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再掲「いつ夕」解説78七日目ⅩⅣ無駄の最たるもの、それは、金(カネ)です。金(カネ)は金(きん)と紛らわしいので、銭と表記させて戴きます。銭の無い世の中については、以前にも記しましたし、「〈二六六〉ムダムダムダ……ムダーッ」「いつ夕」では、松山さんが、無人島を例に挙げて説明し、銭の無い社会での仕事のあり方も説明してくれているので、上記の記事、本編をご参照ください。近頃、「仮想マネー」というコトを見聞きしますが、まさに、
再掲「いつ夕」解説77七日目ⅩⅢ三つの〝わ〟の話、三つめは「○わっか」です。「循環無端」とも云っていますね。巡り巡って端は無し。これは、俺の〝和〟の概念、揺らぎの調和、流転の調和にも通ずるかと思います。わかりやすいのは、水ですかね。水が水蒸気になり、雲となり、雨が降って、水溜まりができ、水蒸気になり……。原子が結ばれ、カタチとなり、カタチが解れ、原子となり……。種が芽吹き、花が咲き、実となり、種ができ……。俺の好きな
再掲いつカク24「Ventod'Amore」「Ventod'Amore」ヴェント・ダモーレ、とは、イタリア語で「愛の風」の意味です。「いつ夕」には、登場しませんが、前回の「Viento」(風)繋がりで紹介させて戴きます。ヨーロッパのBARを巡る旅を終え、「いつか見た夕焼け」の初稿を執筆、「坊っちゃん文学賞」へ投稿し、「さあ、ヨーロッパの次は、アメリカのBAR巡りだ」それには、資金を貯めねばなりません。と、ゆ
Kool価格改定などのお知らせこの度、Koolは、価格改定を行いました。今まで、お客さんや友たちから、「安すぎる」、「もっと上げろ」との声を戴いていたのですが、「1000円の壁」。どーも、俺はカクテルを1000円以上にすることに、抵抗がありまして、できずにいました。物価高騰というのもありますが、やっぱ、決断は一瞬。意識の問題です。自らの壁は自らが越えなければなりませんね。(大袈裟)従来は、ロングカクテル800円、ショートカクテル90
酒場でDABADABAR十六11月20日、Koolは第三水曜定休日ということで、バックバーの照明設営をしてくれた、サコちゃんと「ゆら」さんへ。ささやかではありますが御礼です。『〈五一六〉バックバーの照明』バックバーの照明Kool10周年記念プロジェクト第二弾は、バックバー、酒棚の照明の新調です。『〈五〇五〉菊間瓦コースター』菊間瓦コースターKoo…ameblo.jp大将が笑顔で迎えてくれます。ビールで乾杯!サコちゃん、ありがとう
再掲「いつ夕」解説76七日目Ⅻ三つの〝わ〟の話、二つ目は「調和」です。[完全版]の初稿を記した時(2003、4年頃)は、まだ「宇宙戦艦ヤマト」がリメイクされていなかったので、リメイクへの願いも含めて、「ヤマト」を知らないヨシ君に一矢が説明する展開にしていたのですが、[完全版]の最新最終版を記した時には、「ヤマト」がリメイクされていたので、ヨシ君も知っていることとして書き改めました。現在、「愛の戦士たち」もリメイクされて、発信中だそう
アイリッシュコーヒー2024今年も、この時季が来ましたね~♪昨年もそうだったのですが、今年もなかなか気温が下がらず、ホットカクテルを出すような気分ではなかったのですが、だいぶん〝涼しく〟なりましたね~。いつもの通り、今回の珈琲豆も北海道の友〝焙煎野郎〟が、焙煎、ブレンドしてくれた珈琲豆です。まずは、豆をひと齧り。香ばしい~。はやる気持ちを落ち着かせ珈琲を淹れる。うーん。好い香り。最初の一口目に感じたのは、ビターチョコ。
再掲「いつ夕」解説75七日目Ⅺ前回の「人の和」の話の続きです。ちょっと、面白い喩えを思いつきました。サッカーでもバスケットでもいーのですが、ゴール数、点数を争う競技がありますよね。11人対11人、5人対5人で、敵、味方に分かれて、点数を上げてゆくわけですが、点数を多く上げることが目的ならば、ボールを2個用意して、争わずに、お互いがゴールし続ければ、点数は上がるでしょう。所謂、「玉入れ」のような競技になるわけですが、何が云いた
バックバーの照明Kool10周年記念プロジェクト第二弾は、バックバー、酒棚の照明の新調です。『〈五〇五〉菊間瓦コースター』菊間瓦コースターKool開店祝いに久仁ちゃんが贈ってくれた、菊間瓦コースター。10年の歳月を経て二枚しか割れていません。一枚は俺の不注意で落としてし…ameblo.jp第一弾は、上掲の「菊間瓦コースター」でした。ちょっと暗くてわかりにくいかなあ。何がどーなのかと云うと、10年
動けば開運!Koolに絵画を飾らせて戴いている、画家、緒形麻耶さんが寄稿している本、「動けば開運!」が出版されました。おめでとうございます。早速、アマゾンにて購入。拝読しました。表紙の絵も麻耶さんの作品です。右隣の龍もそうです。〝動き〟ということで。麻耶さんを含め6人の著者が、それぞれの考え想いを綴られておられます。俺も自らの行動により、人生を開き、楽しく生きていますので、響感することが多々あります。緒形麻耶さんについては何度か記
2025年カレンダー毎年恒例、禿茶瓶堂の旧車カレンダー。愛媛県松山市の喫茶店、JUNkissa&BARKool、大洲市の「ポコペン横丁」にて、絶賛好評発売中です。郵送もできますので、詳細は禿茶瓶堂のHPをご覧ください。『〈三五八〉2020年カレンダー』毎年恒例の旧車カレンダー、今年もKool&JUN-kissaにて、絶賛好評発売中です!今年からは、ココで、昼も夜もカレンダーが購入できますので…ameblo.jp今回は
再掲「いつ夕」解説74七日目Ⅹ松山さんの三つの〝わ〟の話、その一は、「人の和」です。その基本は〝恕〟である、と。「思いやり」ですね。「公共心」とも謂えるかと思います。人は、一人では生きられません。確かに、自らの人生は、自ら一人で生きてゆかなければならないのですし、自らがいるからこそ、全てが存在しているのですが、(自らが存在を知覚しているからこそ存在がある)他者がいるからこそ、自らがある、他者を含む存在なくして、自ら
再掲いつカク23「Viento」「Viento」(ヴィエント)とは、スペイン語で「風」のことです。俺が、23歳(1991年)の頃につくったオリジナルカクテルなのですが、「ヴィエント」という言葉の響き、古川さんの「シェリー・ジンジャービアー」、横浜のニューグランドホテルのBARで飲んだ「バンブー」などのシェリーを遣ったカクテルと、スペインの風景写真(乾いた大地、風車、カサブランカ(白い家)、ひまわり畑など)からのイメージ、
再掲「いつ夕」解説73七日目Ⅸここで、衝撃の事実が!(大袈裟)(^_^;)この街の「街づくり」の〝きっかけ〟は、一矢が記した小説だったのです。まあ、よくある手法かとは思いますが、この小説、「いつか見た夕焼け」が〝きっかけ〟となり、街が、地域が、国が、世界が、調和の社会、国家、世界となってゆく、と、ゆーのが、俺の構想ですから、この手法を取らせて戴きました。所謂、「夢か現実(うつつ)か」てな感じですかね。「小説が、
再掲「いつ夕」解説72七日目Ⅷヨシ君が「オールドリヴァー」を喩えた、「清流」という言葉からの流れで、松山さんが〝一流〟について述べます。これは、俺も同感ですね。川の流れに、二流、三流がないように、人生にも、それはない。皆、一流なのだと思っています。(一流であって戴きたいと思っています)「意志であり、決心、覚悟のことなのだよ。自己規範、矜持と云ってもよいかもしれん。君は君の流れ、流儀を、人生を全うすれば、それでいいのだ。
松風晴爽9月18日、Koolの第三水曜定休日。この日、食品衛生責任者の実務講習会を受講しました。例によって早く着きすぎ、時間潰しにと、10歳まで住んでいた萱町の長屋を見に。周りの建物は新しく変わっているのに、ここだけ時間が止まっているよう。今にも、修ちゃん、あきお兄ちゃん、とっくん、えっちゃん達が、飛び出して来そう。うーむ。ノスタルジア……。講習会は1時間ほど。5年ごとの更新&講習会なので、二回目の今回は開業から10年。Kool
再掲「9月17日」※この記事は2014年のものです。本日は第三水曜なので、定休日につき、Koolはお休みです。初連休に続き、初第三水曜休ということでゆっくりできて有難いです。何故、第三水曜なのか?というと、月、火、水と三番目の曜日だから。三王の三ですな。まあ、水曜は酔(粋、睡)にも通じますが…。そんなことは、どーでもよろし。9月17日、と、いうことが重要なのです。平成二年(1990)のこの日、俺は銀座の[クール]に立っていました。「銀座名バーテンダー
再掲いつカク22「オールドリヴァー」スッと、サイドカーを飲み干した松山さんが、「師匠を讃えて皆で乾杯しよう。そして、大いに飲んで語ろうではないか」と、註文したカクテル、「オールドリヴァー」。「いつ夕」では、一矢の〝心の師匠〟の名は明かしていませんが、「古川の苔つかぬ石さ緑郎流(ロックンロール)」この句で分かりますね。まあ、句の解釈は、ご覧の通りですので、「転がる石に苔つかず」的な感じと、石と意志を掛けているこ
再掲いつカク21「サイドカー」このカクテルも俺のオリジナルカクテルではありませんが、思い入れの深いカクテルなので、ご紹介させて戴きます。「いつ夕」では、松山さんと一矢が出逢ったロンドンのホテルのBARが、即ち、「サヴォイ」ですね。そして、再会の場が、銀座の「クール」で、松山さんもよく通っていたという設定にしました。「サイドカー」については、「いつ夕」に記している通りですね。俺にとっては、「はなむけ」のカクテルであり、「お帰りなさ
再掲「いつ夕」解説71七日目Ⅶ全身、真っ黒ないで立ち。ヨシ君が、「名僧」、「黒い鶴」と評した、松山さんの登場です。待ってましたっ!(^o^)さあ、これから、松山さんが「いつ夕」の〝謎〟を説き明かしてくれるのですが、その前に、この松山さんの名字は、勿論、松山市から取りました。本編には、「この街」と呼ばれ、「松山市」とは記されていないのですが、松山さんの登場により、物語の舞台が松山市である、と。(既に、分かってました?)
再掲「いつ夕」解説70七日目Ⅵ〝KeepOnlyOneLove〟この言葉の頭文字をとって、KOOLなのだそーですが、俺の名前、一好にも通ずる好い言葉だと思います。Koolという店名が大好きです。\(^o^)/この名を掲げられることができて好かったです。嗚呼、古川さんは知っていらっしゃったんでしょうかねえ。俺が得意げに、このことを語ると、「それは、ようございました」(^_^)とか、仰ってくださるんでしょうね。
再掲「いつ夕」解説69七日目Ⅴ一矢も、友の突然の死により、「いつ死ぬやら分からない」と、ゆー、焦りにも似た感覚を抱え、バーテンダーになったわけですが、その一年半後、「心の師匠」古川さんにお会いすることができて、「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」どんなカタチであろうと、バーテンダーとして生きてゆく、という決意が持てました。俺も、駈け出しの頃には、この想いが支えになっていましたが、現在は、バーテンダーでなくても、
一年二海2024今年は、7月の連休にGOGOアイランドへゆこう、と、思っていたのですが雨で中止。あ~、今年は海で泳げないのかなあ、と、思っていたら、8月3日(土)が、まさかの定退。これは、海へゆけっ!とゆーことだな、と、8月4日、松風を駈って北条の海へ。はりきって駈けだしたものの、太陽に雲が掛かりゴロゴロ鳴っている。しかーし、龍と対話する術?を知った俺は「今日は晴れてて好いんだよ」と。多分、海へゆく間、陽射しを和らげてくれてたんでしょう
Kool10周年2024年8月8日、Koolは10周年を迎えることができました。ありがとうございます。感謝を込めまして、今回の振る舞い酒は、コチラ↓アイリッシュ、バーボン、スコッチ、三王だけに三種のウイスキーの10年ものを用意しました。(10+10+10=30サンオーですものね)まずは、8月に入って早々と、JUNkissaさんが玄関マットを贈ってくださいました。ご来店の際、ご確認ください。と、5周年を迎えた、JUNk
再掲「いつ夕」解説68七日目Ⅳ一矢だって、初めから、やりたい職に就いたのではありません。今、できる、最善と思われることを尽くした、努めた結果、建設会社に就職したわけです。世間に出て、会社勤めをしてゆくうちに分かってくることもある。ちと説教じみた感じにはなりますが、特に若い時分は、経験不足でしょうから、取り敢えず、やってみる。行動する、働いてみることも大切なのではないでしょうか。実社会に出て、自分の力で稼ぎ、自分で生活、自活する。自立する
星を生み出すアーティスト多々良正悟ブラックライトアートの宇宙先日、道後温泉の「坊っちゃん広場」に正悟くんが描いた、「フェアリーローズガーデン」を観にゆきました。道後温泉本館と月なるほど~。バラと妖精ですねー。今回、正悟くんの計らいで、「星くずの小道」も観させてもらえました。小道に立って眺めていると、宇宙空間にいるよう。独特の技法で描かれているそうです。小道に飾られた風鈴も幻想的。「古湧園
夏のカクテルコレクション2024いつもなら、もっと早くに紹介する、「夏のカクテルコレクション」。今回は、ジューサーミキサーが壊れてしまったので遅くなりました。買いにゆこう、ゆこう、と、思いながらも、雨であったり、起き上がれなかったりで、ノビノビに。先日、松風と駈けてビューン、やっと購入できました。「フローズン・ダイキリ」ミキサーの所為で遅れましたから、やっぱ、「フローズン・ダイキリ」でしょう。画像のスタイルも好いのですが、
再掲いつカク20「サマークイーン」一矢が述べている通り、母が連れて行ってくれた老舗のBARで飲んだ、このカクテルが、BAR、バーテンダー、カクテルに興味を持つ、思い入れを深める、決定的な〝きっかけ〟となりました。松山生まれのカクテルなのですが、何故か、松山の方でも、あまり、ご存知でない。創作された老舗のBARの名は全国的に有名なんですけどねえ。今でもそうですが、駈け出しの頃から、よく紹介させて戴いています。(海外のBARでも、
再掲「いつ夕」解説67七日目Ⅲ三山夫妻と出逢えたことで、ヨシ君の心は和やかな安らぎに満たされます。こーゆー時って、何もかもが「好いなあ~」と感じられますよね。幸せな時には、たとえ悪口を言われたとしても、「そうだねー。俺は悪い奴だよね~」「そーゆー見方もあるよね~」、と、認められますし、『何か嫌なことでもあったのかなあ』、と、相手を気遣うこともできますが、気持ちがささくれ立っている時は、ちょっとした言葉尻や揶揄いの語句に過敏な反応を
海老肉家七訪暑くなってきましたね~。夏本番を迎えるにあたり、これはモックンとこでスタミナをつけるべきだ、と、大街道にある「海老肉家」へ。メニューが見やすく、シンプルになっていました。見える化、分かる化が進んでおります。今日は、極厚ステーキ300gと、ジャンボエビフライ3尾、ミモザサラダ、大盛ご飯2杯を美味しくいただきました。カリッとサクッとプリッと揚げられたジャンボエビフライは勿論、極厚ステーキも胃もたれすることなく、