第二次世界大戦前に双発複座戦闘機がもてはやされた時期があった。高速で長距離を飛行でき重武装で他の航空機の誘導もできると言うもので元になったのはドイツのBf110だった。英国ではモスキート、米国ではロッキードP38などが試作され日本でも陸軍はキ45、海軍は13試双発陸上戦闘機の試作を行った。しかし双発大型の戦闘機が単発の戦闘機に格闘戦で勝てるはずもなくBf110はバトルオブブリテンで英国のスピットファイアに完敗、二式複戦も開戦後中国義勇軍のP40などと対戦したがこれも惨敗、海軍の13試双発陸上戦闘