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東京都内にお住まいの方から、衣類のご寄付をいただきましたご家族が着用されていたスーツなどを寄付したいとのお申し出をいただき、わざわざ直接お車でお持ちくださいましたスーツ等約60着、シャツ約100着、セーター、ネクタイ、靴、ベルトなどたくさん頂戴しました衣類はきれいにクリーニングされていて、すぐ使える状態なので、大変大変助かります当法人では、ご利用者様が就職活動される際にスーツの貸し出しを行っています。そのほかにも、・自立支援セミナーの開催・しごと
新型コロナウイルスの変異株オミクロンの急拡大により、新規感染者数が過去最多を更新しています。感染者急増による「まん延防止等重点措置」が適用される前のことになりますが、一般社団法人居住支援全国ネットワークのみなさまにお越しいただきましたこの調査は、令和3年度厚生労働省社会福祉推進事業「日常生活支援住居施設における個別支援計画の策定状況に関する調査」によるものであり、今回は埼玉県内の2施設をご案内しましたまた、SSSが運営する日常生活支援住居施設(以下、日住)についてもアンケ
東京23区内にお住まいの方から、りんごのご寄付をいただきました!最寄りの施設にお届けし、夕食と一緒に提供させていただきました。密のたっぷり入った完熟のりんごで、ご利用者の皆さまに喜んでいただきました。施設を管理するスタッフも、「皆さんがおいしく食べているのを見ることができて嬉しい」と申しておりました。温かいお気持ちに、心より厚く御礼申し上げます。
まさに猛暑という表現がぴったりの今日このごろお盆休み明けのこの時期、みなさまいかがお過ごしでしょうか依然、新型コロナウイルスの新規感染者数が多く、油断ができない状況が続いています軽症や無症状のケースもあるとはいえ、まだまだ医療に関わる方々にとっては息のつけない毎日ではないでしょうかSSSの施設には、高齢の方や持病をお持ちの方が多く、「体調がすぐれない場合すぐに医療機関にかからなければ!」という場面も少なくありませんコロナ禍ではあっても、地域の医療機関との連携は必要不可欠
例年にない長い梅雨が明けたと思ったら、いきなり猛暑が到来しましたねまだまだ新型コロナウイルスの感染拡大は収束のきざしを見せず「マスク」が手放せない日々もはや、日常生活で欠かせない「マスク」ですが、SSS埼玉支部の女性施設ではご利用者様が協力してマスクを手作りし、地域の施設や病院へ寄付する活動をしています製作開始当初より、何度も試作を重ね、改良を加えてきたのでかなりクオリティの高いものができました一つ一つ丁寧に作業しながら仕上げていきます
最新コラムをアップしました!SSSの施設を「自分にとって、ありがたい場所」と語るAさんが今回のコラムの主人公。生活保護から脱却し自立した今も、AさんとSSSとの絆は続いています。私たちが考える“本当の”自立支援とは?コラム本文はこちらをご覧ください。※Aさんが自立後に暮らしている部屋から見える風景更新日:2020年03月18日施設から地域のアパートへ行政受託授業『さくら館』のサポートとは?当事者インタビュー:Aさん(男性・74歳)
失業や病気、借金などで生活困窮に陥った人たちをサポートしているNPO法人SSS。そんな私たちが注力していることのひとつに「就労支援」があります。今回のコラムで紹介するのは、SSSの中でも非常に熱心に「就労支援」に取り組んでいる川越寮の施設長、岸一郎です。―――利用者一人ひとりが「働くよろこび」や人に奉仕することで生まれる「生きがい」を味わってほしい。そう熱く語る岸。彼がそんな考えに至ったのは、自身の経験からでした。もともと不動産会社で取締役を務めていた岸。マンション開
―――身分証も携帯電話もなかった利用者さんが、新しい住まいを見つけて、巣立っていく。居宅移行は、私たち支援員にとって、一つのゴールです。しかし、利用者さんにとっては、むしろ新生活のスタート。その事実を私たちは忘れてはいけないし、「居宅移行した後に利用者さんが元気でいてくれること」が一番嬉しいなと思うんです。そんなふうに語るのは、SSSの無料低額宿泊所「葛西荘」で働く鳥羽支援員。今回のコラムはとても前向きに居宅移行支援に取り組む鳥羽支援員に密着しました!2011年に入社した鳥
地域の公共サービスにおいて、民間企業が自治体からの委託を受けてサービスを提供する形は、増えつつあるのではないでしょうか。私たちのようなNPOと行政が協働することによるメリットは様々あると思いますが、一番の利点は、民間が培ってきた独自の専門性やノウハウを地域に提供できることだと、私たちは考えています。NPOSSSが生活困窮者支援をはじめてから約20年。居住支援をベースとした日常生活支援を活動の軸としながらも、ホームレス生活を送る方と「かかわり続けていくこと」は今も変わらず大切にしています。
台湾で開催された「東アジアインクルーシブ都市ネットワークEA-ICN)ワークショップ」前回のつづきから、2日目・3日目の様子をお伝えします。(☆1日目の様子はこちら)《2日目》ワークショップテーマ:「インクルーシブ都市のためのソーシャル・イノベーション」●午前中は賃貸住宅に関するソーシャル・イノベーションのセッション公営住宅、空家オーナーへの取り組み、コーポラティブハウス、コリビングハウス、テンポラリーハウスなど●午後は、都市再生のためのソーシャル・イノベーション集落保存、都市
いつもご覧いただきありがとうございますご報告が遅くなってしまいましたが今日はSSSの海外視察についてご紹介したいと思います。2019年9月4~7日、SSSが日頃からお世話になっている大阪市立大学都市研究プラザ様の共催で、台湾で開催された「東アジアインクルーシブ都市ネットワークEA-ICN)ワークショップ」に、職員が参加して参りました。今回で第9回を数えるこの催し。台湾、日本、韓国、香港等からの研究者、専門家、NGO、NPOの職員が集まり、互いに交流し、都市および住宅に関する課題解決の
台風15号の爪痕が残る中、再び日本を襲った台風19号。河川の決壊や住宅の損壊・浸水などの甚大な被害があり、死傷者や行方不明者について連日報道されています。被害にあわれた皆様にお見舞い申しあげるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、心からお悔やみを申しあげます。今こうしてSSSのブログを更新していて、あらためて情報通信、ライフライン、交通網が整備された「ふつうの生活」が送れていることに感謝せずにはいられません。今回の最新コラムは、生活困窮に陥り「ふつうの生活」がしたいと一念発起
先月関東地方を直撃した台風15号による災害で被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。私共SSSの施設においても、連日の停電や、交通の混乱、商業施設の休業などの影響があり、一部施設の方々には多くの不安があったかと思います。復旧までの間、ご協力をいただきました皆さま、本当にありがとうございました。幸い体調を崩される利用者様もなく、各施設ではこれまでどおりの生活を取り戻しております。しかし依然として安房地域では、被害を受けた構造物の修繕や農作物の撤去作業などに人手が不足している状況で
9月も終わりに近づきましたが、汗ばむ陽気と秋寒をいったりきたり・・・体調管理がむずかしい季節ですね今回は、日本職業リハビリテーション学会関東ブロック研究会さまより、ご案内を頂戴したので、おススメさせていただきます。テーマは「生活困窮障害者と就労支援」今回の研修では、生活保護制度や生活困窮者の自立支援制度と課題を挙げ、とくに就労支援の実際や障害支援部門との連携についても考えていきます。さらに、生活保護を脱した当事者の方も登壇し、体験談をお話しいただけるとのこと。「自立のために必要だった
夏休みが明け、新学期がはじまりましたね広報担当の梅原です秋風に季節の移り変わりを感じ、なんだかホッとします昨年に引き続き、SSSでは今年も女性施設勉強交流会を開催しました第1回目は2019年8月27日(火)この日のテーマは、「DVをはじめとする困難なケースから逃れてきた母子への対応方法を学ぶ」東京、神奈川、千葉、茨城、埼玉の各所で女性を受け入れている施設の施設長や支援員が集まり、講師の方を囲んで研修が行われました。講師の方は、相談機関で女性を対象に相談員をされている方SSSでは
各メディアで社会問題として取り上げる機会がとても多くなっていると感じる「高齢者の孤立」一人暮らし高齢者が増加することで生じる課題には、孤独死や、認知症を含めた精神疾患の発生リスクなどがあるでしょう。けれど、その人がいつも誰かとつながっていられたなら??・地域住民同士の余暇活動に参加する・ちょっとしたアルバイトやボランティアをしている・離れていても家族・知人と頻繁に連絡を取っているそんな風に社会との接点を持ち続けていられたら、身体的にも精神的にも救われる可能性があるのではないでしょう
こんにちは、ブログ担当梅原です!QualityOfLife=「生活の質」「人生の質」と訳されるこれが今回のコラムのテーマです。「自分らしい生活や人間らしい生活を送ることができ、その人なりの幸福な人生を送っているか?」私たちSSSの運営する宿泊所では、病気や障害をもつ方が多くいるのが現状です。しかし、困窮者支援の現場に限らず、世の中のほとんどの人たちは、何かしらの「事情」や「困難」を抱えながら日々を生きているのではないでしょうか。そんな中でも「自分らしさ」「自分流」を大切に生活す
いつもご覧くださりありがとうございます突然ですが、、、質問です「あなたの趣味は何ですか」ガーデニング、山登り、読書、スポーツ観戦などなど多趣味な方もいれば、特にないなあという方もいるかもしれませんね一人の時間を味わう趣味もいいものですが、「友達づくり」につながる趣味は、より生きがいを感じやすいといえるのではないでしょうか趣味自体を楽しめることはもちろん、共通の趣味で仲間と盛り上がったり、打ち解けたりすることは生活に彩を与えてくれますことしもSSSでは、「将棋」を通じた利用者の
人生には様々なことが起こります。今の仕事に誇りをもち、一定の技術や経験をもっている人であっても、ライフスタイルを転換する必要に迫られることがあります。「中年クライシス」と言った言葉がメディアで取り上げられるように、自己の能力に限界を感じることで、それまでの生き方に疑問を感じ不安に襲われる内面的なクライシス。はたまた、親の介護や親しい人との死別など、外的要因からのクライシスも珍しくありません。さらには、大震災などの災害により窮地に立たされることだってあるでしょう。今回はそんな40代で、苦
仕事をして対価を得る時に、どうしても守らないといけない「納期」や「期限」一定以上のスピード感をもち、なおかつクオリティだって求められる「クライアントや上司の要求に、できるだけ応えたい!」「どうしても自分がやらなければ!」「ちょっとムリしてでも頑張ろう!」まじめで責任感が強い人ほど、無理な仕事も引き受けますますストレスを抱えてしまいます。今回お話しをきいたTさんも、地方の公立大学を卒業したのち、ソフトウェア開発の仕事を30年以上続けていました。「仕事は好きでやっていました」
ミュージシャンや小説家、画家、脚本家、ファッションデザイナー、漫画家、映画監督…プロとして食べていける人が一握りである職業に憧れたことはありますか?企業に雇用されるという「安定」よりも「好きを仕事にすること」を選ぶ人生は果たして幸せなのでしょうか。「安定」を捨て、成功する保証のない世界で努力を続けることは決して容易ではなく、いばらの道といえるかもしれません。今回はそんな人生を選び、有名ドラマや映画の脚本などを務めた経験を持つIさんにインタビューさせていただきました。
平均年収は422万円(2018年国税庁の調査より)といわれる現代日本。そんな中、年収1000万円を超える人は、なんと全給与所得者の5%以下といわれています。現代日本において、年収1000万円を手にしている人は「高収入」であり「勝ち組」と呼んで差し支えないでしょう。しかし、現在、年収1000万円超であるにもかかわらず、貯金ゼロという人や生活破綻してしまう人が増えているのをご存知でしょうか。たとえば、年収1000万円~1200万円未満で貯金ゼロの人の割合は13.5%にのぼるという
「若者の貧困」が叫ばれて久しい日本。その要因は一体何なのでしょうか。年功序列や終身雇用の時代が終わった今、そもそも若者の平均所得自体が減少の一途を辿っています。高収入を得られるのは一握りの勝ち組だけで、中小企業に就職した多くの若者はたとえ高学歴であっても、収入格差を感じているそうです。しかも、真面目に働けば昇給していった昔とは違い、何年勤続してもなかなか賃金が上がらない企業も多く、サービス残業が当たり前の長時間労が恒常化している企業も少なくありません。こうした状況に置
リストラや闘病、ネグレクト、DV…生活困窮に陥った理由はさまざまでしょうが、生活保護受給者に共通しているのは人生の絶望を味わったことのある人たちということではないでしょうか。しかし、SSSの施設には、そんな絶望を乗り越え、自立を目指して前向きに努力する人たちが多く入所しています。今回のコラムの主人公Yさんも、その1人。29歳で職場を退職して以来、なかなか定職に就くことができずにいましたが、62歳になった今、自立に向けて動き出しています。その原動力は「ずっと交際している人
今回はSSSも所属しているホームレス支援全国ネットワークよりご案内いただいた、シンポジウムに関するオススメです。皆様は「たまゆら火災」を覚えていらっしゃるでしょうか?2009年、群馬県内の「静養ホームたまゆら」で火災が起こり、入所者10名が死亡。高齢者福祉史上最大の惨劇ともいわれています。そんな「たまゆら火災」から10年。「たまゆらの悲劇を繰り返さない」をスローガンに、ふるさとの会と支援付き住宅推進会議は「困窮・高齢・要介護・障害」の四重苦を抱える人たちの支援について考えて続け
「もっと他に選択肢があったのではないか?」「もっと早く手を打っていれば、どうにかなったのではないか?」多くの生活困窮者と出会う中で、そう感じることがしばしばあります。またそういう方に共通しているのが、生活苦に陥ってしまった時に「何もしない」もしくは「なんとなく」で人生の選択をしてしまっていることかもしれません。今回のコラムの主人公であるTさんもまたその一人。30年ほど続けてきた仕事もあり、ギャンブルもしない、特に無駄遣いもしない、そんな真面目なTさんはなぜ困窮に陥ってしま
アルコールやギャンブル・薬物への依存がある方、犯罪を繰り返してしまう方、さらに自立を支援する施設を転々としている方…これらの「困難ケース」に直面した際、生活歴や相談の経緯から「自立が遠い」「またダメかな」と感じてしまう経験、支援する立場の方なら、誰しもがあるのではないでしょうか。実際にその直感が外れではないケースが多いのも事実です。しかし、今回は、もしかすると支援する側の“先入観”が自立を遠ざけてしまうこともあるのではないかと自戒した事例をご紹介します。今回の主人公は、窃盗
NPO法人エスエスエスの年末年始の相談受付についてお知らせいたします。12/29(土)~1/3(木)電話相談のみ1/4(金)~通常受付(電話および来所相談)年末年始の、行政や病院が休みになる期間について、住まいや生活にお困りの方、また支援者の方はご相談がありましたら、各地域のフリーダイヤルまでお電話ください東京相談センター(上野)0120-346-850三多摩相談センター(府中)0120-127-374神奈川相談センター(川崎)0120-776-79
今年6月、厚労省において社会福祉法および生活保護法の法改正が公布されました。それに伴い、生活困窮者を支援するための「無料低額宿泊所」は新たに「社会福祉住居施設」と位置付けられ、より一層「日常生活上の支援を提供する施設」としての期待が大きくなっているのをご存知でしょうか。単に生活保護受給者が「一時的に宿泊する場所」ではなく、日常生活を支援し、自立を促す施設として注目されているのです。これまで以上に一人ひとりに目を向けた支援が求められているといえるでしょう。そんな中、今回
「几帳面なたちで、ホコリが嫌いだから、毎日すみずみまで掃除してるんですよ」そんな言葉と共にゴミひとつなく、整理整頓された部屋に迎えてくれたのは、今回のコラムの主人公であるSさん。その笑顔と健康そうな顔色から、以前は幻覚と幻聴に襲われるほどのアルコール依存症だったようには全く見えません。聞けば、SSSの施設である「海神荘」(船橋市内の無料低額宿泊所)に入所してから、お酒は一滴も飲んでいないといいます。Sさんはどのようにアルコール依存症を克服したのでしょうか。その経緯を振