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最近頻発していた、減速→停止時のエンスト問題。前回ACガス補充時の試走では現れなかったのだが、やっぱ少し見てみようと。前回乗ったのは7月13日なんで、2か月越えてしまった!御免よ~、328~(ノД`)・゜・。なんですが、1発始動!5分程暖機して、なんかハンチングし始めたなあ・・・でも出発!早速、最初の交差点でエンスト(^^;田舎で助かるわー、と思う一瞬・・・ほとんどの交差点でエンストし・・・(もち後続車は🍆ですよ)軽井沢~辿り着いたのは「オラッチェ」~
むかし手に入れたベントレーの不動車90年式ターボR動かなくてもベントレー。書類なくてもベントレー。内装はきれいだった。なんと白の革!クルマだから動かしてみたくなるじゃないですか。このクルマ、乾燥重量が2330kあって、押せないんです。当時仲良くしていた整備屋が現車を見て言いました。適当な燃料タンクと燃料ポンプと燃料を用意してくれ。土の地面の上にコンパネ敷いて、ウマをかけられたベントレー。新車3000万円です。燃料は携行缶から。ポンプはスバルから。燃料タンクはバケツw曰
今日は予想外に早く目が覚めまして・・・作業をするには時間が早過ぎ。なら暑くない今のうちにしとくべきことは?エアコンのガスが抜けてる328に乗る事(^^;熱函道路上がって・・・6:50伊豆スカ料金所。上り走ってて、やっぱトルク感がイマイチ・・・普通にふけ上がるし、息継ぎする事もなく、気のせいかな?ぐらいの差なんですが。何やら背後では、見慣れた光景が・・・(^^;早朝?だというのに風が強い。長居は無用だな。このまま来た道戻るのもナニなんで、箱根峠回りで帰
日本にそんなにテスタロッサがあるのかと思うくらいに依頼が絶えません。ユニットのみのO/Hのご依頼の場合は以下のような状態で送ってください。誤解の無い様にここに記しますが、ユニットだけのO/Hをお勧めしているのではありません。長期不動で何が原因で分からないけれども「KEじゃない?」という推測程度しかできない方もしくはショップ様のご依頼はお断りします。その場合は車両丸ごとのお持ち込みをお勧めします。結局O/Hをしたユニットをインストールしても調子が悪く、最終的にお手上げ状態
何年も調子が悪いまま乗っていらっしゃるとのこと。機械的にも影響があるのでよくないことです。完全に暖機後なのにコントロールプレッシャーが低いです。エアマスユニット&フューエルディストリビューター、及びウォームアップレギュレーターです。よく見かける米国で「リビルト」されたという触れ込みのものです。二つのポートがあるセルがシルバーで塗装されていて、ノックピンを黄色いペンキで塗った特徴のあるものです。0438140〇〇〇丸の部分が削られています。下三桁でそれぞ
昨今非常に多くの依頼をいただくようになりましたが、半分以上を占めるのが既に誰かがバラした、もしくは誰かが「O/H」したというものです。そもそも「OverHaul」という言葉の意味を理解しているのかどうかも疑わしい「誰か」が作業をしているようです。内部のダイアフラムやOリングを交換すればユニットの「overhaul」が完了していると思われているのでしょうか。今や完全に時代に取り残されたK及びKEジェトロニックというシステムですが、それがそのシステム自体が緻密な仕掛けの機械だというこ
カエル君のAF値についてですかなりコアな内容なのでKジェトロ搭載車の方以外はツマラナク思われるかもしれません物好きの方は是非お付き合いください(笑)最初にメモ書きしますがこれは現時点でのAFで納車時とはタペットクリアランスが異なっています納車後直ぐにAF計を付けていれば比較等多く情報を取れたと思うのでもっと早く付ければ良かったと...車はKジェトロ+追加インジェクター(eマネージ制御)+K27cカータービン+ハイカムという比較的ライトなブーストアップ仕様ですカムはKジェトロだとギリギ
空冷(と言うかエアコンレス)には厳しい時期がやって参りました今日も乗ろうかと外に出てあまりの暑さにそのまま引き返してしまった私です...笑避暑地の本栖湖向けた道中にてメンテナンスが終わり数日走ってみてまた色々とわかりました※油量&ガス計は不具合により修理中まずタペットクリアランスですがやはり規定値の0.1mm以上のクリアランスで組んでいた模様です組む前のクリアランス測定で一番キツイ所でも0.1mm以上あるのは確認していましたが何年も経っていて多少広がっている可能性も捨てきれてませんで
この車両のオーナー様は、バッグなどをデザイン及び製造されている方です。このシートは今まで自動車に使われた前例が無い皮革により張りなおされています。このようなセンスは私どもにはありません。いつも異業種の方にはいい刺激をいただきます。画像でどの程度伝わるか分かりませんが、とても質感に優れています。そもそも、自動車で使われる内装の皮革はペイントで覆われています。要するに、革に触れているのではなくペイントに触れています。それに丁寧に「保護クリーム」のようなものを塗っているのを見かけますが
本日はターボでルーティーンである広場へ歴代愛車を必ず撮っている公園で記念撮影です(笑)ロールバーパッドは運転席側のみ終わりました結局一体化は無理だったので三分割です多分サイドバーもやらないとダメだと思うのですが乗り降りもあるので...ちょっと材質を考えてますあとサイレンサーも製作してもらいました流石に爆音で暖気は不可なのでここは気を使いました本当は初の道志ドライブへ行くつもりだったのですが...動き始めたら違和感を覚えたので即点検へフロントハブにガタが出ていました右フロントから
納車して2週間程テスト走行し特に機関部の問題は無さそうだったので?初めての中距離ドライブをしました場所はお馴染みのコチラ下回りのオイル滲みはこんな具合垂れるまではいってないです不具合箇所①排気側ガスケット抜け不具合箇所②ダンパーの異音ネジとアルミ部分がガタ(ネジ緩み)により磨耗してました盛大に削れたアルミとりあえず応急処置をして異音は解消しました!本当は新品ショック欲しいですがそんな余裕は無いのでここは現状維持でいきますあと燃料計がかなり気分屋さんです半分より入ってるハ
納車して1週間空いてる日はほぼ毎回テスト走行してました(笑)とりあえず心配されたオイル漏れは皆無でむしろ心配になるくらい漏れてこないですエンジンも今のところ異音も無く回転のつっかかり感も5000回転まではありませんそこから先の領域についてはここで一度点検をして問題無ければという感じです930ターボはダルいとか乗り難いとか色々と聞きますが今のところそう思った事はありませんワインディングロードはキビキビ走ってくれるし踏めばかなり良い感じで加速してくれます体感ではRBのブーストアップより全
コンデンサーが出来上がりました。リキッドタンク一体式の現代のスペックのものです。オリジナルと同じ取り付け位置に合わせてブラケットも製作していただきました。当たり前ですが、R134用のポートを備えています。電動ファンはこれで問題ありませんが、後にカップリングを廃したPWM仕様に変更することになるでしょう。配管もご覧の通り綺麗に纏まりました。アルミの配管やブロックも全てワンオフで対応しています。見た目がきれいに纏まっているものは機能的にも優秀でロングライフにも繋
きれいに揃いました。K、KE-Jetronic搭載車の場合、具合が悪いとすぐにそれのせいにされてしまいがちですが、そもそもエンジン本体や、点火系などのコンディションが悪ければこんなに調子が良くなるはずがありません。この個体は機械的なコンディションやその他点火系には徹底的に整備された上で当ショップに入庫したものです。圧縮、バルブタイミング、バルブクリアランス、その他の状態が良くないのにK、KEの整備のみでどうにかなるのではないかと夢を見ている方が多いようです。古い車のコンディション
この車両はオーナー様が自ら英国より輸入された右ハンドルのエステートです。英国からの輸入ということで車体の錆びを心配していましたが、杞憂に終わりました。聞けばおばあさんがほぼワンオーナーで管理されていたとのこと。不要な改造もなく、レイプ被害の非常に少ない良い個体です。日本国内にあるものの多くが錆びやレイプ被害が散見されます。が、この車が新車当時英国では(地方によりますが)エアコンの装着率が高かったとは言えません。この車は未装着だったためそれのインストールがご依頼の内容の一部です。気付いた方は
全貌は徐々に明かしていきますが、まずは現在進行中のメニューからご紹介します。オリジナルのS123のメーター裏側です。機械式の速度計がとある事情で使えなくなるため、電子式のものをスワップします。これがその電子式のものの裏側です。もちろん、ボルトオンとはなりません。それぞれのカバーを3Dスキャンしてハイブリッドを3DCADで製作した上で実際に3Dプリンターでプリントアウトしたものが下の画像です。当社の積層型ではなく、オーナー様ご所有の光造形型プリンターによるプリントアウトです。
KやKE搭載車の場合フューエル・ディストリビューターのみが犯人にされることが圧倒的に多いのですが、今回の場合はどちらかと言えばこのエアマスユニットに生じた事柄のほうが主犯であります。上下画像共に右側がO/H前のもの。O/Hするためには下の画像のように「全バラ」する必要があります。ただバラしてキレイにブラストして元に戻して終わりでいいのですが、まずきっちり元に戻すことができない方が殆どでしょう。調子に乗ってこれをバラして元に戻したと信じて車両に搭載したら、調子が
何と、走行距離8,000kmです。ドアの開閉もビックリするくらいしっかりしています。エンジンも惚れ惚れするくらいのフィーリングですが、少々アイドルのふらつきがあり、何よりもスロットルが中々戻ってきません。そもそも電動パワーステアリングのインストールでの入庫ですが、まずはそれから診ていきましょう。距離のわりにエアマス周りの汚れが気になります。さっさとバラして、この状態で降ろします。ユニットのO/Hをご依頼の業者様、先にフューエル・ディスト
分解、ブラスト、メッキ。割れていた軸のブッシュもテフロンにて製作。ガバナーウェイトも分解してお掃除。スムースに動くようになりました。ベアリングは両面シールタイプのmadeinJapanに交換。ガスケットもCADで図面を起こして製作していただきました。トリガーもブラスト後メッキ。ロワーカバーの取り付けビスは、マイナスの頭からHEXのものに交換。クラシケの審査員さん、ここまでチェックしますか?オリジナルも一応はシールド線を使っていますが、
燃料系統の作業は終わりました。完全無欠です。これで調子が悪いはずがありません。「ただの修理」の割に中々手強かったと思いながら全てを元の位置に戻し、燃料を入れてエンジンを始動しました。おお、これぞあのV12です。それまでとトルク感が違います。非常に安定しています。これで終わったと思いきや「ぼーっぼぼぼぼっぼぼぼー」「ぼぼっぼぼぼっぼぼっぼ」時に不整脈が出ます。これは失火です。燃料系の不具合に隠れていたものが表面化したようです。それまでにも気付いていたこれからチェッ
オーナー様も筆者自身もガソリンを給油した後に起こった不調でした。偶然かと思われましたが、結局タンクの中に拡散していたカスやゴミが勢いよく流し込まれたガソリンにより、一箇所に集中したために起こったトラブルだったようです。さあさあサッサと片付けましょう。タンク降ろしましょう。アルミのタンクだから錆びない?タンクが錆びなくとも、変質した燃料が固まってしまうのですよ。右側タンク。フィラーネックBeforeAfterフィラーキャップ。謎のタッピングビス。意味が分からん
そう遠くない過去に交換されていた左バンクの燃料ポンプを外します。またもやdejavuでしょうか。左右の燃料タンクから真ん中の箱に燃料が集まります。その真ん中の箱の出口です。それを外したものです。箱の中に浸かる部分はフィルターになっています。どうやら、一度も外された形跡がありません。真ん中の箱を外しました。フィルターが挿入される部分を覗いたところです。こんな状態で燃料がちゃんと流れるわけがありません。
前回のブログにて紹介した電気回りは復旧して、エンジンは再始動しました。冷間時の始動性やアイドルアップも良好です。コールドスタート関連に通電していなかった状態では、バカみたいに高かったアイドリング(高くしていないとストールしてしまう為)を落として安定させます。両バンク間のスロットル開度も合わせて、バキュームメーターを読み、大体合ったところで、COテスターをセットします。この時点でまだ排気管内に残った黒い煤がでてきます。この車両の排気口は4本で、3気筒ずつ分かれてそのままエ
先日公開したフューエル・ディストリビューターの画像が反響を呼んだのか、ご相談の連絡が以前に増して多くなりました。下の画像はそのアッパーハーフです。中身が見えなくともこの傷を見れば大体の想像がつきます。このユニオンナットは工具が入りにくいのですが、傷つけずに緩めることはもちろん可能です。「傷が付いても機能に関係ない」というようなメンタリティしか持ち合わせていないのであればさっさと辞めて他の仕事をすれば良いと思います。一箇所ならともかく、全気筒分そのままの方法でやってしまうような
K及びKEJetronicの講習会を開催してみようと考えています。基本的なシステムの内容はご理解いただいている方に向けた実践的なもので以下のようなメニューを考えています。フューエルデスビの分解及び組み立てウォームアップレギュレーターの分解及び組み立て上記のセッティング他の部品の役割りと機能解説質疑応答極力座学を省いて効率良く学んでいただけるように考えます。今後更に需要が増していく、K、KE-Jetronicの修理です。理屈は分かっていても何となく「こん
まず最初に、とあるフューエル・ディストリビューターの画像をご覧ください。上下二分割のロワーハーフです。あるべきでないところ(どこにもあるべきではありませんが)にこのような傷が入っています。どうしてでしょうか。画像の順番がそのまま組み付ける順番です。そして下の画像のようにプレートを載せてこの部分については完了します。が、上下を合わせる時にプレートがずれたまま挟み込んでしまい、そのまま上下締結ボルトを締めこんだため出来た傷です。ある作家はその人
part4で各コネクター類の整理をしたものの、電気が復旧しません。嫌な予感がします。電気の供給元を確認してみましょう。何ですかこれは?イモムシフューズを嫌がる方は多いですが、こんな強引な対策は初めて目にします。両バンクのフューエル・ポンプと何だったか大きな電流が流れるこの3つです。「すぐに飛んでしまう」という理由でこういう処置をされたのでしょうが、それはイモムシ・フューズだから飛んでしまうのではなく、電気の行き先に過剰な負荷が掛かっているか、途中でなにか不具合が起こっているの
O/Hが終了したユニットを戻す前に、入庫時から気になっていた配線とコネクターを検証します。まず、左バンクの補助エアバルブに繋がっていなかったこのコネクター。下にぶら下がったままでした。一体どうやって左右バンク間のバランスをとっていたのでしょうか?コネクターのロックピンはどっかにスッ飛んでしまっています。そして恒例のビニールテープぐるぐる巻きです。この中からろくなものが出てきた試しがありません。案の定この有様です。一体何をしたいのでしょうか?After画像。正しい方法と、
さあ、サッサと片付けましょう。こんなことは二日酔いでヘロヘロでもできますわいな。もう飽きたがな。なんて独り言をいいながらちゃっちゃとやります。※よい子はマネしないでね。さっさとバラして超音波洗浄。くれぐれもマネしないでね。知識もないのに客の車でギャンブルしないでね。次は左バンク。あれ?オイオイ、なにしとんねん?続くhttp://virage.co.jp/メール:info@virage.co.jp兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋443-160
とてもとても好きなフェラーリです。今回はアップグレードではなく、K-Jetの修理です。オーナー様は自走でいらっしゃいました。意図的にアイドルがとても高く、結構なヴォリュームの黒煙を吐いている。当社ではレギュラーの「ただの修理」です。というか「ただの修理」のはずでした。基本は例のV12ですが、ボンネットを低く抑えるために、Vバンクにインテークが無く、それに伴うヘッドが新設計されたものです。このように、完全に独立した6気筒ずつのマネージメントです。燃料ポンプも片バンクごとに一つ