好きです(´∀`)b堤駿斗選手と畑山さんのミット打ちなんでそういう機会がないと実現しないですからね今回謹慎明けでいき
昨日のアリゾナ興行メインイベント。四階級制覇を狙いライト級の壁に跳ね返されたエマヌエル・ナバレッテ。クラスを戻しかつて拳を交えた暫定王者オスカル・バルデスと再戦。初回、バルデスが開始ゴングと共に攻め、ナバレッテは迎え撃つ。バルデスの動きにキレがある………と思いながら見ていたがラスト10秒、ナバレッテの右をテンプルに浴びてバルデスはダウンを喫する。2ラウンド、バルデスにまだダメージを感じる。ナバレッテの左ボディ、左右フックでバルデスはダメージを負う。3ラウンド、ナバレッテが長いリーチを使
ロンドンリャドシーズンの第3試合はIBF&IBOSフェザー級王者アンソニー・カカーチがジョシュ・ウォーリントンと英国対決。と言うかこの興行、全て英国対決。気になるのはIBOタイトルマッチである事。前戦でジョー・コルディナとの統一戦でIBF王座も獲得したカカーチなのに………メインがIBFヘビー級タイトルマッチなのに………何故?返上したかと思ってIBFのホームページを見たらカカーチはまだIBF王者。IBOが目立つのは何だか怖い。多少は体格差があるとは思っていたが、予想以上にカカーチの方が大
トリプルタイトルマッチの2試合目は敵地大阪から原優奈の日本タイトルを強奪した奈良井翼の初防衛戦。相手は初防衛戦らしく1位福井貫太。初回、2人ともほとんどヒットがないが、奈良井は何もしていない。初回もラストラウンドも同じ1ポイントなだけに、このスタートはどうかと思う。2ラウンド、ラスト10秒まで静かなラウンドだったが最後の最後に互いにパンチを当て合う。奈良井のラスト5秒の連打が有効。3ラウンド、共に右を一発ヒット。福井の打ち下ろしの右の方が印象が良い。4ラウンド、互いに左を突き合う。福
昨日のABEMATVメインイベント。慌てて帰宅したらちょうど始まる所だった。決定戦の度にWBOアジアパシフィックタイトルって何だろう?と思うのはいつもの事だがカードは良い。ABEMATVの新たな看板候補であり、初めての日本人対決となる鈴木稔弘とユース王者渡邊海が激突。これは興味深い。初回、互いに左を突く。鈴木はグイグイ前進。渡邊は足を使って捌こうとする。渡邊の1-2が鈴木のガードを割る。ダメージの残る鈴木に渡邊は猛ラッシュ。ボディを叩いた後、渡邊の顔面へ左フックが炸裂。派手
日本で七夕興行が行われた日に行われたニュージャージー州ダブル世界戦の一つ。こちらがセミファイナル。前戦でエイブラハム・ノバに苦戦した王者オシャーキー・フォスターがリオデジャネイロオリンピック金メダリストロブソン・コンセイソンの挑戦を受ける。初回、フォスターが積極的に攻める。ジャブから右を上下に打ち分ける。コンセイソンは丁寧にガードをしながらラウンド後半に長いジャブを打つ。2ラウンド、コンセイソンは浅いながらも肩越しに右をヒットさせる。3ラウンド、互いにディフェンスが良いのか空振り
一昨日のダイナミックグローブメインイベント。めっきり打たれ弱くなったが強打の坂晃典が後楽園ホールに登場。ここ数年、最も後楽園ホールのリングに上がる関西の王者ではなかろうか?対する波田大和は相撲取りの甥っ子として話題先行の時期もあったが実力が追い付いてきた。初回、前に出る坂に波田が左ストレート、右フックをヒットさせる。坂は反応出来ない。2ラウンドも波田の右フック、左右ボディが優勢。3ラウンド、波田の右フックで坂はグロッキーに。波田の左でコーナーに吹き飛ばされ、坂はスタンディングダウ
尾川堅一に悪夢を見せたジョー・コルディナがサウジアラビア興行のセミセミ。対するアンソニー・カカーチはIBO王者。尾川と力石政法を擁する日本ボクシング界には気になる試合。ヘビー級2試合見た後だとSフェザー級でも小さく感じる。初回、互いに速い左を突く。コルディナの左ボディがやや優勢。2ラウンド、コルディナのジャブから右の繋ぎが速い。カカーチは接近戦では五分に戦えているが、離れるとスピード負けする。3ラウンド、レフェリーのブレークの際にカカーチの左フックが炸裂。カカーチ、ここぞとばかりに猛連
昨晩の大阪興行メインイベント。現OPBF王者坂晃典と激闘を演じた両者の対決。原優奈は勝利し、奈良井翼は敗れたがどちらの試合も紙一重であった。KO必至の好カード。初回、奈良井はガードを高くしてジャブを上下に打ち分ける。原は長い左を伸ばす。ラスト40秒、奈良井の右からの左ボディがヒット。2ラウンド、奈良井の右が次々ヒット。これは左が良いから当たる右。3ラウンドも奈良井の右がヒット。原は戦法を変えたい所。4ラウンド開始早々、奈良井の左フックで原はダウン。立ち上がる原に奈良井は上下に打
ナバレッテがライト級にベルトを保持したまま挑戦ということでの決定戦。が、5位と7位で争われる。。。。こういう図式も飽きたなぁ。。せめて決定戦のしかも暫定なんだし1位と2位に指令を出せば?まぁ、それはさておき。ナバレッテに大差で敗れたが人気者のバルデス。ナバレッテからダウンを奪うも謎のレフリー再開遅延で逆にKOされたウイルソン。判定では勝てないウイルソンがどう戦うか?が焦点。積極的に戦うしかないがそれはバルデスが望むところ。それでもKOでしか勝ちを見出せないのならそういう戦い方でいく
昨日、力石が敵地イタリヤで試合をした。そして劇的な勝利をした。そしてさらにそれをabemaが生中継をしてくれた。そのおかげで私は久しぶりにボクシングで素直に楽しめた。何故か?日本国内で行われるボクシング興行に飽きているから。正直言って完全に予定調和の感を否めない。勝つべくして勝つ人が勝つだけ。見てる人は、特にマニアのような人たちは、もう勝ち方ばかりを評価してつまらない。KOを連発しているから素晴らしい。判定ばかりだからつまらない。果てはリング外も含めた好き嫌いで強
仕事を中断してabemaで観戦。こういう試合を生中継してくれるというのは本当にありがたい。毎回、軽量級で日本人王者(あるいは日本人挑戦者)が国内で外国人を迎え撃つという構図はもう要らない。と言うと極端かな。とにかく日本人が完全アウェーで異国のリングに立つという事だけでも気概を感じる。さて、試合だが試合前に相手陣営が多くリング上に立った。やっぱりリングは狭く感じる。近距離で戦いたいホームのマグネッシと遠距離で捌いていきたいアウェーの力石。力石には悪いが見ている私としてはこれま
敵地で挑戦権を奪いに行く………実にロマンのある楽しみな一戦。初回、マグネッシは予想通りに前に出る。マグネッシの右フックが有効。右を打つ瞬間、前足が逆になる為、力石はやりにくそう。2ラウンド、力石は接近戦に巻き込まれながらも左右アッパーをマグネッシにヒットさせる。3ラウンド、ヒット数はそれ程変わらないが、マグネッシのプレッシャーに下がる力石の方が見映えが悪い。4ラウンド、前半にダメージを負った力石。マグネッシの前進を止めれない。5ラウンド、マグネッシのプレッシャーが弱まる。力石はここで前
日本時間明後日早朝、WBCSフェザー級挑戦権を得るため、力石政法がイタリアのリングに上がる。イタリアは常にそこそこの選手を送り出す。一方で特別な選手がいない印象がある。日本のオールドファンにとってはイタリアと言えばカルメロ・ボッシやサンドロ・ロポポロが印象に残る。50歳の私には映像の中のヒーロー。ヘビー級マニアとしてはプリモ・カルネラとフランチェスコ・ダミアニの2人の世界ヘビー級王者を生んだ国。また、日本に縁は無くてもSウェルター級のテクニシャンジャン・フランコ・ロッシ、マービン・ハ
ABEMATVで鑑賞。強打者同士の魅惑の激突。京口兄、力石、末吉を屠った坂が有利に思えるが、脆さも同居しており楽しみな一戦。初回、坂は丁寧に左を突き、鯉渕は打ち終わりに右フックを狙う。2ラウンド、鯉渕の右フック、右アッパーがヒット。坂は貰い方が悪い。両者、バッティングにより流血。3ラウンド、今度は坂の右アッパーがヒット。鯉渕、ヒッティングで流血。ラスト45秒、鯉渕の右で坂はダウン寸前。4ラウンド、坂は意外とダメージを残していない。坂の多彩な右が鯉渕を捕らえる。中間採点は1-0で鯉渕。
昨日行われた「第10回WHO'SNEXTDYNAMICGLOVEonU-NEXT」に出場した【鈴木雅弘・中井龍】の試合写真をボクシングフォトグラファー福田直樹さんに撮って頂きました!■OPBF東洋太平洋ライト級王座決定12回戦☓ロルダンアルデア(比)VS◯鈴木雅弘(角海老宝石)TKO1R(1:22)■Sフェザー級8回戦☓齋藤麗王(帝拳)VS◯中井龍(角海老宝石)TKO7R(2:21)ありがとうございました!!
神戸の三大タイトルマッチのメインイベント。歴戦の雄坂晃典からタイトルを奪った原の初防衛戦。向山は太尊と言う名前のインパクトが強い。初回、早々と決着を迎える。サウスポーの向山に右ストレート2発。早々とダウンを奪う。立ち上がる向山に更に右を捩じ込みダウンを追加。あっさり初回で試合終了。Sフェザー級の国内2トップ尾川堅一、力石政法にどこまで迫れるだろうか?
SHOWTIME豪華イベント第一試合。ジャーボンティ・デービスに敗れたガルシアが本来のSフェザー級に戻して防衛戦を行う。初回、サウスポーのガルシアが丁寧な右を突く。ローチは右をボディに伸ばす。ラウンド後半、ガルシアの左アッパーがヒット。2ラウンド、前に出るローチにガルシアが正確な右フックを次々とヒット。上手い。3ラウンドも似たような展開。ローチが前に出るがガルシアがカウンターを当てる。振り抜いておらず、コツコツ当てている。4ラウンド、どちらもヒットが少ない。ガルシアはこんなに消極的な
WBC世界ライト級王座決定戦2位シャクール・スティーブンソン(米国)vs6位エドウィン・デ・ロス・サントスWBO世界Sフェザー級タイトルマッチ王者・エマヌエル・ナバレッッテvsホブソン・コンセイサン(ブラジル)珍しく平日にあった試合。シャクール、早くも3階級王者を目指す試合。確かに強い、とは思うけどライト級でどうなるかは未知数と思っている。理由はスタイル。フィジカル優位な下の階級でもディフェンス重視な戦い方だった。これでタレントの揃うライト級でやって