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2024.05.19Netflixにて(劇場公開日:2020年11月20日)オーソン・ウェルズの名作「市民ケーン」の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツが主役のNetflixオリジナル映画。面白い。モノクロの絵は、色を感じるほど美しい。それに、主役のオスカー俳優ゲイリー・オールドマンが最高、雄弁で怖いものしらず。そして酔いながらの、風刺に富んだセリフが、また良いのです。セリフを聞いているだけどうっとりとしてしまう。1930年代のハリウッド、特にMGMが舞台で、この辺りが詳しい
〈最期の言葉〉を考えるのも終活のひとつに暖かくなり雪解けも進んだので、久しぶりに実家に行ってきた。見慣れないわたしを警戒して近寄らなかった実家のニャンが、今日はソファの上でのんびりと寝ている。「この人は怪しい人じゃない」と少し信用されてきたのかな。何やらモノクロ映画のDVDが10枚ほどあったので母に聞くと、私の兄から贈られたものだという。『地上より永遠に』『レベッカ』は20代の時に見た。まだ見ていないのは『市民ケーン』。借りて帰って、じっくり見ることにした。だが、
【MANK】映画.com紹介文「ソーシャル・ネットワーク」「ゴーン・ガール」の鬼才デビッド・フィンチャーがメガホンをとり、「ウィンストン・チャーチルヒトラーから世界を救った男」のオスカー俳優ゲイリー・オールドマンが、不朽の名作「市民ケーン」の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを演じたNetflixオリジナル映画。フィンチャー監督の父ジャック・フィンチャーの遺稿を映画化した。1930年代のハリウッド。脚本家マンクはアルコール依存症に苦しみながら、新たな脚本「市民ケーン」の仕上げに追われていた
原題:MANK監督:デヴィッド・フィンチャー出演:ゲイリー・オールドマン、アマンダ・サイフリッド、チャールズ・ダンス、リリー・コリンズ『市民ケーン』は観たことがあるんですけど、あんまり内容を覚えてなくて…。名作と言われているから観たというところだけど、いまいちピンとこなかったって感じだったんですよね。で、この作品はその脚本を書いたハーマン・J・マンキーウィッツの物語。まさに『市民ケーン』を書いていた頃の話ということなんですが、私、この男がどうも好きになれなくて…。私が酒を飲まない人な
映画情報サイト「シネマトゥデイ」では、週替わりで名作映画が無料で見られます。今週は、5/7まで「市民ケーン」が無料配信。金曜レイトショー(無料)…番組表『市民ケーン』4月23日よる11:00~:金曜レイトショー|シネマトゥデイ金曜レイトショー(無料)では、毎週金曜日の深夜(23:00前後)、シネマトゥデイが厳選した名作映画を無料で配信します。www.cinematoday.jp「市民ケーン」は、オーソン・ウェルズの初監督作品、主演もしています。かなりおもしろかった
映画『Mankマンク』を鑑賞してきたので感想を綴ってみる。男って〝愛〟という心の拠り所を求める生き物なんだろうなぁ…と感じた作品魂を揺さぶられまくる作風が大好きなデビッド・フィンチャー監督の最新作。昨年末にNetflixの配信映画として登場してたのは知ってましたが、何気に仙台市の映画館上映スケジュールを眺めていたところタイトルが目に飛び込んできたのでさっそく鑑賞作品内容については他の方の批評をご覧くださいというのも…観終えた後の感想は『何を言いたかったんだ』が本音だから面白かった
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27日00:00Update●アンソニー・ホプキンスのInstagram動画を追加この投稿をInstagramで見るAnthonyHopkins(@anthonyhopkins)がシェアした投稿第93回アカデミー賞授賞式がコロナ禍での厳戒態勢で行われた。完全リモート授賞式になると懸念されていたが、例年通り対面形式で開催。いつもならスターたちがハリウッドのドルビー・シアターに集まるのだが、密を避け
ついに2021年の🏆アカデミー賞授賞式🏆が日本時間26日午前9時頃から始まります。事前にチェックしようしようと思っていたのですが、結局ノミネート作品は観れませんでした!今回は作品賞にノミネートされている作品を紹介しながら、独断と偏見によるアカデミー作品賞を勝手に予想します!・『ファーザー』80歳になる父親に認知症の兆候が現れ、娘のアンはヘルパーをつけようとするが、気難しい父親はヘルパーを追い返してしまう。アンは懸命に支えるが、父は次第に娘にも当たるようになる。・『ジューダス・アンド・
NETFLIXそれがハリウッド!Mank/マンク若き天才オーソン・ウェルズ(トム・パーク)を全権に迎えたハリウッドの映画会社RKOはある作品の脚本をハーマン・J・マンキウィッツ(=マンク/ゲイリー・オールドマン)に依頼する。脅威的な早さで書き上げたその脚本は、銀行王として成功を収めていたハースト(チャールズ・ダンス)と女優で愛人のマリオン・デイヴィス(アマンダ・セイフライド)をモデルにしたストーリー。撮影前から「誰もが恐れる銀行王にマンクが喧嘩を売った」という噂が流れ出す。…その作品が「
ある新聞王が死に際に残した「バラのつぼみ」という言葉、それにどんな意味があったのか。弱冠25歳のオーソン・ウェルズが監督、主演、脚本を兼ねた一作は実在の新聞王をモデルにしたドラマ。冒頭でケーンの人生をサーッと紹介し、その後、記者がケーンの関係者に取材し、その実像を掘り下げていく作り。当時としては画期的なパンフォーカス、ローアングル、長回しとカメラを駆使した映像がCGなどに頼らずとも迫力あり、厚みのある物に仕上がる、まさに見本、教科書的な映像が巨万の富を手にした彼の孤独
こんにちは。ニューヨークで役者やってます、まみきむです。NYアクターの生活、オーディション、現場での様子などをお届けしています。昨日アカデミー賞の候補作品が発表された(過去記事参照)…そのBestPictureの候補作の多くは、このブログでもご紹介してきたが、実は2作品触れていなかった作品がある…どちらも注目に値するところがある映画ではあるけれど、「映画全体のクオリティ」という観点から冷静に見ると、ホンマにBestPicture?…というのが、実は私の正直な感想だったからだ…もっとも
第93回アカデミー賞ノミネーションが発表された。最多ノミネートとなったのは、不朽の名作『市民ケーン』誕生の舞台裏をデヴィッド・フィンチャー監督&ゲイリー・オールドマン主演で描いたNetflix映画『Mank/マンク』。フィンチャー監督の父ジャック・フィンチャーの遺稿を映画化した本作は作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、撮影賞、美術賞など10部門にノミネートされた。先日のゴールデン・グローブ賞でも最多ノミネートされていながら無冠に終わってしまった本作だが、オスカー像を手にすること
今年も映画ファン注目のアカデミー賞ノミネートが発表されましたね!(作品賞)ノマドランド(3月26日公開)ミナリ(3月19日公開)シカゴ7裁判(NetfliXにて配信中)Mankマンク(NetfliXにて配信中)サウンド・オブ・メタル聞こえるということ(Amazonprimeで配信中)ファーザー(5月14日公開予定)プロミシング・ヤング・ウーマン(7月公開予定)JudasandtheBlackMessiah(原題)(公開未定)コロナ禍の影
家にWiFiルーターが無いのでNetflixを登録しても観る事が出来ない私が以前から気になったデヴィッド・フィンチャー6年ぶりの新作『Mank/マンク』がまだ、劇場公開されてると聞き行って参りました!増山実の波の上のキネマに最もトイレがキレイな劇場として紹介された映画館のモデルで、本当にキレイな関西が誇る映画館☆塚口サンサン劇場アルコール依存症の脚本家通称マンクことハーマン・J・マンキウィッツが「市民ケーン」の執筆をする話「市民ケーン」
『Mank/マンク』Mank2020年アメリカ映画132分監督:デイヴィッド・フィンチャー脚本:ジャlク・フィンチャー製作:シーアン・チャフィン、エリック・ロス、ダグラス・アーバンスキー共同製作:ウィリアム・ドイル、ピーター・マヴロメイツ撮影:エリック・メッサーシュミット美術:ドナルド・グレアム・バードキャスティング:ラレイ・メイフィールド音響監修:レン・クリス音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス衣裳:トリッシュ・サマーヴィル編集:カーク・バク
2020年12月鑑賞映画ひとことレビュー12月の初見鑑賞本数は35本。相変わらずのVODでの乱読ならぬ乱鑑。ではでは。今回も劇場鑑賞を。「Mankマンク」NETFLIXオリジナルの話題作を一足先に劇場で鑑賞。これ、劇場で観ないと面白さ2割減の映画かと思いました。ただこの企画がいかに人気監督といえど劇場映画として製作可能かと言われるとなかなかに難しいとも言えるので、なかなか悩ましいところではありますが、逆に言えばだからこそ日の目を見られるというところもあるので、ほんと作家にはい
今年最初の幸先が良いはずの仕事が流れ(号泣)、脱力して寝坊していたが、思い立ってネット予約今年最初の映画館は、シネリーブル池袋Mankマンクこれまたまったく内容を知らず、ゲイリー・オールドマンだし、ヘンな作品だろうな、と、期待もせずに??脚本家のハーマン、通称マンクは、類まれな才能を持ちながらも酒での失敗ばかりそんな彼が、若き天才オーソン・ウェルズに見込まれ、田舎家に監禁されて脚本を書かされる、マンクが書き始めたのは、新聞王ハーストをモデルにした
Netflixオリジナル映画。『市民ケーン』の脚本を手がけた(クレジットは共同脚本)ハーマン・J・マンキウィッツを描く。1930年代のハリウッド。ハーマン・J・マンキウィッツ通称”マンク”は、天才オーソン・ウェルズからの依頼で『市民ケーン』の脚本に取り掛かっている。アルコール依存症で皮肉屋のマンク。当時のハリウッドの光と闇に飲み込まれそうになりながら、マンクは大物を敵に回そうとしていた。ようやく脚本が書き上がると、内容を取り下げさせようとマンクの元に色々な人がやってきて……。面白
★★★★★★★★☆☆2020年監督デヴィッド・フィンチャー出演ゲイリー・オールドマンアマンダ・セイフライド『市民ケーン』を書きあげた一人の男の真実。ハリウッド黄金期の内幕が描かれる。社会を鋭く風刺するのが持ち味の脚本家・マンク(ゲイリー・オールドマン)は、アルコール依存症に苦しみながらも新たな脚本と格闘していた。それはオーソン・ウェルズが監督と主演などを務める新作映画『市民ケーン』の脚本だった。しかし彼の筆は思うように進まず、マンクは苦悩する。名作映画『市民ケ
アカデミー賞とるんじゃないかって言われていますよねこちらの映画は、予習必須なのではないかと思います!当時のハリウッドが抱えていた問題に詳しい方や、「市民ケーン」を既にご覧になっている方は問題なくご覧になれると思いますが、僕は最初「なんのこっちゃ?」でした。観た後に、解説を読んで「あぁ、なるほど!」ってなるのも楽しいですけどね【選挙が近いとこういう映画が出てくる】なんてのは昔から言われていましたが、昔はもっともっと直接的だったんですね確かに、伝えたいことという
デビッド・フィンチャー監督によるNetflix作品。脚本は監督の父親、ジャック・フィンチャーの遺作。オーソン・ウェルズ監督・主演の「市民ケーン」の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの執筆過程と、その時代背景を描いた作品。本作は「市民ケーン」同様、過去回想を重ね、「市民ケーン」が描かなかった、より複雑な時代背景をテンポ良く見せてくれる。1941年に発表された「市民ケーン」は、新聞王として巨万の富を得たケーンが主人公。その死の際に残した「バラのつぼみ」という言葉の謎をモチーフにケーンの人間性を
今日は、以前に話したデヴィッド・フィンチャーの新作『Mankマンク』の記事を紹介します。1、名作『市民ケーン』って、何が凄いの?2、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストと若き日のオーソン・ウェルズの関係性3、デヴィッド・フィンチャーのこだわりこれらについて書いていますので、下記で読んでください。『市民ケーン』って何がすごいの?あのオーソン・ウェルズの名作『市民ケーン』の誕生過程を描いている『Mank/マンク』。そもそも『市民ケーン』が映画界で歴代No.1と評価され
最近ではドラマシリーズの『マインドハンター』の監督で忙しかったデビッド・フィンチャーの2014年の『ゴーン・ガール』以来となる映画監督作品『Mank/マンク』が12月4日よりNetflixで配信される。オスカー俳優、ゲイリー・オールドマン主演で早くも2度目のオスカー受賞となるのではと話題になっている。オーソン・ウェルズが監督、製作、主演を兼任した名作『市民ケーン』の脚本を手掛け、アカデミー賞脚本賞に輝いた脚本家“マンク”ことハーマン・J・マンキウィッツを主人公にした人間ドラマ。1930年代