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お客様から「ROLANDMKS-80/MPG-80」の修理をお受けました。2系統あるVCOセクションの「VCO2」がおかしいということなので、動作チェックしてみます。・VCO2は、波形の異常や音程ズレもなく問題なし・マスタVOL接触不良・LCDバックライトが暗めお見積りを出してOKをもらえたので、まずはパネルのLCDバックライトの交換と、マスタVOLのスライダーの洗浄を行ないます。VCOに関しては特に問題ないのですけど、お客様からの情報があったので、修理する
ROLANDMKS-80といえば、JUPITER-8の「後継」とも言えるビンテージ・アナログシンセです。とくに、「rev.4」というアナログっぽい、フワッとした音が出せるバージョンが人気。しかし、MKS-80は古いものだけに、維持するのも一筋縄ではいきません。それほど故障は多くないのですが、バックライトが点灯しなくなる、チューニングが外れる、ボイスが何ボイスがでなくなるなどが、よくある症状です。当店30年の修理実績で、何十台ものMKS-80を修理していますので、起き
ビンテージROLANDMKS-80は「SUPERJUPITER」とパネルにあるとおりに、JUPITER-8の後継機種でした。1990年のプロミュージシャンのスタジオには、たいていMKS-80とプログラマーのMPG-80が置いてあった。STUDIOELECTRONICSの「MIDI-MINI」も定番機種でしたね。このMKS-80も2つのバージョンがあって、音の評価の分かれるシンセサイザーです。rev.4JUPITER-6と同じシンセ基板だけど、JUPIETR-8の
ビンテージPROPHET-5rev.3を長く使えるようにするには、こんなTIPSがあります。①振動を加えない②湿気にさらさない65%以上③ホコリを避けるビンテージシンセは、ボディが木とアルミ板で作られているので、継続的に湿気にさらされると、電気接点が接触不良になりやすいです。さらにAC120Vで使えば、動作が確実になったり、チョットですが「音」の鳴りがよくなります。室温を快適な温度にして、PROPHET-5の電源を入れて20分ほど暖気しておけば、温度変化による
「MOOGMINIMOOG」でシンセベースをやろうとしたときに、MIXERを「5」に設定してくださいと前の記事に書きました。VCOの音量をMIXERで設定するのですが、ふつ〜のシンセサイザーなら全開の「10」にするところ。でも、MINIMOOGの場合は、あえて「5」。それはなぜかといえば、「5」を超えると波形がクリッピングしていくからです。MIXERを「10」にしてシンセベースの音色を作ると、歪んだ暑苦しい音になります。これはこれでいいんですけど、アナログシンセっ
ビンテージシンセサイザーでシンセベースをやろうとしたときに、一番最初に思い浮かぶのが「MOOGMINIMOOG」。独特のぶっといベースサウンドと、ブイーン⤵という独特なベンディングが特徴で、1970年代のファンク・ミュージックなどで使われてきました。現代でも使用しているミュージシャンは多いです。これも、電源はAC120V。でも、ふつうのセッティングでシンセベースを作ろうとしても、それほど音は太くなりません。アナログシンセの使いこなしには、独特のTIPSが必要になり
アメリカ製のビンテージシンセサイザーは、電源に「AC120V」を使うようになっています。このEMUSP-1200も、アメリカ製なのでAC120V仕様。ROLANDやKORGという「日本」のシンセサイザーも、アメリカ向けに作られた製品はAC120V仕様になっています。AC120V仕様でも、100Vで使って問題が起きないものが多いです。しかし、中にはAC120Vで使わないと、「不具合」が出てしまうシンセがあるのも事実。「ブー」というハム音が出る、リセットが頻繁にかかる、
ROLANDTR-808のよくある質問Q:パターンをクリアすることはできますか?A:クリアしたいパターンを選択してから、パネル左上にある「PATTERNWRITE」ツマミを一番左に回して、その下にある「赤いボタン」を押してくださいその後、「1stか2nd」に戻すことで、パターンの打ち込みができますQ:パネルのボタンを押しても、反応しませんA:ボタンのタクトスイッチが接触不良です当店にて、タクトスイッチの交換/洗浄を承ります
アナログシンセサイザーにデジタルの8bitCPUを搭載して、プリセットメモリーと5ボイスポリを初めて実現したのが、SEQUENTIALCIRCUITS「PROPHET-5」。リード、ベース、パッドのどれに使っても良い音が出るので、YMOやオフコースやザ・スクエアなどプロミュージシャンのレコーディングで活躍しました。しかし、当時はデジタルCPUの出始めの頃なので、「メモリー」の内容が消えてしまうことがありました。それに加えて、鍵盤の接点が細い針金なので、弾いていると「折
日本の1970年代のアナログシンセサイザー黎明期を振り返ると、これはちょっと違うな〜という機能があります。今回はそれについて。当時は、MOOGのモジュラーシンセによる「シンセサイザーミュージック」が大ブームになっていた頃。富田勲の「惑星」やELPの「タルカス」など。アナログ・シンセサイザーの需要が出てきたので、ROLANDやKORGやYAMAHAが販売を始めました。ROLANDSYSTEM100model101には、ベンダーホイールがついていません。その代わり
近年、アナログシンセブームと言えるほどに、ビンテージシンセのクローンが発売されたり、SEQUENTIALやMOOGなどのご本家が「復興」してきました。PROPHET-5rev.4などはよくできていて「そっくり」の音なんですが、やっぱり「新しい」音がします。一言で言えば、特性が素直で、深みのない音。やっぱり、当時の部品を使わないと、ビンテージシンセの雰囲気が出ないようです。「経年変化」で多少ヘタっていたり、「生産完了」になっていてもう入手できないなんて、新製品を作る際
JUPITER-8にも、外観が同じでも3つのバージョン違いが存在します。初期型は、オシレーターSYNCとPWMが、MOOGのような海外のシンセとは違う効き方になっていました。このため、「キョワーン」というシンクサウンドが、「キョワ、キョワ、キョワーン」というような段がついて聞こえます。PWMも、なんだか違う。この時期の日本は、まだまだシンセサイザーへの理解ができていなかったようで、KORG700Sを見ても独自解釈の機能が見受けられます。中期型だとそれが改善されて、
TR-909は、外観が同じでも「3つ」のバージョンが存在します。初期型は、TR-808がそうだったように、「アコースティックドラム」の代わりとしてのアナログ・ドラムマシン。音を聴いてみると、TR-909としてはクセが全然なくて、フヌケた感じに聞こえます。つぎに、中期型。リアルな音色のデジタル波形のドラムマシンLinnDrumが発売されたことで、アコースティックドラムの「代替」という立ち位置をあきらめて、キックのクセを増強して、ドラムマシンとしての「ビート」の強さを
当店は、ビンテージシンセ専門店の店頭で、商品を販売できるようにレストアしてきた技術者がメンテナンスをしています。単なる修理屋ではなく、程度のいいものは極美品、ボロいものはそれなりに「商品」として扱ってきました。このため、「レストア←→修理」のちょうどいいレベルのサービスを提供できます。また、フィードバックをお客様から直接受け取ることができたので、修理内容を「改善」してきた実績があります。これまで、5000件近くのビンテージシンセを修理してきましたので、修理の問合わせからお見積りの
TR-808とTR-909は、どちらもアナログドラムマシンですが、違った個性があります。TR-808のバスドラやスネアなどは、「共鳴回路」にパルス信号を入れることで、音を出します。そのため、生楽器に似ているけれども、違う音になります。TR-909は、「VCOとVCA」で音を出す、シンセサイザー寄りの回路になっています。ピッチエンベロープでVCOのシャクリを出して、DECAYのみのエンベロープでVCAをコントロール。シンバルやハイハットなどの金物は、アナログ発振器によるデジタ
ROLANDJUPITER-6といえば、6ボイスポリのアナログシンセサイザー。VCOにはカーティス社の「CEM3340」、VCFはJUPITER-8と同じ「IR3109」というROLANDのカスタムチップを使用しています。おもしろいのが、同時期に発売されたMKS-80が、JUPITER-6のアナログシンセ音源基板を「そのまま」採用しているところ。4ボイスのアナログシンセ基板を2枚で8ボイスなのですが、JUPITER-6だとあえて2ボイス分の部品をつけてありません。このた
当店でのROLANDMKS-80初期型メンテナンス内容ROLANDMKS-80といえば、90年代の「プロ御用達」のアナログシンセでした。JUPITER-8はでかくて持ち運びがむずかしいときに、ラックマウントで比較的小さいMKS−80は手頃な存在。エディターのMPG-80があれば、操作も楽勝。出音の方も、JUPITER-8譲りのブラスサウンドなど、存在感の音がある音が出せましたし、FMっぽいサウンドもエディットすれば可能でした。MKS-80の内部のアナログシンセ