ブログ記事1,931件
今回紹介するのは、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「吉野山の桜」です。奈良だけではなく日本有数の桜の名所です。吉野山には約3万本のシロヤマサクラがあり、山下から山上に向かって順に下千本、中千本、上千本、奥千本と、例年4月上旬から下旬にかけて豪華絢爛に咲き誇ります。開花に合わせて、ライトアップが実施され、優雅な夜桜も楽しめます。平安時代、すでに桜の名所として古今和歌集に詠まれ、以来多くの人々を惹きつけてきた景色が広がります。太閤・豊臣秀吉が5千名の一行を引き連れて吉野
今回紹介するのは、奈良市にある「佐保川(さほがわ)の桜」です!佐保川の桜は、江戸時代末期に奈良奉行の川路聖謨によって植樹されたのが始まりとされ、現在では樹齢170年を超える古木をはじめ川沿いにずらっと桜が咲いています。かなりの距離に桜が咲いているので、散歩におススメです。ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか!佐保川の桜[見頃]令和6年(2024年)3月下旬~4月初旬(気象状況で開花時期がかわることもあります)[場所]佐保川(住所)奈良市
今回紹介するのは、田原本町にある「唐古・鍵遺跡史跡公園の桜」です。唐古・鍵遺跡は、約2,000年前の弥生時代の集落の遺跡。唐古・鍵遺跡の詳しい説明は、こちら↓http://ameblo.jp/narakoto10/entry-11626322588.html現在は、遺跡の一部を史跡公園として整備。復元された楼閣のある池の周りを囲むように桜が咲いています。令和6年4月4日までは、ライトアップも。国道24号線をはさんで、すぐに道の駅もあり利用しやすいです。ぜひ訪れてみ
今回紹介するのは、宇陀市にある一本桜「又兵衛桜(またべえさくら)」です。「本郷の瀧桜」とも言われるシダレザクラで、大坂夏の陣で活躍した戦国武将「後藤又兵衛(ごとうまたべえ)」の伝説と、この桜が後藤家の屋敷跡にあることから「又兵衛桜」と名付けられて親しまれています。後藤又兵衛は、この地の伝承では大坂夏の陣で敗れた後、この地に落ち延び僧侶として一生を終えたと言われています。(一般的な歴史では、大坂夏の陣の初日に、道明寺河原で伊達軍の銃弾に倒れたとされています。)又兵衛桜は、樹齢
今回紹介するのは、宇陀市にある「佛隆寺(ぶつりゅうじ)の千年桜」です。佛隆寺は、室生寺の南門として本寺と末寺の関係にあり、空海(弘法大師)の高弟・堅恵(けんね)により創建されたと伝わっています。空海(弘法大師)が唐から持ち帰った最古の茶を栽培したといわれ、「大和茶発祥の地」といわれています。奈良県下最古とされる樹齢推定900年のモチヅキザクラの巨樹は、県の天然記念物に指定されています。石段を覆うように咲き誇り、とても雄大な景色を見せてくれます。開花時期には、日没から21時までラ
令和6年4月3日(水)に橿原神宮(かしはらじんぐう)で、「神武天皇祭(じんむてんのうさい)」が行われます。橿原神宮の詳しい説明は、こちら↓http://ameblo.jp/narakoto10/entry-11606530570.html4月3日は、初代天皇である神武天皇が崩御された日で、毎年その日は巫女による神楽「浦安の舞」が奉奏されます。神武天皇祭は、古くから「神武さん」と親しまれ、地元はもとより近郷、他府県からの参拝者で、終日賑わいます。神武天皇祭と4月2日の御鎮座
今回紹介するのは、桜井市にある「大神神社(おおみわじんじゃ)の桜」です。大神神社の詳しい説明は、こちら↓http://ameblo.jp/narakoto10/entry-11656680162.html日本最古の神社のひとつで、近年ではパワースポットとしても有名ですが、桜も綺麗です。桜は境内全体に散在し、樹種も多いことから広い範囲で長期間に渡り花見を楽しむことができます。特に、大美和の杜(おおみわのもり)の展望台周辺は、桜が多いですし眺めも最高です。これから暖か
今回紹介するのは斑鳩の法隆寺の近くにある「三室山の桜」です。平安時代の歌人・在原業平や能因法師の歌など、多くの和歌に詠まれていることでも知られる三室山(みむろやま)には、ソメイヨシノを中心に約300本の桜があります。桜が見える竜田公園は、「ちはやぶる~」の短歌で有名な竜田川(龍田川)がある紅葉の名所ですが、桜も本当に綺麗です。竜田川の紅葉の記事は、こちら↓http://ameblo.jp/narakoto10/entry-12102410209.html三室山は、古
🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼・🌼現在、LINECREATERSにてとっても可愛いアマールカのスタンプと着せ替えを販売しております❕https://line.me/S/sticker/20554264/?lang=ja&utm_source=gnsh_stickerDetailhttps://line.me/S/shop/theme/detail?id=7ba5dd0b-e1e4-4a90-8cc3-bc9060c6a3dc&lang=ja&ref=lsh_theme
今回紹介するのは、高田川畔の「高田千本桜」です。大中公園を中心に、約2.5kmの川の両岸に南北にわたり植えられた桜が、例年3月下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。大和高田市制が施行された昭和23年に植樹されたもので、今や樹齢60年を超え、春になると年輪を重ねた見事な桜並木を見ることができます。夕闇とともにぼんぼりが灯り、ライトアップされた夜桜も楽しむことができます。本当に川沿いを綺麗に桜が咲くので散歩するのに最適です。ぜひ一度は見に行ってみてください!車で桜並木沿いを
今回紹介するのは、高取町にある「壷阪寺の桜大仏」です!壷阪寺は、元興寺の僧・弁基上人が開基した眼病封じのお寺。この時期、高さ15mの「壷阪大仏」と呼ばれる大釈迦如来石像の周りには、桜が咲き誇り「桜大仏」とも呼ばれています。このように絶好の場所で撮影できるように、カメラスポットも用意されています!夜桜のライトアップも行われる予定で、以前紹介した「大雛曼荼羅」も4月18日まで公開中です。ぜひ、訪れてみてください!「大雛曼荼羅」の紹介は、こちら↓仏像を囲む雛人形!「大
今回紹介するのは、明日香村にある「石舞台古墳の夜桜」です!石舞台古墳は、日本最大級の横穴式石室がある古墳。石舞台の周りには、かなり大きな桜の木が周辺にあり、桜に囲まれています。期間限定でライトアップされていて、それがとても幻想的なんです!こちらのライトアップは提灯の灯りとは違い、とても明るいので、夜桜をすごく綺麗に見ることが出来ます。ちなみに石舞台の中に入ることも出来ます。※暗いので注意してください!もちろん、お昼に来ても綺麗です。目の前には広場もあるので、ピクニッ
橿原市にある奈良県立橿原考古学研究所附属博物館で、保存のための応急的な保存科学的処置(クリーニング)が終わった富雄丸山古墳の蛇行剣が、令和6年3月30日(土)から特別公開されます!特別公開される蛇行剣は、日本最大の円墳とされる「富雄丸山古墳」で出土した国内最大の鉄剣。剣の長さは2m30cmくらいで、国内で見つかる同じタイプの剣の中で最も古く、東アジアで見つかっている同じ時代の剣の中で最長のものになるということで、ニュースでも多く取り上げられました。特別公開なので、公開期間は短めで
今回紹介するのは、「日本さくら名所100選」でも知られる「奈良公園の桜」です!ご存知の通り奈良公園は広大で、春日野園地の桜、浮見堂の桜など多くの場所でお花見ができます。東塔跡付近には古木が多く見応えがあるほか、早咲きの桜から遅咲きの「奈良八重桜」まで数種類が次々と咲くため、長期にわたり楽しむことができます。これから出掛けるには、いい気候になってくるので奈良公園でお花見は、いかがでしょうか!くれぐれも鹿のふんには気をつけてくださいm(__)m奈良公園の桜[場
今回紹介するのは、「日本さくら名所100選」にも選ばれた大和郡山市の「郡山城跡の桜」です。こちらの桜は、豊臣秀長が談山神社のある多武峰の桜樹を、城内に移したのがその始まりと伝えられています。(御殿桜と呼ばれていたそうです)現在では、ソメイヨシノなど約1000本が3月下旬から4月上旬にかけて見頃に。開花にあわせて「大和郡山お城まつり」が、令和6年3月24日(日)から開催されます。第63回大和郡山お城まつりの詳しい内容は、こちら↓第63回大和郡山お城まつり開催|金魚とお城のま
NHKの2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟」の制作が発表されました。主人公は、天下人・豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(とよとみ・ひでなが)。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメントだそうです。奈良県の人からすれば、豊臣秀長といえば、郡山城の城主。大和大納言と称され、大和郡山市箕山町には墓所とされる「大納言塚」があります。主演は、仲野太賀さん。まだまだ先ですが、放送が楽し
今回紹介するのは、橿原市にある「藤原宮跡の桜」です!藤原宮跡は、藤原京の中心施設である藤原宮のあったところです。大和三山(香久山・畝傍山・耳成山)のちょうど中心くらいに位置します。その藤原宮跡の北部分、醍醐池の周辺にはこの時期、桜が綺麗に咲きます。そしてさらにその北側には菜の花畑があります。道路からだと少し見えにくいんですが、池の北側まで歩いて行くと、このようにあたり一面に菜の花が広がります!桜のピンクと菜の花の黄色のコントラストが楽しめてオススメです!藤原宮跡は、エ
今回紹介するのは、天理市の天理教教会本部にある大きなしだれ桜です!天理駅から天理本通り商店街をずっと歩いていくと天理教の教会本部があります。そしてさらに東に少し歩くと、こちらのしだれ桜が見えてきます。初めて見るとビックリするくらい大きな桜です。上の写真の裏側にも、もう一本、しだれ桜があります。天理教の敷地内ですが、一般の方でも見ることが出来ます。天理教本部周辺は、他にも河津桜、ソメイヨシノなど色々な種類の桜があり長い間、桜を楽しむことが出来ます。近くには、人気お花見スポット
暖かくなり、そろそろ桜が咲き始める時期になってきました。奈良のオススメな桜のスポットを紹介したいと思います。まずは、「奈良一番桜」ともいわれる早咲きで有名な東大寺すぐ近くにある「氷室神社の枝垂れ桜」です。例年3月下旬になると四方に伸びた枝に見事な花を咲かせます。樹齢100年とされる古木のほか、まだ若い枝垂れ桜も満開となります。ライトアップも行われ、幻想的な夜の桜の様子も楽しめます。本当にここの桜は咲くのが早いので、ぜひ見に行って一足早い、春を感じてください!氷室神社
大和三門跡に数えられる尼寺、法華寺のご本尊で国宝でもある「木造十一面観音菩薩立像」が、令和6年3月20日(水)から特別開扉されます。「木造十一面観音菩薩立像」は、絶世の美女で、菩薩のごとく慈悲深かったといわれる光明皇后がモデルとされ、長い右手や動きのあるポーズ、特徴的な蓮華光背など、仏教彫刻としても優れているとされます。法華寺には、2017年に国宝に指定された「維摩居士坐像」もあり、本堂前の大門横には、大きな一重枝垂れ櫻があるので、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか!
世界遺産である薬師寺(やくしじ)の春の最大の行事「修二会(しゅにえ)」が、令和6年3月25日(月)~3月31日(日)の間、執り行われます。東大寺の修ニ会が「お水取り」と呼ばれているように、薬師寺の修ニ会でも、十種の造花がご本尊に供えられるところから「花会式(はなえしき)」と呼ばれ、「奈良に春を告げる行事」として親しまれています。修二会の名前の通り、本来なら2月に行われる法要ですが、薬師寺の場合は旧暦の2月末に行われていた事から、そのまま新暦に直して3月25日から3月31日にかけて
法隆寺(ほうりゅうじ)にて、令和6年3月22日(金)から「お会式(おえしき)」が行われます。「お会式」の始まりは、夢殿が建立された後の天平20年(748年)ごろと考えられています。この行事は、聖徳太子の命日にその遺徳をたたえ、供養する法要で、現在10年に一度大講堂で行われる聖霊会を「大会式」とよび、毎年行われる聖霊院の法要を「小会式」とよばれています。秘仏(ひぶつ)の太子像の宝前に古式の飾り物、餅、大豆、果物などを供えられます。堂内の華やかな荘厳とあいまって、まるで極楽世界を演出
桜井市にある安倍晴明の生誕の地、安倍文殊院(あべもんじゅいん)の年に一度の大祭が、文殊さまの御縁日である令和6年3月25(月)、26日(火)に行われます。この日にお詣りをすると、本堂前で参拝者全員が「お加持祈祷」を受けることができ、僧侶により文殊さまの智恵袋が頭に当てられ、智恵が授かるといわれています。受験生の方はもちろん学生の方にオススメの寺院ですし、ちょうど桜の時期にはいってきますので、ぜひ一度訪れてみてください!安倍文殊お会式(あべもんじゅおえしき)[開催期間
奈良県唯一の遊園地である「生駒山上遊園地」が冬期の閉園が終わり、令和6年(2024年)3月16日(土)から営業再開します!生駒山上遊園地は、1929年に開園した生駒山上にある遊園地。国内最古の大型遊具「飛行塔(高さ30メートル)」をはじめ、大人から子供まで楽しめる施設があり、最近では国内最大規模の屋外あそび場として「PLAYPEAKITADAKI(プレイピークイタダキ)」も出来ています。これからの季節、ぜひ訪れてみてください!公式HPは、こちら↓公式HP「生駒山
SNSで話題の奈良県立美術館で外国人観光客の料金が無料になっていることについて、4月から有料に変更する方針であることが発表されました。外国人観光客の満足度を高めるためのインバウンド政策で、常設展は2008年から、特別展は2014年から無料になっていました。正直、外国人観光客が多い最近でも奈良県立美術館は、県庁の裏手で周辺にお店などもないので、ほとんど外国人が行ってなさそうでしたけどね…ちなみに、正倉院展などが行われる奈良国立博物館とは別なので、訪れる際はご注意ください。
日本三筆と称される菅原道真(すがわらのみちざね)誕生の地で菅家一系三神を祀る延喜式内社の日本最古の天満宮、菅原天満宮で、春分の日である令和6年3月20日(水・祝)に、奈良筆の歴史を振り返るとともに書道の発展を願う「奈良筆まつり」が行われます。筆祭りでは、参拝者の使用済みの筆を新しい筆と交換してもらえます。筆塚の前では護摩が焚かれ、筆造りの始祖に感謝し、使用した筆を護摩檀に投げ入れて供養し、書道の上達や書業の発展を祈願します。他には、有名書家による迫力ある「大字書き」の実演は必見
平安末期に始まったとされる五穀豊穣を祈願する神事が、春日大社で、令和6年3月15日(金)に執り行われます。元々は、1月8日以後の最初の申の日が式日でしたが、明治5年から現在の日に行われるようになったそうです。当日、林檎の庭・榎本神社前・若宮神社前の3か所で、八乙女が松苗を植える所作を行う御田植舞が、神楽男の奏する御田植歌にあわせて奉納されます。この時、御巫の手によって播かれた稲種は年中夫婦大國社で授与され、霊験あらたかな招福開運金運のお守り「福の種子(ふくのたね)」として授与
大和郡山市にあるツバキ専門店「椿寿庵(ちんじゅあん)」の椿(つばき)が見頃になっています。「椿寿庵」は、ビニールハウス2棟に古典種から洋種・オリジナル種まで約1000種、5000株以上の艶やかな椿を栽培されていて、入場無料で撮影もOKです。もちろん、苗木などを買うこともできます。とても有名で、奈良の観光スポットの一つと言っても過言ではない場所です。ぜひこの時期に訪れてみるのはいかがでしょうか!椿寿庵の椿(ちんじゅあんのつばき)[見頃]~3月下旬ごろまで※気候によっ
春日大社で、令和6年3月13日(水)に勅使(天皇が出す使者)を迎えて天下泰平を祈願する例祭が行われます。849年に始まったと伝えられ、明治19年の旧儀再興で例祭日が3月13日に定められた例大祭です。維新以前は年2回、2月と11月の上の申の日が式日であったことから申祭とも呼ばれていました。三大勅祭(葵祭、石清水祭、春日祭)の一つで氏神祭の典型です。他の勅祭と異なる形態をとられています。祭事に関しては回廊内での祭事は拝観不可ですが、二之鳥居周辺で勅使の行列を見ることができます。
世界遺産の薬師寺で「薬師寺三大壁画特別公開」が令和6年3月1日(金)から行われています!薬師寺三大壁画とは、平山郁夫さんが30年の歳月をかけて描いた高さ2.2m、長さ49mの大壁画「大唐西域壁画」と、田渕俊夫さんにより描かれた食堂ご本尊「阿弥陀三尊浄土図」を中心に14面全長50mにわたる壁画「仏教伝来の道と薬師寺」、元内閣総理大臣でもある細川護煕さんが約6年をかけて制作し薬師寺慈恩殿に奉納した「東と西の融合」のこと。3つの壁画が同時に特別公開されるのは、貴重です。ぜひこの機会に薬