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昨日ChatGPT導入してみましたって話をしましたけど。大阪弁で質問してたら大阪弁で返してくるようになるんですね。しかも、かなりちゃんとした大阪弁。「でんがなまんがな」とか言いまへんでおまんにやわ。あ、読み上げはさせてないのでアクセントは知らん。さらっとウソ混ぜてくるのは皆さんご存じの通りです。「それ、間違ごうてるやんね」と指摘すると、これまたしれっと「そうそう!誤解招く書き方やったわ」と訂正してくるのがちょっとイラっとして面白いです。フォイルのこととか訊くと、結構ええ加減なこと答
今日もウィング行てきたっ!予報では午後からって感じだったんですが、午前も予報に反して南風が結構吹きこんでいい感じでした。いやぁーーーー!飛んだ飛んだ1今度こそ本当に飛んだと言える。今まで飛んでも秒で落ちてたのが、今日は分で落ちましたよ。0.5分くらい。そら秒だよっ!いえ、まじでまじで。1分くらい飛べましたよ。湾内だし飛べる距離も短いんですけどね。なんせ、フォイルのポジション、今まで全く何も考えずCポジションで組んでたのが、前回Cポジで重心測ってみたら「空力中心
昨日もウィング行てきたっ!がんがんに吹いてましたが、数秒2回ほど飛んだだけでした。いや、待て、理由があるのよ。これまでテキトーに組んでたフォイルの取り付け位置を科学的根拠に基づいて、きちんと検証しようと思いまして、考えていった方法を試してみました。なるほど、これまでのテキトーな組み方は全くダメだったことが判明し、これが理想でしょという組み方をやってみたら技術的に至らずなかなか離水できなかったといったところです。「将来のないタック」もちょっとやり方変えてみていい感じになった。
翼竜と猫シリーズ第58種め。2018年に描いた「ヌルハチウスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。ヌルハチウスですよ、ヌルハチウス!清とローマを合わせたようなネーミング、萌えるわぁー。一度聴いたら忘れない名前の翼竜トップ3に入るね。ま、ご想像のとおり、清の初代皇帝ヌルハチが本拠地にした辺りから発見されたのでヌルハチウス。それ以上のひねりはありません。ヌルハチウスは、イスティオダクティルス科です。みなさん、覚えてますか?イスティオダクティルス。ませんよね、はいはい
翼竜と猫シリーズ第57種め。2018年に描いた「ルドダクティルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。ルドダクティルスは、ラテン語のルドス「遊び」とギリシア語のダクティロス「指」が語源です。ダクティルスが、いろんな翼竜の名前に使われているのはご存じの通りです。まだ翼竜が飛行生物かどうかも解らなかった頃に、「なんだ、この長い指?」という理由で使われて以降、翼竜の名前の定番接尾語になっています。じゃあ、「遊び」ってなんだ?昔から翼竜をモチーフにしたおもちゃって、かなりの高頻
翼竜と猫シリーズ第56種め。2018年に描いた「ラクソヴァグスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。「池をうろつくもの」という意味です。「ラクソヴァグス」という名前と「うろつく」という意味を聞いてピンと来たあなたっ!医療従事者ですねっ!?きらぁーん。突然ですが医学ネタ。いえ、そのうち、ちゃんとラクソヴァグスの翼竜ネタにつながりますので。脳から全身に行きわたる神経は、ほとんどが脊髄を経由しますが、直接脳から生えている神経が12種類だけ存在します。「脳神経」と言います。単に
翼竜と猫シリーズ第55種め。2018年に描いた「アルキオーネと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。スバルのアルシオーネと翼竜のアルキオーネは語源一緒なんですよ。ギリシア神話の女神の名前です。翼竜の名前に使われた理由は話すと長いです。って話すんですけどね。ギリシア神話で、アルキオーネとその夫は非常に仲睦まじく、お互いのことを「ぜぇーうすっ」「へーらっ」と呼び合っていました。完全にバカップルですよね。それを聞いたゼウスは激怒して、夫の船を沈めて殺します。夫が死んだのを聞いて
翼竜と猫シリーズ第54種め。2018年に描いた「アランボウルギアニアと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。アランボウルギアニアは頸椎一個しか見つかってないんですが、骨見ただけで翼竜か恐竜か、専門家は識別が可能です。骨の内部がね、スカスカなんだわ、翼竜は。ま、当然っちゃあ当然ですよね。飛ぶんですもんね、軽量化しとかないとね。フライドチキンの骨を噛み割ったら中がスカスカでしょ?スペアリブの骨の断面は詰まってますよね。豚は飛ばないからね。飛ばない豚は(ry。1940年代にヨ
翼竜と猫シリーズ第53種め。2018年に描いた「ノリプテルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。皆さんお待ちかね、翼竜豆知識のコーナーですっ!要らっ!嘴の先端に歯が無くてね、奥歯だけある翼竜を見たら、「あ、これってズンガリプテルス科だよねぇー」って知ったかしてもらって結構です、合ってます。しかし、「奥歯だけ翼竜>ズンガリプテルス科」は真だけど、逆は必ずしも真ならず、「ズンガリプテルス科>奥歯だけ翼竜」は偽です。ズンガリプテルス科にはバングエラって例外がいるのさ。バ
翼竜と猫シリーズ第52種め。2018年に描いた「ゲゲプテルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。ゲゲプテルス。小型で華奢で繊細な翼竜化石にそう名付けられました。華奢で繊細さを表すためにそう名付けられたと書いてあります。美しい名前のようです。いや、日本語の感覚だとちょっと違うよね?濁点が二つ連なる単語って。「ゲゲ」って満州族の王女の愛称らしいです。えっと、王女なんかな?満州だと皇女なのかな?英語だとプリンセスって書いてあったのよ。プリンセスっちゅってもマハリクマハ
翼竜と猫シリーズ第51種め。2018年に描いた「グイドラコと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。「もっとも歯並びが汚い翼竜オブザイヤー」はドリグナトゥスだと思っていましたが、よくよく考えてみたら、キングオブ歯並びが汚い翼竜がいました。それがこのグイドラコでございます。歯並びが汚い翼竜オブザイヤーの「ドリグナトゥス」は、口から歯がこぼれだすほどデカくて凄いインパクトですけど、よくよく考えると歯並びが悪いわけじゃないんだな、これが。歯並び自体はちゃんと左右対称ですし、上下がき
翼竜と猫シリーズ第50種め。2018年に描いた「ペテイノサウルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。ペテイノサウルスって翼竜の中でも最も原始的な部類に入るんですよ。2億2000万年くらい前ですから。最も新しい翼竜であるケツァルコアトルスなんて6000万年前くらいですからついこないだですよね。それに比べたらペテイノサウルスは4倍近く昔です。ペテイノサウルスは小さいです。現代の鳥で言ったらカケスくらいの大きさ。いいですね、ペットにちょうどくらいですよね。飼いたいなぁ。
翼竜と猫シリーズ第49種め。2018年に描いた「グナトサウルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。なんでサウルスなん?ですよねー。サウルスって「トカゲ」って意味ですから、恐竜にはよく使われますけど翼竜ではあまり見かけません。いや、無いこと無いんですよ。有名どころでは「ニクトサウルス」とかね。でも、グナトサウルスにはサウルスたる理由があると言えばある。当初、下顎しか発見されてなくて、ワニだと思われてたんだな。グナトサウルスは、見ていただいて解るように、口の先端
翼竜と猫シリーズ第48種め。2018年に描いた「エウロペヤラと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。前作のエウディモルフォドンが「エウ・ディ・モルフォ・ドン」で「本当の2種類の歯」という意味であることは以前お話しした通りです。ちゅーことで、一を聞いて百を知る皆様方といたしましては「あー、じゃあエウロペヤラも(エウ・ロペヤラ)で(本当のロペヤラ)って意味なんでしょ?どーせ」って思ってますよね?違います(きりっ。エウロペヤラは「エウロプ・ペヤラ」で「ヨーロッパのタペヤラ」って
翼竜と猫シリーズ第47種め。2017年に描いた「エウディモルフォドンと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。実は「翼竜と猫シリーズ」の第一作目の翼竜が「ディモルフォドン」でした。今回のは「エウディモルフォドン」です。名前似てますよね?なので、あ、親戚なんでしょ?系統学的に近縁種なんでしょ?と思いますよね?違うんだなぁーそれがっ。名前が似てるだけで、別にぜんぜん近縁種って訳でもないんですよ。ディモルフォドンって「ディ・モルフォ・ドン」でして、「2・形状・歯」なんですよ。「
翼竜と猫シリーズ第46種め。2017年に描いた「アエロティタンと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。アエロティタンは嘴の先端しか発見されて無いんですよ。なので、復元図はほぼ想像になります。ほんで、だいたい名前負けなんだわ。アエロティタンですからね、そのまま訳すと「空の巨人」なわけですよ。一応、歯は無いし、アズダルコ科でしょうよって推測は出来るので、アズダルコよりで復元されます。ケツァルコアトルス、ハツェゴプテリクス、アランボウルギアニア、アズダルコと、軒並み巨大
翼竜と猫シリーズ第45種め。2017年に描いた「トロペオグナトゥスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。今回のトロペオグナトゥスとかもそうだけど、翼竜化石が発見されるようになってまだ間のない頃に命名された属は、その後、あれもこれもそこにぶち込まれたり、逆に同じ種に別名が山ほどついたりして、カオスの極致。例えば、今回のトロペオグナトゥスも、研究者によって「アンハングエラ属」「コロボリンクス属」「クリオリンクス属」「オルニトケイルス属」そして「トロペオグナトゥス属」と5つの説を
翼竜と猫シリーズ第44種め。2017年に描いた「デンドロリンコイデスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。デンドロリンコイデスは、アヌログナトゥス科です。アヌログナトゥス科は原始的翼竜なのに尾が短いという大変大きな特徴があります(アヌログナトゥス科以外の原始的翼竜はみんな尾が長い)。ところが、デンドロリンコイデスの化石は、尾が長かったんです・・・と当初は思われてたんですよ。初めて見つかった1つ目の化石の尾が長かった。後で解るんですけどね、1つ目の化石は、違法化石ディーラ
翼竜と猫シリーズ第43種め。2017年に描いた「プテロダウストロと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。プテロダウストロは、集団で化石が発見されてまして、子供から大人まで、果ては卵やその中の胎児まで発見されてます。なので、成長過程の研究に最適だったようです。超メジャー種ですが、読めば読むほど妖怪っぽい。キモさ炸裂の翼竜なのです。まず、下顎だけに長さ数センチの歯が1000本くらい生えとる。1センチ当たり24本くらいの密度だそうですよっ!一本の歯の細さ、なんと!直径0.3ミリっ
翼竜と猫シリーズ第42種め。2017年に描いた「バングエラと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。翼竜には歯の無い種類が幾つもいます。てか、翼竜は進化が進むにしたがってどんどん歯が無くなって行くのです。そう聞くと、普通は「進化の過程で一匹歯の無いやつが出てきて、その後そいつが大元の先祖になり、いろんなタイプの翼竜に進化して行った」と考えますよね?でも、違うんです。翼竜進化の系統樹の中で、全く独立バラバラに4回も「歯が無くなる」って進化が登場してるんです。翼竜進化に於い
翼竜と猫シリーズ第41種め。2017年に描いた「カンピログナトイデスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。カンピログナトゥスなら解りますよ、「グナトゥス」って語尾はよく使われますので。でも、「グナトイデス」って何よ?って思いますよね?あ、思いませんか?思わないのね?考えてないのね?興味ないのね?あーはいはい。もともとカンピログナトイデスは、実はカンピログナトゥスという名前だったんです。ところが、その学名って先に昆虫に使われてたんです。学名は早いもん勝ちなので、翼竜の
翼竜と猫シリーズ第40種め。2017年に描いた「メサダクティルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。他の絵は一枚の絵に一種類の翼竜と限定されてますが、この絵だけ複数種の翼竜が登場します。一番上にいる小型種が今回の主役メサダクティルスです。実は脊椎の一部しか見つかってませんが、それでアヌログナトゥス科であるということと大体の大きさが解って、アヌログナトゥス科ならおそらく顔が丸くて短くて毛がモフモフで眼が大きいんでしょうよ、という復元図が勝手に描かれるわけです。他の情報はほ
翼竜と猫シリーズ第39種め。2017年に描いた「エオプテラノドンと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。「エオプテラノドン」って!みんな大好きプテラノドンの名前ほぼそのまんまやんか!エオってのは「暁」とか「明け方」とか、ひいては「黎明期」という意味なので、エオプテラノドンで「暁の歯の無い翼」!なんだかカッコイイぞっ。ところが、エオプテラノドンってプテラノドンの先祖じゃないのよね・・・。プテラノドンは、オルニトケイルス上科プテラノドン科プテラノドン一属、エオプテラノドンは
翼竜と猫シリーズ第38種め。2017年に描いた「ボレオプテルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。ボレオプテルスとは「北の翼」という意味です。中国の遼寧省で発見されたんですけどね。遼寧省で「北」を宣言された日にゃあロシアの立場が無いっちゅーかなんちゅーか。ボレオプテルスの最大の特徴は歯です。100本を超す細い歯が顎先端に生えていて、しかも、上顎の歯と下顎の歯が互い違いなので、がっぷり咬み合って口を閉めれるようになっています。現代の動物で言うと「カワイルカ」がそんな
翼竜と猫シリーズ第37種め。2017年に描いた「カイウアヤラと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。カイウアヤラは、実は発見は1971年なんですよ。報告が2014年ですから、43年もどうしとったんっ!?(@@;)発見者はブラジルの普通の労働者おっちゃんとその息子で、見つけたけどそのままにしてたみたい。しかも、いっぺんに少なくとも47体の化石が発見されてたんですよ。ほっとくなよ。ちなみに、複数個体が一度に発見された翼竜を3つ答えよっ!そうです、プテロダウストロとハミプテル
翼竜と猫シリーズ第36種め。2017年に描いた「フェイロングスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。中国語で「飛竜」と書いて「フェイロン」と読むそうですよ。そんな安直なネーミングの所為で、検索してもストリートファイターやら艦隊これくしょんやらが出てきて困りますよ別に困らんけど。フェイロングスは、当初クテノカスマ科だったんですよぉ。なのに、2006年の論文では、いやオルニトケイルス上科のアンハングエラ科に近いんじゃね?とか、さらに他の論文では、いやボレオプテルス科じゃね
翼竜と猫シリーズ第35種め。2017年に描いた「バトラコグナトゥスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。翼開長50センチくらい。カラスの半分くらい?小っちぇっ!多分、コウモリみたいにびゅんびゅん飛びながら昆虫を食べてた。こわくなぁーい。バトラコグナトゥスは両眼視が出来て遠近感が正確に解るように両眼が前方に向いているフクロウのような形状だったのでしょう。眼がデカいってのは夜行性の証拠なので、まさにフクロウ。ミミズクみたいに耳が付いてたら可愛いかも。バトラコグナトゥス
翼竜と猫シリーズ第34種め。2017年に描いた「プテライクヌスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。実は、足跡化石とか卵化石とかにもきちんとした学名を付けるのが一般的です。ニックネームとかじゃ無くて学名。卵はまだしも足跡に名前って。足跡には足跡の主がいるわけですから、わざわざ学名つけなくても「プテラノドンの足跡」でいいような気がしますよね。でも、主が誰か解るならそれでいいんですけど、足跡だけあっても誰の足跡か解らないことのほうが多い。なので、学名を付けるのが通例になって
翼竜と猫シリーズ第33種め。2017年に描いた「アランカと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。モロッコ産翼竜のアランカ属は、「アランカ・サハリカ」のみが登録されていて一属一種です。「サハラのアランカ(不死鳥)」ってかっこいいよね。アラビアのロレンス的に(いみふ)。しかしだ。でもね、アズダルコ科の中でもアランカだけはどうやら水辺に住んでたんじゃないかってことになってる。発見されたケムケム層ってとこも湿地帯の堆積層だし。皮肉だよなぁ、せっかくサハラのアランカなのに・・・。
翼竜と猫シリーズ第32種め。2017年に描いた「ドウジャノプテルスと猫」(鉛筆+水彩333*242mm)です。とりあえずこれだけは言わせてください。ドウジャノプテルスってどうじゃの?スッキリしました。ドウジャノプテルスの名前の由来は、孫悟空から来ています。悟空の、出世して仏になったときの名前がドウジャンシェンホーっていうそうですよ。スーパーサイヤ人の時ですかね、そっちじゃないですね。ほで、なんで悟空かと言いますと、ウーコンゴプテルス「悟空の翼」のちょい進化型なので、「ドウジャ