「あの~、僕って、人間に見えますかね?」目の前に居る「その人」から摩訶不思議な質問を受けて、あなたはキョトンとした。「えっ!まぁ……そう見えますけど……」「あー!やっぱりそうか……そう見えますよね……そっか、そっか人間に見えちゃうんだ……」「あなた、人間じゃないんですか?じゃあ、一体何者なんですか?」「僕ですか?それが自分でもよく分からなくて……見た目が人間なもんでみんな人間として相手してくれるんですけど、人間じゃないんですよ。」あなたは「その人」をアブナイ人だと感じ、これ以上関わりたくないとそ