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最近朝晩寒くなってきたので、部屋に籠って、エレキギター用エフェクターを作成しました。定数&特性検討はLTSPICE、基板レイアウトはKICADにて行っています。オリジナルからの変更点は以下です。*定数を一般的なE6系列の部品で構成変更。*トランジスタを一般的に入手できる物に変更。Q1=2N2222hfe:256,Q2=BC538hfe:325*一段目トランジスタの入力保護に10KΩの抵抗を追加。*耐電源逆接続対応でダイオードを追加。*電解コンデンサをニチコンMUSEに変更。*
LTSpiceのSimulateで私がよく利用する画面表示にAcAnalysisがあります。これを使うと横軸周波数のスペクトラム表示で周波数特性を確認できるので非常に便利。ただし、標準の設定は指定したノードポイントの電圧と回路部品を指定した電流表示です。高周波回路の設計を行う場合、ノードポイントを指定した回路上の点のインピーダンス表示ができるとありがたい。まず、ノードポイントを指定したインピーダンス表示させる方法ですが、単純なオームの法則でインピーダンス=ノードポイントの電圧/
Sパラメーターを利用すれば計算によってSWR(定在波比)が求められます。これを応用し、廉価なアンテナアナライザとして多くのアマチュア無線家が利用しているのがNanoVNAですね。私もNanoVNA、大変重宝しています。次に電気回路シミュレータ―として私が愛用しているのがLTSpiceです。LTSpiceを使うと電気回路を製作する前に動作確認ができますのでカットアンドトライが少なくなります。このLTSpiceには「.net」というコマンドによるSパラメーター計算機能がある。このSパラメ
JRC386使用のファズエフェクターの作成を行いました。FuzzHuggerFXPhantomOctaveFuzzをベースに作成しました。オリジナルはLM386という0.5WパワーアンプICの出力にシリコンダイオードクリッパーを入れて、出力をダイオードでマイナス入力に帰還しています。定数&特性検討はLTSPICE、基板レイアウトはKICADにて行っています。オリジナルからの変更点は、以下です。*ダイオードクリッパーの片側を赤色LEDに変更*負帰還ダイオードを青色LEDに変更
FET入力のファズエフェクターを作成しました。オリジナルは「ひよこのエフェクター」のサイトからのリンクで見つけました。オリジナルからの変更点は、以下です。*1段め増幅段のゲインアップ*2段め増幅段のゲインアップ*中低音のスッキリ感アップのため、段間結合コンデンサの容量変更*クリップダーオード切り替えスイッチ追加<仕様>対応電源電圧=DC8V-13V使用FET=2N5384(NchJ-FET)Idss=1.1&2.1mA仕様トランジスタ=2N2222hfe=256使用電
ドライブサスティナーギターエフェクターペダル作成しました。ディストーションとコンプレッサーの複合エフェクターです。オリジナルは「ひよこのエフェクター」のサイトからのリンクで見つけました。オリジナルからの変更点は、以下です。*増幅段ゲインアップ*ゲインを上げると、1段増幅段のオフセット電圧が結構発生するので、1段めと2段めの段間に電解コンデンサを追加しました。*発信止めコンデンサ容量変更、1000pから470pへ(音を聞きながら発振しないギリギリの値+αを選定しました)*コンプレッ
無料で使える電子回路シミュレーターLTspiceを初めて使ってみました。使い方を勉強するためにCRK-10A(7MHzCWトランシーバー)のローパスフィルターの特性を調べてみました。このCRK-10Aは第2高調波が強く出ている様なので、フィルターの改造のため回路の定数を変えてシミュレーションしてみました。使い方がよくわからないですが、何とかなったかな~回路図を書いてみましたが解析方法がわからず苦労しました。参考書として「LTspice入門」CQ出版社を買って
EPBOOSTERオマージュ+昇圧改善を作成しました。各部定数はLTSPICEを使用し、特性をシミュレーションし回路定数構築しました。部品配置&配線引き回しはKICADを使用し、かなり小型化が実現できたと思います。<仕様>対応電源電圧=DC9V(内部で+18Vに昇圧しています)使用トランジスタ=2N5484N-chJ-FET(Idss=1.8mA)/BC547NPNトランジスタ(hfe:335)電解コンデンサ=ニチコン製音響用MUSEコンデンサフイルムコンデンサ=音響
現在制作中のギター用トラスロッドがamazonから到着する間、ギターエフェクターを作成しました。ZVex社のベース用ファズの定数変更を行い、エレキギター用にモディファイしました。入力回路部とトーン(EQ)部を変更しています。各部定数はLTSPICEを使用し、特性をシミュレーションし回路定数構築しました。部品配置&配線引き回しはKICADを使用し、かなり小型化が実現できたと思います。<仕様>対応電源電圧=DC9V使用トランジスタ=BC547NPNトランジスタ(hfe:306/332
現在鋭意ギター作成中ですが、ハタと気づいたのは「弦ストックがない!」。Amazonで翌日配達を探し、発注完了!。ということで、弦到着までの待ち時間で、少し前から気になっていたブースターを作成しました。某S*.D*製のピックアップブースターオマージュ品。ResonancePeakスイッチを切り替える事によってシングルコイルピックアップのレゾナントピークをヴィンテージ・ハムバッカー、あるいはハイアウトプット・ハムバッカーのようなサウンドにし、シングルピックアップに厚さを加える事ができます。回路はB
本日は雨でギターの塗装がなかなか乾燥しないので、合間でオーバードライブギターエフェクターを作成しました。数年前に作成した、SD-1モディファイ品をベースに今回ゼロスクラッチで作成しました。クリップスライサー部の素子を3種類切り替えられる仕様となっています。各部定数はLTSPICEを使用し、特性をシミュレーションし回路構築しました。一般的なBOSSSD-1と比べ、低音域の押し出しを強めています。また不要な高域カットコンデンサを排除し、スッキリとした高音域となっています。更にトータルゲイ
先日のハムバッカーピックアップ搭載エレキギターの音にインスパイアされて、ディストーションギターエフェクターを作成しました。数年前に作成した、DS-1(初期品TA7136Aオペアンプ使用品)モディファイ品を引っ張り出して弾いた所、結構気持ち良い音でしたので、今回ゼロスクラッチでこのICを使用した物を作成しました。クリップスライサー部の素子を3種類切り替えられる仕様となっています。各部定数はLTSPICEを使用し、特性をシミュレーションし回路構築しました。各増幅段のカットオフ周波数が重ならない
最近も相変わらず朝晩寒く、ギター塗装がなかなか乾燥しないため、ファズファクトリーにトーンコントロールを加えたエレキギターエフェクターを作成しました。トーンの効きが気持ち良く、しゃりしゃり系からもこもこ系まで変化できます。STABの設定がとてもシビアです。<仕様>対応電源電圧=DC9V使用トランジスタ=入力amp:2N2222(NPNhfe=193)、Fuzz1段め&2段め:S9012(PNPhfe=137/142)hfe選別品なるべくFuzz増幅段のhfeを揃えてみまし
最近相変わらず朝晩寒いので、ギターエフェクター兄弟を作成しました。シリコントランジスタ製ファズフェイスです。可変抵抗の調整によって、ディストーション風/クリーン鈴鳴りファズ/通常のクリーミーファズフェイス/チリチリ系ファズ/ゲート系ファズ/爆音ファズ、まで色々な音に変化できます。また電源電圧を18Vとするとパリット感が増し増しとなります。ホーローの穴あけ加工は結構ハードル高めでした。<共通仕様>対応電源電圧=DC8V-18V使用トランジスタ=入力バッファー:2N2222(NPN
最近寒い上に雪が沢山降っている為、久々にエフェクターを作成しました。Facebookの投稿で作成事例が出ており、面白そうなので作成しました。元になった回路に比べ、以下を変更しています。*ゲインが足らなかったのでゲインアップ*トーンの効き方がいまいちだったので回路変更*ボリュームを絞った時に音がこもりがちだったのでハイパスコンデンサ追加*3段目トランジスタのバイアス電圧変更対応電源電圧=DC8V-24V使用電解コンデンサ=ニチコン音響用MUSEコンデンサ使用フイルムコンデンサ
前回、つま先PotPusherの回路を考え直しました。『#2-44つま先PotPusher(16)回路作り直し(1)』前回、つま先PotPusherの回路はEV-5をそのまま使う場合には問題があることがわかりました。『#2-43つま先PotPusher(15)EV-5…ameblo.jp前回、考えた回路は次の図です。DC-DCコンバータを用いて電圧を下げて、EV-5に送り、出力の電圧をあげる仕組みです。しかし、DC-DCコンバータを試したところ、7Vから1Vに降
前回の「空を飛べそう!」な高揚感は、電子回路がようやくわかってきたというだけでなく、強力なソフトを発見したことも一因です。『#2-10PotPusherの回路再考(2)』今まではGK-VOLのポテンショメータ付近の回路についてあれこれ考えていました。『#2-9ギターにセンサー…PotPusherの回路再考(1)』前回の#…ameblo.jpさて、オペアンプの勉強をしているうちに、素晴らしいソフト「LTspice」を見つけました!これ、回路の電圧や電流をシミュレーションできる
今回の3兄弟ギター制作の設計資料をアップします。*製作工程内容*部品表*代表的仕様差異表*プリアンプ関連資料等です。
Facebook内で「クリーミーな歪のFuzz」との紹介でしたので、作成してみました。またYouTubeでも紹介されていました。Fuzzつまみを最大にすると、結構歪みます。素直な、くせのない歪です。Fuzzつまみを絞ると綺麗な高音ブースターのような感じです。Bass/Trebの動きがしっかり効いて気持ち良い音です。
所有しているHFの無線機IC-730Sのマニュアルを見ていたらCW用XTALフィルタとは別にIC-EX203というCW用低周波フィルタのオプションが書いてあります。どんな回路なのか興味があるので探すとサービスマニュアルにIC-EX203の回路図の記載がありました。回路図によるとIC-EX203には調整用ボリュームが2つあるんですがさてこれは何かな。気になったのでLTSpiceシミュレーションしてみることにします。このユニットはどうやら2つのBPF回路で校正されておりR19とR8(<--下
CWを聞くとき、CW用のナローフィルタがあると「ノイズレベルが下がり目的信号が聞きやすくなる」「近接周波数の不必要な交信信号をカットできる」「サイドトーンの音を聞きながらゼロビートによる周波数あわせの必要がなくなる」等々メリットが大きい。最近のSDR式の無線機だと(ソフト対応で)ナローフィルタ標準装備の様ですが私の様にCWナローフィルタを内蔵していない古い無線機で聞いているとナローフィルタが欲しくなります。今回、イヤホンからのオーディオ信号にフィルタをかけることでCWナローフィルタの代わりに
「多重帰還型バンドパス・フィルター」,「二段増幅型バンドパス・フィルター」に続き今回はOP-AMPによるバイカッド型バンドパス・フィルタです。特徴としてはQを数百にすることが可能な事でかなりシャープな特性を作れます。但しバイカッド型は、高周波には対応できません。特性はLTSpice等でしっかり確認し回路定数を決定してから回路作成する事をお勧めします。サンプル回路を描いてみました。fo=800Hz,Q=20で設計した二段増幅型バンドパス・フィルタ回路です。この回路をLTSpiceで周
下図はOP-AMPによる二段増幅型バンドパス・フィルタ回路です。特徴はOPAMPの選定次第で高周波帯域にも対応できることとQを100以上にすることが可能な事です。特性はLTSpice等でしっかり確認し回路定数を決定してから回路作成する事をお勧めします。サンプル回路を描いてみました。fo=800Hz,Q=20で設計した二段増幅型バンドパス・フィルタ回路です。この回路をLTSpiceで周波数シミュレーションした結果がこれです。LTSpiceのデータを下記に書きます。コピペして「二段増幅
2023年11月24日はヤフオクへLTSpice真空管モデル付きノートパソコンを出品しました。LTSpiceとは電子回路のシュミレーションソフトで、トランジスタやFET,他色々な素材が入って電子回路のシュミレーションが出来ます。しかし真空管は搭載されていません。真空管モデルは中林歩さんが多くのLTSpiceで使える真空管モデルを作られて書籍に付属して公開されました。私もその書籍を買ってLTSpiceで使っています。多くの真空管モデルはありますが、使いたい真空管のモデルや
ダイレクトコンバージョン受信機には7MHzの綺麗な正弦波の発振器が必要です。前回説明したNチャネルJFETのVGS-ID特性温度係数ゼロにすることができるソース抵抗値を採用したVCOの回路です。確実に発信し、比較的綺麗な7MHzの信号が取り出せます。ダイレクトコンバージョン受信機の構成図に書くとこんな感じ。手巻きしたコイルの影響が大きいのか温度ドリフトはそこそこありました。SSBの会話をしばらく聞いていると周波数ズレで聞きずらくなるのでダイヤルを少し調整。しばらくこのVCOで聞い
ダイレクトコンバージョン受信機には7MHzのVCO(もしくはVFO)が必要です。VCO(もしくはVFO)を作ってみて一番苦労して調整を繰り返し行い、最後は妥協で終わらせてしまうのが温度ドリフトです。VCOに電源投入、回路の消費電力による発熱で徐々に回路の温度は上昇。30分程度で温度はほぼ一定になるが上下変動はおさまらず。この温度変動による発信周波数の変動が温度ドリフトです。そこで各部品について温度変動の極力小さいものを選ぶ必要があります。その中の一つ、トランジスタについてのお話です。
次はダイレクトコンバージョン受信機の低周波アンプです。以前ダイレクトコンバージョン受信機を作った時の低周波アンプはICを使わずトランジスタ等のディスクリートで構成しました。こんな回路です。小型のスピーカーを鳴らしたんですが残念ながら音が少し小さく、10dB以上GAINアップが改良ポイントでした。改良版としてトランジスタで1段増幅させてからLM386でスピーカーを鳴らせばGAINもパワーも十分です。ダイレクトコンバージョン受信機の構成図に書くとこんな感じ。上記トランジスタとLM38
受信機の低周波アンプ用ICとして昔でしたらμPC575C2,現在ならLM386が部品点数が少なく回路組み立てが楽になります。最近ではBTL方式の中華で安価なオーディオICがたくさんありますがやはりLM386は外せません。今回はLTSpiceの少し深い(マニアックな)部分に切り込みます。LTSpiceの標準環境のままではLM386データが登録されておらず利用できません。LTSpiceの環境にLM386のSpiceデータとシンボルデータを登録して利用できるようにします。登録と言ってもテキス
比較的簡単な7MHzの受信プリアンプです。2SC1815はちょっと古い設計ですが非常に安価で使いやすいので多目に保有してます。残念なことに東芝製オリジナル品は廃番になりましたが海外製の2SC1815(コンパチ品)は現在も入手可能です。このトランジスタのスペック表には表記れていませんがNF帯のNFは比較的低くAMラジオやHF帯でのプリアンプに適しています。7MHzのプリアンプの回路図を書きます。fTのMINが80MHzでTypは示されていませんが30MHz迄のHF帯での利用はバンドパスの
その昔、複数社の三端子レギュレータのマニュアルに書いてあったPNPトランジスタによる電流ブースト回路です。一見、良さそうにも思える回路なんですが、安定に定電圧させる条件がシビアでありいとも簡単に発信してしまうので要注意です。まず13.8Vを入力させて5V5Aを取り出す回路です。どうでしょうか、電源投入の瞬間、13V近くの電圧が一瞬出力されていて少しだけ危険かな。次に電流を1/1000の5mA取り出した時の波形です。大きなリップルが出ているのが分かるでしょうか。これはまさに発信です。