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むしろ、暗い衝動で一杯で、然るべき時が来れば、何か深い立派なものを作り出し、思いのままにならぬ人生からせめて一掴みの幸福を奪い取ることが出来るだろう、と思った。
人は、教師や牧師や医者や職人や商人や郵便局員に成ることが出来た。この世のあらゆる職業には道が通じており、前提が有り、学校が有り、初心者の為の教授が在った。ただ詩人にだけは、それが存在しなかった。「詩人であること」、つまり詩人として成功し有名であることは許されており、名誉とされていた。ところが、「詩人に成ること」、それは不可能で有った。詩人に成ろうと欲することは、もの笑いであり、恥じであった。
えてして人間というものは、皆がそれぞれの食欲や好みから、ご馳走をてんでに食い散らした残り物でしかない
彼等は心を傷付けること無しに、心に触れることが出来ない
憧れるべきは君自身の完成ということだ。神は君の中に在るのであって、概念や書物の中に在るのではないよ。心理は生きられるものであって、教えられるものではない。戦いに備え賜え
「病人は在るが、病気は存在しない」…病気というものは人間を離れて抽象的には存在しないということ、…数学や幾何学の図形の世界は、それを創り出す人間の頭脳を離れて存在しないことは事実であるが、しかし、一度学者によって創造されると、学者の手を離れ、学者の力では如何ともすることの出来ぬ法則に従う様になる。
確かに憂愁という言葉は、常に僕を支配していたあの堪え難い悩みを表現するのには不十分だ。この悩みは突如として我々をとらえる。これは時が持っている特性によってはっきりさせられる。…つまり我々は認識はするが、もはや感動はさせられないのだ。
生活するのに止むを得ず多くの時間を費やしている。その残りの時間がいくらもないのに無駄に過ごすだけではなく、遂には一日を、一月を、一生を送ってしまうことは、実に愚かなことだ。
世界は改良される為に存在しているのではない。君達も又改良される為に存在しているのではない。君達は、自分自身である為に存在しているのだ。…君が自分自身でなく、嘘吐きで有り、卑怯者であれば、世界は貧しく、改良を必要とする様に思われる
自然というものは、誰か一人に独占されることを好まず、一旦一人の所有に帰したかに見えると、たちまち毒物と化してしまいます。すると人の心から平安が追い払われ、代りに、あらゆる物を己が手中に収めようとする貪欲がおびき寄せられ、果てしない心配と激情がそのお供としてやってきます。こうして自然は、持ち主の足元をこっそり掘り、やがてぱっくり口を開けた深淵に、その持ち主を埋めた後、人の手から手へと渡り歩き、万人のものでありたいという願いを、ゆっくりと満足させるのです。
待ってた福引き🎯🎉11月後半から集めたレシート🧾5000円で1回💡おみくじで大吉だった息子がいいの引き当てた✨外部フィルター注文してるけど気にはなってたやつ❗️そしてオマケホテルのスイートルーム(8万)の宿泊券付き福袋宿泊券欲しさに息子が買いましたがお得過ぎるやろぉー🉐🉐🉐2万円でした😊
人間は、所詮似たり寄ったり、知性の相違、人種の違いといったところで、病人と健康人程にも違わないのじゃなかろうか
僕は三十なんですよ…自分に嘘をついて、それを名誉と称するには、五つ程年を取り過ぎました。
女は自分の生活を腕に抱きかかえているのさ、男は生活をすっかり頭の中にもっている。男ってものは一区切り一区切りの中に生活しているのさ…ところが、女はね、おしまいまで一つの流れなんだよ
当節ときたらありとあらゆる事が技術的になりすぎているのだ。秩序や規律に対する愛情などどこにもありはしない。
もし人間に、いい加減な反対を唱えて嬉しがる癖がなかったら、世間の物事は随分すらすら運ぶに違いない。周囲の者の、「あいつに何が出来るものか」と繰り返す声が耳に入るばかりに、私達は、したいと思うあれやこれやのことを、子供の頃からどれだけ手を着けずに過ごして来たことだろう
人生の花は幻にすぎない!どんなに多くの花が、跡かたもなく消えうせてしまうことだろう。実を結ぶ花は、なんとわずかだろう。そして、本当に実が熟するものは、更になんとわずかだろう。それでもなお熟した実はそれなりにちゃんとあるじゃないか。それなのに、君、僕達はその熟した実を、無視したり、みくびったりして、味わってもみずに腐らせてしまっていいのだろうか。
災いが起こると「神は残酷だと」罵る者がいるが、とんでもない誤解だ。神はもっと酷い災いからその者を護りたもうたのだ。
時間の流れを止めるのだ、時間を、一時間を、一分間を見張って生きるのだ、時間は見張っていないとトカゲの様に逃げ去ってしまうのだ、つるりっと、不実に、妖魔の様に
激しい欲望というものは実現によって消されるものではない
幸福な魂が、愛の放射によって幸福をその身の回りに振りまくのと同様に、アメリーの回りでは何もかもが暗く陰気になる。アミエルなら、彼女の魂は黒い光を放つとでも書くだろう。
他人の同情は、昏睡状態に有る多くの美質を覚醒させるものだ。…世の悪人どもの最も始末に負えない奴は、幼かった頃温情の微笑を知らなかった連中だと思い当たることがしばしば有った。
「魔法」現実の空虚を空想の実在によって慰める秘密を発見したと、本気で信じていた。そして、好んで幻覚を抱き、想像力を駆使して、空虚を驚異で満たすことに恍惚となり、無上の快楽を味わうのだった。
人類は唯一の創造的な生物であり、唯一の創造的な道具、すなわち、一個の人間の独自な心と精神を持っている。どんなものでも決して二人の人間によって創造されたものはないのだ。・・・一度創造の奇蹟が起こったときには、集団はそれを築き上げ、拡張することは出来るが、集団は決して何ものをも発明することはできないのだ。その貴重さは一個の人間の孤独な心の中に宿っているものである
自然と人の心情との関係は、物体と光の関係に似ている…物体は光を遮り、光を屈折させて固有の色彩を呈する。物体がその表面や内部に光を点じる時、光が物体の明るさと等しくなると、物体は明るくなり、透明になる。光が物体の明るさより強くなると、光はその物体から放射して、他の物体を照らす
実に詩人だけが、様々の出来事を巧みに結び付ける術を心得ているのですから。…詩人の童話の方が、学者の年代記より遥かに多くの真実を含んでいる