ブログ記事11件
2024年5月1日付のFNNプライムオンラインが、『「不便です…」多くの橋が老朽化し修繕が追いつかない現状…日本全国に存在する“渡れないままの橋“とは?』という見出しのニュースを報じていました。以下に、この報道を要約し、考察しました。《FNNオンラインの報道の要約》日本全国で問題となっている「渡れない橋」について、フジテレビの小室瑛莉子アナウンサーが詳しく取材しました。これらの橋は、災害や老朽化により使用不可能となっており、地元住民にとって大きな不便を生じさせています。
近年、先進国において、社会インフラの老朽化とその維持管理が大きな課題となっています。日本においても、道路、橋梁、トンネル、空港、港湾、上下水道施設、学校、病院、プラントなどは、損傷や劣化が軽微な段階で適切な維持・補修を行うことができれば、より長寿命化、ライフサイクルコストの低減が期待できます。逆に言えば、目先のコストの低減のため維持補修を先送りすれば、後々、膨大な維持補修コストが生じるでしょう。アセットマネジメントシステム規格(ISO55001)は、組織がもつアセットを、コストとリ
(前編からの続き)ISO55001:2014では、アセットマネジメントを適用できる組織として、・アセットの所有組織・アセットのサービス提供組織(サービスプロバイダー)と明確に規定されています。したがって、ISO55002:2018では、アセットの所有者及びサービスプロバイダーが、どのように組織設計、役割と責任、意思決定、アセットの性質と重要性、アウトソーシングにおける契約関係、適用期間、他のマネジメントシステムとの相互関係といった関連する要素のガイドが解説されています。
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「アセットマネジメントシステム適用組織とガイドラインについて」について。「アセットマネジメントシステム」とは、「資産(アセット)を保有または管理・運営する組織が、資産から得られる「価
2021年10月3日午後に崩落した和歌山市の紀の川に架かる「六十谷水管橋」。和歌山市企業局によれば、この崩落により、和歌山市の約4割にあたる被害が発生し、和歌山市北部の約6万世帯(約13万8000人)が断水となったそうです。崩落当初から「崩落原因」のひとつとされているのが、鳥の糞害です。ただ、崩落の直接の原因となった「吊り材の腐食」箇所は、橋のアーチと水道管をつなぐ部分です。そのため、土木工学の専門家の多くの見解は、(※産経新聞、朝日新聞の報道より)「つり材付近は、橋脚台に
2021年2月26日付けの日テレNEWS24が、「氷点下15度…給水に行列が雪で“断水”」という見出しのニュースを報じていました。記事によれば、◆2月24日から断水が続いている美唄市の26日午前5時の気温は、氷点下15.6℃◆市役所に設置された給水所には、多くの市民が「飲み水」を求め、集まっていた◆美唄市民からは、「トイレを流す水がなくて困ってます」といった声があがっている◆美唄市によると、美唄ダムから浄水場につながる「導水管」が、折れたことが断水の原因◆折れた原因は、
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「アセットマネジメントの対象組織」について。ISO認証に関する知識がある方でも、あまり馴染みがない規格としてISO55001(アセットマネジメントシステム)があります。この規格の目
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「アセットマネジメントシステムの対象組織」について。アセットマネジメントシステム(AMS:AssetManagementSystem)の国際規格としてISO55001:2014
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「アセットマネジメントの登録範囲」について。ISO認証に関する知識がある方でも、あまり馴染みがない規格としてISO55001(アセットマネジメントシステム)があります。この規格の目的と
組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。今回のテーマは、「フレキシブルスコープ」について。今回の話題は、すこしマニアックで、ISO認証ビジネスに関わる人でも、関心が薄い話題かもしれません。今回の話題は、ISO認証機関が、ISO認定機関より認
「談合」とは、言わずものがですが、大辞林によると「競争入札の際に、複数の入札参加者が前もって相談し、入札価格や落札者などを協定しておくこと」です。一般論ですが、いうまでもなく、この行為は「公序良俗に違反」しています。2017年2月21日の各メディアの報道では、「首都圏各地の浄水場で水の浄化に使われる「活性炭」の入札をめぐり、談合を繰り返していた疑いがあるとして、公正取引委員会は、大手化学メーカーの「クラレ」と大阪ガスの子会社「大阪ガスケミカル」、それに水処理会社の「水ing」など10社