1983年に発売されたMOBOは、渡辺香津美のアルバムの中でも特にグルーヴを重視したサウンドが印象的な2枚組アルバム。リズムセクションはツインドラム&ツインベースという構成でレゲエ界の重鎮スライ・ダンバー(ds)&ロビー・シェークスピア(b)、さらにオマー・ハキム(ds)、マーカス・ミラー(b)を加えた構成。兄貴が買ってきたのを聴いたのがこのアルバムとの出会いだった。今までの渡辺香津美の作品のつもりで聴くと少々、難解な感じがするアルバムではある。特にA面、B面はテープを回しっぱなしにしてレコーデ