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子宮全摘術後二日目お腹に入っていたドレーンが抜けた。日中担当の看護師さんがやってきて検温。朝食が全部食べられていないこと排便がないことを気にされている。朝食は3日ぶりにご飯を口にできたが全体を通しても3割食べたかどうか。看護師さんのジャッジでは「7割」が目安なのか「7割は食べれてない?」と2~3回繰り返して聞かれた。ひとまず朝食の話題はそこで終わり、昼食が食べられるかでまた考えるとのことで点滴の針は抜いて貰えなかった。シャワーに入れると思っていたのに点滴の針が…と思って
す子宮全摘術後二日目※閲覧注意(ドレーンパックや血液の写真がありますので、ご気分を悪くする恐れのある方はこの先読まないでください)朝の7時に検温熱は37.2で昨日からずっと微熱が続いている。普段は35度台なので、やや高いがだるさはあるがしんどくはない。痛みは動かなければ10段階中3のレベル。4時頃にロキソニンを飲んだので次に痛み止めが飲めるのは10時以降だと看護師さんから伝えられる。そして、今日もご飯が食べられなければ点滴をするとも言われたのでなんとしても食べなくては腕
子宮全摘術後一日目の夜小さな小さなガスがやっと出た後少しだけお腹の張りが楽になった。ほんのつかの間、痛みから解放された時ふと思い出した。今日1日歯磨きもしていなければ顔も洗っていない。看護師さんからはおしぼりを渡して貰ったので顔は2度拭いたが、化粧水もつけていないので乾燥したままだ。寝る前に歯磨きはしておきたい。点滴台を押しながら洗面所まで歩く。ほんの数歩の距離がなかなか遠い。立って歯磨きをしているとお腹の中の傷が引っ張られるように痛い。本当は洗顔もしたかったが立
子宮全摘手術を受けて迎えた朝。(この後出血などの写真があるので苦手な方は気分を悪くされる恐れがありますので読まないで下さい)6時タイヤが転がる低い音が聞こえ部屋の前で止まった。「hinaさーん。失礼します」看護師さんが検温と採血にやってきた。熱は37.6痛みは10段階中3と答えた。手術着を開けてお腹の傷をみて、血が滲んでいる箇所をマジックペンでなぞっている。次にオムツを開けて膣からの出血具合もチェックしているが慌てた様子はない。聴診器の先を手で温めてからお腹の
子宮全摘術から3時間後、鼻につけられていた酸素が外れた。外れたのに何故か右の鼻だけがスースーする。痛みはない。看護師さんは麻酔から完全に覚めたことを確認してスマホを取ってくれる。充電器まで差し込んでくれる。気遣いがありがたい。スマホを開けると旦那からLINEが届いていた。「主治医の先生から無事に手術が終わったと電話がありました。無理せずに。」LINEの通知時間は12時32分になっていた。部屋に戻ったのは13時過ぎだから…その間の時間は麻酔からの覚醒を待ったりがあった
15時術後2時間経過。看護師さんは1時間毎にやってきて検温をしてお腹の傷と膣からの出血と膀胱と直腸の間に挿入されているドレーンの排液量をチェックされている。寝ていると、生理の時のように膣から血が流れているのがわかる。そんなに沢山の量ではないが漏れないか気になるのでオムツの中に敷かれているナプキンを押し当てるようにしていた。「酸素も後、1時間で外れますしね」と看護師さんが声をかけてくれる。頭上に目をやると、酸素チューブが繋がっている機械がついている。数値は3に合わさ
手術から帰ってきたのが13時過ぎ。全身麻酔からはまだ完全に目が覚めてなくて常に目をとじてウトウトしている状態だった。下腹部の重い感じと生理痛の重いような痛さはあるが、すぐに眠れる程度の痛み。身体はまだ動かせず重いままでただベッドに横たわっているといった具合。看護師さんは30分~1時間毎くらいにやってきてくれる。お腹の傷のチェックだけでなく、足にも触れて動脈のチェックだったり、足首を動かすよう声がかけられる。13時半頃に起こされた時はまだぼんやりしていて「手術終わったんですか?」と
手術室に入ってベッドに寝て全身麻酔がかかって一瞬で意識が飛んで次に意識が戻ったのは手術室からベッドで部屋へ戻る時。遠い意識の彼方の方で背中で感じた振動。ベッドを押されて運ばれているのかもしれない現実なのか夢の中なのかぼんやりとした遠い意識の奥で目覚めつつあった。目覚めたというか身体はまだ全然動かせなくて目すら開けられない状態で背中と耳だけで覚醒を感じていた。あれ、でもちょっと前にとてもザワザワした環境で名前を呼ばれたのかはっきり覚えてないけど眩しい光とザワザワ
手術は朝の9時からということだったが手術直前に診察があった。8時35分処置室とかかれた入り口に入りドア前の長椅子へ向かう。昨日、お臍の掃除と剃毛をしてもらった場所。昨日は明るい看護師さんと談笑しながら和やかな雰囲気で処置していただいたが今日は手術前の内診。緊張して入ると既に二人の患者さんが長椅子に座っていた。二人とも私と同じ手術着を着て白いソックスを履いているが上着を着て、白いソックスの上には温かそうなソックスを重ねて履いた格好で座って待っていた。はだける胸を押
手術の日の朝を迎えた。5時に目が覚めたが病室の窓からの薄明るい光を見ながらベッドの上でゴロゴロしていた。トイレへ行くが下剤の効果はまだない。6時になると看護師さんがやってきて検温。血圧が高く、三回測定しなおされた。「緊張してるので…スミマセン…」というと、「緊張しますよね~。」と言ってくださる。この後、血栓予防の靴下を履いておくように物を取り出して説明してくださった。「時々ニーハイソックスみたいに、膝まで履く方がいるんですけど、普通に履いてくださいね」と笑いを入
入院当日は色々説明があってバタバタしていたようだけど、空き時間も合間合間にあってその時間は普段読まないような歴史小説を読んでいた。戦国時代の関ヶ原あたりの小説。普段読まないからなかなか頭に入ってこなかったけど、入ってきたらその時代にタイムスリップして、今という現実から逃避することができた。好きな音楽をスマホでかけながらなんとか時間を過ごしていた感じ。病院の消灯は21時。個室なので電気を消さなくても何も言われないが廊下は真っ暗になった。廊下に漏れる私の部屋の灯りに少し気を遣っ
さっき昼食を食べたと思っていたら17時45分、夕食タイム。病院の夜ご飯は早い…この夕食を最後に手術当日の明日と術翌日の朝までは絶食となり、明後日の昼までご飯がお預けとなる。相変わらずご飯量は多いけど暫く食べられないのでと思って完食した。でも、この後下剤を飲んで夕食後19時から浣腸の処置がある。今食べた夕食はいつでるのか呑気に全部食べて良かったのか明日の朝出なかったらどうしようと次は排泄の事で頭がいっぱいになる。普段、1日1回はお通じがあり多い時で2~3回出る便秘知ら
手術室看護師さんが去ったあと再び明るい看護師さんが訪室。「変なことを聞きますが、先生からは卵巣はとると聞かれてます?手術同意書お持ちですか?見せてもらっていいですか」書類関連のファイルから手術同意書を取り出す。どうやら、手術同意書には子宮全摘、(卵巣温存・卵巣摘出)のように印字されているが、なにも印がついていないので看護師さんが不備がないかチェックをして気付かれたらしい。私は全然気付かなかったけど。「先生は卵巣は残すと言われていました。まだあと5年は働くだろうからと言われて
昼食を食べた後は荷物整理。病院の方から小物を整理できるように100均で売っているような中小のかごを2つ渡されティッシュやお箸やコップリップや化粧品などを収納する。術後にとって欲しいものなどを入れておけば直ぐに渡せるからという配慮もあるらしい。そうこうしているうちに14時になりエプロンとゴーグルを着けた先程の明るい看護師さんが部屋に着た。「今からお臍の処置と毛の処置をしたいので処置室へ一緒に行きましょう。その後シャワーして貰おうと思ってます~」昼間からシャワーしてしまうの
2024年6月に受診した人間ドックで婦人科の再検査になり、その経緯を本日から残していきたいと思います。以前、子宮内の嚢胞判明により一度再検査にはなったことがあり、以前受診していた大学病院の婦人科で検査しましたが経過観察でした。9月に再診していただいたところ、子宮内にコスモスパターンの嚢胞が確認されるので「LEGH疑い」という判定となり、「子宮全摘出手術の実施」の提案がありました。衝撃であまり思考回路が働いていないなか、手術前提で同日に心電図や採血を行い帰宅。コスモスパターン・
とうとう入院の日を迎えた。6月の終わりに眩暈で12年ぶりの婦人科受診をしてから約4ヶ月。まさか自分が4ヶ月後に子宮を摘出する手術を受けるなんてあの時は考えてなかったから人生っていつ何が起こるかわからないってこういう事を言うんだろう。大きなスーツケースがあったので旦那は仕事を休んで大病院まで送ってくれた。入院受付を通って、病棟までの案内図を受け取る。診察券を通して身長体重をセルフで測る。このままカルテに転送されるらしい。エレベーターを乗り継いで6階の産婦人科病棟へ到着
く入院前日。普通に仕事をして普通に会議にも出席していた。さすがに入院前日ともなればじたばたすることもなく腹は決まったというか流れに身を任せるしかないという心境だった。あとは1ヶ月もの間、職場にはこないので立つ鳥跡を濁さずとなれるよう片付け残しがないか伝え忘れはないか等の確認は念入りに行った。部署のスタッフにも明日から1ヶ月の休みを貰うので迷惑をかけるが宜しくという挨拶も忘れずにした。私の本当の病名や手術をするという事について知る人は5人程だったが知ら
11月過ぎ去り、もう12月…今年も終わりですね〜病気をする前は時間の速さ🟰歳を取るというのが嫌だったけど、病期が分かり余命宣告されてからは時間の速さ🟰生き延びた!という感覚になった12月はがんが分かり、年末に手術した忘れられない月2022年12月はドン底の気分のクリスマスだったな🎄今年2月、肝転移の手術ここまで生きてこられて感謝です11/25(月)婦人科のMRI『またまた病院通い』もう7月も終わるはやーい!(毎回言ってる気がする)今月は色んな事があって色んな意味で忙しかったここ
子宮全摘手術が二週間後に迫り6日間の入院に備えて準備リストを作って準備を始めました。実際に持っていったものを記しておきます。・ショーツ…5枚+1枚出血などで汚染したことを考えて1枚多めに用意しましたが、ナプキンから漏れるほどの出血はなく5枚で十分でした。お臍まで覆うタイプとローライズ的なタイプで迷いましたが、術後はドレーンが2日間留置されるとのことだったので、楽天のお店で前がV字型になった浅目のショーツを購入。これが私にとっては正解でした。傷口にもギリギリ当たらず、ドレーンも邪魔
前回の続きから…子宮全摘の手術説明が終わって、入院説明が終わったのが16時。12時前に病院へ来たので4時間が経過していた。疲れはてたが、これから処方薬を貰いにいつものクリニックへ行かねばならない。電車で来院していたので、夫とは自宅方面とクリニック方面で乗る電車が違うので駅で分かれる。夫には仕事場に診断書を持って行くからと嘘をつく。薬を貰いにクリニックへ行くなんて言いたくなかったから。やっと1人になれた。なかなか電車がこない。誰もいない駅の待ち合い室でかばんに入った
前回からの手術説明の続きです。術式:ロボット支援下子宮全摘+両側卵管切除(卵巣温存)手術に伴うリスク:①出血動静脈の破綻、癒着などで出血量が多い時は輸血を行います→緊急を要する案件なので、手術中に同意をとれないと命に関わるので先に同意書を書きました。輸血と特定生物由来製品の使用の2つに分かれていました。②感染症術後に創部感染に伴う創部離開や、腟断端感染に伴う腹痛、発熱、断端離開が起こる場合があります。感染巣除去や抗生剤投与が必要になる場合があります。→感染が起こっても抗生剤を使っ
今の病気の説明を旦那にしようと戻った所に写真を取らせてもらったエコー写真を見せて説明…『そんなの見せられてもわからない』『聞きに行って…何がわかるの?』はぁ〜?マジで言ってんの?聞きに行ったら病名が分かるだろうがよー‼️いつも私が大袈裟に言ってると思ってっから先生から言ってもらいて〜んだよ‼️バーーーーーーーーーカ‼️と言う言葉を飲み込んで「行きたくなかったら別にいいよ。私だけが聞いてもよく分からないだろうから行って欲しいと思っただけだしね…とりあえず手術はすると思うから」と
麻酔科の説明のあとはお薬確認という薬剤師さんによる現在内服中のお薬の確認がありました。私は睡眠薬と漢方薬しか飲んでいないのですんなり確認は終わる。その後サプリメントの確認もされる。サプリメントにも出血しやすいものがあるらしく幾つかのサプリメントがあげられていてその中の1つアリナミンを時々飲むと言うと二週間は止めてくださいとのことでした。ビタミンEがネックらしい。細々と確認して貰えて、安心することができた。そして、ようやく婦人科にて手術の説明へ。この日は初めましての夫が同
子宮全摘を受けることになり説明でチラと言われたロボット支援下腹腔鏡手術について帰宅後調べてみた。ロボット手術なんて聞いたこともなくロボットが自動で手術してくれるのかと思っていたけどそうではなかった。手術をする先生が機械の前に座って機械の操作を行いそれに連動して患者さんの身体に入った器具を動かして行う手術。要するに…普通の腹腔鏡手術は執刀医と助手の先生が直接自分の手を使って患者さんの身体に挿入された器具を動かすけどロボット手術は執刀するのは一人の先生ってことですか
紹介先の病院での診察を終えてから今後の治療方針の話しになりました。「診察させていただいて、オリモノは…少ないですね?そんな印象ですね。子宮がん検診も悪いものはないということで、症状もないようですが、今回○○先生からご紹介いただいたように…子宮の入り口、頸部という場所に出来ている嚢胞が悪いものかどうかというのは、子宮をとって病理診断をしなければわかりません。診察させてもらいましたが、子宮もそんなに大きくはないので腹腔鏡での手術でできると思います。」手術依頼の紹介状を持って受診しているんだ
前回からの続きで紹介先の病院で診察と組織診をすることになり内診台へあがりました。内診はここ最近、続けてやっているので心構えが出来るようになったけど「組織診って何??」やったことない検査だよ…いつ来るのかとドキドキ。内診台があがると直ぐに先生が来て「器械をいれますね」と声をかけられ最初は膣鏡を入れて電気を照らして中を見ているような感じ。(カーテン向こうが光っていた)次は「少しお腹を上から押さえますね」と言って腟から指を入れてもう片方の手で下腹部をぐいぐい押さえる
クリニックからの紹介状を持って紹介先の大きな病院へ受診しました。私には無縁と思っていた大きな病院。病院の外観を見た時は足がすくみそうになったけれどいざ入ってみると温かい雰囲気。地元の病院のように高齢者と子どもばかりという感じではなく若い患者さんも多くて私と同じように「紹介患者窓口」へ何人も並んでいる。見た目元気そうな学生さん風の方や普通に仕事していそうな方が多くて病院の「紹介患者窓口」に並んでいるというよりはスタバでオーダーするのを待っている感じ。なんだか、そ
~2021年不正出血で排卵時出血/機能性子宮出血あり/帯下多め2021年MRIと細胞診で「ナボット嚢胞」診断2024年7月MRIと細胞診で「LEGH疑い」で子宮鏡下手術2024年9月細胞診、多量帯下分泌で「LEGH」2024年10月「LEGH」でロボット支援下子宮全摘術+両側付属器摘出術2024年11月摘出した子宮+両側付属器(卵巣・卵管)の検査結果(予定)=========================前回『LEG
12年ぶりの婦人科受診をしてから1ヶ月半と少し。子宮がん検診を受けたこともその結果もその検診で指摘されたLEGH疑いという病名も入院をして手術を受けた方がいいと言われたこともずっと家族には言えないでいた。2日後に迫った紹介先の病院への受診。このまま行くと恐らく手術になる。ずっと隠しておけるわけがないと思って夫へ話すことにした。夕食後、息子が塾へ行くため家を出た時を見計らって。「子宮がん検診を受けたらマイナスだったけど、ポリープとかが沢山できてるから、大きい病院へ行っ
前回の婦人科受診の翌日手術を受ける予定の病院の診察予約がとれたとクリニックから連絡があった。「朝の9時半ですけど大丈夫ですか?」と確認されたが、その日は1日オフだったので大丈夫ですと返答した。紹介状が出来ているので紹介先の病院へ行くまでに取りに来て欲しいとの事だった。すぐ取りに行けばいいのに取りに行ったのは2週間後紹介先の病院の受診3日前。もうとにかく「婦人科」という文字を見たくなくて、クリニックのあの独特の匂いも嗅ぎたくなくて、まだまだ現実逃避したくてたまらなかった。