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ArduinoIDEを使ってRL78ファミリを動かしてみよう!初心者からプロまで人気のArduinoの開発環境ArduinoIDEを使ってRL78を動かせることを知っていましたか?環境の立ち上げから公開しているアプリケーションノートまで簡単に説明します。www.renesas.comUSB接続だと、arduinoIDEではデバッグでけへん?CS+を使ったデバッグの設定はあったから、そっちを使えということか〜。https://www.renesas.com/jp/ja/document
ソフトウエア開発は無償のルネサスエレクトロニクスのCS+forCCを使います。以下よりダウンロードできます。https://www.renesas.com/jp/ja/products/software-tools/evaluation-software-tools.html複数ありますので、RL78、RXが開発できるものを選びます。ダウンロードし、展開しします。動作させると例のような統合開発環境の画面が表示されます。なお、マイコンへのプログラムダウンロード、
さて、ウオッチ式を表示してsample3を動作させると、何が分かるでしょうか。テラタームには以下のように表示されるはずです。ウオッチ式は以下のように表示され、VR1を時計ドライバ等で回すと0~1023まで値が変わるのが確認できます。つまり、特にテラタームで見なくても、ad_buffer[]にある内容がSIOから出力され、パソコンのUSBで受信され、テラタームで表示される、ということになります。リアルタイムで変数やレジスタ、ポートの内容が見れるということがいかに便利な機能か、お分かり
sample3のmtpjを開いてダウンロードしただけでは、通常右の部分は「ローカル変数」です。この部分をウオッチ窓にして、レジスタ、変数やポートの状態を見るには表示→ウオッチ→ウオッチ1(1)選択でウオッチ窓になります。次に、マウスを開いたウオッチ窓まで移動し、右クリック。ウオッチ式をインポート。ウオッチ式データファイルを開く→ウオッチ1・データファイル.csvを開くと下記のように変数が表示されます。予め、ウオッチ式データファイルがある場合、この方法で見ることが出来
④tx_end_wait();まで説明が終わりましたので、次の⑤から⑨まで解説します。プログラムの全容は32.にあります。⑤ADS=_02_AD_INPUT_CHANNEL_2;//ch2選択⑥while(1U){⑦R_ADC_Start();//AD変換開始⑧while(ADCS)//変換待ち⑨R_ADC
マイコン太郎は余りしつこい人間では無いのですが、ここではしつこくやってみようと思います。再度、tx_end_wait()関数がある意味を時間という側面から見てみます。③R_UART1_Send(String_0,36);//Openingmessage36文字送信するのに必要とする時間はどのくらいでしょうか?ボーレートは38400bpsです。1秒間に38400bitのデータを送ることができますが、UARTはスタートビット、ストップビットが必要ですから、
ここではオープニングメッセージの後にある以下の関数について説明します。③R_UART1_Send(String_0,36);//Openingmessage④tx_end_wait();//送信終了まち④は送信の終了を待つ関数です。ここで初めてマイコン太郎が作りました(笑)この関数がある理由は、R_UART1_Send(String_0,36);という関数は36の文字列を出力するまで待っていない、送信バッ
②R_UART1_Start();//UART動作開始③R_UART1_Send(String_0,36);//Openingmessage②はUART1を使うための初期設定です、③はオープニングメッセージラベル名String_0の36文字をUART1から出力しています。ここでR_UART1_Start()とは何?という疑問が当然出て来ます。これらはルネサス・エレクトロニクス社が設定しているAPIです(Applicatio
①/*Startusercode.Donoteditcommentgeneratedhere*/google英訳すると/*ユーザーコードを起動します。ここで生成されたコメントを編集しないでください*/と言っているようです。実はこのコメントは⑭/*Endusercode.Donoteditcommentgeneratedhere*/とペアです。これはプログラムを書いている途中で、コード生成をやり直すことは頻繁
プログラムは以下の内容です。①/*Startusercode.Donoteditcommentgeneratedhere*/②R_UART1_Start();//UART動作開始③R_UART1_Send(String_0,36);//Openingmessage④tx_end_wait();//送信終了まち⑤
A/Dコンバータは名前が示す通リ、アナログ量をデジタル量に変換して、マイコンで扱える数値にするデバイスです。RL78のA/Dコンバータはチップに内蔵されていますが、単独で売られているものもあります。今回のプログラムではコード生成のための設定は以下のように行いました。設定後、「コード生成」をクリックすると、自動的にA/Dコンバータの初期設定が用意されます。従来であれば、A/Dコンバータという物が良く分からなくても、初期設定をマニュアルを熟読し、先輩に聞いたりして、製作して、動く、
sample3は文字データではなく、A/Dコンバータで変換した値をパソコンに送信するプログラムです。【動作概要】ani2(p22)cn52番を入力とし、A/D変換した値をUSBからパソコンに送ります。お手数ですが、ボリウムを動かすためのドライバー(小さめの時計ドライバー相当。プラスでも、マイナスでも可)をご用意願います。プログラムを動作させるとテラタームの画面に以下のようなA/D値が表示されます。基板内のVR1を回すとTP1の電圧が0~5Vまでアナログ量が変化
RL78学習セットのサイトhttp://beriver.co.jp/RL78STUDY.htmlサンプルプログラムをダウンロードします。下記sample2をクリックして下さい。2-2.USB通信sample2プログラム:ABCDをパソコン側に送信演習プログラム:キー入力でABCDと送信複数のサンプルプログラムがLZH形式で圧縮されていますので、解凍して下さい。次にCS+forCCでsample2.mtpjを開きます。CS+
以上、RX71M学習の概要はこんな感じです。中にはもう少し、シンプルな、安いマイコンを学習したいんだけど、という方もいらっしゃるでしょう。そんな中、丁度、RL78学習セットがリニューアルされたようなので、しばらくそちらをやってみようと思います。http://beriver.co.jp/RL78STUDY.html
1.ハードウエアエンジニアの方はすぐわかると思いますが、マイコンハードウエアの設計時、どのポートが入力に使えるのか、出力に使えるのか、内部プルアップ機能はあるのか、出力はCOMSなのかオープンドレインなのか、、従来はハードウエアマニュアルを熟読して図面を引く必要がありました。しかし、CS+では本を読まなくても絵を見れば設定できること、出来ないことがポート毎に瞬時に分かります。つまり、CS+を使うとハードウエアの設計も早くできます。機能が無いポートを、あると勘違いして図面を引き、泣きなが
だいぶ能書きを書いてしまいましたので、そろそろ実践です。無償版CS+forCCをルネサスエレクトロニクス社のサイトよりダウンロードしますが、その前になぜこのツールを使うのか簡単に説明します。一言でいうと優れているから使うのですが、例を説明します。上記はCS+forCCの画面です。プログラムを表示すると右側にウオッチ窓というのが開けて、プログラム中に使っている変数の数値をプログラム実行中に、例えば0.5秒間隔(設定可)でリアルタイムに表示することができます。A/D変換し
会社に技術職としてお勤めの方は、会社に買わせましょう。「今、会社が抱えている問題をマイコンがあれば解決できるかもしれません、試しにこれ買って研究してみたいんですけど、、、」拒絶された場合、それが会社の貴殿への評価です(冗談です)。学生さんは、親御さんやジジババに「僕、勉強したくなっちゃった、人工知能もC言語らしいし」といえばOKです。勿論、だからどうした、という手強い親やジジババもいるでしょう。その場合、忘れた頃にもう1回トライ。何回かやっている間に、「そんなにやりたいのか?」と、
4.で紹介したRX7_1M学習セットは定価62、500円、エミュレータE1が12、000円くらい。両方合わせると74、500円は高いんじゃない?という声はあるかもしれません。これは声を大きくして言うと怒られそうなので、小さく言いますが、マイコン太郎は高いとは思いません。理由は組み込みマイコンのプログラマーの平均年収は660万円くらいだからです。https://itpropartners.com/blog/11726/>C言語は人工知能開発の最適解ともいわれており、C言語を操れ
マイコン開発を勉強するブログを書きます。アマチュアが趣味で、という感じではなく、マイコン開発を仕事にしたい、仕事にしている人向けです。マイコン開発といっても、ハードウエア、ソフトウエア両方を入門からやりたいと思います。具体的にはルネサスエレクトロニクス社のRL78、RXマイコンのCS+環境、C言語による開発です。現在、マイコンの開発はRaspberryPiやarudinoに代表される入門、ホビーユース用途がメインの環境が有名ですが、RL78,RXマイコンに代表される、