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配属先に医療機関の方々が来て献血のイベントをやっていた。日本では企業や学校に献血車が来て献血出来るような仕組みがあるが、ガーナでもあるのかと意外だった。会場では朝からヒップホップやR&Bのような音楽が爆音で流れて献血らしい雰囲気は皆無。ただ、どんなやり方なのか、自分も出来るのか興味があったから行ってみる。開始時間を過ぎた辺りに行ってみると、学生が数人集まっているが医療機関の人達がまだ来ていない。ガーナではいつもの光景だ。そこから1時間後に行ってみると献血が既に始ま
ワークショップの疲れが取れていない中、今日から通常業務に戻る。今日から来週末まで個人的な授業と言うかワークショップを開催する。お題はタイピング。これまで学生がICTの授業を受ける様子を見て来てタイピングスキルが低い事が課題だった。殆どの学生は人差し指のみでタイピングし、指10本を使ってタイピングする人を見た事が無い。ICTの教員ですら出来ないのが現状。学生もそれを自覚しているらしく、タイピングスキル向上の要望があったから今回タイピングのワークショップを行う事に
昨日ワークショップが終わり、今日はその後片付け。事務処理、物品の返却、各所へのお礼の挨拶等々。そんな事は昨日までの心身への負荷に比べれば何て事は無い。最近のイライラの原因が減って身体が軽くなった気がする。関連:227日目:イライラしている今朝配属先に行ってみると、いつもより学生や教員から声を掛けられる数が多い。どうやら昨日、一昨日のワークショップが話題になっていて良い方向に影響が出ているようだ。自然と笑顔になって来たからイライラは減るんだろうと期待したい。
無事に(?)2日間のワークショップが終わった。イベントの運営、ましてや海外の発展途上国で言葉、文化、習慣、考え方等々が違う環境で行う事の難しさを身を以て体験した。あまりにも色々な事があり過ぎて自分の中でも整理出来ていないが、書くだけ書いてみる。【ワークショップ概要】目的:将来教員になる学生に対して授業の教え方、TLM(TeachingLearningMaterial)の使い方を教え、教員の質向上に繋げる。開催地:バガバガ教員養成校@タマレ(自分の配属先)授業内容:
今日と明日、配属先でワークショップを開催する何とか無事(?)に1日目が終わったものの朝から色んな事件があり過ぎた。疲れ果てたから明日纏めて。にほんブログ村に登録しています。他の青年海外協力隊のブログも読めるので是非。にほんブログ村
いよいよ明日のワークショップに向けて、ガーナ各地から集まって頂いた隊員達と昼食がてら最終の打合せ。唯一の不安要素は最後まで配属先と揉めた会場設備の酷さ。不安は拭い切れないが、限られた環境で最大限の効果を出すのも青年海外協力隊らしい気もする。今回はオーガナイザに専念し、授業は持たない。自分の配属先であれば自分が出来る授業はいつでも出来るから、他の隊員達の授業を優先した。自分の役割は、如何に隊員達がストレス無くスムースに授業が出来る環境を作るか。サラリーマンをやっている時はチームビルディ
配属先の卒業式に参加。年度が8月末で切り替わるから6月上旬は早い気もするが、ガーナ人曰くこんなものらしい。そして、同じ公立の教員養成校でも同一日に卒業式が開催される訳ではないらしい。他の隊員から聞いたら既に終わっている学校もあれば、これからの学校もあるようだ。今回の卒業生(3年生)は教える機会が無く知り合いも居ないから特に実感は無いが、職場の人から出席するように言われて出席する事に。事前の話ではまさかの副大統領が来るらしいから、どんな人なのか興味がありそれが決め手だった。(巨大なバナ
空が青いのは当たり前だけど、雨季に入ってから本当に青い。乾季は砂や埃が舞っているんだろう、白味掛かっていた。雨季に入って雨で洗い流されてガーナで初めて青い空を見た。おまけに夕日もクリアで綺麗。こんな事で癒やされる程疲れているんだろうか。ガーナではプリンタの普及が進んでいない。(そもそもPCが普及していないから当たり前だが)職場にあれば良い方で、無い所も多く、ましてや個人で所有するのは珍しい。理由はどうやらトナーがめちゃくちゃ高いらしい。自分の配属先にはプリンタがあるが、白黒
一昨日ワークショップ第4弾が終わって、いよいよ来週前半の第5弾は自分の配属先で自分がオーガナイザとして開催するワークショップ。今週に入って毎日準備に追われている。日本ではプロジェクトマネジメントで飯を食っていたから計画だけは100点。(今でこそこんな感じでも、以前は大規模なプロジェクトをやっていて一応PMPを持っている)しかし、実際に準備に入ると日本では考えられない想定外の事が数々起こり、まるで地雷除去のために全ての地雷を踏んでいるような気分。その度に走り回っている火を
本日ラマダンが明けてガーナでは祝日。実は職場では昨日も休んでいる人が多かったが。ラマダン期間中は仕事に多大な影響が出る事は理解した。仕事中に寝ている人、ボーっとしている人、そもそも来ない人。自分の配属先だけではなく街中がそんな感じだから生産性は酷く落ちているんだろうと思う。マンツーマンで話している目の前の人が会話中に寝ていたのは流石に驚きを通り越して呆れた。因みに、自分は4日間だけ断食したが健康上の問題が出そうだった。来年は初日だけやるかな。。。そんなラマダン期間が終わり、今日は
昨日に引き続きクンブングのワークショップにフォトグラファとして参加。今日は昨日隊員が教員に教えた内容やTLMを使って、教員が小中学生に教えて教員に定着させる。教科は理科、算数、ICTの3教科、クラスは各教科2つずつの計6クラスで、コマ数は3コマ。メンバーが少ない都合で、フォトグラファは写真と動画の両方を撮影するハードな内容。質より量で兎に角撮りまくる。じっくり授業を見る時間が少なかったから、今回も薄めの内容で2日間で感じた事を纏めておく。アイスブレイクの重
※こちらはJICA海外協力隊の世界日記の内容と同じものです。世界日記は帰国後半年で削除されてしまうため、記事の保存のためこちらでも投稿させていただきます。Monire!世界日記をご覧いただきありがとうございます。冒頭の写真は年末に行ってまいりましたマラウイ1番の観光地、ケープマクレアの写真です。わたしたちにとっては観光地であるケープマクレア、マラウイ湖。しかし実際には湖で洗濯などをしている人もおり、観光だけでなく生活のために利用している人もいるのだと実感しました。さて、前回は日本とマ
北部3州ワークショップ、先週の第3弾タマレに続き今週は第4弾はクンブングでのワークショップ。クンブングはタマレの北西に接している郡(District)で、隊員が一人住んでいて今回の企画者でもある。先週のタマレでのワークショップと大きく違うのは対象者とやり方。前回のワークショップは隊員が直接小中学生に教える形式だったが、今回は1日目に隊員が教員に対して算数、理科、ICTの教え方とTLM(TeachingLearningMaterial)の使い方を教え、2日目に教員がそれらを使って実際に学
またまた別れの季節が来た。年に4隊次に分けて派遣される協力隊員としては3ヵ月毎の出会いと別れは恒例行事ではあるが、言うまでも無く寂しいものだ。(ガーナは3次隊が無いから1回少ないが)今月下旬にタマレ隊から2017年度1次隊の一人が任期満了で帰国予定だから、今日はタマレ隊&アッパーイースト州から駆け付けた隊員で送別会。前回の2016年度4次隊の送別会からあっという間に3ヵ月が経ってしまったのかと驚いた。今日集まったメンバーに限り本当に良い関係性で終始笑顔が絶えない。今回帰国する隊員の次
一昨日、西野亮廣氏の絵本「チックタック~約束の時計台~」と「えんとつ町のプペル」をノーザン州図書館に寄贈した話の続き。関連:234日目:ノーザン州図書館へ寄贈Directorのアーロンさんに絵本を読んだ子供達の反応を見たり感想を聞きたいとお願いしたらOKが貰えたから今日朝から図書館に行って来た。しかし、朝6時前から激しいスコールに見舞われその後も断続的に雨が降り続く。雨が降るとガーナ人は外出しないため、子供達が図書館に来ない可能性が高い。スコールが降れば学校が休みになる事も当たり前
5/13から開始した配属先でのExcelのワークショップが今日で無事(?)終了。4グループが3週間に渡ってExcelの使い方を学び、教員になった後に使い方を教えられるようになるためのワークショップ。そろそろ慣れて来たのか、事前の準備は全く問題無し。1週目はデータ入力等の基礎、2週目は計算式と簡単な関数、3週目は難しい関数を教えるプラン。不安要素は学生がExcelを使った事があるのか、そもそも理解出来るのか。前セメスタで教えたWordと比べて利用場面が少ないのと、機能
ブログをご覧いただきありがとうございます。今回は特にテーマはなく、ふと考えたことをだらだらと書いていきます。上の写真は昼間にわたしの家をウォッチしてもらっている警備員です。先日、マラウイでは5年に1度の大統領選挙がありました。当選を果たしたのはPeterMutharika氏。80歳近い現大統領が再び当選を果たしました!もう退位してもいいんじゃないかな…と個人的には思ってしまいます泣選挙期間中は基本自宅待機だったので、今週からやっと配属先での活動が再開しました。自宅待機中には
以前日本から西野亮廣氏の絵本「チックタック~約束の時計台~」と「えんとつ町のプペル」を送って貰った事を書いた。関連:226日目:絵本が届いたこの時は書いていなかったが、今後のために取り寄せる時に5冊ずつ注文していた。ここ数日、どうやったら多くの人に楽しんで読んで貰えるか方法を考えていた。自分が多くの人に説明しながら読んで貰う手もあるが、それより本が人から人に渡って行く方が多くの人に読まれ、ガーナ人同士で感想を共有出来て面白いんじゃないか。そんな仕組みがガーナにあるの
昨日に引き続き、今日は別の学校で開催されるワークショップにカメラマン(フォトグラファの方が響きが良い)として参加。対象の学年はプライマリスクール(小学校)の4~6年生とジュニアハイスクール(中学校)の1~2年生で、授業科目は昨日と同様に算数、理科、ICT、保健。一番大きな違いは昨日の学校は公立、今日の学校は私立である事。後述するが、今まで小中学校を見て来なかったからなのかこの違いに驚いた。隊員が私立学校に行くのは珍しいが、この学校の校長は日本に10年以上住んでいた経験があ
先週から北部3州(アッパーイースト州、アッパウエスト州、ノーザン州)でワークショップが開催されている。大小合わせて計6つのワークショップが予定されていて、その内の1つは自分の配属先で自分が企画した物。(それは再来週に開催予定だから追々書くと思う)ワークショップの目的、参加者、授業内容は各々異なり、特色があって見ているだけで勉強になるし面白い。既に先週アッパーウエスト州とアッパーイースト州で1つずつ開催されていたが、自分は配属先で授業がある都合上残念ながらその2つのワークショッ
崩壊くずれてしまうこと。こわれてしまうこと。「地震で建物が―する」「家庭の―」※出典:デジタル大辞泉しかかったのか、それとも崩壊したのか。※画像はあくまでイメージ自分のICTのワークショップで初めての経験。先々週から始めたExcelのワークショップも今週が最終週で、徐々にレベルを上げて今週はCOUNTIF関数とIF関数を教えている。先週までの学生の様子を見たり、今週の授業資料を作っている時に何と無く予想はしていたんだが、学生達がなかなかの混乱振り。中には思考停止しているような学
※こちらはJICA海外協力隊の世界日記の内容と同じものです。世界日記は帰国後半年で削除されてしまうため、記事の保存のためこちらでも投稿させていただきます。Mwawukauli?(マラウイ北部の現地語で「お元気ですか?」“カワカミアヤのマラウイ来まっシマ!”をご覧いただきありがとうございます。前回は自己紹介とマラウイ共和国について簡単に紹介させていただきました。今回はわたしの職種である理学療法士(Physiotherapist)について。そもそも理学療法士って何?というところと、日本
飽きもせずに土日は村(コミュニティ)を周っている。こんなに周っていても毎回新しい出来事(一部事件)が発生して一人でニヤニヤしながら楽しんでいる。タイヤがバースト自分の自転車ではなく、車のタイヤが容易にバーストする。日本に居た時は車のタイヤがバーストする現場に遭遇する事は無かったが、ガーナではほぼ毎週のように目にする。それもオフロードではなく、大きめのオンロードの主要道路のど真ん中で。今日も目の前で大音量と共にリアタイヤがバーストして、幸いにもコントロールを失う事無くストップ。コント
本日はAfricanUnionDayで祝日。1963年5月25日に、政治的・経済的協力関係の強化や紛争の平和的解決などを目的とする世界最大級の地域機関「アフリカ連合(AU)」の前身である「アフリカ統一機構(OAU)」が発足したことにちなんで制定されたとの事。何かイベントがあるかと思いきや、タマレでは特にそれらしい物は見掛けなかった。唯一大々的にやっていたのは、JubireeParkで1,000人規模のキリスト教聖職者(名前は忘れた)の葬式が催されていたくらいか。何のセレモニーか分か
当然日本人には馴染みが無く、男からすると理由も無く羨ましくなる人も居る一夫多妻制。以前ノーザン州に住むダゴンバ族の結婚事情について書いたが、ダゴンバ族のイスラム教徒の男は4人まで、キリスト教徒の男は2人まで妻を持てる。関連:57日目:ガーナの結婚事情(タマレ編)通常キリスト教徒は一夫一妻制だが、ダゴンバ族の伝統が優先されて2人まで結婚出来るのは驚いた。ガーナ人は下世話な話が大好きだから、彼女や結婚の話をよく振られる。そんな時は決まって一夫多妻制について色々と聞いてい
最近増えているネガティブな内容。職場の人から朝一に言われたのが"Whyareyouannoyed?"annoyの意味は「イライラさせる」、「いらつかせる」、「苛たせる」。どうやら他人が感じ取れるくらいのレベルで表情や雰囲気に出ていたようだ。確かに言われるまでもなく、以前に比べてイライラしている事が増えた気がする。原因は何だろうかと振り返ってみた。それは一言で言うと、思い通りにならないストレスなんだと思う。要はガーナへの理想と現実のギャップがある(と
4月19日に父親に送ってもらった荷物が漸く到着した。発送から1ヵ月強、待ちに待った荷物。今までの実績では発送から2週間で届いていたから、もしかしてロストしたんじゃないかと心配していたが。それがこれ。西野亮廣氏の絵本、「えんとつ町のプペル」と最新作の「チックタック~約束の時計台~」。多分ガーナ初上陸、もしかしたらアフリカ初上陸かもしれない。えんとつ町のプペルは既に読んでいたが、チックタック~約束の時計台~をどうしても紙で読みたかったから無理を言って纏めて送ってもらっ
日本ではITリテラシの向上と言われるが、ガーナではICTと言う文言の方が一般的に使われているためICTリテラシとしておく。配属先の学生、教師、その他色々な方々と話してみて感じたのはICTリテラシの低さ。極一部の自分のPCを持っていて使いこなしている人はそうでもないが、大部分の人は低い。PC、スマートフォンを持っていない人はICTリテラシの必要性が無いから当然だし、今の生活に支障が無ければそれで良いんだと思う。問題はPC、スマートフォンを持っていても使いこなせない人々。
Instagramには最近頻繁にアップしているが、ガーナの子供達によく泣かれる。4歳くらいより上は仲良くなるケースが多いが、3歳くらい以下では半分くらいの子供達に泣かれ、逃げられている気がする。先週末の土日も多くの子供達に泣かれ、逃げられた。念の為補足しておくが、自分から追いかけていじめているような虐待まがいの事をやっている訳ではない。外国人が珍しいのか声を掛けられる事が多く、大体は親に呼ばれて行ったら子供が居たケースか、子供達が集まっていて子供に呼ばれて行ったケースのど
相変わらず週末は自転車で適当に走っていて、徐々に距離も伸びて来て今週末は土日で120km弱。日本出国前の体力も戻って来て疲れもそれ程無い。(暑さによる消耗は激しいけど)行った事が無い場所を走り回っていると新たな発見があり、これが村の人との出会いと同じくらい刺激的。特に印象に残った二点を残しておく。①まさかのタマレで稲作乾季には水不足に喘ぎ、不毛の地と化すタマレでまさか稲作が行われているとは。水田の直ぐ近くには大きな池があり、そこから水を引いていて水量は豊富に見えた。既に稲穂が成り