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オリンパスのPEN-Dです。今回はまずこの部品取り機で無限遠のピント調整が出来るかどうかリハーサルをして成功したら対象の個体で本番に挑戦します。こちらはかなりピントが合っていません。どうやら現在の無限遠の位置よりもさらに奥(左回転)に正しいピントがあるようです。フォーカスリングとヘリコイドリングを連結している3本のイモネジを緩めて連結を開放してヘリコイドリングは動かさずフォーカスリングだけ近距離の位置(右回転)に動かします。そして2本のネジを締め込んで再び両
オリンパスのPEN-Dです。二台の良い部分を合成して一台を完成させました。早速テスト撮影に行きたいのですが、その前にもう一つやっておきたい事があります。オリンパスは過去にPEN-D3、TRIP35、PENEES-2の機種を修理してテスト撮影してきました。これらの機種の写り・映りはとても素晴らしくカミソリのようなシャープな描写力は他メーカーのカメラより群を抜いているのではないかと思われます。そんなことからPEN-Dの無限遠のピントはどうなっているのか検証してみたくなりました
前回の露出計に続き、今回は別の個体のオリンパスPEN-Dです。コチラは露出計はとても元気に動いてくれているのですが、シャッターのチャージが出来ません。フィルム巻上げダイアルを回すと回転が止まる事は無く何回でも回転してしまう状態です。定点でロックが掛からずに滑っているような感じです。それ以外は概ね良好のようです。ファインダーを軽くクリーニングしてレンズの前玉を外して中にある塵ゴミをエアブローするくらいです。ここで話題を変えさせていただきます。工具の話題です。毛
みなさん、こんにちは。今日は、僕が使ってきた「古いカメラ」3選をご紹介したいと思います。写真を撮っていると、なぜだか古いカメラに遭遇して、それで撮らねばならないような気持ちに駆られることがあります。中古カメラ市を覗いてみた折にとか、知人の家の戸棚に眠っていたとか、いろんな偶然が重なっての出会いなのだけれど、なぜだか古いカメラに囲まれるという時がある…カメラって不思議ですね。ちゃんとご縁というものがあるみたいです。さて、僕が使った中でいちばん古いカメラがこちら。フォクトレンダーヴィ
今日の写真はモノクロームに戻って…今日の1台はこちら。オリンパスPEN-D(1962年)。現在僕が所有しているカメラの中で、いちばん古いのがこの1台だと思います。なにせ僕の生まれる10年も前のカメラですからね、機械としては相当に古い。でも状態はとてもいいです。とても調子よく動いてくれます。そして、僕がオリンパスのカメラと出会った最初の1台でもあります。このPEN-D、あるお世話になった方の机の引き出しの中に仕舞い込まれていたものでした。それを譲り受けたのですが、劣化が激しく、