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以前同様の内容を紹介しましたが、実機の降下率に合わせて修正しました。今回はRJTT(羽田)-RJCC(新千歳)のルートで降下ポイントの算出方法を紹介します。計算方法そのものは前回から変わりはありません。自動でフライトルートや降下ポイントを算出してくれるアプリも有りますが、私はエクセルに簡単な計算式を入れたものを使用して降下ポイント(降下タイミング)を出しています。↓はRJTT(羽田)-RJCC(新千歳)のルート(もちろんIF用途であくまで自分用,各ポイントは記載時のもの)
着陸機向けのアプローチ管制コマンドを紹介します。これで今回のアプローチ管制を含めATC関連のコマンドリストは終了です。タワー編1は→こちらタワー編2は→こちらグラウンド管制は→こちらデパーチャー管制は→こちらこの画面からスタートです。デパーチャー管制と同じで、使用できるコマンドも同じです。パイロット側からアプローチのリクエストが来ると下のメニューが現れます。"EXPECTVECTORSFOR.."を押して予定している
AccompaniedwithupdatingtoVer.19.4,thewayofAutoapproachusingILShasbeenchanged.Operationcanstartwithin27NMfromlandingairport.Redframeshowsoperation/confirmationpoint.ClicklandingairportfromdisplayofMAPmode.Openr
出発機向けのデパーチャー管制コマンドを紹介します。タワー編1は→こちらタワー編2は→こちらグラウンド管制は→こちらこの画面からスタートです。通常はパイロット側からコンタクトを取ってきて下のメニューが現れます。"Checkin"からの表示(ATC側には"withyou"で来ます)>RADARCONTACTで返します。"航空機をレーダで捉えたこと、フライトプランを承認したこと"を伝えるコマンドです。これはレーダー誘導をしますというの
ANAのエアバス321で羽田-富山をフライトします。北アルプスの山越えで一旦富山湾に出てUターン、景色も抜群。飛行時間も55分程度と手頃です。実機NH313便のルート@Flightradar24使用滑走路;RJTTRWY34R,RJNTRWY20高度;24,000feetB737での運行ですがこの路線ではA321,A320も使われているようです。IFではB737のANA塗装が無いのでA321-200を使用します。羽田の出発方式はBEKLAONEBのよう
普段は降下率-1500feet/minに設定して降りていますが、実機はどうなのか気になっていました。そこでFR24の実機データからどのくらいの降下率で降りて行くのかを調べてみることにしました。羽田-千歳,千歳-羽田,羽田-鹿児島の14のフライトデータから降下開始点と降下終了点の時刻・高度を求め、経過時間(⊿T)と高度差(⊿H)から降下率Vs(feet/min)を求めます。機材は全てB737-800です。(例)3/20JAL641羽田-鹿児島便降下開始点23:14:14
番外編として5.を追記ILSアプローチの設定手順はこちらで紹介しました。この手順に従えばILSのローカライザー(LOC)、グライドスロープ(GS)を捕捉して着陸アプローチのパスに乗って降下することができます。しかし手順・設定を間違えるとアプローチに失敗するどころか急な進路変更・急上昇でコントロール不能になる可能性もあります。このような失敗事例とその原因を紹介します。まずは正しくアプローチパスに乗る直前の画面です。LOCをキャッチして、GSのキャッチを待っている状態
タワー管制(離着陸機向け)のコマンドと使い方の解説です。(前回のタワー編1(地上機向け)は→こちら,グラウンド管制は→こちら)今回は離着陸機向けのタワー管制コマンドを紹介します。トップレベルのコマンドを太字、それを選択すると現れる下位レベルのコマンドを続けて下段に記載しています。記号・用語について"<";RETURN">";ENTER(このコマンドを選択すると内容が送信されます)"・・・";RUNWAY違い,NUMBER違いなど番号違い
タワー管制(地上機向け)のコマンドと使い方の解説です。(前回グラウンド管制の解説は→こちら)タワー管制は地上機と離着陸機それぞれでメニューが異なります。まずは地上機向けの管制コマンドから紹介します。以前は無かったグラウンド管制のコマンドも多数入っていて地上走行関連の指示が出来るようになりました。トップレベルのコマンドを太字、それを選択すると現れる下位レベルのコマンドを続けて下段に記載しています。記号・用語について"<";RETURN">";ENT
グラウンド(地上)管制のコマンドと使い方の解説です。トップレベルのコマンドを太字、それを選択すると現れる下位レベルのコマンドを続けて下段に記載しています。記号・用語について"<";RETURN">";ENTER(このコマンドを選択すると内容が送信されます)"・・・";RUNWAY違い,NUMBER違いなど番号違いでの繰り返し"DITTO";同様の内容この画面からスタートです。1TAXITO..(滑走路を指定しタキシングの許可
アプローチ時のATCコンタクト方法は以前こちらで紹介しました→アプローチ別のATC・パイロットの対応まとめ今回は離陸後デパーチャーへのコンタクト方法を紹介します。離陸後すぐの交信なので順番としてはこちらが先になりますが、アプローチの方が複雑だったのでそちらを優先しました。デパーチャーへの1stコンタクトは"Flightfollowing"+to目的空港を使う方が多いですが,このFF(Flightfollowing)はVFR(有視界飛行)のみに使われるということ
羽田の新ルートの試験運用が始まりました。前回フライトの帰路ということで福岡(RJFF)-羽田(RJTT)を南風時の新ルートでフライトします。実機JL316便のルート@Flightradar24使用滑走路;RJFFRWY16,RJTTRWY16L高度は41,000ftAROSAと言われるルートで羽田のRWY16Lに入っているようです。途中16Rへのルートと交差しているので注意が必要です。厄介なのは高度の制限が細かく定められていることです。またIL
エキスパートサーバーで違反者に課せられるゴースト化。。最強ペナルティー。。。何か怖そうですが必要以上に恐れる必要はありません。そもそもゴースト化の基準は?公式サイト(IFC)でゴースト化のガイドラインの記載がありましたので紹介します→こちらゴースト化対象は-指示されたシーケンスに従わない-許可を受けず離陸・着陸の為に滑走路に進入-滑走路以外からの離陸・着陸-2度3度に渡る指示に対して応答しない-短時間にメッセージを繰り返し送信-許可を受けず離陸・着陸-他
グランド・タワー管制視点で上手だなと思うパイロットは概して無駄な交信を行いません。現実運用あるいはその時の状況から判断しプッシュバック時に離陸滑走路をリクエストし、速やかに離陸までのプロシジャを実行します。こういう風にして頂けるとATCは大変助かります。。。という思いも込めてお伝えしたいと思います。<プッシュバックリクエスト>ファーストコンタクトから明確です。混雑時には他機との通信が済んだタイミングを見計らってATCにコンタクトします。割り込み通信は避けます。離陸滑走路の要望も的確です
☆今は少し数値を修正して計算2,300feet/min,フライト時の設定2,000feet/minに変えています。計算方法そのものは変わりませんが内容アップデートしたものは→こちらいつも使用している降下ポイントの算出方法を紹介します。自動でフライトルートや降下ポイントを算出してくれるアプリも有りますが、私はエクセルに簡単な計算式を入れたものを使用して降下ポイント(降下タイミング)を出しています。↓はRJTT(羽田)-RJSM(三沢)のルートと算出降下ポイントを示したものですが
(ATCチュートリアル動画が新しくなったのでリンクを追加しました)日本の空のことをよく知っている方に管制を担当してもらいたいなぁ。。。IFATCの資格取得を目指す方を応援したいなぁ。。と言うことで資格取得の為の手順を説明したいと思います。IFATCに関する年齢・経験等の受験資格及び受験手続については以下の公式フォーラムに記載されていますので詳細はこちらを確認。全て英語でのやり取りになります。InfiniteFlightATCRecruitingテスト概要は次の通り
先日の『羽田-青森降雪視界不良フライト』で悪天候での着陸がありましたが着陸に必要な気象条件(制限値)について曖昧でしたので調べてみました。【視程】滑走路の視認距離(RVR)あるいは高度による着陸進入制限は空港チャートに記載されています。(空港4レターコード+chartで簡単に検索・入手できます)RJSA(Aomori)ILSRWY24のチャート↓赤枠拡大赤枠部に精密着陸進入方式のカテゴリー(CAT)と着陸進入基準の条件が記載されています。CATIIIBは国内で最
上昇時のスピード調整を操作しやすい方法に変更しました。その他説明を追記(2020.01.28)新しく追加になったA359(エアバス350-900)で羽田(RJTT)-福岡(RJFF)をフライトします。全フライト工程の手順とこの機体の特性等で気を付ける点も記載しておきます。実機JL303便のルート@Flightradar24使用滑走路;RJTTRWY05,RJFFRWY16高度は40,000ft作成したフライトプラン;『TT305TTRF1HM
千歳(RJCC)-女満別(RJCM)フライト出発前にMETARでRJCMの天候を確認します。横風13ktで問題ありませんが突風成分27kts、横風制限に近い値です。210V320と風向きが一定しませんのでこれもやっかいです。横風着陸の制限値は機種、空港、航空会社、路面状態で異なりますがB737クラスではドライで30kts,ウエットで25ktsといったところなので出発時点では制限内です。フライトプランはRJCCJOMMYBISEIIKEDAGINGAD269
『InfiniteFlight』での視界不良Soloモードでの訓練フライト緯度・経度を直接入力して作成したRNAVのルートに従ってアプローチ、気象条件は着陸決心高度(DA)ギリギリでの滑走視認となるよう設定します。富山空港への着陸は多少の追い風でも富山湾から進入してRWY20に着陸のようです@Filghtradar24今回は北寄りの強風で設定の為RWY02を使用となりますが、視界不良で周回路を使ってのビジュアルアプローチが出来ません。その為オートパイロットを使ってRNAV
『InfiniteFlight』での羽田(RJTT)-岡山(RJOB)です。便名JAL233での実際のフライトルート@Flightradar24,高度は26,000feetこれをベースに作成したフライトプランRJTTTT305TTR1HME08T6R16YANAGNINOXIPLESGINJIWAKITMIMMYBIKANRJOB本日北風運用なので離陸滑走路はRWY05としSIDはYANAGONEDepatureとしています。離
『InfiniteFlight』での路線フライト羽田-小松アルプス山越えで高度処理に気を付けないといけません。JAL185便の実際のルートです@Flightradar24出発スポットは24番RJTT(羽田)RYW34RからPLUTOONEDEPATUREですがKAIJIからダイレクトでMBE松本VORに向かっているようです。RJNK(小松)はRWY06使用です。高度は26,000feet@Flightradar24フライトプランは『RJ
『InfiniteFlight』での路線フライト釧路-羽田の戻りはクロスウインドでの着陸となりました。GAST(突風成分)を気にしながらラダーを上手く操作して接地させます。釧路-羽田をフライトします。JAL544便の実際のルート@FlightradarRJTT(羽田)はCACAOARRIVALのようですがSTONEからCREAMにダイレクトのようです。RWY34Rへ着陸です。高度は24,000feet@Flightradarフライトプランは『RJCKNO
『InfiniteFlight』での路線フライト羽田-釧路その3【巡航】・SEATBELTS,OFF・SPEEDSET,Mach0.78エンジン出力は一定、『VS』で速度を維持するようにしますので巡航高度の31,000feetに達する前にはピッチが下がって来ています。揺れの具合を見ながら上昇途中でSEETBELTSサインを消灯します。Boeing737-800の巡航速度Mach0.78に達したところで『SPEED』をセットします。猪苗代湖の上空
『InfiniteFlight』での路線フライト羽田-釧路その2(*追記2020.03.02)*RWY05で説明していますが南風運用時の北方面の使用滑走路はRWY16Lですのでそちらを使用ください。【出発準備】使用機材はJALExpressBoeing737-800コールサインはJapanAir0545に変更しておきます。空港選択画面で『RJTT』,スポットは先ほど調べたとおりで『TERMINAL1021』を選択します。以下の順で進めます。
『InfiniteFlight』での路線フライト第1回は羽田(RJTT)-釧路(RJCK)とします。情報追加しました(2020.03.02)-空港チャートは古くなっています。最新版はAISJAPANで入手を-南風運用時,北方面は通常RWY16L使用となっています。フライトプラン作成手順の説明と理解には使えると思いますが、ご注意ください。【フライトプラン作成】実際のフライトルートは『Flightradar24』で確認することが出来ます。https://www.
『InfiniteFlight』でのタッチアンドゴー訓練第6回サンゴ礁の海を眺めながらの基礎訓練・最終となります。RORS(またはshimoji)を入力し下地島空港を表示、緑色表示になっているRWY35を使用します。今回は斜め右の方位200°から24kts(12.3m/s)の風が吹いています。強くはありませんが横風成分12knts(6m/s)での離着陸となります。タッチ&ゴーのプロシジャーは最初の中部国際空港のものと同じです。準備を済ませ滑走路に入り離陸、ATCも
『InfiniteFlight』でのタッチ&ゴー訓練第4回数回パターンワークを繰り返しましたので終了、フルストップすることにします。【着陸前操作】・ATCコンタクト・FLAPS30°・GEARDOWN・SPOILEARSARMEDUnicomでタッチ&ゴーを終了し着陸することを伝えておきます。『Inboundforlanding,willmakelefttraficforRWY36』『GEARDOWN』,『SPOILLERS』をA
『InfiniteFlight』でのタッチアンドゴー訓練第3回いよいよ離陸です。【離陸】・PWR82%・PITCH10°・GEARUPスラストレバーをPWR50%まで上昇させエンジンをスタビライズ、その後PWR82%(N189%)の離陸パワーを入れます。速度が130ktsを超えたあたりでゆっくり操縦桿を引くとノーズがリフト、メインギアも上がりエアボーン・ポジティブとなったところで『GEARUP』ピッチは10°(~15°)にコントロール、滑走路に
『InfiniteFlight』でのタッチアンドゴー訓練第2回は地上滑走。プッシュバックからになります。【プッシュバック】・ATCコンタクト・PUSHBACKON・BEACONLIGHTSON・ENGSTART,ENG2,ENG1・PUSHBACKSTOP視点を切り替え周囲を確認します。管制官がコントロールしている場合Groundに繋ぎプッシュバックのリクエストをします。今回は無人の為、Unicom(Uni-Communications)に繋い