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日本神話の代表と言えば5Sとカイゼンがありますよね。Kaizenのように日本語をローマ字化してそのまま外国で通用するようなコンセプトや概念、方法や手法を創り続けないと日本神話もやがては廃れてしまう恐れがあるので、今が踏ん張り時だと思います(微力ながら頑張らねば)。国際開発協力の文脈でも、5Sのうちのshitsuke(躾)や、satoyama(里山),bosai(防災)などメジャーなものもありますが、若干レアながら以下のような日本語も耳にすることがあります。presaSabo
前回のブログから早3ヶ月、何とかしぶとく生きている。最近は読書、動画視聴、英語学習、資格の勉強、ボランティア、アルバイト、転職活動、登山、サイクリング、ランニング等々、好きな事、今しか出来ない事、やらなければいけない事をしてのんびり過ごす日々。インプットに偏った生活であることは否めず、早くアウトプット中心にしたいのが正直なところ。JICA海外協力隊になる前は10数年間途切れず正社員として働いていたためか、働いていない、定職が無い事に時々不安を感じる。ガーナに居た時は何とか
コロンビアというと麻薬、誘拐、ゲリラと怖いイメージ、日本ではまだ根強いですよね。しかし、私は、これらの現象が「コロンビア人の持つ本来高い能力や資質が残念な方向に向かっただけ」だと思ってます。知識があって、頭が良くて、しかも、進取の気性に富む人たちの「一部」のエネルギーが、誤ったベクトルを向いてしまった。ということは、「ベクトルが良い方向に向かえば、ズバ抜けて素晴らしい社会や国が出来上がる」可能性があります。今コロンビアはその方向に向かっていると信じています。それにしてもハリウッ
かつて子供たちをTDLに連れて行った際、アトラクションの多くが中南米にインスピレーションを得ていることに驚きました。本家本元USAが中南米に近いから当然かも知れませんが、日本にいながら中南米に旅しているような錯覚に陥りました。ここにいるお客様にも、折角だから中南米のことをもっと知ってもらえたら。そう思うと少しもったいない気がしたものです。いっそJICAあたりがTDLとコラボでアトラクションでもクリエイトしたらどうか、など少し本気で考えたくらいです。(ただその場合、アトラクション
中米某国の山間部を訪問した時、machete(作業用刀)を手に山仕事へ向かう村の青年に出くわしました。棒切れに生きたトカゲを縛り付け、肩に担いでゆっくり歩いてます。「どうするのそのトカゲ?」そう尋ねた私に彼は笑顔で答えました。「ランチだよ、僕の好物のね」頭に一瞬、トカゲの生き作りみたいなイメージが浮かび、ついこう言ってしまいました。「生きてるから新鮮だね、その肉。凄い美味いだろうね!」生で食うわけないのにね。しかしその後やはり少し気になりました。肝炎大丈夫かなって。皆さんも、見知らぬ土地
マライアさんの生い立ちについては詳しくありません。ですが、お父さんがベネズエラ人だったのではないかと。マライアがあの”WithoutYou”をスペイン語で歌ってること、知ってる方も多いと思いますが、一応、このスペイン語バージョン“SinTi”をアップしておきます。生い立ちのせいか、スペイン語ネイティブに聞こえます。「ねえマライア、君、ダディとはスペイン語で話していたの?」今度本人に聞いてみますかね(笑笑)“SinTi”MariahCareyenespañol
有難いことに、途上国で日本といえばまだまだ最先端技術、製品の品質の高さ、そして、それを生み出す経営や躾の素晴らしさというイメージが強いです。こちらが気恥ずかしいほどの評価、神話mitoと呼んで良いほど絶賛されることもあります。嬉しい限りですが、そう賞賛されるたびにふと、「この日本神話はいつまで続くのだろう」と不安になることもあります(特に最近は中国や韓国の活躍が目覚ましいことも是(これ)あり)。神話に胡坐(あぐら)をかかずに、昔の神話に、さらに新しい神話を積み重ねられればベスト
以前、私が床屋へ行けずにロン毛しかないと決めた話をさせて頂きました。しかしやはり散髪への思い断ち切りがたく、セルフカットの誘惑に負けました。ところが、そこには驚愕の結果が待っていた。そう、ロン毛のつもりが虎刈り、鏡には”ロン毛がタイガー”になり果てた自分がいたのです。(イメージ写真はとても恥ずかしくて載せられません)コロナ災禍の下、今私が思う不幸中の幸いは、会議の主流がテレビ方式になったこと。理由は「顔出ししなくてよい」からです。万一顔出しが求められてもトラ部分をひた隠そうと
早いものでこの講座も既に40回を迎えようとしてます。スキットの登場人物たちも、試行錯誤erroryensayoを繰り返しながら、現地の生活や仕事にだいぶ慣れてきました。皆さんは試行錯誤からどんなことを学びましたか。私はユーモアの重要性です。ラテン社会では真面目一本やりより多少ユーモラス、場合によっては悪戯っぽい人(chistoso,gracioso,divertido,pícaroetc)の方が受容され易い気がします。ただし性格的なものや日本人の気質もあって、中々意識して
この時期、色々な意味で転機を迎える方もおられると思います。ですが、ラテン・アメリカ、イベロ・アメリカ、ヒスパニック、スペイン語圏とのつながりは私たちにとっての一期一会であり宝物。どうかこのブログともお付き合いくださいね。情熱の炎が大き過ぎても大変危険ですが・・・アントニオ・バンデラス主演”DESPERADO”(1995米)【Lección38:マニュアルelmanual】木下シニアボランティアは、まず技術移転の相手先(loscontrapartes)とのおしゃべり
コロンビアの有名テレビ・ドラマ”BettyLaFea”が、ボゴタ市の治安の維持に一役買っていたという噂があります。あくまでも噂ですが・・・。99年~2001年までの長期間、高視聴率を維持したこのテレビ・ドラマのお陰でコロンビア人達(含む泥棒)がテレビの前を離れず、結果的に犯罪の抑止に繋がっていたというのです。ボゴタっ子を見ていると何となくあり得そうです。アメリカ合衆国や日本でもお馴染み(英語タイトルはUglyBetty)Bettyを演じたAnaMaríaOrozcoさん【Le
昨日、日本とコロンビアを繋ぎ、任期を終えたボランティアの方々の帰国報告会があり、参加しました。コロンビアに居残りの私も、発表者の方々や質問者、コメント下さった方々にパワーを頂けた、そんな良い機会でした。ところで、言葉と言う目に見えないものからパワーを授かるということは、簡単なようで意外と難しいですね。注意して耳を傾けてないとせっかくのチャンスを失うことだってある。それで、昨晩、以前から愛読していた一冊のチェ・ゲバラ(ErnestoCheGuevarra)の本をもう一度パラパラをめ
今、私のような現地駐在者(特に単身赴任)は何に困っているか。食事は当然ですが、もう一つ、「散髪」です。切る方も切られる方もマスクその他の対策を講じれば床屋へ行くのは許されてます。ですが、どうもフンギレません。以前、クロスロード(JICAボランティアの広報誌)に「一人散髪」の記事があったのを思い出し、早速事務所の書庫を探しましたが既に見つかりません。これまで通りダマシダマシ自身で少しずつハサミを入れるか、それとも、いっそロン毛で行くか、正直迷っています。よって、勝手にロン毛サラリーマンをイメ
民族的な多様性はラテン・アメリカの魅力の一つですね。今回のスキットは黒人集落での場面です。皆さんも中島隊員と一緒に村の中を覗いてみて下さい。ところで、もう何十年も昔、ホンジュラスの専門家の方から、カリブ海沿岸、黒人集落での不思議な体験を聞かせて頂きました。その村ではお通夜に故人の生前の好物を山ほど供え、地酒を飲みつつ夜通しテンポの速い踊りを続けるそうです。(下のイメージ写真参照)お通夜に呼ばれたこの方は、そこで地酒を勧められますが、数秒後、すぐ横で踊っていた男性が突然「スーっと」身体を宙に
今回は現地で行われる日本紹介イベント。日本文化と言えば日本食やアニメはもとより、最近では特に都会で、コスプレcosplay、オタクotaku,nerd(o),norio*などが浸透しつつありますね。メキシコシティには何とメイド喫茶があると言う噂も聞きました。*なぜノリオがオタクの意味なのか、調べたけれど不明でした。どなたか情報お待ちの方、是非お待ちします。日本には途上国とのコミュニケーションツールになる発信素材が、技術以外にそれこそたくさんありますね。その意味で私たちは恵まれていると言え
¡Buenasnoches,amigosyamigas!¡Ojalaqueestéissúperfelices!この年になって思います。日本を色々な意味で、楽しく、豊かにするのはラテン文化なんじゃないかと。例えばラテン音楽、最高ですよね。スペイン語の勉強を少し離れて、ラテン音楽のカラオケでもやりませんか。もちろんバチャータ踊ってくれても構いません。是非、この歌、チャレンジしてみてください。1990年リリースのJ.L.Guerraの大ヒット曲です。勝手な日本語訳
最近ボゴタは毎日のように雨降りです。雨と言えば、1991年、ホンジュラスで大雨の恐ろしさを実感しました。当時私は小高い丘の斜面に家を借りて住んでいました。その日は朝から大雨で、夕方帰宅しても止みません。早々に床に就きました。構造上、家の入口が2階、寝室のある1階は地上から見ると地下です。ところが夜半、とんでもないことが起きました。2階入り口付近から土砂を含んだ大量の雨水が寝室へと流れ込み、あっという間に浸水したのです。幸い傾斜地なので水は寝室を通り抜けてさらへ下へと流れていきます。それで
本日のスキットはニュースです。私が面白いと思うのは、スタジオの司会者と現場取材者の関係性です。お互いファーストネームで呼び合い、Señor〇〇などとかしこまって呼びかけない点です。USAも当然、お互いtúで呼び合っている*ことが多いです。皆さんもtúで呼び合ってみたらどうでしょうか。勿論TPOをわきまえねばなりませんが、túを使うことで相手との距離感が縮まること間違いなしです。スペイン留学中Ud.で呼んでいた友達から「もういい加減túで呼んで」と指摘されたことがあります。親しくなりたい場合
6月22日コロンビア政府データでは感染者(除回復者、死亡者)39,905人、4万人台に近づく勢いです(それにしては随分と街が喧噪を取り戻しているのですが)。私の職場も物理的に出勤する職員は30%程度、執務室でもマスクをし、ソーシャルディスタンスを保って打合せです(外部の人とは全てテレビ会議)。そんな中でJICAの研修に参加した留学生たちの要請で、ボゴタ市の約3,000人の最貧困層への感染症対策グッズ(マスク、手袋、ジェル)、3,000ドル相当をようやく引き渡すことができました。相当ささやか
コロンビアでは昨日はSagradoCorazón(聖心)の休日でした。敬虔でない私も、厳粛な気持ちで自宅謹慎、もとい、自主的外出禁止をしておりました。イエスの聖心の出現(PabloPicasso)ちなみにムー世代、オカルト世代の私は、友達に「海を切り開くモーゼや水面を歩むイエスは最高の超能力者なんだ」と触れ回っていました。若干誤解を生みますよね、この表現。本日のスキットは国際協力関連なので、少し長くなりますがお付き合いください。【Lección28:プロジェクト形成lafo
週末はいかがお過ごしですか。少しばかり気分転換できると良いですね。休日の今日は少しシリアスに、国際協力や国際支援などに従事する人達にとっての「相手に伝えることの大切さ」について考えてみました。技術や情報を現地に正確に伝えることの重要性、これは一応大前提と考えて、ここでは「現地のことを日本に伝えること」、そして、「伝える相手、日本の同胞が共感してくれることの重要性」を考えたいと思います。それは開発屋や援助者の仕事ではない。現地が満足する仕事をすればそれで良いんだ。確かにそうかも知
ここのところかなりの頻度でTV会議に参加してますが、参加者が多い場合依然として違和感が解消できずにいます。その理由は何なのか、考えてみました。色々ありますが、例えば、①話すときに聞き手の反応が読みづらく、出だしのタイミングもつかめない、②冗談を言っても受けているのかイマイチはっきりせず、中途半端に切り上げざるをえない、など。ところで、会議ではユーモアのセンスは特に大事ですよね。たかがユーモア、されどユーモア。緊張し硬直した議論も、ちょっとしたユーモア次第で何となく柔らかくなり「いい感
調子に乗って韓流に走りました。いや、走り過ぎたかも知れません。買物のため近所のミニスーパーに立ち寄りました。キムチで韓流づいた私はレジの女性にお金を渡すと”カムサンハムニダ”とやらかしました。それからレジの女性は¿EsUd.coreano?(韓国の人?)と尋ねて来たので、私は何と無意識にSíと答えていました。まるで催眠術にかけられたかのように。すると相手は陽気に”ParecemuchoaGagNan”と笑顔で言ってくれたのです。正直私はK-Popや韓流ドラマに詳し
ツナ缶とバナナ、そしてサプリだけに頼る寂しい食生活のはずだったコロンビア支所K氏。それが最近密かにグルメ化、しかも韓流グルメ化しているというのだ!!!今回、現地職員Y.S氏からのキムチ受渡しの瞬間をスクープ!!ということで本題に入りましょう。スキットは専門家設定ですが、ボランティアの方はどうかボランティアに置き換えてイメージしてくださいね。【Lección25:業務発表lapresentacióndeltrabajo】いよいよ富士専門家のプレゼンテーションが回ってきた。聴衆を
コロンビアの6月10日現在の感染者は政府発表では24,844人です。一方街はこんな状況です。緊張感の欠如、若干心配です。ワンコとおじさん(犬のストレス解消のために散歩に出ざるを得ない人も多い)そこらへんのアンちゃんたち(ボゴタ市内自宅付近の公園にて撮影)【Lección24:イベント時enelevento】自分は主催者側の技術アドバイザーで、発表者でもあるので、ロジ回り(losasuntoslogísticos)を気にする必要はないが、日本人の性(さが)なのか、どう
実は、先日スペイン語的に“ヤバい”名前に言及したところ、少し反響があったので、続きを書きます。まったく私の拙い知識と、勝手なセンスで、ちょっと“ヤバかも”な名前や“将来有望”な名前を挙げてみました。かなりチャレンジングな試みです!!これ系の話題で極めつけは何と言っても、昭和の超大物女優、和製BBこと加●ま●こさんですが、加●さんに嫌われたくないので、彼女の話題はこれくらいにします。60年代を代表するフランスの超大物女優BrigitteBardot、略してBB。和製BBこと加賀ま
早いですね、一週間。コロンビアでは残念ながら感染者の数は増加してますが、一方で経済活動は徐々に解禁されてます。街には人や車が戻ってます。私としてはもう少し緊張感を継続して欲しいと思うのですが・・・。左:街角にはついにkioscoが戻って来た。くつろいで立ち食いする姿が見える。右:一見、平常に戻ってしまった車や人々(ボゴタ市内のJICA事務所から撮影)【Lección23:イベント準備lapreparacióndelevento】Contraparte:¿Aquéhor
時節柄健康は大事なので少し単語リストを長めにしてます。ところでスキットの早苗さんというのは富士専門家の奥さんです。名前で思い出しましたが、スペイン語的には結構「ヤバい名前」ありますよね。極めつけは「昭和の超大物女優、和製ブリジット・バルドーこと加○ま○子」さん。えっ、知らない?シニアボランティアの方は当然、知ってますよね。知らない人は即ググッてください。加賀さん、本当に申し訳ありません。大ファンなので許してください!【Lección22:病院elhospital,la
誤って21回目までお祝いしてしまいました!?。でもせっかくなのでお祝いしておきます。では、改めて、”よく頑張って続けて頂けました”お疲れ様です。【Lección21:結婚式laboda】今日は協力対象村落の村長の息子の結婚式だ。カウンターパートと一緒に結婚式に参列した。Contraparte:Esmuysolemne,¿verdad?カウンターパート:厳粛な気持ちになるわね。Nakajima:Enestepaísnosellamancasadoss
皆さん、この講座もついに20回に入ります。よく頑張って頂けました。勉強というよりは癒しと思って是非続けてください。癒しと言えば、人口750万人のコロンビアの首都、近代都市ボゴタにもこのように癒される場所が随所に残されています。印象派絵画さえ起想してしまう路地(かなり大袈裟ですかね!?)高層マンションの谷間に時代から取り残されたようにひっそり佇む旧家屋(ボゴタ市民は意外と景観保全に配慮する)【Lección20:日本語eljaponés】配属先である現地NGO(ONG)団体の